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2023年3月14日

長期的な肥満度の変動が脳梗塞リスクに与える影響

2023  2月  ノルウェー


肥満度BMIは脳梗塞リスクとJ字型の用量関係にあることが報告されている。

これらの研究の大部分ではBMIの測定は1回のみであり、数十年にわたりBMIを繰り返し確認した研究はほとんどないので、大規模にしらべてみたそうな。

2023年3月13日

スパイシー食が脳卒中を防ぐ効果

2023  2月  中国


野菜や果物がおおく肉や脂肪が少ないいわゆるDASH食は血圧をターゲットとした推奨食事パターンとして知られており、その遵守度(DASHスコア)が高いほど脳卒中死亡率が低いことがわかっている。

いっぽう、おもに唐辛子の含有量で定義されるスパイシー食には血管拡張や抗炎症、コレステロール低下作用が報告されている。

そこで、スパイシー食の脳卒中発生率への影響をDASH食とくらべてみたそうな。

2023年3月12日

脳卒中後うつの主な3症状と病変位置

2023  2月  中国


脳卒中後のうつはよくある合併症で、患者の29%が罹るという。

脳卒中後うつには、その症状群がありネットワークを形成して影響しあっているとする考え方がある。

そこで、これら脳卒中後うつ症状群と病変部位との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2023年3月11日

脳内出血で全身性の炎症がおきる割合

2023  3月  中国


脳内出血のあとは、脳全体や末梢に炎症がみられる。

全身性炎症反応症候群(SIRS)は通常、感染症によって引き起こされるが、脳内出血がきっかけになることもある。しかしその研究はすくない。

そこで、脳内出血後のSIRSの有病率と臨床転帰について、くわしくしらべてみたそうな。

2023年3月10日

Stroke誌:ラクナ梗塞後にたばこ辞めない率

2023  3月  アメリカ


たばこは脳梗塞の危険因子である。

しかし脳梗塞後の喫煙継続率とその後の心血管イベントへの影響についての研究はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2023年3月9日

二重課題歩行の前頭前野 n-バックのときは

2023  2月  中国


脳卒中患者はマルチタスクが困難である。

歩行に認知課題を重ねるデュアルタスク(二重課題)歩行をさせると脳卒中患者の日常生活での歩行能力を推し量ることができる。

二重課題によっていずれかいっぽうの課題パフォーマンスが低下することがある。その背景としてCapacity理論、Bottleneck理論、Multiple resource理論などが提唱されている。

脳の前頭前野が二重課題の実行にかかわるとされ、おおくの研究がなされているので、二重課題内容と前頭前野についての研究の体系的レビューをこころみたそうな。

2023年3月8日

くも膜下出血の「鎮静」はテキトーだった

2023  2月  ドイツ


くも膜下出血では頭蓋内圧の亢進や血管攣縮、てんかん発作などの合併症を管理する目的で、長期の鎮静(意識レベルの低下)措置がとられる。

しかし鎮静下では遅発性脳虚血検出のための臨床検査が困難になる。

くも膜下出血での鎮静措置についての研究データは少ない。

この鎮静は、おもに外傷性脳損傷や一般救急医療の経験にもとづいて行われているだけであり、くも膜下出血に適した推奨の鎮静プロトコルが存在しているわけではない。

そこで、実際の鎮静の適応とモニタリング、長期管理、鎮静の解除にかんして現場の医師たちに聞き取りをこころみたそうな。

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