~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

検索キーワード「半盲」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示
検索キーワード「半盲」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示

2026年3月1日

「tPAを逃して4割が予後不良」って誰の話?軽症をダシにしたミスリード疑惑

2026  2月  アメリカ


tPA(IVT)は、急性期の脳梗塞で使えると回復がよくなることがある治療である。

ただし実際の現場では、「禁忌はない」「時間も間に合う」はずなのに、なぜか使われないケースが一定数あると言われてきた。

そこで、最近のデータを使って「本来使えたはずのtPAが、どれくらい見送られているのか」「見送られる理由は何か」「見送られた人のその後はどうか」をくわしくしらべてみたそうな。 

2025年7月21日

音楽療法と脳卒中リハビリ – 聴く音楽がもたらす驚きの回復効果

脳卒中からのリハビリテーションに「音楽療法」が注目されています。音楽療法(特に音楽を聴くリスニング療法)は、クラシック音楽や自然音、患者さんの好きな曲、さらにはバイノウラルビートなど幅広い音を活用し、脳と心身にポジティブな刺激を与えるアプローチです。実は近年の医学論文で、音楽を取り入れることで運動機能や認知機能の回復、感情面の安定、睡眠の質向上、疼痛(痛み)緩和など様々な効果が報告されています。ここではエビデンスに基づき、音楽療法が脳卒中患者にもたらす驚きの効果を前向きな論調で解説します。

2025年6月10日

6ヶ月で終わりじゃない──半盲はなぜ慢性期でも変化するのか

2025  6月  アメリカ


脳卒中、とくに後頭葉の梗塞や出血によって起こる同名半盲(homonymous hemianopia)は、日常生活に大きな影響を与える視覚障害である。

これまでの通説では、こうした視野欠損は発症後6ヶ月までの間に自然改善する可能性があり、それ以降は固定されると考えられてきた。しかし、その根拠となる研究の多くは定性的であり、精密かつ定量的に長期の視野変化を追跡した研究は少ない。

そこで、信頼性の高いHumphrey視野検査データを用いて、視野欠損の進展と変化を客観的に検証し、慢性期の可塑性をくわしくしらべてみたそうな。

2024年6月29日

自信過剰が引き起こす脳卒中半盲の病態失認

2024  5月  ドイツ


脳卒中による新たな障害は、自分の状態を見直す機会でもある。

脳卒中後、視野欠損に対する病態失認は頻繁に起こる。

片麻痺の研究では、なぞなぞをつかったテストにより、不確実な状況下で「自信」をコントロールする能力の欠如が病態失認に影響することがわかっている。

そこで、後大脳動脈領域の脳卒中による同名半盲患者および年齢をマッチさせた対照群において、同じなぞなぞテストを用いて患者の自信を測定し、病態失認との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2023年5月13日

脳卒中ミミックとカメレオン:視覚症状分析

2023  5月  デンマーク


視覚症状をもって患者の脳卒中を判断することはむつかしい。

脳卒中ミミック(類似症状にすぎないのに脳卒中とする偽陽性の誤診)は救急部で脳卒中とされた患者の30-43%を占めるとされ、その視覚症状の原因には片頭痛や眼疾患がおおい。

脳卒中カメレオン(脳卒中なのに他の疾患とされる偽陰性の誤診)は救急部での脳卒中検査の2-28%を占めるとされるが誤診されたままの患者もおおく割合は過小評価されていると考えられる。

そこで、脳卒中患者の視覚症状を、ミミックとカメレオン患者とでくわしく比べてみたそうな。

2023年1月11日

脳卒中の「半盲」が治る多感覚トレーニング

2023  1月  アメリカ


脳卒中で視覚野が損傷すると、視野の半分が見えなくなる「半盲」よくおきる。

半盲は改善することのない障害と考えられている。

しかしネコをつかったさいきんの動物実験では、半盲域から空間位置の一致する視覚+聴覚の(多感覚)刺激を繰り返し与えることで、視覚反応性が改善することが示されている。

こんかい脳卒中で少なくとも8ヶ月間半盲状態にあった2人の男性患者を対象に、この多感覚刺激トレーニングを施してみたそうな。

2022年8月4日

半盲は運転しちゃいけないの?

2022  8月  スウェーデン


視野欠損は脳卒中患者によくある症状であり、自動車運転ができない理由とされる。

しかし、運転免許に要求される視覚要件にはかならずしも科学的根拠があるわけではない。

そこで、脳卒中の半盲が運転シミュレーションへおよぼす影響をくわしくしらべてみたそうな。

2021年11月6日

P社ワクチン初回数時間後に脳内出血の女性

2021  10月  オーストリア


コロナウイルス感染症COVID-19へのmRNAワクチンの副反応と思われる報告が増えてきている。

おおくは凝固障害によるもので、高凝固性では静脈血栓症、低凝固性では出血が報告されている。

初回接種後に脳内出血になった女性がいたそうな。

2021年10月7日

コロナワクチン後に同名半盲になった眼科医

2021  9月  タイ


コロナワクチンには発熱、疼痛、脱力感、麻痺など多くの副作用の可能性が報告されている。

また、視覚に関する副作用は、インフルエンザや麻疹など他のワクチン接種後にも報告されている。

こんかい、コロナワクチン接種後の視野欠損(同名半盲)がはじめてみつかったそうな。

2021年6月23日

6ヶ月以降にも同名半盲が治る条件

2021  6月  メキシコ


脳梗塞は同名性視野欠損(homonymous visual field defects:HVFDs)の主な原因である。

脳梗塞の慢性期でも回復を示すとする報告もあるがデータはすくない。

そこで、脳梗塞でHVFDsになった患者の長期の回復可能性とその予後因子について、くわしくしらべてみたそうな。

2021年5月2日

コロナワクチンのあと脳の血栓で入院した3例

2021  4月  ドイツ


2021年4月時点、COVID-19で290万人が亡くなったという。

2021年1月、欧州医薬品庁はオックスフォード大学とアストラゼネカ社が開発したCOVID-19ワクチン(ChAdOx1)を承認した。

このワクチンはCOVID-19の重症化を防ぐとされているいっぽう、肺、腹部、脳の静脈血栓症が懸念されている。

そこで、ワクチン接種後に脳静脈洞血栓症を発症した患者3事例についてくわしくしらべてみたそうな。

2021年1月26日

半側空間無視のプリズム順応療法の効果

2021  1月  チェコ共和国


半側空間無視は脳損傷の後によく起きる認知機能障害のひとつである。

治療法としてプリズム順応療法(PAT)が期待されているが、これまでの研究ではかならずしも良い結果が得られていないので、ランダム化比較試験でたしかめてみたそうな。

2020年5月14日

Neurology誌:同名半盲の幻覚の頻度と特徴

2020  4月  フランス

同名半盲(Homonymous hemianopia)は、脳卒中後によくある視野障害の1つである。
これらの患者の中には幻覚を起こす人もいるが、その直接の原因と頻度はほとんどわかっていない。

そこで、脳卒中後の同名半盲患者での幻覚の発生と、脳病変の位置(ブロードマン領域)、頻度、およびタイプ別に神経解剖学的関係を検討してみたそうな。

2018年8月31日

同名半盲のビデオ鑑賞能力


Measuring the Difficulty Watching Video With Hemianopia and an Initial Test of a Rehabilitation Approach
2018  8月  アメリカ

同名半盲では両目の視野の片側が欠ける。脳卒中患者の8-16%は同名半盲を経験するという。

同名半盲は読書や自動車運転などの日常生活動作におおきな影響があり、テレビやビデオの内容理解に困難をきたすとの報告もある。

そこでビデオ内容をどれくらい理解できないのか、またそれを矯正する方法について実験をしてみたそうな。


脳卒中などの脳損傷により同名半盲になった患者60人と健常者24人について、30秒のビデオを見せ内容を口述させ、その正答度を IA(Information Acquisition)スコアとして比較した。

また健常者の視線データをもとに注意を促すグラフィックガイドを重ねたときのIAスコアの改善度も別の患者21人で評価した。


次のようになった。

・IAスコアは2.8 vs. 4.3 で同名半盲グループがあきらかに低かった。

・ガイド表示があるとIAスコアが0.5ポイント改善した。

同名半盲患者はビデオを観て情報を取得する能力が劣っていた。ガイドになる表示を加えることで若干の改善がみられた、


というおはなし。
図:同名半盲のビデオ理解力

感想:

よく同名半盲と半側空間無視は異なるメカニズムとして説明されているけど、実際はごちゃまぜになっていて おそらく区別はできないとおもうよ。

2018年1月26日

同名半盲ドライバーとプリズム順応療法


Driving With Hemianopia VI: Peripheral Prisms and Perceptual-Motor Training Improve Detection in a Driving Simulator.
2018  1月  アメリカ

同名半盲だと通常の視野の半分でイベント検出能に障害が生じるが、こんな状態でもアメリカのおおくの地域では自動車運転免許が合法的に取得できてしまう。

そこでプリズム順応療法で運転者の視野能力が改善できるものか実験してみたそうな。


運転歴のある脳卒中で同名半盲の患者11人について、プリズムメガネを2週間着けさせ順応させた。 加えて視野のそとへ注意を拡げる訓練を行った。

その効果をドライブシミュレータを使って3ヶ月後までフォローした結果、


次のようになった。
・メガネへの順応後に半盲側の検出能が42→56%に改善した。さらに訓練により72%にまで向上した。

・メガネで反応速度も改善して精度が31→44%に、訓練でさらに55%になった。

・3ヶ月後、検出能は維持されていたが反応精度は戻っていた。

・これらの効果は個人差が大きかった。

・視野シフトによる走行レーンの逸脱やハンドル操作ミスといった有害事象はなかった。

同名半盲患者のプリズムメガネ2週間の順応期間と訓練により半盲側の検出能が改善した。野放しになっている同名半盲ドライバーの助けになるかも、、


というおはなし。
図:同名半盲とプリズムメガネ


感想:

まえにネットで「同名半盲だけど運転している」という書き込みを見たことがあった。そのときは冗談だとおもっていたけどリアルなはなしなんだな。

2017年10月14日

脳卒中後の視覚障害の種類と割合


Vision In Stroke cohort: Profile overview of visual impairment
2017  10月  イギリス

脳卒中のあと65%の患者がなんらかの視覚障害を経験するという。

これら視覚障害は、視力低下、視野欠損、眼球運動障害、視知覚障害のおおきく4つに分類できる。

それぞれどのくらいの割合なのか しらべてみたそうな。


20の病院の脳卒中患者1345人にアンケートして、視覚障害の疑われる915人についてくわしい検査を行ったところ、


次のことがわかった。

・8%は正常で92%に視覚障害が確認できた。

・24%は視力0.5未満、13.5%が視力0.3未満だった。

・斜視が16%、眼球運動障害が68%だった。

・同名半盲など視野欠損が52%あった。

・視覚不注意は15%、4.6%が視知覚障害だった。

・84%が視界不良、読字困難、複視をうったえていた。

・これら視覚障害には めがねの新調、プリズムめがね、タイポスコープ、片目遮蔽などの対応策がとられていた。

脳卒中後の視覚障害はめずらしくなく さまざまな種類があり、おのおの対応策があった。すべての脳卒中患者が視覚検査を受けるべきだろう、


というおはなし。
図:メガネ

感想:

脳卒中やってから まいとし日が短くなってくると実感するのが、夕方の薄暗くなってきたときのコントラストの弱さ。車運転しててこわい。

2015年11月16日

脳卒中でどれくらい目が悪くなるものなのか


Vision problems in ischaemic stroke patients: effects on life quality and disability.
2015  11月  ノルウェー

脳卒中のあとは半盲や無視、眼球運動障害など視覚に関する問題が起きやすい。

どのくらい影響があるものなのか調べてみたそうな。


616人の脳梗塞経験者にアンケート協力を依頼し、視覚問題と生活の質、自立度などとの関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・328人から回答があった。

・そのうち25.4%に視覚問題があった。

・内訳は、18.9%が読書やテレビを観るのが困難で、4.9%はそれがさらに重度、

・1.2%は読書やテレビは無理だけど介助なしの歩行は可能、

・0.6%がほぼ盲目 だった。

・視覚問題がある者は、高齢で、生活自立度や生活の質 が低くかった。

・うつや疲労度スコアも高かった。


脳卒中経験者の4人に1人は視覚上の問題で悩んでいた。これは生活の質を下げるもとになるので早めの評価と対策が必要だろう、


というおはなし。



感想:

当初はパソコン画面がにじんでしまうため顔を思いっきり近づけて見てた。
いまでも眼鏡をかけないと遠くのシラサギの首が両目でも片目でも2本に見える。

夜間の自動車運転もよく見えてない気がしてとてもコワイ。

2013年1月21日

プリズム眼鏡の検証のために同名半盲患者に自動車運転させてみた


A pilot evaluation of on-road detection performance by drivers with hemianopia using oblique peripheral prisms.
2013  1月  アメリカ



同名半盲でも運転ができるようになるプリズム眼鏡を作ったそうな。



脳卒中で同名半盲になった12人について、

・視野を拡張する特注プリズム眼鏡 または

・見せかけだけの偽プリズム眼鏡

をかけさせて、シミュレータで街のなかを自動車で25km運転させた。

人を撥ねそうになったり、衝突事故を起こしそうになった回数等を

同乗者が記録し、比較した。



次のようになった。

・半盲側への危機対処成功率は特注眼鏡にすることで30%→80%に上がった。

・半盲でない側への反応は両者同じだった。





この特注プリズム眼鏡をかければ、

同名半盲で運転しても事故らないかもしれない



というおはなし。

図:同名半盲用プリズムメガネ



感想:

実際に市街を走らせてしまったとおもった。

2012年11月29日

ホームページでできる半盲治療


Web-based therapies help thousands of stroke survivors
2012  11月  イギリス




脳卒中で半盲になった人向けの

無料Webリハビリサービスが始まったそうな。



イギリスの大学が開発したWebサイト Read-Right にアクセスすると、

半盲リハビリに必要なアプリケーションを利用することができる。



これまでに194名の脳卒中半盲患者で検証実験をし、

半盲で弱っていた読字能力の回復を促してきた。


おかげで復職できた人も続出している。



インターネットを介して半盲脳卒中患者の自立支援をできることがわかった

というおはなし。




感想:

このサービスの紹介ビデオ


Read-Right ホームページ

画面上で右から左に流れる文字を一生懸命に読んでいると

目の走査能力が改善して自然に半盲が良くなるらしい。


このほかにもEye-Searchというサービスも用意されている。




ニコニコ動画もコメントが右から左にどんどん流れる。


使えるかもしれない。

2012年11月14日

同名半盲を改善する訓練法 VRTとは


Reading Performance After Vision Rehabilitation of Subjects With Homonymous Visual Field Defects.
2012  11月  ドイツ


同名半盲患者の視野を回復するトレーニング効果を検証してみたそうな。



後頭頂部の脳卒中で同名半盲のある11人の患者について、

自宅のパソコン画面を使って行う視野再生トレーニングVRT)を1日1時間×6ヶ月間行った。




その結果、

・視野が大きく拡がり、

・1分間に読める単語が109→122個に増えた。

・視野の拡がりと読字速度との間に高い相関が見られた。

・眼球の動きとの関連はなかった。





VRTによって同名半盲患者の視野と文字を読むスピードが改善した。

これは役に立つ訓練かも知れない



というおはなし。

図:VRTの同名半盲治療効果


感想:

VRTってこんな感じの訓練。

中心を見つめて、画面のどこかが光ったらクリックする。




今回、半側空間無視と同名半盲の違いに無関心だった自分に気づいた。

[半盲]の関連記事

ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *