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2025年11月27日

仕事のストレスで脳卒中死のリスク1.5倍という現実

2025  11月  エジプト


「ストレスがたまると脳卒中になりやすい」ことは、多くの人が何となく知っていることである。しかし、これまでの研究には
・ストレスと「うつ病」がごちゃまぜになっている
・研究ごとの人数や期間がバラバラで、全体像がわかりにくい
という弱点があった。

そこで、
・うつ病の人をできるだけ除いて、「ストレスそのもの」の影響を確かめること
・たくさんの研究をまとめて、「どれくらい脳卒中リスクが上がるのか」をあらためて数字で示すべく、
メタアナリシスをこころみたそうな。

2025年9月15日

変人の集い? それとも新しい支援の形? 脳卒中サバイバーがSNSで見せる素顔

2025  9月  スウェーデン


脳卒中は突然生活を変えてしまい、身体の動きだけでなく気持ちや人とのつながりにも大きな影響を与える。とくに働き盛りや子育て世代の人にとっては、役割を失ったり孤独を感じたりしやすい。

近年、同じ経験をした人どうしがSNSなどで支え合う場が広がっているが、そこでどのように体験が語られ、「自分らしさ」が作り直されているのかはあまり知られていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2024年11月9日

くも膜下出血が女性に多い理由は『経済的貧しさ』だった!?

2024  10月  スウェーデン


自然発生性クモ膜下出血(SAH)は突然発症し、生命に重大な影響を及ぼす脳卒中の一種である。この疾患は特に女性に多く見られ、発症メカニズムは複雑で、予防が難しい。

過去には医学的な要因に注目が集まってきたが、近年では社会経済的な環境もリスクに影響を与える可能性が指摘されている。

そこで、性別による社会経済的要因の違いがSAHリスクにどのように関わるかをくわしくしらべてみたそうな。

2023年11月27日

脳出血生存者の実態:失業と収入減の割合!

2023  11月  韓国


非外傷性頭蓋内出血(脳出血)による集中治療室(ICU)後の失業、世帯収入の減少、新たな障害の割合と長期死亡率への影響をくわしくしらべてみたそうな。

2023年9月21日

若いのに働けない?脳梗塞と脳出血、どちらが危険なのか

2023  9月  シンガポール


若年成人(18~50歳)の脳卒中は全症例の15%に過ぎないが、長期的な社会的影響はおおきい。

脳卒中後の職場復帰(RTW)は、重要なリハビリテーション目標である。しかし良好な機能的転帰を達成しているにもかかわらず、おおくの若年成人がRTWに至っていない。

そこで、脳梗塞と脳出血とでその後のRTWをくらべてみたそうな。

2023年8月28日

高知の脳梗塞:地域格差が救急に影響

2023  8月  日本


急性の脳梗塞患者において、患者が居住する地域の社会経済的地位の指標であるAreal Deprivation Index(地域困窮指数:ADI)が、病院到着の遅れや転帰不良と関連するかどうかを、高知県の脳卒中データベースからくわしくしらべてみたそうな。

2023年5月23日

脳卒中後の隠れた危機: 高血圧が認知障害を防ぐ!?

2023  4月  中国


脳卒中後の認知障害(PSCI)は、脳卒中後の一般的な後遺症である。

中国は脳卒中経験者の数は多いが、PSCIの発症率や危険因子に関する大規模な調査は行われていない。

そこで、多施設共同横断研究により、中国の脳卒中経験者におけるPSCIの発生率と危険因子をくわしくしらべてみたそうな。

2022年8月12日

自発的「失業」と脳卒中

2022  8月  ポーランド


脳卒中の有病率と職業との関連を、自発的失業(Voluntary unemployment)と非自発的失業とを区別してくわしくしらべてみたそうな。

2022年2月14日

2021年6月1日

正社員は月曜日に脳梗塞になる

2021  5月  日本


急性脳梗塞が1週間のなかでいつ起きやすいかを、正規雇用労働者であるかどうかもふくめてくわしくしらべてみたそうな。

2020年5月25日

社会的孤立は心臓発作、脳卒中、死亡のリスクを高める

2020  5月  ドイツ


COVID-19パンデミックで社会的接触が制限されているなか、「孤立」が脳卒中など心血管疾患に及ぼす影響に注目があつまっている。

今週の欧州神経会議 European Academy of Neurology (EAN) Virtual Congress での発表内容。

2019年3月22日

復職後 長期の就労率トレンド


Factors, trends, and long-term outcomes for stroke patients returning to work- The South London Stroke Register
2019  3月  イギリス

脳卒中の4分の1は労働可能年齢者で、脳卒中を経験したかれらは一般人よりも失業する可能性が3倍になるという。

脳卒中ののち復職する者を長期にフォローをした調査はすくないのでやってみたそうな。



ロンドンの脳卒中患者データベースをつかって、
1995-2014の患者5609人について、1,5,10年後の就労状況を調べたところ、



次のことがわかった。

・940人が脳卒中の直前まで職に就いていて、かれらのうち19%が3ヶ月後に復職していた。

・その率は、1年後では18%、5年後12%、10年後3%に低下した。

・機能的に自立していて入院が短い患者は早くに復職していた。

・若い患者は 5年後、10年後に就労しつづけていることがおおかった。

・非肉体労働者は10年後の就労可能性がたかかった。

・早くに復職した者ほど5年後、10年後の就労可能性がたかかった。

・機能的に自立状態にあった患者のうち、1年後に48%、5年後42%、10年後28%が就労していた。

・不安やうつの程度がひくくQoLの高いことが1年後の就労と関連していた。

機能的に自立しているほど復職しやすいと考えられるいっぽう、かれらのうち非常におおくの者が復職していなかった、


というおはなし。

図:


感想:

しごとやめたいけど踏ん切りがつかない、、とおもっている人にとって ほどほどの脳卒中は絶好の機会。だから復職しないのだとおもう。
復職後 なん年間仕事を続けられるのか 日本で

2018年10月15日

若年脳梗塞で復職していない率と理由


Return to work after ischemic stroke in young adults- A registry-based follow-up study
2018  10月  フィンランド

近年、若年者の脳梗塞が増加傾向にある。若い脳卒中患者にとって復職は重大な関心事の1つである。

これまでの研究では脳卒中患者の復職率は平均44%であるが、サンプルサイズや脳卒中の種類、関連要因的に偏りがあった。

そこで、若年脳梗塞に限定して「復職していない」率とその理由を大規模にしらべてみたそうな。


1994-2007ヘルシンキ大学病院での、15-49歳で入院直前に1年以上就労していて退院時の神経症状が重度ではない(NIHSS15以下)脳梗塞患者769人について、

年金徴収記録から推定した1-3年後の就労状況と 医療記録との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・非就労率は、1年後 37.6%、2年後 42.0%、5年後 46.9% だった。

・年齢、性別、社会経済状況、入院時の重症度で調整すると、非就労の要因として、

・前頭部の広範な梗塞、アテローム血栓性、心原性、失語症、手脚の麻痺、重度の視野欠損が関連していた。

若年の脳梗塞で軽-中レベルの症状の患者が復職していないことはめずらくなかった、


というおはなし。

図:若年脳梗塞の就労状況
ラザニアプロット:赤が非就労、青は就労、白はデータなし


感想:

裏返すと復職率は1年後 62.4%ってこと。

グラフみると、より若いひとほど復職後に失業するケースが少ないようにみえる。

歳取るほど続けるのはむつかしい。

復職後 なん年間仕事を続けられるのか 日本で

なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?

2017年4月9日

再就職で上昇する日本人の脳卒中死亡率


Changes in the Employment Status and Risk of Stroke and Stroke Types
2017  4月  日本

失業と脳卒中リスクは関連する。

日本ではいったん失業すると再び希望の職に就くことは難しい。そこで日本人の再就職と脳卒中リスクとの関連をしらべてみたそうな。


健康で40-59歳の日本人男女4万人あまりを90年代からフォローしたところ、


次のことがわかった。

・男女ともに1度でも失業を経験すると、脳梗塞や脳出血のリスクが高かった。

・連続就業者にくらべ 失業経験のある男性の脳卒中リスクは1.58倍、その死亡率は2.22倍、

・女性では順に 1.51倍、2.48倍だった。

・再就職経験のある男性の脳卒中リスクは2.96倍、その死亡率は4.21倍、

・女性では順に 1.30倍、1.28倍だった。

失業経験のある男女および再就職の男性は 脳卒中とその死亡リスクが非常に高かった、


というおはなし。
図:

感想:

脳卒中死亡率4.21倍...わかる気がするよ。
あてもなく仕事辞めたことが何度かあったけど、毎度あたらしい職場環境に適応するのは胃がよじれるようなストレスがある。

2016年7月30日

くも膜下出血のあと 復職できない理由


Depression and Anxiety Following Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage Are Associated With Higher Six-Month Unemployment Rates.
2016  7月  アメリカ

脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の生存率がこの20年間でおおきく改善したいっぽう、機能的自立を果たす者は4年後に60%で フルタイムの仕事に復帰出来ている者は34%にとどまるという。

復職を阻んでいる要因を調べてみたそうな。


もともと職に就いていた者で、6ヶ月後に失業状態の66人、復職できていた64人について比較したところ、


次のことがわかった。

・うつや不安を示していた者29人のうち 86.2%が失業状態だった。

・他の要因を考慮にいれてなお、うつや不安は失業状態と明らかな関連があった。

くも膜下出血のあとのうつや不安が復職できない状況と関連していた、


というおはなし。

図:くも膜下出血と復職


感想:

運動機能がどうのというよりも 気持ちがついてゆかなくなっちゃうんだよね、、

2016年4月20日

再発脳卒中にリハビリは必要か?


How Do Recurrent and First-Ever Strokes Differ in Rehabilitation Outcomes?
2016  4月  シンガポール

脳卒中の再発患者へのリハビリ効果を調べてみたそうな。


1277人の脳卒中患者について入院時と退院時の機能的自立度FIMスコアを測定、解析したところ、


次のことがわかった。

・16.6%が再発患者だった。

・再発患者の平均FIMは入院時62.5から退院時74.2に改善し、平均のスコア増加分は11.7で 有効率20.4%だった。

・初回脳卒中患者と比べて 再発患者は高齢、失業、脳梗塞、高血圧、糖尿などが多く、FIMの改善度や有効率は低かった。

・再発でも入院時FIMが高く 付き添いの介護者が居る場合には回復が良かった。

初回脳卒中患者にくらべ再発患者の機能回復度は小さかった。しかし明らかな回復が期待できるので しっかりとリハビリさせるべきだろう、


というおはなし。

写真:脳卒中再発?

感想:

これ↓思い出した。
再発脳梗塞患者はリハビリでどこまで回復できるのか?

2016年1月10日

リーマン・ショックで脳卒中になり亡くなった人の特徴


Stroke-attributable death among older persons during the great recession.
2015  12月  アメリカ

人は失業などの強いストレス下にあると脳卒中リスクが高まるといわれている。

そこでリーマン・ショックの影響を脳卒中死亡率で調べてみたそうな。


カルフォルニア州 2000-2010年の132ヶ月間にわたる人口動態統計データを解析したところ、


次のことがわかった。

・リーマン・ショック後に脳卒中が原因の死亡が増えていた。

・特に非ヒスパニック系の白人で 脳卒中死亡率が5%上昇していた。

・しかし総死亡率に変化はなかった。

・リーマン・ショック後の36ヶ月間に、通常は他の原因で死亡するはずの白人高齢者879人が脳卒中で亡くなっていた。

リーマン・ショックは白人高齢者の死亡原因に影響を与えたのかもしれない、


というおはなし。

写真:リーマン・ショック


感想:

リーマン・ショック真っ最中の時期に入院してたので 当時どれだけ話題になったのかぜんぜん知らないんだ。

2015年2月22日

脳卒中のあと どんな人が抑うつを感じるのか


Acute phase factors associated with the course of depression during the first 18 months after first-ever stroke.
2015  2月  ノルウェー

脳卒中のあと18ヶ月間の抑うつレベルに影響する初期の要因について調べてみたそうな。


94人の脳卒中患者について、発症後15日および6,12,18ヶ月後に面談調査した結果、


次のことがわかった。

・抑うつレベルは18ヶ月間 ほぼ一定だった。

・急性期に身体機能の低い、発症時に一人暮らし または失業中の患者は 抑うつスコアが高かった。


脳卒中の早い段階からの精神心理的サポートが必要かも知れない、


というおはなし。
抑うつ


感想:

影響要因に「一人暮らし」や「失業中」が入っていると なんとなく解決可能な問題に思えてくる。

2014年8月18日

若年脳卒中経験者の長期的な失業可能性について


Long-term increased risk of unemployment after young stroke: A long-term follow-up study.
2014  8月  オランダ

若年脳卒中経験者の失業リスクについて調べてみたそうな。


18-50歳で脳卒中(TIA,脳梗塞、脳内出血)を発症して入院した患者694人について、8年間の追跡調査をし、同年代の労働人口データと比較した。


次のことがわかった。

・若年脳卒中経験者は失業のリスクが高く、女性では一般人の2.3倍、男性では3.2倍に及んだ。

・特に、入院時の神経症状が重い、入院期間が長いと失業リスクが高かった。


若年脳卒中経験者を8年間フォローした結果、失業リスクが通常より2-3倍高いことがわかった。積極的な復職支援が必要である、


というおはなし。



感想:

案外 すんなり復職したという話をよく聞く。

一方で、復職後すぐに 退職せざるを得ない状況になったという話も耳にする。

2011年8月13日

(低収入 OR 失業)+脳卒中 → (死亡 OR 再発)


Socioeconomic Differences in Quality of Care and Clinical Outcome After Stroke: A Nationwide Population-Based Study.
2011 8月  デンマーク




脳卒中患者の社会経済的な違いが、

急性期の治療内容、死亡率などに影響するのかどうかを調べたそうな。



2003-2007の65歳以下の脳卒中患者14545人について、

収入、学歴、雇用状況と治療内容、

30日後、1年後の死亡率、再入院の可能性について解析した。




その結果、


・低所得者と年金生活者は職のある高所得者に比べ、
 必ずしも必要な治療を受けることができていなかった。


・失業状態にある患者の30日後、1年後の死亡率は共に、
 職のある人にくらべて6割増しだった。


・同様に、失業している患者の再入院リスクも高かった。


・これらのリスクの高さは急性期の治療内容を同じにしても変わらなかった。







社会経済的地位の低い患者はなぜか死亡しやすい。

その理由は必要な治療を受けられないから、というわけでもないらしい、


というおはなし。



写真:失業中

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