~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

検索キーワード「(エゴマ OR えごま OR リノレン酸 OR アマニ OR 亜麻仁 OR しそ油 OR シソ油)」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示
検索キーワード「(エゴマ OR えごま OR リノレン酸 OR アマニ OR 亜麻仁 OR しそ油 OR シソ油)」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示

2017年8月20日

脳梗塞に効く植物油の種類があきらかに


Comparative effects of plant oils and trans-fat on blood lipid profiles and ischemic stroke in rats.
2017  8月  韓国

動物性の飽和脂肪酸にくらべて植物油におおい不飽和脂肪酸は心血管疾患によいと考えられてきた。

ところが数ある植物油(菜種油、大豆油、とうもろこし油、オリーブ油、シソ油)のなかでもαリノレン酸を多く含むシソ油以外はすべて 「脳出血」の発生をうながすと指摘されるようにもなった。

こんかいは「脳梗塞」との関連を実験でたしかめてみたそうな。


シソ油、菜種油、ごま油、ショートニング(トランス脂肪酸)を含む餌を2週間食べさせたネズミを人為的に脳梗塞にして、その後も同じ食事を3週間続けて 梗塞のおおきさや運動機能をしらべたところ、


次のようになった。

・シソ油以外のグループはすべて体脂肪と体重が増加した。

・ごま油とショートニンググループはコレステロールと中性脂肪が上昇したがシソ油グループでは低下した。

・シソ油グループは梗塞体積がいちばん小さかったばかりか歩行機能とロータロッドテストの結果がもっともすぐれていた。

シソ油にはほかの植物油にくらべて肥満を防ぎ かつ脳梗塞の回復を促す効果が期待できる。シソ油を積極的に使うべきである、


というおはなし。
図:ロータロッドテスト

感想:

植物油の毒性問題はかなり深刻そうなんだよね、、唯一の例外であるシソ油(エゴマ油とも言う)は価格が菜種(キャノーラ)油の10倍以上で手がでない。
高血圧+キャノーラ油で脳出血が確定?

傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに

2021年5月4日

亜麻仁(アマニ)油の脳梗塞治療効果

2021  4月  スイス


急性脳梗塞へのゴールドスタンダード治療であるtPAや血栓除去術は、高齢者では合併症のリスクが高いために行われないことがおおい。

そのため安全で効果的な予防法や治療法が求められている。

魚油由来のオメガ3脂肪酸であるEPAやDHAの脳卒中予防効果については一貫した結論が得られていない。

さいきん、植物由来のオメガ3脂肪酸であるαリノレン酸の脳卒中予防効果が注目されている。

そこで、長期のαリノレン酸摂取が脳卒中の転帰に与える影響について動物実験でくわしくしらべてみたそうな。

2018年5月25日

αリノレン酸の脳梗塞予防効果は?


Dietary Intake of Alpha-Linolenic Acid Is Not Appreciably Associated with the Risk of Ischemic Stroke among Middle-Aged Danish Men and Women
2018  5月  デンマーク

αリノレン酸はシソ油、エゴマ油、アマニ油におおくふくまれる 体内で合成できない必須脂肪酸である。炎症やアテローム、不整脈を抑えるといった効果が報告されている。

心血管疾患との関連についての研究のおおくは冠動脈疾患が主で、脳梗塞についての調査はほとんどない。

そこで、αリノレン酸の摂取量と脳梗塞リスクとの関連を大規模にしらべてみたそうな。


50-64歳のデンマークの男女57053人の食事調査を行いαリノレン酸の摂取量を推定した。

脳梗塞の発生を13.5年間フォローしたところ、


次のようになった。

・この間に1859件の脳梗塞があった。

・食事から摂るαリノレン酸の量と脳梗塞リスクとのあいだにあきらかな関連はみられなかった。

・脳梗塞の種類(アテローム血栓性、小血管閉塞、心原性)別にみても関連はみられなかった。

食事から摂るαリノレン酸は脳梗塞の発生とあきらかな関連はなかった、


というおはなし。
図:αリノレン酸と脳梗塞発生率

感想:

αリノレン酸はDHAのもとになるから脳卒中になったあとに効くんだよね。

[αリノレン酸]の関連記事

2014年5月29日

高血圧+キャノーラ油で脳出血が確定?


Comparative effects of plant oils on the cerebral hemorrhage in stroke-prone spontaneously hypertensive rats.
2014  5月  中国

植物油の種類と脳出血との関係を動物で調べてみたそうな。


脳卒中になりやすい高血圧ネズミを、

*しそ(エゴマ)油
*なたね(キャノーラ)油
*ショートニング
*油なし

のグループに分け、それぞれを10%含ませた餌と食塩水を与えた。

脳卒中の後、出血、梗塞の範囲を計測した。


次のようになった。

・生存期間は 油なしネズミで58日間、しそ油ネズミは68.5日間、なたね油ネズミは45.7日間だった。

・しそ油ネズミの脳出血体積は油なしネズミよりもずっと小さかったが、ショートニングネズミでは病変が非常に拡大した。

・元々高かった血中コレステロールは しそ油ネズミで低下したが、なたね油ネズミではさらに高くなり、血小板も少なくなった。


しそ油は血中コレステロールを改善し、脳出血の発症を遅らせその範囲も小さくする効果があった。一方、なたね油やショートニングでは真逆の結果になった。
高血圧の人は積極的に しそ油を使用するべきだろう、


というおはなし。



感想:

ショートニングは別としても キャノーラ(なたね)油はフツーに使っているし、しそ油なんて価格が20倍もする。

健康食品業者と癒着した捏造論文じゃないかと思ったが、ちょっとまえの記事
トランス脂肪酸は脳卒中のもとなのか?
で見つけた 金城学院大学薬学部の人の植物油のはなしを思い出した。

血小板も気になるし…


この機会にその人の本を注文した。
本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用

2015年4月20日

傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに


Oral consumption of α-linolenic acid increases serum BDNF levels in healthy adult humans.
2015  2月  イラン

αリノレン酸はDHAの素になる必須栄養素である。DHAが不足すると子供の脳の発達が妨げられ、大人では認知症の原因となる。

そこで、αリノレン酸のサプリメントを与えた時にBDNF(脳由来神経栄養因子:神経細胞の生存、成長、シナプス機能を調整するたんぱく質)も増えるものかどうか実験してみたそうな。


健康な男女15人ずつに、αリノレン酸が1カプセルに530mg含まれるサプリメント を1日に3カプセルx1週間与えて血中のBDNF濃度の変化を調べた。

αリノレン酸サプリメントとしてフラックスシードオイル(亜麻仁油)を使用した。


次のようになった。

・実験終了後、血中のBDNF濃度が有意に上昇した。

・上昇度は女性がやや多かった。


αリノレン酸サプリメントを飲むとBDNFが増えるので、脳卒中患者の梗塞を最小限に抑えることができるかもしれない、


というおはなし。

αリノレン酸でBDNF


感想:

さいきん植物油の危険性の話をあちこちでよく耳にするので関心を持った。

例外的なのがこの亜麻仁油とエゴマ油。 ただ、どちらも高価。
高血圧+キャノーラ油で脳出血が確定?

2018年2月2日

亜麻仁油とってると脳卒中になっても安心?


The Neuroprotective Effects of Flaxseed Oil Supplementation on Functional Motor Recovery in a Model of Ischemic Brain Stroke: Upregulation of BDNF and GDNF.
2017  12月  イラン

亜麻仁油は抗酸化作用をもち DHAやEPAのもとになるω-3不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸を豊富に含むことで知られている。

また、ω-3不飽和脂肪酸が不足するとBDNFといった脳の可塑性に不可欠な神経栄養因子も低下してしまうことが動物実験でわかっている。

そこで、亜麻仁油サプリメントを事前に摂らせておいたときの脳卒中の影響を運動機能と神経栄養因子の点からしらべてみたそうな。


亜麻仁油(0.8g/kg)または生理食塩水を毎日3週間 摂らせていたネズミを人為的に脳虚血にしたあと再灌流した。

24時間後の運動機能と運動皮質でのBDNF(脳由来神経栄養因子)とGDNF(グリア細胞由来神経栄養因子)の量を調べたところ、


次のようになった。

・生理食塩水グループにくらべ亜麻仁油グループの運動機能の回復はあきらかにすぐれていた。

・生理食塩水グループは脳虚血によりBDNFとGDNFがはっきりと減少していたが、

・亜麻仁油グループではBDNFとGDNFおよび遺伝子発現量が平常時よりも著しく増加していた。

亜麻仁油サプリメントを事前摂取すると 脳卒中後にBDNFやGDNFが増加して神経を保護する効果がある、


というおはなし。
図:脳卒中への亜麻仁油のBDNF増産効果

感想:

亜麻仁油はさいきんスーパーでも見かける。でも経済が破綻するのでまだ買わない。

これまで健常者での実験はあった。↓
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに

[BDNF]の関連記事

2018年11月23日

ビタミンEの脳卒中予防効果は?


Vitamin E intake and risk of stroke- a meta-analysis
2018  11月  中国

さいきんのメタアナリシスではビタミンEサプリメントは脳卒中予防に効果なしと結論がでている。
しかしこれらの研究で用いられたビタミンEは量がおおく調査期間も短かった。

食事から摂るビタミンEについても脳卒中との関連は調査によって異なっている。

そこで食事から摂るビタミンEと脳卒中との関連をメタアナリシスしてみたそうな。


関係する研究報告を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・3156の論文から9の研究(脳卒中3284件、被験者220371人を含む)を選んだ。

・ビタミンEの摂取量がおおいほど脳卒中リスクはさがった。とくにフォロー期間10年未満のグループで顕著だった。

・この関連は非線形で、どれか1つの研究を除いても結論は変わらなかった。

・脳出血リスクの上昇はなかった。

食事から摂るビタミンEと脳卒中リスクは逆相関にあり、おおく摂るとリスクは下がった、


というおはなし。

図:


感想:

だいぶんまえだけどこういう↓報告があった。
ビタミンEサプリで脳出血リクスアップ!

追記:

栄養素つながりで。

数日前のためしてガッテンで「エゴマ油の心血管疾患予防効果」が話題になった。翌日スーパーからエゴマ油が姿を消したという。

エゴマ油はω3脂肪酸であるαリノレン酸を多く含みシソ油ともよばれ、亜麻仁(アマニ)油も成分はおなじ。

ω3脂肪酸を多く含む魚油サプリメントをつかった最新の大規模実験では、、、↓
NEJM誌:魚油サプリメントの脳卒中予防効果
エゴマ油は予防ではなく脳ダメージの回復によいようだ。↓
これまでの[関連記事]

2011年4月11日

アルファリノレン酸に脳卒中予防効果あり


Alpha-linolenic Acid intake and 10-year incidence of coronary heart disease and stroke in 20,000 middle-aged men and women in the Netherlands.
2011 3月 オランダ




不飽和脂肪酸であり必須脂肪酸でもある

アルファリノレン酸の心血管疾患の予防効果を調べてみたそうな。



2万人以上についておよそ10年間にわたり追跡調査した結果


アルファリノレン酸の摂取量と

冠動脈疾患リスクとの間には関連は見られなかった。



一方

脳卒中リスクはアルファリノレン酸をほどほどに摂ったほうが3~5割低くなった。



アルファリノレン酸はドレッシングやマヨネーズにたくさん含まれているので

意識して摂ったほうがいいかもよ、という内容。




参考:
α-リノレン酸 - 「健康食品」の安全性・有効性情報:厚生労働省

2017年8月31日

アテロームや心原性の脳梗塞を予防するあぶらの種類とは


Omega-3 Fatty Acids and Incident Ischemic Stroke and Its Atherothrombotic and Cardioembolic Subtypes in 3 US Cohorts
2017  8月  アメリカ

オメガ3多価不飽和脂肪酸は高血圧や高脂血症をおさえる効果がしられている。

脳梗塞との関連について、くわしくしらべてみたそうな。


脳梗塞の発生を8-11年フォローする複数の研究データを使用して、

エイコサペンタエン酸(EPA)
ドコサペンタエン酸(DPA)
ドコサヘキサエン酸(DHA)
の血中レベルと脳梗塞(アテローム性、心原性)との関連を解析したところ、


次のことがわかった。
・953件の脳梗塞(アテローム性408、心原性256 他)があった。

・DPAやDHAレベルが高いと脳梗塞リスクは低かった。

・EPAとの関連はなかった。

・とくに DHAはアテローム性脳梗塞リスクの低下に、

・DPAは心原性脳梗塞リスクの低下に関連していた。

血中DHAが高いとアテローム性の脳梗塞が、DPAが高いと心原性の脳梗塞の発生率が下がった、


というおはなし。
図:DHAとアテローム血栓性脳梗塞

感想:

EPAやDPA,DHAはαリノレン酸から体内で合成される。

やはりαリノレン酸をたっぷり含む エゴマ油、亜麻仁油かね。

2023年1月5日

魚由来と植物由来のn-3PUFAの脳梗塞予防効果

2023  1月  デンマーク


魚由来および植物由来のn-3(オメガ3)多価不飽和脂肪酸(PUFA)の摂取と、動脈硬化性の脳卒中など心血管疾患との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月9日

リノール酸レベルと脳梗塞リスクのメタアナリシス

2020  7月  中国


リノール酸はオメガ6タイプの不飽和脂肪酸で植物油におおく含まれ、必須脂肪酸でもある。

これまで血圧やコレステロールを下げる効果などが報告されていて、心血管疾患の予防効果も期待されている。

しかし体内のリノール酸レベルと脳卒中リスクとの関連についてはじつはよくわかっていないのでこれまでの研究からメタアナリシスをこころみたそうな。

2012年2月1日

鯖(サバ)を食べる女性は脳卒中になりにくい


Dietary fats and dietary cholesterol and risk ofstrokein women.
2012  1月  スウェーデン



食事から摂る脂肪とコレステロール

の脳卒中との関連を女性について調べたそうな。



49-83歳の女性34670人を10年あまり追跡調査した。



・この間に1680件の脳卒中があった。

内訳:脳梗塞1310件、脳出血233件


・オメガ3脂肪酸の摂取が多いと脳卒中が起きにくかった。


・コレステロールの摂取が多いと脳卒中になりやすかった。


・その他の脂肪酸、αリノレン酸、オメガ6脂肪酸などと

脳卒中との関連は見られなかった。




オメガ3脂肪酸を多く含む食品を摂る女性は

脳卒中になりにくいことがわかった、


というおはなし。




感想:

ω-3脂肪酸(wiki)
によると

"栄養学的に必須なω-3脂肪酸は、α-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)である"
とある。

αリノレン酸は効果がないから、

残るはEPAとDHA

これらは

魚油食品、タラ、ニシン、サバ、サケ、イワシ、ナンキョクオキアミから得られる。

2019年7月27日

nature.com:オリーブ油が脳梗塞に良いあらたな理由


Neuroprotective effects of oleic acid in rodent models of cerebral ischaemia
2019  7月  韓国

一価不飽和脂肪酸のオレイン酸はオリーブ油成分の80%を占める。脳の細胞膜やミエリンにもおおく含まれる。

さいきんではオレイン酸が脳機能のはたらきに必須であり、神経の軸索やシナプス形成を促すはたらきも報告されている。

じっさいアルツハイマー病やうつ病患者ではオレイン酸のあきらかな低下が確認されている。

これまで脳梗塞にたいするオメガ3や6タイプの不飽和脂肪酸(DHAやリノレン酸、リノール酸など)のはたらきについてはおおくの研究がなされてきた。

しかし一価不飽和脂肪酸のオレイン酸と脳梗塞との関連については研究がすくなくよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月18日

オメガ3脂肪酸サプリメントおおいと出血や心房細動

2020  7月  イタリア


オメガ3脂肪酸サプリメントによる脳卒中など心血管疾患への効果については一致した見解が得られていない。

そこで、メタアナリシスをこころみたそうな。

2021年6月3日

オメガ3脂肪酸と心房細動のメタアナリシス

2021  5月  アメリカ


必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸は、魚の油ではDHAやEPAとして、また亜麻仁油やえごま油にαリノレン酸としておおく含まれている。

オメガ3脂肪酸と心房細動との関係についての報告には一貫性がないので、これまでの研究についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2021年9月26日

実行機能とリノール酸

2021  9月  オーストリア


リノール酸、リノレン酸、など多価不飽和脂肪酸(PUFA)は加齢による認知機能の低下や脳の萎縮に関係していると考えられている。

さらに血液中の遊離したPUFAは血液脳関門を通過することができる。

そこで、オメガ3または6のPUFAと認知機能および脳構造との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2022年1月8日

再発予防のEPAサプリメントで心房細動

2022  1月  ノルウェー


脳卒中など心血管疾患の再発予防に、オメガ3多価不飽和脂肪酸であるEPAやDHAを与えることの有効性は未だあきらかになっていない。

そこで、EPAまたはDHAサプリメントと心血管疾患の再発との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2019年1月7日

Stroke誌:魚の油を多く摂ると心原性脳梗塞


Marine n-3 Polyunsaturated Fatty Acids and the Risk of Ischemic Stroke
2019  1月  デンマーク

魚を摂ると心血管死亡率が下がるのは おおく含まれるn-3(オメガ3)多価不飽和脂肪酸の効果と考えられている。この効果は冠動脈疾患についてはよくわかっているが脳卒中については研究がおおくない。

さらにn-3多価不飽和脂肪酸の種類であるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)別に調べたものはもっとすくなく、しかも主観的な食事アンケートによる調査しかない。

そこで、身体の脂肪組織を分析してn-3多価不飽和脂肪酸およびその種類と脳卒中との関連を大規模にしらべてみたそうな。


50-65歳のデンマークの57053人について食事アンケートをとり、そのうち3203人の臀部から脂肪組織を採取して成分分析した。

脳梗塞の発生を13.5年間フォローして関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・この間に1879人が脳梗塞になった。

・脂肪組織に含まれるEPAがおおいほど脳梗塞リスクは低下した。

・アテローム血栓性脳梗塞のリスクは、トータルのn-3多価不飽和脂肪酸およびEPA,DHAの摂取量もしくは脂肪組織のEPA率が高いときに 低かった。

・心原性の脳梗塞リスクは、トータルのn-3多価不飽和脂肪酸およびDHAの摂取量もしくは脂肪組織でのそれらの含有率が高いときに 高率だった。

・脂肪組織のEPAはラクナ梗塞のリスクと逆相関にあった。

EPAは脳梗塞のほとんどの種類のリスク低下と関連があった。ただし、トータルのn-3多価不飽和脂肪酸とDHAは多いほど心原性の脳梗塞になりやすくなった、


というおはなし。

図:n-3多価不飽和脂肪酸の摂取量

感想:

さいきん話題のえごま油とかアマニ油もn-3多価不飽和脂肪酸おおし。
NEJM誌:魚油サプリメントの脳卒中予防効果

魚でふせげる脳梗塞と増える脳梗塞

2016年8月31日

DHAを摂ると傷ついた脳が治るは本当?


Delayed Docosahexaenoic Acid Treatment Combined with Dietary Supplementation of Omega-3 Fatty Acids Promotes Long-Term Neurovascular Restoration After Ischemic Stroke.
2016  8月  アメリカ

脳卒中の治療法は非常に限られていて広く適用できる手段がない。そんな中 オメガ3不飽和脂肪酸が脳卒中治療に期待されている。

その効果を実験してみたそうな。


人為的に脳虚血状態にしたネズミをつぎの4グループに分けた。

1)不飽和脂肪酸なしの比較グループ
2)DHA(ドコサヘキサエン酸)を腹腔内注射
3)オメガ3不飽和脂肪酸(魚油)のサプリメントを餌に加える
4) 2と3の組み合わせ

1ヶ月後、脳損傷、神経新生、認知障害について評価したところ、


次のことがわかった。

・グループ2,3で組織の脱落や認知障害が少なかった。

・この効果はグループ4でさらに有意なレベルで明らかだった。

・グループ4では神経新生、血管新生が促されグリア瘢痕形成が減った。

・これらの変化は水迷路テストでの空間記憶スコアと明らかな関連があった。

DHAなどオメガ3不飽和脂肪酸の投与は脳卒中後の神経血管再構築を促す効果があるのかもしれない、


というおはなし。

図:DHAの脳梗塞治療効果


感想:

そこでDHAにもになるαリノレン酸の登場だね。↓
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに

2021年7月27日

アルテメテルで脳梗塞治療の可能性

2021  7月  中国


脳梗塞の治療には事実上 rt-PAしかなく、しかも 3-8.5%の患者しか適応にならないため別の治療方法が求められている。

アルテメテルは抗マラリア薬として知られているが、抗がん、抗炎症、抗アレルギー、抗ウイルス効果をしめし、血液脳関門も通過する。

アルテメテルが脳梗塞に及ぼす影響についてはまったくわかっていないので、動物実験をこころみたそうな。

ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *