元2025 2月 オーストラリア
カイロプラクティック治療は、特に首の痛みや背中の不調を和らげる目的で利用されることが多い。しかし、一部では頸椎操作が椎骨動脈解離(VAD)を引き起こし、それが脳卒中の原因となる可能性が指摘されている。
そこで、オーストラリアにおけるカイロプラクティック治療関連の死亡例をくわしくしらべてみたそうな。
元2025 2月 オーストラリア
元2024 2月 中国
元2023 5月 中国
元2023 1月 中国
元2023 1月 中国
元2022 10月 日本
元2022 1月 中国
元2021 11月 中国
元2021 5月 台湾
元2020 8月 イギリス
元2020 10月 トルコ
元2020 5月 トルコ
元
Pain management strategies among persons with long-term shoulder pain after stroke - a qualitative study
2018 9月 スウェーデン
・彼らがとる対策には実践的なものと精神的なものがあって、
・実践的な方法として、家の中で高い棚のものを下に置く、1回の買い物の量をへらして軽くする、着替えしやすいようゆったりとした服を選ぶ、
・肩が痛くなりやすい動作方向や特定のタスクを避けるようにする。たとえば着替えの際に麻痺腕を先に袖に通すなど。
・痛みがひどいときには休憩を入れる、薬を使う、シャワーで温冷刺激を与える、散歩で痛みを紛らわす など。
・精神的な方法として、痛みを受け入れ、痛みに耐え、痛みを無視できるような認識をもつこと。たとえば もっとひどい状況の人がいる、チクチクする痛みよりはましだ、自分は強く楽観的である、などと考える。

元
New-onset pain in the early phase and three months following stroke - data from a multicenter study
2018 9月 ノルウェー
・入院時、9.9%にあらたな痛みの報告があった。
・3ヶ月時点では、この割合は21.8%になった。
・痛みの部位は麻痺側の上肢または両下肢で、
・いずれも入院時よりも3ヶ月後におおかった。
・あらたな痛みは不安スコアと関連があり、半数が日常生活動作への影響を訴えていた。
元
Post-stroke spasticity and shoulder pain prevalence decrease over the last 15 years.
2018 3月 フランス
・平均年齢58、786人(脳梗塞68%、脳出血32%)の記録がみつかった。
・関節可動域に影響するようなひどい痙縮の患者は2006まで増えたのち減少に転じた。
・肩の痛みの患者は13%→8%に減少した。
・ひどい痙縮患者の26%は肩の痛みもあった。
・歩ける入院患者や退院時に手が動く患者が増えていた。
・認知障害は24%→63%に増えていた。
Stroke誌:これ エビデンス? 早期リハビリの...
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Effects of Acupuncture on the Recovery Outcomes of Stroke Survivors with Shoulder Pain: A Systematic Review.
2018 2月 香港
・29のランダム化比較試験がみつかった。
・おおくの研究で偏りがつよく、治療や評価方法もことなるためメタアナリシスが実行できなかった。
・従来型の鍼は痛みや腫れを和らげ上肢機能を改善したが、関節可動域への影響は2つしか研究がなかった。
・電気鍼も痛みと上肢機能への改善効果が示されていたが、腫れや関節可動域については研究が少なく結論はでなかった。
・火鍼と温鍼も研究が非常にすくなかった。

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Upper limb function and functional independence in patients with shoulder pain after stroke.
2017 2月 ブラジル
・肩の痛みのある者は27.6%いた。
・機能的自立度FIMスコアは肩の痛みがあると91、痛みがないと114で明らかに低かった。
・上肢機能の別の指標SULFSでも 2 vs. 5で肩の痛みグループのスコアがはっきりと低かった。
片麻痺のアームスリングは"害" 使わないほうがいい
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A randomized controlled trial on the immediate and long-term effects of arm slings on shoulder subluxation in stroke patients.
2017 1月 ベルギー
・スリングによる肩関節の間隙の補正度は時間が経つにつれ低下した。
・脱臼程度をしめす肩峰と上腕骨頭までの距離があきらかに縮まったのはスリングなしグループのみだった。
・スリング1では安静時の痛みが増加した。
・スリング1,2で関節可動域が減少した。
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The effects of hyaluronic acid on hemiplegic shoulder injury and pain in patients with subacute stroke: A randomized controlled pilot study.
2016 12月 台湾
・いずれのグループも肩の痛み度、屈曲、上肢運動機能がかいぜんした。
・特にヒアルロン酸グループで肩の痛みスコアと外転運動にあきらかな改善があった。
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Pain syndromes in hemiplegic patients and their effects on rehabilitation results.
2016 3月 トルコ
・疼痛のある患者の割合は29.5%で、
・86.7%が炎症や刺激による侵害受容性疼痛だった。
・13.3%は神経系の機能異常による神経障害性疼痛だった。
・ほとんどの疼痛は肩に集中していた。
・投薬による疼痛治療には有意な効果が認められた。
・疼痛あり、なしの両グループでリハビリ前後で運動機能、機能的自立度は改善し、グループ間の差は確認できなかった。
