元2023 12月 中国
アンギオ検査で動脈瘤がみつからないアンギオ陰性くも膜下出血(an-SAH)は、くも膜下出血全体の10-15%を占め、その出血パターンにより中脳周囲型(pan-SAH)と拡散型(dan-SAH)とに分類される。
pan-SAH患者は動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)よりもあきらかに予後が優れていることがわかっている。
いっぽう、dan-SAHはaSAHと同様の出血分布を示すがその予後についてはさまざまな結果が報告されている。
そこで、拡散型アンギオ陰性くも膜下出血(dan-SAH)とaSAHの転帰をくらべてみたそうな。