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2021年8月27日

新型コロナで神経症状の種類と頻度

2021  8月  中国


新型コロナウイルス感染症COVID-19は、200以上の国にひろがり、患者数は1億8763万人、死亡者数は406万人以上と報告されている。

COVID-19は主に呼吸器系の症状を特徴としているが、おおくの研究により、ウイルスが中枢神経系に侵入する可能性が指摘されている。

そこで、COVID-19の神経症状の種類とその頻度をあきらかにするべく、メタアナリシスをこころみたそうな。

2021年8月26日

減量すると日常生活動作は改善しない

2021  8月  日本


過体重および肥満の脳卒中患者において、入院中の減量が日常生活動作(ADL)の改善に影響するものかどうかは未だよくわかっていない。

そこで、入院中の減量によるボディマス指数BMI、除脂肪量(fat-free mass)、脂肪量(fat mass)の変化とADLとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2021年8月25日

nature.com:くも膜下出血を判別 オタワルールとは

2021  8月  日本


救急外来受診者のうち、急性の頭痛を訴える患者は1%を占める。
くも膜下出血が占める割合はそのうちのさらに0.7-2%にすぎない。

頭痛患者のうちのほとんど~99%を占めるくも膜下出血でないケースの早期鑑別は、検査コストの観点から重要である。

急性頭痛患者に対して、くも膜下出血の可能性を除外するための臨床判断として、オタワSAHルール(Ottawa SAH rule)がある。

これは、(1)年齢が40歳以上、(2)頸部の痛みやこわばり、(3)目撃された意識消失、(4)労作時に発症、(5)雷鳴のような頭痛(瞬時にピークに達する痛み)、(6)診察時の頸部屈曲制限、の6項目からなり、

これら「すべてに当てはまらない」場合は、くも膜下出血の可能性がほとんどないと考えられる。(逆に、1つでもあてはまればくも膜下出血の可能性がある。)

しかし、オタワSAHルールは別に設けてある適用基準が厳しいため、日本ではこれを洗練させた オタワ様ルール(Ottawa-like rule)が使用されることがある。
これらルールの感度をくわしくしらべてみたそうな。

2021年8月24日

ワクチン打ったのに感染 そして78年ぶんの脳萎縮

2021  8月  インド


新型コロナ感染症により脳炎を発症し、脳がおおきく萎縮してしまった男性がいた。

この萎縮程度の定量をこころみたそうな。

2021年8月23日

Stroke誌:亜鉛と脳梗塞

2021  8月  アメリカ


亜鉛は抗酸化および抗炎症物質としての働きがあるものの、脳梗塞リスクとの関連についてはよくわかっていない。

そこで、血清中の亜鉛濃度と脳梗塞発症率との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2021年8月22日

抗凝固薬による脳内出血が激増した理由

2021  6月  デンマーク


非ビタミンK拮抗タイプの経口抗凝固薬(NOAC:ダビガトラン、リバーロキサバン、アピキサバンなど)は、心房細動患者の脳卒中予防において、ビタミンK拮抗タイプ(ワルファリン)にくらべて、脳内出血リスクが50%低いと言われている。

さらにNOACは投与量が一定で、繰り返しの血液検査や食事上の制限が不要であるため広く使用されるようになってきた。

しかし、NOACに関連した脳内出血についてのデータがいまだほとんど存在しないので、デンマーク首都圏にてくわしくしらべてみたそうな。

2021年8月21日

施設の医師数と脳卒中死亡率 日本での

2021  8月  日本


日本では脳卒中は死亡原因の第4位である。年間27万人が発症または再発し、12万人が死亡している。

専門医は集中的なトレーニングプログラムを終了し、試験に合格することが求められ、定期的に資格の更新が必要である。

施設の医師数と死亡率との関連については、おおくの外科・内科疾患でよく報告されている。

しかし脳卒中専門医の数と死亡率との関連についてはあきらかでないので、くわしくしらべてみたそうな。

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