~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

2023年8月4日

キネシオテーピング:脳卒中リハビリの神話と現実

2023  8月  ブラジル


キネシオテーピングは慢性期脳卒中患者のリハビリテーションに用いられてきた。

その有効性について、キネシオテーピング単独または他の介入との組み合わせでメタアナリシスをこころみたそうな。

2023年8月3日

意識低下から脳卒中を見抜く術

2023  4月  タイ


病院内での脳卒中では、すでに神経症状を有していることもあり、あらたな脳卒中の徴候を識別するのが困難な場合がある。

CT検査は脳卒中診断に不可欠ではあるが重篤な患者を検査室に移動させるにはリスクをともなう。

そこで、集中治療室で急な意識低下をしめした患者の脳卒中の可能性を、ベッドサイドで識別する予測因子をあきらかにするべく、くわしくしらべてみたそうな。

2023年8月2日

赤肉摂取:高齢者の脳梗塞に対する予想外の影響

2023  7月  中国


赤肉(red meat:牛豚羊などの家畜肉、鶏魚を除く)の摂取と、脳卒中を含む心血管疾患との関連は、欧米の集団ではよく研究されているが、中国の高齢者ではほとんどわかっていない。

そこで、中国カドーリバイオバンク の65歳以上の成人を対象として、

赤肉の摂取量と心血管疾患、脳梗塞、心血管疾患死亡率、全死因死亡率との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2023年8月1日

未破裂脳動脈瘤、スクリーニングは必要か?

2023  7月  オランダ


くも膜下出血患者の第一度近親者(first-degree relative:親、兄弟、子)に対しての未破裂脳動脈瘤のスクリーニング(健康な人への検査)は有効であると考えられている。

しかし未破裂脳動脈瘤がみつかった患者の第一度近親者に対してもそのスクリーニングが有効であるかどうかは不明である。

そこで、未破裂脳動脈瘤患者の第一度近親者に対するスクリーニングの効率と破裂のリスク、QoLにおよぼす影響をあきらかにするべくくわしくしらべてみたそうな。

2023年7月31日

小児脳AVM治療:困難と葛藤の道のり

2023  7月  ポルトガル


脳動静脈奇形(AVM)は動脈と静脈が直接つながっている異常な血管状態であり、一般に成人になってから症状が現れる。

しかし、少数のAVMは小児期に発現することがあり、成人期のそれと比較して出血と死亡のリスクが高いと考えられている。

そこで、小児AVM患者における血管内治療の成績をみなおしてみたそうな。

2023年7月30日

クロピドグレル投与:脳卒中の回復妨げる?

2023  7月  オーストラリア


クロピドグレルは世界で最も処方されている抗血小板薬の一つであり、脳梗塞予防に用いられている。

クロピドグレルはP2Y12受容体への拮抗を介して抗血小板活性を発揮する。

クロピドグレルの当初の臨床試験では考慮されていなかったことがある。

じつはP2Y12受容体は脳の免疫細胞であるミクログリアにも発現しており、この受容体が細胞損傷部位へのミクログリアの移動を促している。

ミクログリアのP2Y12受容体が阻害されると、ミクログリアは損傷部位に移動する能力を失い、必要な修復プロセスを遂行できなくなる。

この影響をたしかめるべく、脳卒中後のマウスにクロピドグレルを投与して、運動能力や認知機能の回復、生存率や体重、血管や免疫の変化についてくわしくしらべてみたそうな。

2023年7月29日

夏じゃない! 脳卒中の季節性を暴く

2023  6月  アメリカ


脳内出血の発症率の季節変動は世界中で研究されているが、一貫性がなく相反する結果が得られている。

とくにアメリカ全土における脳内出血発症率の季節変動は過去10年間報告されていないので、くわしくしらべてみたそうな。

ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *