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2011年2月18日

足首ストレッチ体操のすすめ


Effects of repeated ankle stretching on calf muscle-tendon and ankle biomechanical properties in stroke survivors.
2011 1月 アメリカ



足首ストレッチ体操の、
脳卒中後の痙縮対策効果を調べたそうな。



患者10人について60分間の足首ストレッチ
を行った。

その結果、

関節の硬さ、
関節の可動範囲、
力の大きさ、
筋肉の柔らかさ、
などが大いに改善された、

というはなし。






ことはそう単純ではなくて、
自分の場合、

足首はグニャグニャ傾向で、
アキレス腱は硬い、

そんな感じ。


たしかにストレッチすると気持ちが良い。

2011年2月17日

衝撃のシーン TIAを全米生中継


Reporter Stroke or Seizure? Doctors Say Serene Branson’s “Episode Should Be Taken Seriously”
2011  2月 アメリカ



テレビレポーターが生放送中に少し言葉につまった。

それを見て、

・なにか脳に問題が起きた。

・これこそTIA(一過性脳虚血発作)だ

・入院したほうがよい

などと、皆に言いたい放題にされたかわいそうな女性レポーター。





問題のシーン
正直なにが問題なんだかよくわからない。



Visit msnbc.com for breaking news, world news, and news about the economy

ビデオを見て適当なことを言いまくる医者
正直なにを言っているのかよくわからない。




他人に自分の頭の中のことを批判されるのは
ほんとうに不愉快なことである。


医者が公共の場で特定の個人の脳についてこんな適当なことを言っていていいのか?

2011年2月16日

ボツリヌス療法は肩の痛みに効きそう


Botulinum Toxin for Shoulder Pain: A Cochrane Systematic Review.
2011 2月 アメリカ



脳卒中後の肩の痛み対策としての
ボツリヌス療法の効果と副作用について
過去の研究を調べたそうな。


大規模な研究はないものの、
痛む肩へのボツリヌス毒素の注射は

大した副作用もなく
その痛みと肩関節の機能回復に
そこそこ効果がありそうである、

という内容。



参照:
ボツリヌストキシン(wiki)



写真:ボツリヌス療法
子供へのボツリヌス毒素注射風景

2011年2月15日

さいきんのこと

自分のこと。


ふたつきほど前に、

身体の調子が非常に良い感じが続いたので
調子にのってスクワットを200回くらいやった。



そうしたら左手足のしびれが半端無く激増して
しばらくひどい状態が続いた。


手には革の手袋を、足には長靴をさらに上履き
したような麻痺マヒの日々が続いた。




ところがこの1~2週間ほど再び非常に調子が良いのである。


いきなりキーボードを打つスピードがアップし、
階段を降りる際の足首の滑らかさが
いままでとはまったく違う。






推測なんだけど、

脳って結構簡単に出血したりしているんじゃないか、
そしていつのまにか綺麗に治っちゃう。


そんな気がする。




TIA(一過性脳虚血発作)なんていうのもたまたま病院に行ったからそう診断されるわけで、

だまっていたらだれにも気づかれない。



自分の場合は既に神経経路にダメージを負っているから

その ちょっとの さらなる出血なりが、
しびれの増加につながって、敏感にわかるのではないか…と思う。





そして、

筋肉同様、脳にもまた、"超回復" があるんじゃないか、とも思うのである。


TIAを経験したことのある脳卒中患者の予後は良い、と言うし、

自分の最近の回復具合も今までにない良いレベルに到達している。


もう退院して2年以上経つのに、心身共に、日々よくなってゆくような気がする。



そんなふうに考えると、

脳卒中による脳への過大な負荷は、
常人では到達できないレベルへ脳が超回復するチャンス、と とらえることができる。

2011年2月14日

仰向け→座位が出来れば心配は要らない。 歩けるようになる。


Relationship between the ability to change from a supine to a sitting position at admission and mobility outcomes after stroke rehabilitation.
2010 3月 タイ



脳卒中で入院時、
仰向けに寝た状態から自分で座位に移ることのできる患者は
まず確実に歩けるようになる、という噂を検証したそうな。


300人あまりの患者について調べたところ、
約6割の患者は入院時、仰向け→座位が可能だった。



なるほどそれら患者の多くは歩けるようになった、

噂はほんとうだった、という内容。



写真:supine仰向け

2011年2月13日

CI療法の曲がり角


Review of the randomized clinical stroke rehabilitation trials in 2009.
2011 2月 アメリカ


2009年度に公開された脳卒中リハビリ法に関する
数々の研究から、信頼度の高いものを厳選して検証しなおしたそうな。


その結果、
CI療法は発症後4週間以内の急性期患者には
まったく効果がなく、

また、集中的CI療法も腕や手の動作改善には役に
立たないことがわかった、

という内容。




いくつものリハビリ法を検証しているはずなのに、
ことさらCI療法の効果の無さを強調しているように見える。






残念ながら最近は上肢のCI療法で良い話を聞かない。




奇跡の先端医療も、いまは昔…

2011年2月12日

脳卒中 若い人ほど うつになる


Prevalence of poststroke depression in thai stroke survivors studied in Phramongkutklao Hospital.
2010 11月 タイ



タイのある病院での脳卒中後うつの状況
について調べたそうな。


100人あまりについて9か月間の調査の結果、

・47%の患者が脳卒中後うつになった。

・症状の内訳は、軽度19%、中度21%、重度7%であった。

・性別や糖尿病、高血圧、喫煙、高脂血症、脳損傷部位には依らなかった。

・若いほど、発症後間もないほどうつ症状が重くなる。



ということがわかった。




若いほどシビアって点が新しい。


2011年2月11日

睡眠時間もほどほどに、 って 余計なお世話だと思う

Sleep duration predicts cardiovascular outcomes: a systematic review and meta-analysis of prospective studies. 2011 2月 イギリス


睡眠時間と脳卒中、心臓病との関連について、 過去の研究から検証しなおしたそうな。

いつものように、 睡眠時間が短すぎても長すぎても それらの病気になるリスクが高まる、 という結論なんだけど、


一般に、平均値に近いほど正常、健康、 と考えるわけだから
何かが少なすぎても多すぎても病気になる、 って説明は、結局なにも説明していることに ならないんじゃないか…
と思ったりした。


今日は寒い、雪。

2011年2月10日

毎日のダイエットコーラでカロリーオフ! → 脳卒中で入院


Diet Soda Tied To Stroke Risk, Though Reasons Still Unclear
2011  2月 アメリカ



ダイエットコーラと脳卒中との関連を調べたそうな。
(カルフォルニアの国際脳卒中会議で昨日 発表された内容)


40歳以上の2500人について10年ちかく追跡調査した結果、
毎日ダイエットコーラを飲んでいたひとは、
そうでない人に比べて5割増しで脳卒中になりやすいことが
明らかになった、という結果。



過剰カロリー摂取に悩む人がダイエットコーラを好んで飲むから
当然のことのようにも思えるが、


この結果は調査参加者の喫煙習慣、糖尿病、ウエストサイズなどの
生活習慣を考慮に入れた上での結論である、とのこと。



なぜこのような結果になるのかについての生化学的な理由は
まったくわかっていないらしい。


しかしそれでもなお、
飲料企業にとって営業妨害になりそうな内容を
あえて勇気を持って発表した理由を考えると…


ダイエットコーラはマジで超危ない、ってことなんだと思う。


写真:ダイエットコーラ

2011年2月9日

こんどこそ本当に効果があるかも 失語症向けCI療法


Neuroscience insights improve neurorehabilitation of poststroke aphasia.
2011 2月 スペイン



失語症リハビリへの新たなアプローチとして
CI療法が有効である、という内容。



失語症のCI療法とはなんぞや、
と思って検索してみた。


以下、

Constraint-Induced Language Therapy for Aphasia
2010 12月


より



CI療法は通常、上肢機能の改善に用いられ、

a)麻痺手の動作を補償しないように健常側の手を束縛する。

b)麻痺手を強制的に使用させる。

c)たくさん練習させる。

という特徴がある。



失語症対策になるとこれらが、

a)ジェスチャーや絵、文字を描くことを禁止する。

b)話すことによってのみコミュニケーションを取る。

c)1日あたり2-4時間、みっちりと練習させる。

ことを意味するそうな。



上肢向けCI療法は、急性期の患者には害になることが
わかっているので、失語症患者への適用も慎重にね、

ということらしい。


写真:私は失語症

2011年2月8日

80過ぎたら腹をくくって治療拒否、  も選択肢の1つ


Intravenous thrombolysis in acute ischaemic stroke: a systematic review and meta-analysis to aid decision making in patients over 80 years of age.
2011 2月 イギリス



80歳を超える急性期脳梗塞患者への
血栓溶解剤治療が増えている一方で、
その効果は明らかでない。


これまでの研究論文を精査して
その効果を検証し直してみたそうな。




信頼の置ける13件の論文を厳選して調べたところ、


80歳以上の急性期脳梗塞患者への
tPA(アルテプラーゼ)のような血栓溶解剤治療によって
その後の回復が良くなる可能性は極めて低く、

また、
80歳未満への適用に比べ死亡の危険性が数倍高くなる
ことがわかった。



あまり効果がないので、
いくら血栓溶解剤治療が流行りでも
80歳以上の患者には適用前によーく説明しなくちゃね、

という内容。



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