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2019年8月26日

脳梗塞治療に酪酸サプリメント

元
Transplantation of Fecal Microbiota Rich in Short Chain Fatty Acids and Butyric Acid Treat Cerebral Ischemic Stroke by Regulating Gut Microbiota
2019  8月  中国

アルツハイマー病やパーキンソン病、多発性硬化症などの神経疾患では胃腸症状をともなうことがおおいとする報告が増えている。

中枢神経系へのダメージが内分泌系や免疫系をとおして腸内細菌の多様性を壊すディスバイオシス(dysbiosis)を引き起こし、腸の透過性(permeability)を高め腸内物質が体内を移動しやすくなる。

この漏れやすくなった腸(Leaky gut)を修復できれば脳梗塞で損傷した血液脳関門にもベネフィットがあるかもしれない。

腸脳相関(gut-brain axis)により腸と脳には双方向コミュニケーションがあり、これを介するものの1つに短鎖脂肪酸がさいきん挙げられるようになった。

そこで腸内細菌叢を改善し短鎖脂肪酸をあたえることで脳梗塞に影響があるものか実験してみたそうな。

2020年1月16日

「長芋」を食べると手が動くようになる根拠

元
Short-chain fatty acids improve post-stroke recovery via immunological mechanisms
2019  12月  ドイツ

脳卒中は はなれた臓器にも影響をあたえる全身性の病気であるとの考え方があって、たとえば脳卒中のあとに腸内細菌叢の多様性が壊滅的影響をうける(dysbiosis)ことが知られている。

腸と脳は双方向に干渉しあっている(腸脳相関やgut-brain axis)ことから腸のダメージが脳卒中の回復をさまたげるとする報告がすくなくない。

この関係を仲介する物質の有力な候補として、血液脳関門を通過できる酪酸などの短鎖脂肪酸(Short-chain fatty acids:SCFA)が考えられている。

そこで、SCFAをサプリメントとしてあたえたときの脳卒中の回復を動物で実験してみたそうな。

2022年12月29日

nature.com:動脈硬化症の腸内「酪酸」おおかった

元
2022  12月  ノルウェー


腸内細菌バランスの崩れが脳卒中に関係するという報告が増えている。

とくに食物繊維から産生される「短鎖脂肪酸」には抗炎症作用があり、動脈硬化の進行を抑えると考えられている。

そこで、頸動脈のアテローム性動脈硬化症患者の糞便中の短鎖脂肪酸濃度をくわしくしらべてみたそうな。

2019年2月27日

脳卒中になる腸内環境

元
Higher Risk of Stroke Is Correlated With Increased Opportunistic Pathogen Load and Reduced Levels of Butyrate-Producing Bacteria in the Gut
2019  2月  中国

腸内細菌と脳卒中との関連をしめす報告がふえている。

しかし脳卒中になる直前の腸内細菌の状態をしらべた研究はすくない。そこで脳卒中のハイリスクとされる人々の腸内細菌の特徴をくわしくしらべてみたそうな。

2023年6月28日

脳卒中と腸内細菌叢:20年の研究から見えた真実

元
2023  6月  中国


脳卒中と腸内細菌叢との関係について、過去20年間の研究から、キーワード、注目のテーマ、今後の動向についてレビューしてみたそうな。

2021年10月5日

脳梗塞の出血性変化は腸内細菌のせい

元
2021  9月  中国


脳梗塞からの出血性変化のメカニズムとして、たとえば高血糖による炎症、酸化ストレスによる血液脳関門の破壊が考えられる。

腸内細菌叢の組成変化は炎症と密接な関係があることから、出血性変化との関連について、くわしくしらべてみたそうな。

2020年5月7日

腸内細菌の短鎖脂肪酸が脳卒中回復をうながす

元
Gut Microbiota-Derived Short-Chain Fatty Acids Promote Post-Stroke Recovery in Aged Mice
2020  5月  アメリカ

腸と脳のはたらきには双方向コミュニケーションがあり、腸脳軸(gut-brain axis)ともよばれる。

脳卒中がおきると腸の運動性や透過性に変化が生じ、腸内細菌叢の多様性が失われるディスバイオシスがおきる。

ディスバイオシスは高齢化でもなりやすく、高齢脳卒中患者が重症化し障害が長期化する一因とも考えられている。

そこで、高齢脳卒中ネズミの腸内細菌叢の若返りで回復が促されるものか、とくに短鎖脂肪酸(SCFA)にフォーカスして実験してみたそうな。

2020年6月9日

腸内細菌の異常と脳卒中の回復不良

元
2020  5月  中国


腸内細菌叢とその代謝物は、脳卒中において重要な役割を果たすことが報告されている。

腸内細菌叢由来の短鎖脂肪酸(SCFAs:short-chain fatty acids)は、免疫系、内分泌系、迷走神経系、およびその他の液性経路を介して直接的または間接的に脳機能を調節する。

しかし、脳卒中の重症度が異なる急性脳梗塞患者において、腸内細菌と短鎖脂肪酸の種類や脳卒中転帰との関連を評価した研究は比較的少ないのでくわしくしらべてみたそうな。

2025年11月28日

脳卒中リハビリの成果が変わる―回復を加速させる腸内細菌の育て方

元
2025  11月  ナイジェリア


脳卒中の後遺症には、手足の麻痺や歩行障害といった身体機能の問題だけでなく、抑うつや不安などの気分の問題、さらには記憶力や判断力の低下といった認知面の障害も多くみられる。
運動リハビリは回復に役立つことが示されているが、それだけでは十分ではない場合がある。

近年、腸内細菌と脳の働きが互いに影響し合う「腸‐脳相関」が注目されている。脳卒中により腸内細菌のバランスが崩れ、炎症や回復の遅れにつながる可能性が指摘されており、腸内環境を整えるプロバイオティクスにより回復が促される可能性がある。

しかし、運動とプロバイオティクスを組み合わせた場合の効果はこれまで十分に調べられていなかった。そこで、両者を併用することでより大きな改善効果が得られるかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年7月5日

脳卒中体質をつくる「炎症食」——その正体はコンビニ飯かもしれない

元
2026  6月 中国


脳卒中には高血圧や糖尿病だけでなく、全身の慢性炎症も関わると考えられている。

食事は炎症状態を左右する重要な要因である。そこで「食事性炎症指数(DII)」を用いて、炎症を起こしやすい食事と脳卒中既往との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2019年7月21日

脳卒中後の腸内細菌を長期観察

元
Persistence of Gut Microbiota Dysbiosis and Chronic Systemic Inflammation After Cerebral Infarction in Cynomolgus Monkeys
2019  6月  中国
腸脳軸(gut–brain axis)は免疫システムを介した腸と脳の双方向コミュニケーションを意味する。

脳卒中を経験すると腸内細菌の多様性やそれらの生成物、炎症因子のバランスがおおきく崩れるディスバイオシス(dysbiosis)がみられるという報告がふえている。

しかしこれら研究のおおくはネズミをつかった実験でしかもフォロー期間が短いためヒトへの解釈には制約がおおきい。

霊長類をつかえば免疫システムや遺伝構造、食事形態、神経系、消化管構造がヒトに近くネズミよりも参考になる。

そこでサルをつかって長期に腸内細菌叢の変化をしらべてみたそうな。

2024年6月27日

断食がもたらす健康革命:脳卒中回復の秘密を解き明かす

元
2024  6月  アメリカ


事前に何らかの処置によって得られた脳の虚血耐性は、やむをえず脳梗塞が起こった場合に脳を守るよう働くことが知られている。

現在、すでに雄のマウスにおいて、間欠的絶食(IF:1日15時間絶食)を短期間(6週間)行うと、長期間(12週間)行う場合と同様の虚血耐性が生じることがわかっている。

そこで、同様のIF介入が、老マウスやメスマウスにも虚血耐性をもたらすものか実験し、そのメカニズムを検証してみたそうな。

2023年4月29日

人工甘味料と動脈硬化:隠れた危険因子

元
2023  4月  ノルウェー


非糖質系甘味料、とくに人工甘味料と脳卒中など心血管疾患との関連については報告に一貫性がない。

人工甘味飲料が脳卒中と関連するという大規模研究もあれば、関連はないとする研究もある。

そこで、血中の非糖質系人工甘味料の濃度と、頸動脈のアテローム性動脈硬化との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年1月19日

認知障害と腸内細菌

元
The Association of Post-Stroke Cognitive Impairment and Gut Microbiota and its Corresponding Metabolites
2020  1月  中国

脳卒中から1年以内の認知障害は7.4 - 41.3%に見られるという。しかし有効な治療薬はない。

腸と脳の相互作用(gut-brain axis)が脳卒中後の認知障害と関係するという報告がある。

じっさい腸内細菌叢にダメージを与えると認知障害がひどくなることが動物実験でわかっている。そのメカニズムは不明である。

そこで脳卒中後の認知障害(Post-stroke cognitive impairment:PSCI)と腸内細菌叢およびその代謝物質との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2023年2月20日

腸内細菌と脳梗塞の因果関係

元
2023  2月  中国


脳梗塞の発生に腸内細菌の関与を示すエビデンスがふえつつある。

これらエビデンスは細菌の種類やくみあわせ、脳梗塞タイプで影響がことなる可能性があり一般化することがむつかしい。

そこで、特定の腸内細菌と種類別脳梗塞との因果関係をしらべるために、メンデルランダム化解析をこころみたそうな。

2025年5月7日

脳を守る鍵は腸にあり!?食物繊維がラクナ梗塞を遠ざける理由

元
2025  4月  中国


脳卒中は世界でも多くの人の命を奪う病気であり、その予防がとても重要である。最近では、ふだんの食事の中で何を食べるかが脳卒中のリスクに関係していることが注目されている。

中でも、食物繊維は炎症や代謝のバランスを整える働きがあるとされてきた。しかし、食物繊維と脳卒中の関係については、まだはっきりとした証拠が少なく、特にどのタイプの脳卒中に効果があるのかが分かっていなかった。

そこで、実際の食生活データと遺伝情報を使い、食物繊維と脳卒中の関係をくわしくしらべてみたそうな。

2025年8月19日

薬より強い?食物繊維が“脳卒中後うつ”を遠ざける驚きのメカニズム

元
2025  7月  中国


脳卒中は世界で2番目に多い死因であり、多くの人が後遺症を抱えて生活している。その中でも「脳卒中後うつ(post-stroke depression, PSD)」は3人に1人が経験するとされ、リハビリの妨げや再発・死亡リスクの上昇につながる大きな問題である。特に女性は男性よりもうつになりやすく、症状も重くなりやすい。

一方で、これまでの研究では「食事と気分」の関係が注目されてきた。特に食物繊維は腸内環境を整える働きがあり、心の健康にもつながるのではないかと考えられている。しかし「食物繊維とうつ」を調べた研究は多くても、「脳卒中後うつとの関係」を調べたものはほとんどなかった。

そこで、米国の大規模調査NHANESのデータを使って、女性における食物繊維摂取とPSDの関係をくわしくしらべてみたそうな。

2025年8月2日

酪酸は口より肛門から──浣腸による血圧低下の衝撃

元
2025  7月  アメリカ


高血圧は心臓病や脳卒中の主要な原因であり、とくに黒人においては他の人種よりも有病率が高く、合併症も多いことが知られている。それにもかかわらず、彼らを対象とした臨床研究は非常に少ない。

近年の研究では、腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸、とくに酪酸という物質が、血圧の調整に関わっている可能性が指摘されてきた。酪酸は食物繊維をエサにして腸内細菌が発酵することで作られる。動物実験では酪酸によって血圧が下がることが確認されているが、人間を対象とした研究は少ない。

そこで、「酪酸を腸に直接届けたら、血圧はすぐに下がるのか?」を検証するために、酪酸を肛門から入れるという臨床試験をおこなってみたそうな。

2025年2月18日

腸がダメなら脳もダメ!?脳卒中リスクと腸内細菌の深すぎる関係

元
2025  2月  中国


脳梗塞は、高齢者を中心に発症しやすい疾患であり、その後の回復や生活の質に大きな影響を与える。これまでの研究では、脳梗塞の発症や回復に血管や神経の働きが重要とされてきたが、近年、腸内細菌(腸内マイクロバイオータ) が脳梗塞のリスクや回復に深く関与していることが明らかになりつつある。

そこで、腸脳微生物軸(Microbiota-Gut-Brain Axis, MGBA)がどのように脳梗塞に影響を与えるのかを解明するために、最新の研究を総括してみたそうな。

2022年12月30日

脳卒中後のうつが伝染る

元
2022  12月  中国


脳卒中後のうつ(PSD)患者の30%は抗うつ薬に反応しない。

いっぽう、うつ症状が同居人によって癒されるというエビデンスは増えている。

しかし同居させられた健常者への影響についてはよくわかっていないので、マウスをつかってうつが伝染するものかどうかくわしくしらべてみたそうな。

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