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2026年3月8日

めまいで病院へ行っただけなのに血栓溶解薬? 増え続ける“脳卒中ではない患者”への過剰治療

元
2026  2月  ノルウェー


めまいは救急外来でよくある症状である。しかし、その多くは良性である一方で、3〜5%ほどは後方循環の脳卒中であり、しかも後方循環脳卒中の最大20%は「めまいだけ」で始まることがある。そのため、良性の前庭障害と脳卒中を見分けることが非常に重要である。

ところが、急性期のCTやMRIは、めまい患者の脳卒中診断では十分に見つけきれないことがあり、HINTSやSTANDINGといったベッドサイド診察のほうが高い診断精度を示すとされている。

一方で、血栓溶解療法をできるだけ早く始めようとする流れは、脳卒中ではない患者にまで治療してしまう危険もある。そこで、めまい患者への血栓溶解療法(IVT)の実態をくわしくしらべてみたそうな。
  

2025年9月2日

激烈頭痛で救急へ…しかし9割以上は動脈瘤と無関係

元
2025  8月  オランダ


突然カミナリが落ちたように起こる激しい頭痛は、ときに命に関わる重大な病気のサインである。特にくも膜下出血はその代表で、放置すれば致命的になりうる。

しかし、救急外来には頭痛を訴える患者が数多く訪れ、すべてのケースで命に関わる病気を見分けるのは簡単ではない。これまで「突然の激しい頭痛」で受診した患者の実態や診断の精度については十分な調査がなされていなかった。

そこで、ある病院における実際の症例を振り返り、その全体像をくわしくしらべてみたそうな。

2025年3月16日

美容院で脳卒中!?シャンプー台が招く知られざるリスク

元
2025  2月  ギリシャ


美容院でのシャンプー中に発症する「美容院脳卒中症候群(BPSS)」は、首の過伸展が原因で発生する脳血管障害の一種である。この症候群はまれであるが、めまいや頭痛、平衡障害など脳卒中と類似した症状を示すため、誤診されることが多い。

そこで、BPSSの実態を明らかにし、診断と治療の課題をくわしくしらべてみたそうな。

2024年4月23日

見間違い易い罠:夕方に潜む脳卒中ミミックの真実

元
2024  3月  スペイン


脳卒中の発症時間における概日リズムが報告されており、とくに朝にリスクが高いとされている。

これまでのところ、脳卒中の種類別の時間分布での違いはあきらかになっていない。

そこで、脳梗塞、脳出血、および脳卒中ミミック(類似症状)の患者における症状発現の季節変動および概日リズムをくわしくしらべてみたそうな。

2024年4月9日

脳卒中と思ったら狂牛病?!アメリカで発覚した衝撃のCJD症例

元
2024  3月  アメリカ


急性脳梗塞では、発症後4.5時間以内に血栓溶解薬を投与することが推奨されている。

しかし、急性脳梗塞の類似症状を判別することは臨床的にむつかしい。

類似症状のまれな例としてクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)がある。

CJDは中枢神経にある誤って折りたたまれたプリオンタンパク質により発症する急速進行する致死性の痴呆である。

今回、脳梗塞を疑われた患者がCJDだったそうな。

2023年9月10日

脳卒中?プリオン病!アイルランドの仰天ケース

元
2023  8月  アイルランド


クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)はヒトのプリオン病としてもっともおおい疾患ではあるがまれで、発症率は年間100万人に1人程度である。

急速な精神神経機能の低下、たとえば認知症、行動異常、高次脳機能障害を呈する。

そして運動失調や不随意運動の症状が進行して1年以内に死亡するとされているが、片麻痺などの脳卒中様の症状はこれまでほとんど報告されていない。

こんかい、脳卒中の疑いで入院した若い男性が実はCJDだったそうな。

2023年5月13日

脳卒中ミミックとカメレオン:視覚症状分析

元
2023  5月  デンマーク


視覚症状をもって患者の脳卒中を判断することはむつかしい。

脳卒中ミミック(類似症状にすぎないのに脳卒中とする偽陽性の誤診)は救急部で脳卒中とされた患者の30-43%を占めるとされ、その視覚症状の原因には片頭痛や眼疾患がおおい。

脳卒中カメレオン(脳卒中なのに他の疾患とされる偽陰性の誤診)は救急部での脳卒中検査の2-28%を占めるとされるが誤診されたままの患者もおおく割合は過小評価されていると考えられる。

そこで、脳卒中患者の視覚症状を、ミミックとカメレオン患者とでくわしく比べてみたそうな。

2023年3月5日

MRIを撮ると脳梗塞が再発する頻度

元
2023  2月  中国


高齢化や画像診断技術の進歩により、無症候性の脳梗塞が過剰に診断されている。

そのいっぽうで脳卒中類似症状の陰に見過ごされている脳梗塞も少なくない。

そこで、脳梗塞の再発に関して、臨床症状があってみつかる再発と画像診断による再発の頻度および危険因子をくわしくしらべてみたそうな。

2021年10月26日

脳梗塞でないのに血栓溶解治療されてしまう患者

元
2021  9月  ハンガリー


患者が病院に到着してから治療にかかるまでの時間は短くなっている。

そのため脳梗塞を疑う患者のなかに類似症状者が紛れ込む可能性も高くなっている。

彼らの頻度、病因、転帰について包括的なレビューをこころみたそうな。

2021年9月21日

脳卒中入院の半数はニセ者だった なぜなのか?

元
2021  9月  ノルウェー


脳卒中類似症状(stroke mimics)は入院時に脳卒中と疑われ、その後別の診断に確定された症状をさす。

おおくは、めまい、片頭痛、てんかん、などが急性脳梗塞やTIAに誤認されることでおきる。

彼らを脳卒中として入院させることはコスト的に釣り合わないため、如何に区別するかに注目が集まっている。

そこで、過去10年間の脳卒中類似症状の経時的傾向をしらべてみたそうな。

2020年4月11日

ニセ脳卒中の頻度と特徴

元
Stroke-mimics in stroke-units. Evaluation after changes imposed by randomized trials
2020  2月  フランス


脳卒中の血栓溶解治療の適応は4.5時間を超え拡張傾向にあり、機械的血栓除去術の適応時間はもっと長い。そのため治療を検討するべき患者数は増え、画像検査等にようする間接業務も増大している。

そこで、これら治療が必要のない脳卒中類似症状(stroke mimics)の患者をすばやく見分けるべく、その特徴と割合についてくわしくしらべてみたそうな。

2019年9月30日

軽いしびれやめまいがガチ脳梗塞の率 JAMA Neurol.

元
Rate and Prognosis of Brain Ischemia in Patients With Lower-Risk Transient or Persistent Minor Neurologic Events
2019  9月  カナダ

一過性脳虚血発作(TIA)の10-17%は90日以内に脳卒中をおこすという。

彼らのおよそ半数は運動や言語症状のない 軽いしびれやめまい ふらつきなどの症状が5分以下しか続かないケースであり、くわしい検査もなしに脳虚血ではない単なる類似症状とみなされることもすくなくない。

こういったばあいに本当に脳虚血が起きているケースがどのくらいの頻度であるものか、MRIの拡散強調画像(Diffusion Weighted Imaging:DWI)でくわしくしらべてみたそうな。



複数国の病院施設での、5分以下しか続かない軽いしびれやめまい症状から8日以内の患者1028人について、追加でMRIのDWIを撮り急性梗塞の有無を判定したところ、



次のことがわかった。

・135人(13.5%)がDWIポジティブで急性脳卒中と診断された。

・最終的に、脳卒中の取り消しも含め 308人(30.0%)の診断が覆った。

・これらローリスク患者の1年後再発率は0.7%で非常に低かった。

軽いしびれやめまいの一過性の患者をMRIで精査したところ、13.5%がほんとうの脳梗塞だった。MRI検査は欠かせない、


というおはなし。

図:MRI検査



感想:

お医者さんもめんどくさいからCTをサッと撮って「異常ありませんね」と家に帰す。

だから「MRIでディフュージョン撮ってください!」と言ってみよう。

2019年8月30日

Stroke誌:脳梗塞後の脳卒中類似症状の頻度と原因

元
Incidence and Etiologies of Stroke Mimics After Incident Stroke or Transient Ischemic Attack
2019  ノルウェー

脳卒中類似症状(stroke mimics)は脳虚血を原因としない神経症状で、脳卒中とのくべつがむつかしい。

また脳梗塞は再発のリスクが高い。

脳梗塞やTIAのあとの脳卒中類似症状の頻度とその特徴についての調査はまだないので再発の頻度や時系列パターンもふくめてくわしくしらべてみたそうな。



2007-2013 ノルウェーのハウケラン大学病院の脳梗塞とTIAの患者1872人について脳卒中類似症状と再発を5年前後フォローしたところ、



次のことがわかった。

・この間に339人で480回の脳卒中類似症状イベントが確認された。

・その頻度は年間1000人あたり58.7回で、再発の頻度34.0回を上回った。

・脳卒中類似症状と再発のリスクは初回脳卒中後1年間がもっとも高かった。

・脳卒中類似症状でもっともおおかった原因は、脳梗塞の後遺症(19.8%)、脳血管障害を疑わせる観察結果(15.6%)、感染症(14.0%)、けいれん発作(9.6%)、めまい(8.3%)、頭痛 片頭痛(7.7%)、失神(7.1%)だった。

・とくに上位2つの原因は初回脳卒中後の1ヶ月間に集中していた。

脳梗塞後の脳卒中類似症状の頻度は脳卒中の再発頻度よりも高かった。脳卒中類似症状には複数の原因がからんでいて、とくに初回脳卒中後はやい時期に集中していた、


というおはなし。
図:脳卒中類似症状と再発



感想:

初回脳卒中の直後はみなが異変に敏感になっているからなんでもないことをおおげさにあつかうのは仕方がない。
じつは脳卒中でなかった割合 in Japan

2019年6月4日

脳卒中と認めてもらえない女性 JAMA Neurol.

元
Sex Differences in Presentation and Outcome After an Acute Transient or Minor Neurologic Event - Acute Coronary Syndromes
2019  5月  カナダ

重症度が中レベル以上の脳卒中のばあい症状のでかたが男女でことなることがしられていて、麻痺や言語障害といった典型症状は女性ですくない。

のちの機能回復度や生活の質も女性で低い傾向がある。

いっぽう脳梗塞患者の半数以上をしめる軽度または一時的な脳卒中の男女差についてはあきらかになっていない。

軽い神経症状の患者は最終的にその3分の1が脳卒中類似症状(stroke mimic)と分類されるという。

そこで軽度の脳卒中患者の入院時症状とその後の男女差を大規模にしらべてみたそうな。



2013-2017 複数の大学病院で、軽いもしくは一時的な脳虚血症状をしめす患者について、
その診断結果(脳梗塞 or 類似症状)および90日後の再発や死亡をフォローしたところ、



次のことがわかった。

・70歳前後の患者1648人を対象とした。

・MRIを撮っていても、女性が脳梗塞と診断される割合は相対比0.88で男性よりも低かった。

・しかし90日時点での再発や死亡のリスクに差はなかった。

・入院時の症状(局在 or 非局在)にあきらかな男女差はなかった。

軽い脳卒中では入院時の症状が男女おなじであっても女性のほうが類似症状とみなされることがおおかった。再発リスクに男女差がなかったことからこれら類似症状扱いされた女性は2次予防指導をうける機会を逸したと考えられる、


というおはなし。
図:脳卒中類似症状



感想:

女性は片頭痛や精神ストレスで病院にかかることがおおいため「またか...」と思われてしまうことが理由ではないか、と言ってる。
じつは脳卒中でなかった割合 in Japan

2019年1月18日

じつは脳卒中でなかった割合 in Japan

元
Stroke Mimics and Accuracy of Referrals Made by Emergency Department Doctors in Japan for Patients with Suspected Stroke
2019  1月  日本

救急医療の現場では脳卒中ではない患者を脳卒中と診断してしまいのちに脳卒中類似症状(Stroke mimics)だったとわかるケースが発生する。
その結果、必要としない患者に血栓溶解治療が施されるなどの問題が生じている。

診断をミスする背景として、日本ではCTやMRIの情報量が非常におおいこと、皆保険制度で個人の負担が少ないこと、医師の数が足りていないこと、ガイドラインで治療をせかされていること、などが考えられる。

日本での脳卒中類似症状についての規模のおおきい報告はほとんどないので、しっかりとしらべてみたそうな。


救急救命部で脳卒中と診断された患者226人について、のちに神経外科医によって下された診断結果とを比べたところ、


次のようになった。

・71.7%については診断は正しかった。

・残り28.3%の脳卒中類似症状のうち75%はただの精神症状やめまいなど脳の損傷とは関係のないものだった。

・診断ミスの直接の理由として、思い込みがもっともおおく43.8%、問診不十分32.8%、読影知識の不足、検査結果の見落とし、これらの組み合わせ が挙げられた。

救急救命医による脳卒中診断の3分の1は正しくなかった、


というおはなし。

図:脳卒中類似症状を見誤る理由

感想:

みんなが急げ急げって言うから誤診が増えるようだ。↓
急いで病院に行くと脳卒中でもないのに血栓溶解治療されてしまう危険性について

2018年6月25日

4分の1が血栓溶解治療で悪化

元
Intravenous Thrombolysis May Not Improve Clinical Outcome of Acute Ischemic Stroke Patients Without a Baseline Vessel Occlusion
2018  6月  オーストラリア

血栓溶解治療の薬であるアルテプラーゼは脳梗塞の発症から4.5時間以内であれば有効とされている。

いっぽう脳梗塞患者の39%はCTの血管撮影であきらかな血管閉塞が確認されていないという報告がある。この理由として CT検査時での自然開通、血行動態による脳梗塞、じつは脳卒中でない、などが考えられる。

アルテプラーゼの有効性についてこれまでの研究のおおくは血管閉塞の有無を区別していないので、あらためて血管閉塞していない患者へのアルテプラーゼの効果を検証してみたそうな。


発症から4.5時間以内に入院できた脳梗塞患者でCT血管撮影をしたラクナ梗塞でないタイプ1277人の記録を解析したところ、


次のことがわかった。

・このうち24%には血管閉塞がみられず、さらにその半数に血栓溶解治療がおこなわれた。

・血管閉塞がみられないのに血栓溶解治療をうけた患者はなにもされなかった患者よりも回復が悪く、

・mRSが0-1に相当する回復良好者の割合は 56% vs. 78.8% とあきらかに少なかった。

血栓溶解治療に適した患者のうち4分の1には血管閉塞がみられず、彼らへの血栓溶解治療により状態がさらに悪化した、


というおはなし。
図:完全塞栓していない患者の血栓溶解療法の予後

感想:

CT血管撮影は注射1本ですぐできる。これ↓わたしのCT脳血管動画。

2015年7月13日

急いで病院に行くと脳卒中でもないのに血栓溶解治療されてしまう危険性について

元
Do efforts to decrease door-to-needle time risk increasing stroke mimic treatment rates?
2015  6月  アメリカ

血栓溶解治療を急ぐほど脳卒中でない患者に薬を打ってしまう可能性が高まる。

実際にどのくらいそういった例があるのか、調べてみたそうな。


2010年1月から2014年2月にかけて、大学病院に入院して血栓溶解療法を受けた脳卒中患者の、病院到着から血栓溶解療法開始までの時間と 脳卒中類似症状だった者の推移を解析したところ、


次のことがわかった。

・この間に "病院到着から血栓溶解療法開始までの時間"は89分→56分に短縮した。

・脳卒中類似症状だった患者の割合は、6.7%→6.7%→12.9%→30.0% と増加した。


血栓溶解治療を急かされる気持ちもわかるけど、お医者さんはもっと注意してね、


というおはなし。

図:脳卒中類似症状とrtPA件数

感想:

類似症状患者はおおむね若いから、多少無茶しても出血しない ってどこかで読んだ、、

自分だったら、救急車呼ぶべきかどうか悩む余裕があるなら、2-3時間お茶でものんでくつろいでみるけどな。

2015年4月8日

ホントは脳卒中じゃないのに血栓溶解療法やってしまって大丈夫なの、、?

元
Safety of Intravenous Thrombolysis in Stroke MimicsProspective 5-Year Study and Comprehensive Meta-Analysis
2015  3月  ギリシャ

脳卒中患者の病院到着から血栓溶解療法開始までの時間を急ぐと、実は脳卒中でない類似症状の患者にまでrtPAを打ってしまうことが起きる。

そこのところの安全性を検証してみたそうな。


脳卒中の救急救命センターに入院してきた患者について調査したところ、


次のことがわかった。

・5年間に516人の患者に血栓溶解療法を施した。

・そのうち脳卒中類似症状の患者は75人いた。

・血栓溶解療法後に脳内出血を起こした類似症状患者は1人のみで、舌の血管浮腫事例も無かった。

・ついでに 8942件の血栓溶解治療データを含む9件の過去の論文データを再解析したところ、脳卒中類似症状患者への血栓溶解療法後に脳内出血が起きる割合は0.5%だった。

・類似症状患者が治療後に脳内出血を起こすリスクは明らかに低く、回復も良好だった。


脳卒中類似症状患者への血栓溶解療法の安全性が今回の経験および過去の研究からも確認できた、


というおはなし。


感想:

こういう話は信用しないことにしてる。

でも病院が好きな人ならちょっと頭痛いときはすぐに救急車呼んで、心ゆくまでいろんな治療してもらうといい。

2015年3月28日

TIAや軽い脳卒中のあと再発する割合は、、

元
Four Year Follow Up of Transient Ischemic Attacks, Strokes, and MimicsA Retrospective Transient Ischemic Attack Clinic Cohort Study
2015  3月  イギリス

軽症脳卒中やTIA患者に迅速に対応する専門外来「TIAクリニック」を訪れた患者のその後を調べてみたそうな。


1万人あまりの患者を約4年間追跡調査したところ、


次のことがわかった。

・患者の内訳はTIA32%、軽症脳卒中18%、類似症状50%だった。

・その後脳卒中になった者は、TIAの7.1%、軽症脳卒中の10.9%、類似症状の2.0%だった。

・TIAまたは軽症脳卒中患者が90日後に脳卒中になる割合は1.3%だった。

・類似症状者と比べた時の死亡リスクは、TIAで1.7倍、軽症脳卒中で2.2倍だった。

TIAや軽症脳卒中になった患者が90日後にまた脳卒中になる割合が通常よりも小さかった。TIAクリニックは効果があるのかも知れない、


というおはなし。


感想:

通常 TIAのあと5%くらいの人が数ヶ月以内に脳卒中になるという。でも1年、2年経つと 再発する人はやっぱり再発するんだと思う。

患者の半分が類似症状者だから、TIAクリニックってのは人騒がせな患者をフィルタリングする役割も担ってんだろな。

2014年11月29日

TIA(一過性脳虚血発作)には本物と偽者があるらしい

元
Differentiation of true transient ischemic attack versus transient ischemic attack mimics.
2014  7月  イラン

一過性脳虚血発作(TIA)が疑われた患者のうちTIAではなかった者がどのくらいいるのかを調べてみたそうな。


脳卒中センターに入院してきてTIAを疑われた患者について3ヶ月間フォローし、診断を確定させた。


次のことがわかった。

・310人の患者(男性59%、女性41%)がTIAを疑われた。

・そのうち10%の患者がTIA類似症状だった。

・類似症状の患者は本当のTIA患者より14歳ほど年齢が若かった。

・本当のTIA患者には高血圧、失語、症状の継続、高齢といった特徴があった。

・TIA類似症状の主な原因は片頭痛だった。

・麻痺、感覚障害、片目が見えなくなるなどの症状では類似症状との区別がつかなかった。


TIAが疑われた患者のうち10人に1人は類似症状だった。両者を判別するのはなかなか難しい、

というおはなし。


感想:

TIA自体が脳卒中の類似症状のような印象を持っていたので関心を持った。
高齢者の脳卒中のうち13%は脳卒中ではなかった

『妻が脳卒中に... orz』、医師『ただの偏頭痛でした』


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