~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

2019年12月20日

リハビリ退院後1年間のQoL変化


Quality of life after stroke rehabilitation discharge- a 12-month longitudinal study
2019  12月  ドイツ

脳卒中患者のおよそ3分の1は、退院後もリハビリのフォローを必要としているという。

高齢の脳卒中患者のQoLについて、リハビリ病院から退院したあと長期にフォローしてその傾向をしらべてみたそうな。

2019年12月19日

Stroke誌:うつは家族にうつる


Depressive Symptoms After Ischemic Stroke
2019  12月  アメリカ

脳卒中のあとうつ症状を持続的に示す患者は17-25%いるという。

患者を世話をする家族のうつ症状率が30-45%とする報告もあり患者のうつ率を超える。

メタアナリシスでは世話人の40%にうつがみられ、世話人が女性、白人、患者が女性のばあいに うつ症状が重かった。

これまで患者と世話人家族のうつの程度を同時に評価した調査はほとんどないので大規模にしらべてみたそうな。

2019年12月18日

短下肢装具のメタアナリシス


The effects of ankle-foot orthoses on walking speed in patients with stroke- a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials
2019  12月  イラン

脳卒中で下垂足になると歩行速度は低下し転倒リスクが高まる。

つまさきを上げておくために短下肢装具が用いられることがある。

短下肢装具の歩行やバランス効果のメタアナリシスは 2011年までのデータをつかった2013年出版のものが最新で、各種バイアスやエビデンスの質についての評価がほとんどなされていなかった。

そこで最新の研究成果もふくめあらためて短下肢装具の効果についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2019年12月17日

抜けた歯の本数と栄養状態そして脳梗塞の回復


Effect of tooth loss and nutritional status on outcomes after ischemic stroke
2019  10月  日本

脳梗塞患者の8-34%は栄養不良状態にあるという。栄養不良は予後の悪化とも関係する。

口腔衛生状態、たとえば歯周病は全身性の炎症 動脈硬化を反映し脳卒中との関連をしめす。そして歯周病が進み歯が脱落すると咀嚼機能が障害され栄養状態が悪化すると考えられる。

そこで、歯の脱落本数と栄養状態および脳梗塞予後との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2019年12月16日

脳卒中後の便秘メカニズムがわかった


Poststroke Constipation Is Associated With Impaired Rectal Sensation
2019  12月  中国

脳卒中後のあとの便秘はめずらしくなく29-79%が経験する。

メタアナリシスによると入院患者のうち急性期の45% 亜急性期では48%が便秘だという。

しかしそのメカニズムはあきらかになっておらず、とくに直腸の運動や感覚にまで踏み込んだ研究はほとんどないので、くわしくしらべてみたそうな。

2019年12月15日

脳内出血まえの認知障害


Cognitive impairment before and after intracerebral haemorrhage- a systematic review
2019  12月  アイルランド

脳内出血は脳卒中全体の10-15%を占め、年間10万人あたり15-40人におき、75歳以上におおい。またアジア人にもおおい。

脳内出血の15-30%は皮質に発生し、35-70%は大脳基底核のある深部に、10-20%は脳幹や小脳などテント下におきる。

皮質の出血はアミロイドが沈着するタイプの動脈障害で、深部のそれは穿通枝動脈の障害が原因とされる。

脳卒中後の認知障害は40-75%に見られるという。脳内出血に限定した調査では5-44%で認知障害がおきていた。

これら調査のうち、脳内出血以前と以後の認知機能をしらべたものは少ないので関係する研究成果をシステマティックレビューしてみたそうな。

2019年12月14日

高血圧なのに睡眠8時間以上は脳卒中


Effect of hypertension status on the association between sleep duration and stroke among middle-aged and elderly population
2019  12月  中国

睡眠時間と脳卒中との関連をしらべた研究はおおくあり、メタアナリシスも行われている。

しかし結論はばらばらで、U字型の関係で睡眠は短くても長くても危険とするもの、短い場合だけが危険とするもの、J字型の関係があり長い睡眠のみが危険とするものもある。

高血圧ステータスを考慮にいれた調査はまだ行われていないようなのでくわしくしらべてみたそうな。

2019年12月13日

Stroke誌:認知予備能と脳卒中後の認知障害


Effect of Cognitive Reserve on Risk of Cognitive Impairment and Recovery After Stroke
2019  12月  韓国

脳卒中のあとの認知障害はめずらしくなくやがて認知症になる者もいる。

認知機能の低下の程度は個人差がおおきく、教育歴や職種、社会経済的要因が影響すると考えられる。

この考え方は認知予備能(cognitive reserve)とよばれ、じっさい認知予備能の低さと脳卒中後の認知機能の低下度は正の相関があるとするメタアナリシスもある。

しかしこれまでの研究のおおくは短期的なものがおおかったので、長期にくわしくしらべてみたそうな。

2019年12月12日

TIAから10年間の脳卒中率とリスク要因


Long-term risk of stroke and its predictors in transient ischemic attack patients in Germany
2019  12月  ドイツ

これまで一過性脳虚血発作(TIA)と脳卒中との関連についておおくの報告がなされてきたが、どれも古い調査であるうえに、5年以上フォローしたものがほとんどない。

そこでTIA患者の脳卒中リスクを長期的にしらべてみたそうな。

2019年12月11日

Stroke誌:ボツリヌス注射+上肢訓練=効果ゼロ


Effect of Additional Rehabilitation After Botulin Toxin-A on Upper Limb Activity in Chronic Stroke
2019  12月  オーストラリア

メタアナリシスによると ボツリヌス毒素Aには痙縮を和らげる効果はあるが日常生活動作の改善には結びつかないという。

臨床ガイドラインではボツリヌス注射後のリハビリ訓練を勧めている。しかしこの指針の科学的根拠は確認されていない。

そこで、ボツリヌス注射後に3ヶ月間の運動リハビリを追加したときの効果をきっちりと検証してみたそうな。 InTENSE (Intensive Therapy Efficacy After Neurological Spasticity Treatment)トライアルのフェーズ3に相当する。

2019年12月10日

ガンマ同調性と脳卒中からの機能回復


Cortical gamma-synchrony measured with magnetoencephalography is a marker of clinical status and predicts clinical outcome in stroke survivors
2019  11月  イタリア

脳卒中経験者の長期的な回復可能性を知る方法が求められている。梗塞の位置や体積はかならずしも予後を反映していない。

さいきんでは皮質の同調性やネットワーク結合性が機能回復のマーカーになりうると期待されている。

皮質のガンマ(>30ヘルツ)同調性はその1つで、情報処理機能の鍵になる特性とされ統合失調症や脳卒中 てんかん患者でこれが障害されることがわかっている。

さらにガンマ同調性は興奮性のグルタミン酸ニューロンと抑制性のGABAニューロンとのバランスおよび パルブアルブミンニューロンの神経可塑性調節能も反映すると考えられている。

そこで脳卒中患者のリハビリテーション前後の回復過程でのガンマ同調性をMEG(脳磁図)をつかってくわしくしらべてみたそうな。

ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *