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2022年11月8日

18歳時の肥満とのちの心房細動

2022  11月  スウェーデン


過去50年間で肥満の有病率は約3倍に増えた。

心房細動の有病率は2-4%とされ、心不全や脳梗塞の原因となる。

青年期の肥満がのちの心房細動に及ぼす影響を大規模にしらべてみたそうな。

2023年1月2日

心房細動に肥満はおおいが脳卒中にはなりにくい

2022  11月  中国


心房細動の有病率は成人の2-4%であり、「肥満」はその発症要因として認識されている。

いっぽうで、肥満を改善しても心房細動の予後には影響せず、むしろ良好にするという「肥満パラドックス」が報告されているので、中東地域の心房細動患者についてこれを検証してみたそうな。

2019年8月6日

Stroke誌:親の心房細動は子にうつる


Parental Atrial Fibrillation and Stroke or Atrial Fibrillation in Young Adults
2019  7月  カナダ

脳卒中の4分の1は原因が不明である。そのおおくは心房細動によるものと考えられている。

なぜなら心房細動はほとんど症状がなく、脳卒中になってはじめてそれに気づくことがおおいからである。

心房細動のリスク要因として高齢、高血圧、心不全、肥満、糖尿などがあるがこれらで正確な予測はできない。

いっぽう心房細動の家族歴についての調査ではサンプル数がすくなく一致した見解が得られていない。

そこで、心房細動歴のある親をもつ子が脳卒中や心房細動になるリスクを大規模にしらべてみたそうな。



カナダ マニトバ州の住民を1972-2016に平均17年間フォローした記録を解析したところ、



次のことがわかった。

・582195人の親と、18歳以上325333人の子のデータがみつかった。

・心房細動歴のある親をもつ子の5.2%が脳卒中/TIAになった。心房細動歴のない親の子ではその率は2.5%だった。

・子の心房細動率は、親の心房細動歴ありでは1.9%、なしでは0.3%だった。

・親に心房細動歴があると、子の脳卒中や心房細動リスクがあきらかに高かった。

親の心房細動歴は子の心房細動リスクの上昇と関連し 脳卒中にもなりやすかった、


というおはなし。

図:親の心房細動と子の脳卒中リスク



感想:

心房細動は遺伝するってことか。
みつかっていない心房細動患者の割合は

「心房細動?なにそれ」率日本一は○○県民

2020年1月20日

脳梗塞が原因で心房細動が起きる


Exploring the causal pathway from ischemic stroke to atrial fibrillation- a network Mendelian randomization study
2020  1月  中国

心房細動は不整脈が持続する状態をさし、脳卒中や認知症の原因と考えられている。

脳梗塞で心房細動のある患者の約半数は脳梗塞の発症後に心房細動が発見されている。さらにその半数は心房細動発作が30秒未満しか続かない。

ガイドラインでは心房細動のあるすべての者に抗凝固療法をすすめているが、これら脳梗塞後に心房細動が見つかるばあい心房細動が再発しないケースもあり彼らは不要な出血リスクを負うことになる。

これまでの研究から脳梗塞が心房細動のリスク要因の1つであることはわかっているが、その因果関係はあきらかになっていないので、これをあきらかにするべくメンデルランダム化解析をこころみたそうな。

2021年8月7日

心房細動は肥満のせい

2021  7月  ノルウェー


心房細動は年齢とともに増加し、脳卒中のきっかけになりうる。

心房細動の発症に関連する改善可能な危険因子とその寄与割合を、年齢層別にくわしくしらべてみたそうな。

2023年8月14日

心房細動の3つの鍵: 肥満・高血圧・飲酒の真実!

2023  6月  日本


心房細動は持続性の不整脈であり、脳梗塞の33%に関わっている。

心房細動のおおくは無症状であり、症候性タイプにくらべて脳卒中リスクが高く予後不良という。

そこで、日本の健康診断データから、心房細動スクリーニングに適した集団を特定してみたそうな。

2021年3月30日

心房細動で抗凝固療法の肥満パラドックス

2021  3月  ベルギー


肥満は心房細動の発症と悪化に関連している。

いっぽう、肥満は脳卒中など心血管疾患への保護効果もみられ「肥満パラドックス」として知られている。

そこで、抗凝固薬を使用している心房細動患者の予後についても肥満パラドックスがみられるものか、メタアナリシスをこころみたそうな。

2023年9月12日

断酒で心房細動リスク63%カット!

2023  9月  韓国


多量のアルコール摂取は心房細動(AF)のあきらかな危険因子である。

しかし、常習多量飲酒者の禁酒または減酒と心房細動発症との関連は不明なままであるので、

全国規模のデータを用いてくわしくしらべてみたそうな。

2024年7月21日

驚愕の事実:グリーンランドの心房細動が10倍に急増!最新研究が示す隠れたリスク

2024  3月  デンマーク


心房細動は脳梗塞、認知症、心不全などのリスクを増加させるので、早期発見が重要である。

グリーンランドでは脳梗塞が多く、心房細動の危険因子(高齢、肥満、高血圧、飲酒など)の割合は増加している。

そこで、グリーンランドの首都ヌークの人々を対象に、3~5日間の連続ホルター記録を用いて心房細動の有病率をくわしくしらべてみたそうな。

2019年12月8日

心房細動と認知症 メタアナリシス


Association Between Atrial Fibrillation and Dementia- A Meta-Analysis
2019  11月  台湾
心房細動は不整脈の原因の1つでその有病率は上昇傾向にある。

心房細動と認知障害との関連は数多く報告されているが、これまで想定されていた以上に複雑で、たとえばライフスタイル(運動 喫煙 アルコール)、心臓代謝(肥満 高血圧 糖尿)、病態生理学的(全身性炎症 小血管病 脳低灌流)要因や血栓形成が関わってくる。

心房細動と認知症との関連をあきらかにするべくメタアナリシスを試みたそうな。

2018年8月16日

体重が少ないひとの心原性脳塞栓


Low Body Mass Index is a Poor Prognosis Factor in Cardioembolic Stroke Patients with NonValvular Atrial Fibrillation
2018  8月  日本

ボディマス指数BMIと脳卒中との関連については数多くの研究があって、BMIが高いほど脳梗塞になりやすく、日本人ではBMIが低いとその予後はよくないとされている。

さらに日本では高齢化がすすみ心房細動由来の心原性脳塞栓がふえている。また欧米にくらべ肥満はすくなく低体重がおおい。

そこで心房細動で心原性脳塞栓の患者の予後とBMIとの関連をしらべてみたそうな。


心臓弁に異常のない心房細動で心原性脳塞栓の患者419人について、BMIで 低(<18.5)、標準(18.5-25.0)、肥満(>25.0)の3グループにわけて、

入院時の重症度、退院時の回復度をくらべたところ、


次のようになった。

・入院時の重症度NIHSSは、低>標準>肥満の順に高く、低体重グループがもっとも重かった。

・退院時の回復度mRSも、低>標準>肥満の順に高く、低体重グループがもっとも悪かった。

・低体重は重症かつ予後不良のあきらかな要因だった。

・肥満は重症度や回復度に影響しなかった。

低体重で心房細動の心原性脳塞栓になった患者は 重症でかつ回復が良くなかった、


というおはなし。
図:心原性脳塞栓の予後と肥満度

感想:

スリムで健康そうに見えるひとがじつはいちばん酷かった、という意味での肥満パラドックスか。

2021年12月26日

生まれた季節と心房細動死亡率

2021  12月  イギリス


胎児期や幼少期の環境が心血管死亡率と関連するという報告がある。

持続性の不整脈である心房細動は、高血圧、肥満、身長、低出生体重と関連している。

しかし、出生時の季節と心房細動患者の死亡率との関連についてはわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2022年12月10日

あらたに心房細動の認知症率

2022  11月  インド


心房細動は不整脈が持続する状態をさし、発生率は高齢者ほど高い。

心房細動があると認知症リスクが2-3倍高くなることがわかっている。

新規に心房細動と診断された脳卒中歴のない患者での認知症の有病率と予測因子をくわしくわしくしらべてみたそうな。

2021年1月13日

Stroke誌:太ってるとワルファリンで出血しにくい

2021  1月  韓国


心房細動患者のBMI(ボディマス指数)が臨床転帰に及ぼす影響についてはよくわかっていない。

そこで、とくにアジア人の経口抗凝固薬を投与されている患者でくわしくしらべてみたそうな。

2025年9月1日

食の砂漠に住むということ──心房細動患者に4倍の死のリスク

2025  8月  アメリカ


心房細動(AF)は世界で最も多い不整脈(の原因)であり、脳梗塞の大きな危険因子である。薬や生活習慣で予防することはよく知られているが、実は「住んでいる場所」も健康に影響するのではないかという疑問があった。

とくにアメリカで問題になっているのがフードデザート(food desert)である。これは「新鮮な野菜や果物を売るスーパーが近所になく、コンビニやファストフードに頼らざるを得ない地域」のことを指す。

こうした環境に暮らすと、栄養の偏りや生活習慣病が増えることが知られているが、心房細動患者にどれほど影響するかははっきりしていなかった。そこで、フードデザートに住む心房細動患者の脳梗塞や死亡のリスクをどのくらいなのかくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月27日

学歴が心房細動を防ぐ、その因果ルートとは

2025  6月  中国


心房細動(AF)は脳卒中の重大な危険因子であり、特に塞栓性脳梗塞の主な原因のひとつである。これまでの観察研究では、社会経済的地位(SES)、とくに教育レベルがAFの発症率と関係していることが報告されてきた。

しかし、それが「因果関係」なのか、それとも単なる「相関」にすぎないのかはわかっていなかった。つまり、「教育そのもの」がAFのリスクにどう影響しているのか、またその過程でどんな要素が関係しているのかが不明だった。

そこで、教育・知能・認知能力・所得・職業という5つの要素がAFの発症にどれだけ関係しているのかを、メンデルランダム化(MR)という手法を使ってくわしくしらべてみたそうな。

2024年5月22日

因果関係!筋肉が脳卒中とアルツハイマー病リスクを低減する理由

2024  5月  中国


四肢除脂肪体重(ALM:Appendicular lean mass)はサルコペニア(筋肉量と筋力の低下)の優れた予測バイオマーカーである。

遺伝学的に予測されるALMが脳卒中やアルツハイマー病(AD)のリスクと因果関係があるかどうかをメンデルランダム化(MR)解析によりくわしくしらべてみたそうな。

2021年12月24日

肥満クラスべつに起きやすい脳卒中の種類

2021  12月  中国


肥満は脳卒中の危険因子であるがその因果関係はあきらかになっていない。

そこで、肥満の程度と脳卒中との因果関係をあきらかにするべくメンデルランダム化解析をこころみたそうな。

2021年2月12日

肥満パラドックスは本当か?

2021  2月  アメリカ


肥満は脳梗塞のリスク因子であることがわかっている。しかしボディマス指数(BMI)の増加と脳梗塞生存率との関連性についてはよくわかっていない。

多くの研究でBMIの増加が脳卒中に対し保護効果を示しているが、他の研究ではいわゆる「肥満パラドックス」は否定されている。

そこで、大規模データセットを用いて、初回脳梗塞患者のBMIと1年後の総死亡率との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2019年3月9日

nature.com:ラクナ梗塞の再発予防法「酒を飲む」


Recurrence Rate and Relevant Associated Factors of Stroke among Patients with Small Artery Occlusion in Northern China
2019  2月  中国

小動脈閉塞(Small Artery Occlusion=ラクナ梗塞)はヨーロッパでは脳梗塞の20%を、中国では31.3%を占めている。

小動脈閉塞の再発率と関連要因をあきらかにするべく大規模な調査をおこなってみたそうな。



2005-2014の小動脈閉塞の患者2524人について、3、12、36ヶ月後までフォローしたところ、



次のことがわかった。

・再発した者の率はそれぞれ、3ヶ月後3.1%、12ヶ月後、12.7%、36ヶ月後36.5%だった。

・3ヶ月時点では 男性、高齢、重症患者で再発リスクが高かった。

・12ヶ月時点では、C反応性蛋白レベルの上昇が再発リスクと関連があったが、

・飲酒習慣のある者の再発リスクは飲酒習慣の無い者にくらべ39%低かった。

・36ヶ月時点では、高血圧、心房細動、肥満もまた再発リスクだった。

小動脈閉塞の再発要因は年齢、性別、高血圧、心房細動、肥満、C反応性蛋白の上昇だったが、飲酒習慣だけは再発リスクの低下に関連していた、



というおはなし。

図:ラクナ梗塞の再発リスクとアルコール


感想:

今回の結果を励みにして好きなだけ飲むといい。じぶんはのまんけど。

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