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2020年2月24日

幹細胞治療を思いとどまらせることはできるのか?


Are patient educational resources effective at deterring stroke survivors from considering experimental stem cell treatments? A randomized controlled trial
2020  2月  ニュージーランド

障害を抱えた脳卒中経験者は世界全体で3300万人いる。これら障害にたいして幹細胞治療が期待されてはいるが、大規模なランダム化比較試験はいまだほとんどおこなわれておらずリスクとベネフィットを適切に評価することができない状況にある。

しかしアジア、ロシア、南アメリカの個人クリニックでは幹細胞治療が野放しな状況にあり、それらの治療で脳や脊髄に腫瘍ができたとする報告もあがっている。

このような実験的幹細胞治療をうけている患者の実数はあきらかではないが、脳卒中経験者の25%が前向きに検討していることを示す調査結果がある。

そこで、脳卒中の幹細胞治療のリスクを啓発する冊子やビデオによって患者の姿勢に変化を生じさせうるものか、ためしてみたそうな。

2020年2月23日

Stroke誌:脳出血と脳梗塞の死亡率トレンド


Time Trends in Survival Following First Hemorrhagic or Ischemic Stroke Between 1991 and 2015 in the Rotterdam Study
2020  2月  オランダ

この数十年で脳卒中の診断と治療の技術がおおきく進歩した。患者の生存率は重要な指標ではあるが入院患者ベースの調査は選択バイアスが強く一般化がむつかしい。

そこで大規模な住民ベースの調査から、さいきんの年齢調整死亡率を脳卒中の種類別に傾向をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月22日

杖歩行で健常手に異常


Short-term cane use in subacute stroke patients affects the nonparetic upper extremity nerves
2020  2月  韓国

慢性期の脳卒中患者が健常手を酷使すると神経障害を生じることがある。しかし亜急性期での杖使用による影響はほとんどしられていない。

そこで、亜急性期の脳卒中患者の杖使用による上肢神経への影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月21日

「リマインド・トゥ・ムーブ」が上肢の運動野を活性化


"Remind-to-Move" Treatment Enhanced Activation of the Primary Motor Cortex in Patients with Stroke
2020  2月  香港

脳卒中経験者の70%には半身になんらかの麻痺が残る。その結果、たとえば健常なほうの手ばかりを使って麻痺側の手の使用頻度が低下する。これを「学習された不使用」とよぶ。

この対策としてCI療法があるが、CI療法ではすでに手を開いたり閉じたりできるハイパフォーマンスな患者しか対象とならない。さらに1日6時間以上 健常手を束縛する厳しさから完遂できる患者がきわめて限られる。

CI療法の代わりとしての "Remind-to-Move" (リマインド・トゥ・ムーブ:RTM)の報告がいくつかある。RTMでは麻痺手に着けたデバイスが視覚メッセージとバイブレーションで手を使うことを思い起こさせてくれる。

RTMでは健常手を抑制する必要がないもののCI療法と同レベルの効果が得られているという報告もある。

さらに振動刺激が体性感覚野を活性化する効果、運動準備のための注意をうながし背外側前頭前野の活動を高める効果も期待される。

そこで、RTMによる脳皮質の活動を脳卒中患者と健常者で比べてみたそうな。

2020年2月20日

白人、黒人、カリブ系ヒスパニックの脳卒中リスク


Blacks, Hispanics of Caribbean descent have higher stroke risk than white neighbors - EurekAlert! Science News
2020  2月  アメリカ

これまで黒人とメキシコ系ヒスパニックの脳卒中リスクは白人よりも高いことが報告されてきた。

カリブ系のヒスパニックについても詳細があきらかになったそうな。

今週19-21日 ロスアンゼルス 国際脳卒中カンファレンスでの発表内容。

2020年2月19日

脳卒中後のけいれん発作で死亡や障害


Developing seizures after stroke may increase risk of death, disability
2020  2月  メキシコ

アメリカでは脳卒中がてんかんの最大の原因である。しかしその理解は進んでいないので、頻度やリスク要因についてくわしくしらべてみたそうな。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでの発表内容。

2020年2月18日

楽観主義者は脳卒中の回復もはやい


Being an optimist will help recovery after stroke, study says - CNN
2020  2月  アメリカ

心臓のバイパス手術では「楽観的」な患者のほうが生存率が高く回復も早いことがわかっている。

脳卒中患者についても同様のことが観察されたそうな。

今週水曜日のロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでの発表。

2020年2月17日

歯周病で脳の動脈が狭くなる


Gum disease, inflammation, hardened arteries may be linked to stroke risk
2020  2月   アメリカ
歯周病はからだの炎症を反映し脳卒中との関連がおおく報告されている。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスでこれに関係した2つの研究発表がなされるという。

2020年2月16日

翼口蓋神経節の刺激で握力アップ


Stimulation of nerve cluster during stroke may have beneficial effects -- ScienceDaily
2020年  2月  アメリカ

脳梗塞の血栓溶解療法の適応になる患者はすくない。病院到着がおくれた患者への治療方法が求められている。

鼻の後ろ 口蓋のすぐ上を通る 翼口蓋神経節(sphenopalatine ganglion)への電気刺激で、脳梗塞からの回復と握力の改善がみられたそうな。

今週19-21日 ロスアンゼルスでの国際脳卒中カンファレンスで発表内容。

2020年2月15日

貧困農家の5年再発率


Rate and Determinants of Recurrence at 1 Year and 5 Years After Stroke in a Low-Income Population in Rural China
2020  1月  中国
全世界で年間440万人が脳卒中で亡くなっていて、全死亡原因の9%をしめている。

高所得国での脳卒中発生率は低下傾向にあるものの、絶対発症者数は過去20年間で84%増加している。

また75歳未満の脳卒中経験者数は高所得国にくらべ中低所得国のほうが30%おおい。

アメリカ、イギリス、オーストラリアでのこれまでの調査では脳卒中の5年間の累積再発率は19-32%にあることがわかっている。

いっぽう中国では年間250万人があらたに脳卒中になり、脳卒中経験者は750万人いると考えられている。さらに都市部と農村部での脳卒中発生率は過去20年間上昇傾向にある。

脳卒中の再発率についての住民ベースの調査がすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月14日

JAMA誌:神経疾患別の自殺率ランキング


Association Between Neurological Disorders and Death by Suicide in Denmark
2020  2月  デンマーク

脳卒中をふくむ神経疾患では身体機能や認知機能に障害が生じ、生活の質の低下そして自殺リスクにつながると考えられる。

これまで外傷性脳損傷や脳卒中、てんかん、多発性硬化症と自殺との関連が指摘されてきた。

いっぽう患者数のすくないハンチントン病や筋萎縮側索硬化症ALS、パーキンソン病では自殺との関連がかならずしもあきらかになっていない。

そこで、大規模調査によりこれら神経疾患での自殺リスクや発症からの時期との関連をくわしくしらべてみたそうな。

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