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2023年1月13日

脳卒中後の色覚異常

2022  12月  デンマーク


脳性色覚異常は、脳損傷による後天的な色覚異常であり、いっぱんにはまれな疾患と考えられている。

色覚には両脳半球が関わるとされているが、症例のおおくは両側または右半球の病変である。

また、特定の色相の識別にのみ影響する先天性の色覚異常とは対照的に、脳性色覚異常はすべての色の知覚に影響すると考えられている。

これまでの研究のおおくは症例報告だったので、後大脳動脈域の脳卒中患者63人に限定して色覚異常の有無をくわしくしらべてみたそうな。

2023年1月12日

「緑茶」と脳卒中のメタアナリシス

2022  12月  中国


緑茶摂取と脳卒中リスクとの関連についての研究では、かならずしも一貫した結果が得られていないのでこれまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2023年1月11日

脳卒中の「半盲」が治る多感覚トレーニング

2023  1月  アメリカ


脳卒中で視覚野が損傷すると、視野の半分が見えなくなる「半盲」よくおきる。

半盲は改善することのない障害と考えられている。

しかしネコをつかったさいきんの動物実験では、半盲域から空間位置の一致する視覚+聴覚の(多感覚)刺激を繰り返し与えることで、視覚反応性が改善することが示されている。

こんかい脳卒中で少なくとも8ヶ月間半盲状態にあった2人の男性患者を対象に、この多感覚刺激トレーニングを施してみたそうな。

2023年1月10日

脳卒中後にサルコペニアが増える理由

2023  1月  日本


「サルコペニア」は筋力、骨格筋量、身体機能、が低下した状態をさす。

その原因の1つとして脳卒中があり、脳卒中まえおよび脳卒中あとのサルコペニアはいずれも臨床転帰に悪影響を及ぼすと考えられる。

そこで、脳卒中前後でのサルコペニア有病率をあきらかにするべく、システマチックレビューをこころみたそうな。

2023年1月9日

血圧160/100以上の日本人はコーヒー2杯で逝く

2022  12月  日本


コーヒーや緑茶は脳卒中など心血管疾患による死亡リスクを下げるという報告があるいっぽう、カフェインによる急性の血圧上昇の可能性もある。

そこで、高血圧患者における習慣的なコーヒーや緑茶摂取と心血管疾患死亡リスクとの関連を日本人についてくわしくしらべてみたそうな。

2023年1月8日

人工知能AI「単純CTで早期の脳梗塞わかるます」

2023  1月  アメリカ


脳卒中での早期の梗塞コア体積の評価には、拡散強調MRI(DWI)もしくは造影CT灌流画像が必要になる。

造影剤を使わない単純CT画像の場合、読影専門医師でもその評価精度はDWIの97%にくらべて半分程度にしかおよばないという。

そこで、DWIを正解例として非造影CT上での早期梗塞の検出、描出、体積推定をおこなう深層学習AIモデルを開発し、その判別精度を読影専門医師とくらべてみたそうな。

2023年1月7日

ワルファリンで転ぶと脳出血になるの?

2023  1月  スロバキア


心房細動は脳梗塞の危険因子であるが、抗凝固療法でそのリスク低減ができる。

しかし高齢者にたいしては転倒後の頭蓋内出血の可能性を考慮して抗凝固薬を禁忌とする場合がすくなくない。

そこで、抗凝固療法の患者について、転倒の有無での出血の危険性と、転倒または自然に出血した場合での重症度をくわしくしらべてみたそうな。

2023年1月6日

治療に反応しないのに完全回復する脳梗塞患者

2023  1月  アメリカ


遅延神経改善(Delayed neurological improvement:DNI)は、脳梗塞の治療後に早期の神経学的回復が認められないにもかかわらず、およそ3ヶ月後にはほとんどもとどおりに改善している現象をいう。

このような患者の特徴についてはよくわかっていないので、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2023年1月5日

魚由来と植物由来のn-3PUFAの脳梗塞予防効果

2023  1月  デンマーク


魚由来および植物由来のn-3(オメガ3)多価不飽和脂肪酸(PUFA)の摂取と、動脈硬化性の脳卒中など心血管疾患との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2023年1月4日

電子タバコは脳卒中的にはヘロインなみ

2022  11月  アメリカ


若年成人の脳卒中は過去30年間増加傾向にある。

その原因として、糖尿病、高血圧、物質使用障害(substance use disorders :SUDs)の増加など複数の要因が考えられている。

「物質使用障害」は身体に重大な問題を経験しているにもかかわらずその使用をやめられない病的行動パターンをいう。

そこで、脳卒中患者における物質使用障害の割合をくわしくしらべてみたそうな。

2023年1月3日

脳卒中のあとの頻尿、尿失禁への対策

2022  12月  イラク


頻尿、切迫感、尿失禁などの排尿障害である「過活動膀胱」症状は、脳卒中やパーキンソン病、脊髄損傷、等の神経疾患患者におおくみられる。

これら神経疾患が原因の過活動膀胱にたいする治療法の有効性についてメタアナリシスをこころみたそうな。

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