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2021年5月16日

COVID-19で脳静脈洞血栓症のばあい

2021  5月  パキスタン


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、全身の血液凝固性亢進や血栓塞栓症の傾向がつよいという。

これらの患者では脳血管疾患、とくに脳静脈洞血栓症(CVT)との関連が報告されている。

そこで、COVID-19患者でのCVTのリスク因子および症状と転帰についてくわしくしらべてみたそうな。

2021年5月15日

nature.com:主幹動脈閉塞の脳梗塞死亡率

2021  5月  アメリカ


血管内治療(血栓除去術など)の有効性を示すランダム化比較試験があるにもかかわらず、主幹動脈(頸動脈や中大脳動脈)の閉塞による脳梗塞の死亡率はいまだ高い。

その予測因子をあきらかにするべく、くわしくしらべてみたそうな。

2021年5月14日

治療しないAVM患者の生活の質

2021  5月  ハンガリー


脳動静脈奇形(AVM)は、出血、てんかん発作、神経障害、頭痛などのリスクをともなうめずらしい血管病変である。

未破裂AVMの保存措置と破裂予防治療(切除、塞栓、定位放射線)とを比較したさいきんの研究によると、未破裂AVMは治療しないほうが有益であるという結論に至った。

しかしそれら研究ではAVMを抱えていることによる日常生活への長期的な影響については考慮されていなかったので、未治療AVM患者のQoLについてくわしくしらべてみたそうな。

2021年5月13日

コクランレビュー:未破裂動脈瘤の治療根拠はない

2021  5月  ブラジル


未破裂脳動脈瘤は一般人の3.2%に見られるというが、画像診断技術の進歩と普及にともないその診断頻度は増えていると考えられる。

脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血では、12%が即死、30%以上がひと月以内に死亡、25-50%が半年以内に死亡、生存者の30%が要介護となる、とされていて、
未破裂脳動脈瘤の放置は重大な結末に至る可能性がある。

いっぽうで、ほとんどの脳動脈瘤は破裂には至らないため、最善の治療方法についてはいまだ議論の余地がある。

そこで、未破裂脳動脈瘤を持つ者に対する介入のリスクとベネフィットをくわしくしらべてみたそうな。

2021年5月12日

Stroke誌:微小脳出血と抗血栓薬

2021  5月  アメリカ


微小脳出血は無症候性で、60歳以上の認知正常者のMRI検査で23%にみつかるという。

微小脳出血はのちの脳出血や脳梗塞のリスク因子でもある。

そこで、抗血栓薬(抗凝固薬や抗血小板薬)の使用が微小脳出血と関連するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2021年5月11日

骨密度の低下と女性の脳梗塞

2021  5月  韓国


女性の動脈硬化性の心血管疾患(心筋梗塞と脳梗塞)の予測に骨密度の評価が役に立つものか、くわしくしらべてみたそうな。

2021年5月10日

脳梗塞での開頭減圧術の効果

2021  4月  トルコ


主幹動脈の閉塞による脳梗塞では広範な浮腫が起き、頭蓋内圧が高まる。

このとき開頭減圧術が考えられるが、どのような場合にこの処置がより効果的であるかをあきらかにするべく、くわしくしらべてみたそうな。

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