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2021年6月18日

ビタミンBサプリメントの再発予防効果

2021  5月  インド


ビタミンB6,B9(葉酸),B12は体内のホモシステインの分解を助ける働きがある。

ホモシステイン濃度が高くなると、酸化ストレスの増加、血管内皮機能の低下、血栓症の誘発から動脈硬化を促進し、心血管疾患のリスクを高めるとされている。

これらビタミンB(6,9,12)サプリメントとホモシステインおよび脳卒中患者への影響はよくわかっていないのでメタアナリシスをこころみたそうな。

2021年6月17日

カロリー制限の脳梗塞リハビリ長期効果

2021  6月  中国


カロリー制限は、腸内細菌叢に影響し、脳梗塞などの疾患への保護効果が報告されている。

しかし、カロリー制限による腸内細菌叢の変化と脳梗塞後のリハビリテーション効果との関係についてはあきらかになっていないので動物実験してみたそうな。

2021年6月16日

COVID-19からの脳内出血はサラサラ薬使用者だった

2021  6月  ギリシャ


COVID-19は主に呼吸器系の疾患であるが、神経系の症状(無嗅覚、味覚障害、脳症、脳梗塞、脳出血、ギランバレー症候群など)が出ることもめずらしくない。

脳内出血はまれではあるが、COVID-19の合併症として知られている。

脳内出血には、高血圧や抗凝固薬などのリスク因子がないのに発生する原発性と、脳梗塞からの出血性変化などの二次性のものがある。

そこで、COVID-19患者における脳内出血の特徴をしらべるためにナラティブレビューをこころみたそうな。

2021年6月15日

音楽支援療法と脳卒中麻痺上肢

2021  5月  中国


脳卒中経験者の67%は、発症後4年経っても上肢になんらかの障害が残るという。

上肢の音楽支援療法(music-supported therapy)では通常、楽器を演奏させる。ピアノを弾いたり、ドラムスティックを握る動作は、手の協調を促し、握力強化になる。

また、音楽の聴覚刺激による運動前野の働きの調節、損傷部位の血流増加がfMRIなどで示されている。

音楽による筋緊張の緩和による手指動作の改善効果も期待できる。

そこで、脳卒中患者の上肢への音楽支援療法についてシステマチックレビューをこころみたそうな。

2021年6月14日

右脳梗塞が歌っても心に響かない

2021  6月  アメリカ


韻律(プロソディ)は、音声の高さ、速度、抑揚変化を指し、感情も反映する。

たとえば「幸せ」は高音と速い発話速度で構成され、「悲しみ」は低音の遅い発話速度で表現される。

これらの特徴は言語によらず、普遍的であると考えられている。

韻律には感情韻律と言語韻律があり、感情韻律は脳の右半球に偏っていると考えられている。

左脳損傷患者にくらべて右脳損傷では失語症は現れにくく、正常に見えることがおおいため、感情韻律に関係するコミュニケーション問題が見過ごされる可能性がある。

そこで、歌唱時の韻律の異常さに右脳損傷の特徴が反映するものかくわしくしらべてみたそうな。

2021年6月13日

ワクチン接種後に腹部出血と脳梗塞で死亡した女性

2021  4月  デンマーク


COVID-19パンデミックに対応するために、ワクチンが医学史上かつてないスピードで開発されている。

ワクチン接種を安全に実施することが重要ではあるが、接種後の異常な血栓および出血の発生が報告されており、さらに血小板減少症の可能性も指摘されている。

デンマーク最初の事例について報告があったそうな。

2021年6月12日

くも膜下出血後の「疲労」

2021  5月  ノルウェー


くも膜下出血の致死率は27-40%と非常に高い。

驚くべきことに、ほとんどのくも膜下出血経験者は重大な神経障害が遺ることなく回復する。

しかし良好な回復を遂げた患者であっても、認知や感情、疲労に関しての問題は報告されている。

疲労の定義にコンセンサスはないが、筋肉疲労と精神的疲労が区別されている。

くも膜下出血後の疲労については報告がすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

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