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2026年10月8日

「よくわからない。でも効きそう」――脳卒中の幹細胞治療に集まる期待

元
2026  9月  アメリカ


脳卒中後の機能回復を促す方法として、幹細胞治療への期待が高まっている。

一方で、一般の人々がその効果や安全性、仕組みをどのように理解しているかはよく分かっていない。

そこで、脳卒中に対する幹細胞治療について、人々がどのような認識を持っているのかを調べてみたそうな。

2020年2月24日

幹細胞治療を思いとどまらせることはできるのか?

元
Are patient educational resources effective at deterring stroke survivors from considering experimental stem cell treatments? A randomized controlled trial
2020  2月  ニュージーランド

障害を抱えた脳卒中経験者は世界全体で3300万人いる。これら障害にたいして幹細胞治療が期待されてはいるが、大規模なランダム化比較試験はいまだほとんどおこなわれておらずリスクとベネフィットを適切に評価することができない状況にある。

しかしアジア、ロシア、南アメリカの個人クリニックでは幹細胞治療が野放しな状況にあり、それらの治療で脳や脊髄に腫瘍ができたとする報告もあがっている。

このような実験的幹細胞治療をうけている患者の実数はあきらかではないが、脳卒中経験者の25%が前向きに検討していることを示す調査結果がある。

そこで、脳卒中の幹細胞治療のリスクを啓発する冊子やビデオによって患者の姿勢に変化を生じさせうるものか、ためしてみたそうな。

2024年1月14日

幹細胞治療の新時代!脳卒中に光をもたらす最新研究

元
2024  1月  オーストラリア


脳梗塞は、身体障害と死亡の主要な原因である。

現在の治療法は時間的制約や合併症リスクがおおきい。

幹細胞治療は、損傷を緩和し機能を回復させる有効な治療法として注目されている。

様々なタイプの幹細胞が脳梗塞治療に試験されており、これには造血幹細胞、脂肪由来の間葉系幹細胞、骨髄由来の単核細胞や間葉系幹細胞、歯髄幹細胞、神経幹細胞、誘導多能性幹細胞(iPSC)由来の神経幹細胞などが含まれる。

そこで、早期の脳梗塞に対する幹細胞治療に関する文献を系統的にレビューしてみたそうな。

2019年2月5日

なぜ幹細胞治療に魅せられるのか?

元
Stroke survivor attitudes toward, and motivations for, considering experimental stem cell treatments
2019  2月  オーストラリア
脳卒中経験者のおよそ3分の1は身体的 認知機能的に障害をかかえることになる。

幹細胞治療は将来的に期待のできる選択肢の1つではあるが、すくなくともアメリカ、イギリス、オーストラリアでは臨床応用は認可されていない。

いっぽうアジア、ロシア、南アメリカでは個人経営のクリニックで実験的に幹細胞治療を受けることができる。

しかし幹細胞治療にはガンやてんかん発作 さらなる脳卒中をおこす危険性があり、
これまで行われた臨床試験でも比較対照群をもうけた信頼性の高い研究はほとんどない状況である。

そこで 効果や安全性のさだかでない幹細胞治療に魅せられる脳卒中経験者の特徴をしらべてみたそうな。

2025年1月6日

脳卒中リハビリ革命?幹細胞治療の現在地と未来の展望

元
2024  12月  アメリカ


脳卒中は世界中で成人の障害と死亡の主要な原因である。急性期(発症直後)の治療法として、血栓溶解療法(tPA: tissue Plasminogen Activator)や血栓回収療法(thrombectomy)が存在するが、これらの治療を受けられるのは一部の患者のみである。

そのため、脳卒中から回復を目指す患者にとって、新たな治療法の開発が急務である。

幹細胞治療は、脳の損傷を修復し、機能を回復させる可能性を持つ先端医療技術であり、近年、多くの臨床試験が実施されているので現状をくわしくしらべてみたそうな。

2023年9月24日

脳卒中患者必見!幹細胞治療の効果とリスク

元
2023  9月  アルメニア


幹細胞治療は脳卒中治療のあらたなアプローチであり、動物による前臨床試験やヒト臨床試験のおおくの結果が得られている。

しかし、この治療法が安全で脳卒中後の回復にどの程度貢献できるのかという根本的な疑問が残っているので、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2023年8月29日

骨髄幹細胞で脳卒中死亡率大幅減!新研究が明かす

元
2023  8月  中国


脳卒中治療に検討されている幹細胞にはいくつかの種類があるが、

どれが最適であるかは未だ不明である。

そこで、脳梗塞患者に対する骨髄由来幹細胞治療の効果を、入手可能なすべてのエビデンスを統合したネットワークメタアナリシスによりくわしくしらべてみたそうな。

2017年2月8日

脳卒中の幹細胞治療に前向きな患者の割合

元
Attitudes to Stem Cell Therapy among Ischemic Stroke Survivors in the Lund Stroke Recovery Study.
2017  1月  スウェーデン

脳卒中からの回復に幹細胞治療が期待され 臨床試験では安全性の確認が進んでいる。

脳卒中患者の幹細胞治療にかんする知識と意欲についてしらべてみたそうな。


20-75歳で重症でない脳卒中患者108人についてアンケート調査したところ、


次のことがわかった。

・幹細胞治療の事前知識があった者は12%。

・学習後、63%は好意的で 36%が臨床試験に参加したいと述べた。

・細胞移植に不安を示したのは5-8%のみだった。

・男性で回復良好な者ほど幹細胞治療へ前向きだった。

脳卒中患者はもともと幹細胞治療の知識がすくなかったが、一旦それを知ると多くは前向きだった。性別や回復度が幹細胞治療への態度に影響しているようだった、


というおはなし。


感想:

だいぶん前に勤め先の同僚30人以上の脳をMRIで撮って体積を比べたことがある。

いちばん大きかったのがじぶんで1655cc(←動画)
いちばん小さかったのが総務の女性で1170cc(←動画)だった。

ペットボトル1本ぶんほども脳の量が違うのに当時おそらく彼女の方が社員ランクは上だったと思う。
図:脳の体積の比較

脳はボリュームじゃない。壊死して空いた脳の隙間をよそからの細胞で埋めることができたとして、それで以前の働きが戻ると考えるのは楽観的にすぎる。

だから脳卒中の幹細胞治療にはぜんぜん期待していないんだ。

2015年8月14日

脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて

元
The Dark Side of the Force - Constraints and Complications of Cell Therapies for Stroke.
2015  7月  ドイツ

脳卒中の幹細胞治療の現状をまとめてみたそうな。


・幹細胞治療は脳梗塞への応用が期待されている。

・過去20年間の研究を経て、ようやく臨床試験で安全性を検証するところまでたどりついた。

2015年7月18日

日本人脳卒中患者に骨髄幹細胞を移植してみた

元
Intravenous Autologous Bone Marrow Mononuclear Cell Transplantation for Stroke: Phase1/2a Clinical Trial in a Homogeneous Group of Stroke Patients.
2015  7月  日本

脳卒中患者への幹細胞治療の安全性について人体実験してみたそうな。


20-75歳、発症10日以内の脳卒中患者6人に、各人の骨髄から抽出した単核球細胞2-3億個を静脈から注射して、1か月後の回復度を調べた結果、

2026年2月7日

脳卒中の幹細胞治療は効くのか――最新メタ解析でわかった希望と限界

元
2026  1月  スイス


虚血性脳卒中では、血栓を溶かす治療や血栓回収で血管が開いても、後遺症が残る人が少なくないのが現実である。傷んだ脳の回復を直接うながす治療はまだ限られており、再生医療、とくに幹細胞治療が新しい選択肢として注目されている。

ただし、これまでの臨床試験の結果はバラつきがあり、「本当に効くのか」「安全なのか」ははっきりしていない。

そこで、質の高い比較試験(ランダム化比較試験)だけを集めて、幹細胞治療の効果と安全性をまとめて検証してみたそうな。

2018年12月16日

慢性期脳卒中への幹細胞治療 その後

元
Two-year safety and clinical outcomes in chronic ischemic stroke patients after implantation of modified bone marrow–derived mesenchymal stem cells : a phase 1/2a study
2018  11月  アメリカ

日本企業が開発した幹細胞治療薬を患者に移植してから2年間が経ったそうな。


ドナーの骨髄から採取した幹細胞に遺伝子改変処理をして、慢性期の脳梗塞患者18人へ定位脳手術的に移植した。

このときの有害事象と機能改善効果を2年間フォローしたところ、

2019年10月31日

慢性期脳卒中の幹細胞治療 メタアナリシス

元
From the Lab to Patients- a Systematic Review and Meta-Analysis of Mesenchymal Stem Cell Therapy for Stroke
2019  10月  カナダ

脳卒中の回復いちじるしい期間はせいぜい6ヶ月である。再生医療はこの期間を延長することができるとして期待されている。

その一つに体性幹細胞でもある間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cell:MSC)をつかった治療がある。

MSCは動物実験では感覚運動機能、シナプス形成や神経新生をうながしさらに脳損傷を抑えるとされている。

脳卒中急性期への臨床試験でも安全であると考えられている。

そこで慢性期の脳卒中へのMSC効果について これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2016年7月9日

NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた

元
Glioproliferative Lesion of the Spinal Cord as a Complication of “Stem-Cell Tourism”
2016  6月  アメリカ

幹細胞治療ビジネスへの規制がほとんどない国がいくつもある。これらの国のクリニックを渡り歩き治療を受ける「幹細胞ツーリズム」により悪性腫瘍ができてしまった患者がいたそうな。

2016年6月3日

慢性期 脳卒中の幹細胞治療 最新成果

元
Clinical Outcomes of Transplanted Modified Bone Marrow–Derived Mesenchymal Stem Cells in Stroke: A Phase 1/2a Study
2016  6月  アメリカ

スタンフォード大学が慢性期脳卒中の幹細胞治療で成果を挙げた、と発表したそうな。


発症から4年前後の患者379人から18人を選抜して、共通ドナーの骨髄由来の幹細胞を頭蓋に穴を開けて注入した。有害事象およびその効果を12ヶ月間フォローした結果、

2016年11月9日

ミューズ細胞を移植したら脳内出血が劇的によくなった

元
Neuro-regeneration therapy using human Muse cells is highly effective in a mouse intracerebral hemorrhage model.
2016  11月  日本

脳内出血で壊死した脳組織の治療に幹細胞治療がきたいされている。

これには胚性幹細胞やiPS細胞などの方法があるが 外部から遺伝子を導入する手間や腫瘍化のリスクがある。

いっぽう骨髄に含まれる幹細胞のひとつミューズ細胞にはこれらの問題はない。
そこでミューズ細胞の脳内出血治療効果を実験してみたそうな。

2023年3月16日

Stroke誌:高齢脳卒中に幹細胞移植の前臨床実験

元
2023  3月  アメリカ


脳卒中は高齢者の障害のおもな原因であり、ダメージを受けた神経を回復する方法がない。

人為的に脳卒中にした動物による実験から、骨髄由来のヒト間葉系幹細胞(hMSC)の移植が有望であることが示されているが、高齢の動物での実験は少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2014年8月9日

急性期患者に幹細胞治療やってみた

元
Intra-Arterial Immunoselected CD34+ Stem Cells for Acute Ischemic Stroke
2014  8月  イギリス
造血幹細胞を使った脳梗塞治療を人で試してみたそうな。


発症後7日以内のかなり重症の脳梗塞患者5人について、患者自身の骨髄から幹細胞を採取、選別し、血管内カテーテル経由で脳の梗塞部位に送った。

2016年2月26日

脳梗塞の幹細胞治療 MultiStemセラピーの実力は

元
Stroke patients show higher recovery in MultiStem therapy studied at UH Case Med Center
2016  2月  アメリカ
アサーシス社(Athersys)が開発した脳梗塞患者への幹細胞治療法 :MultiStemセラピー の臨床試験の成果が明らかになったそうな。

先週の国際脳卒中会議での報告。

2017年9月29日

脳卒中の幹細胞治療 フェーズⅡの成果

元
Phase I/II randomized controlled trial of autologous bone marrow-derived mesenchymal stem cell therapy for chronic stroke.
2017  8月  香港

脳卒中で脳が損傷すると脳室壁で新たに神経細胞が産生されて損傷部位に移動することが知られている。しかしその細胞の多くは数週間で死滅し、定着するものはわずかである。

いっぽう細胞治療では患者自身の骨髄から採取した幹細胞を用いる方法がもっとも期待されている。

今回、発症後1年経った脳卒中患者への細胞治療の安全性と有効性(フェーズⅠ,Ⅱ)についてランダム化比較試験をおこなってみたそうな。

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