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2025年6月16日

脳トレの真実:ただの作業療法では脳は目覚めない

2025  6月  中国


脳卒中のあとに起こりやすい認知障害(poststroke cognitive impairment, PSCI)は、注意力や記憶、考える力などを弱らせ、日常生活やリハビリの妨げになる。

昔ながらの認知トレーニングはある程度の効果があるが、時間がかかるうえに、続けるのが大変という声も多かった。

そこで注目されたのが、パソコンやタブレットを使った「コンピュータ化認知トレーニング(CCT)」であり、このCCTがどれほど効果的なのかを、これまでの研究をまとめてしらべてみたそうな。

2025年6月15日

脳卒中のあと、心まで壊れていませんか?──孤独を癒すのは“家族の力”だった

2025  5月  中国


高齢者が脳卒中を経験したあと、孤独を感じることが多く、それが心の健康や回復に悪影響を及ぼすことがわかってきている。

脳卒中は体の動きだけでなく、まわりの人とのつながりや気持ちの面でも大きな影響を与える。

そこで、家族がどれだけうまく協力しながら困難に対応できるか(=家族レジリエンス)が、孤独を減らすうえでどんな役割を果たしているのか、あわせて社会的な支えや家族のまとまり、前向きな気持ち(心理的資本)との関係もくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月14日

【注意】運動後の冷たい飲み物が“心房細動”の引き金に?

2025  6月  アメリカ


心房細動(AF)は脳卒中の大きな原因のひとつであり、日々の生活の中で発作を引き起こすきっかけを見つけることは、予防や対策にとってとても大切である。

これまで、冷たい飲み物や食べ物がAFのきっかけになるという話は一部で知られていたが、きちんと調べられた研究はほとんどなかった。

そこで、「cold drink heart(CDH)」と呼ばれるこの現象について、どんな人が体験しているのか、そして冷たいものを避けることでどのくらい発作を減らせるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月13日

“瘤=悪”という前提でいいのか──くも膜下出血の予防はどこまで合理的か

2025  6月  フィンランド


くも膜下出血(aSAH)は中年女性における突然死の一因として深刻であり、特に喫煙者ではそのリスクがかなり高いことが知られている。

これまでのスクリーニングは家族歴や特定の病気がある人に限られていたが、中年の喫煙女性というリスクの高い層について、実態を調べたデータはあまりない。

そこで、このグループを対象に未破裂脳動脈瘤(UIA)のスクリーニングを行い、破裂や死亡の予防につながるかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月12日

「1.4リットルの壁」──あなたの水の飲み方が脳卒中を左右する⁉

2025  6月  中国


脳卒中は世界的に主要な死亡・障害要因であり、その予防には高血圧や糖尿病などのリスク管理に加えて、食習慣などの生活因子が注目されている。

水は人体に欠かせない基本的な要素であるにもかかわらず、「水だけ(plain water)」をどれくらい飲むかと脳卒中の関係については、これまであまり研究されてこなかった。

そこで、ふだん飲んでいる水の量と脳卒中リスクとのつながりをくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月11日

「もう昔の自分には戻れない」──脳卒中患者が語る“生き直し”のリアル

2025  5月  オランダ


脳卒中を経験すると、身体的障害のみならず、心理的・社会的側面にも多大な影響が生じる。しかしながら、現在の医療現場では身体機能のリハビリテーションが中心であり、心理的サポートは後回しにされがちである。

個々人により異なる回復の道筋に即したケアの必要性が叫ばれているにもかかわらず、それに即した実践は乏しい。

そこで、「脳卒中後、人はどのようにして人生を再構築していくのか」を、患者自身の語りをもとにくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月10日

6ヶ月で終わりじゃない──半盲はなぜ慢性期でも変化するのか

2025  6月  アメリカ


脳卒中、とくに後頭葉の梗塞や出血によって起こる同名半盲(homonymous hemianopia)は、日常生活に大きな影響を与える視覚障害である。

これまでの通説では、こうした視野欠損は発症後6ヶ月までの間に自然改善する可能性があり、それ以降は固定されると考えられてきた。しかし、その根拠となる研究の多くは定性的であり、精密かつ定量的に長期の視野変化を追跡した研究は少ない。

そこで、信頼性の高いHumphrey視野検査データを用いて、視野欠損の進展と変化を客観的に検証し、慢性期の可塑性をくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月9日

“重症”でもあきらめないで!脳内出血が見せた奇跡の回復メカニズム

2025  5月  イギリス


脳梗塞と脳内出血は、起こる仕組みも治療のやり方も違っており、回復のしやすさや亡くなるリスクにも差がある。

そこで、それぞれのケースで腕の動きにどんな障害が出て、どのくらい回復するのかをくわしくくらべてみたそうな。

2025年6月8日

血管内治療で死亡率2倍──脳外科医の“誘い文句”に注意せよ

2025  6月  アメリカ


虚血性脳卒中は、世界中で多くの人の命や生活の質に影響を与えている。血管内治療(EVT)は、発症してすぐの虚血性脳卒中に対して効果があるとされているが、実際にこの治療を受けられるのは大血管が詰まっている一部の患者に限られている。

アメリカではEVTを使う機会が増えているものの、短期的・長期的な結果についての情報はまだ少ない。そこで、EVTを受けた脳卒中患者での実際の使われ方や、入院中の経過がどうだったかを全国データからくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月7日

【働き盛りなのに】「軽い脳卒中」で頭が回らない…でも検査は異常なし!?

2025  6月  カナダ


軽い脳卒中(mild stroke)は、ぱっと見では後遺症が少ないと思われがちである。でも、いざ普段の生活に戻ってみると「集中できない」「物忘れがひどい」「頭がぼんやりする」といった声が多く聞かれる。

こうした困りごとは、従来の“認知のテスト”ではうまく拾えていない可能性がある。そうした「感じている困りごと」と、ふだんの生活への参加(職場復帰など)の関係をくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月6日

脳卒中は防げた。でも命は守れなかった──減量DOACの意外な結末

2025  5月  日本


日本人の心房細動患者に対しては、しばしば標準的な指針より少ない量のDOAC(直接経口抗凝固薬)が処方されている。これは、体格の小ささや出血リスクを考慮した「減量投与」として行われているが、その効果と安全性に関する科学的根拠は乏しい。

特に、脳卒中や全死亡リスクとの関係は明確でなく、減量が有害か有益かの判断が困難である。そこで、日本人心房細動患者におけるDOAC減量投与の臨床アウトカムを、標準投与と比較してみたそうな。

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