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2022年5月2日

生まれてすぐの脳卒中で障害が残るとADHD率が6倍

2022  4月  スウェーデン


ADHD(注意欠如・多動症)の病因には不明なことがおおく、たとえば脳性まひやてんかんの子どもでは一般集団にくらべてそのリスクは5-6倍と報告されている。

小児脳卒中でのADHDについての研究ではこれまで規模の小さいものしかなかったので、一般住民を対象に大規模にくわしくしらべてみたそうな。

2022年5月1日

Stroke誌:脳卒中後の知覚障害の研究

2022  3月  イギリス


知覚とは、聴覚、嗅覚、体性感覚、味覚、触覚、視覚などの感覚系からの情報を理解し整理する能力をさす。

脳卒中患者の74%は知覚障害を経験すると報告されているが、おおくの研究は特定の感覚領域のみを扱い断片的である。

そこで、脳卒中後の知覚障害に関するエビデンスをまとめ、問題点をあきらかにするべくレビューをこころみたそうな。

2022年4月30日

高身長と因果関係にある脳梗塞の種類

2022  4月  イギリス


これまでの研究で、身長が高いほど脳梗塞リスクが低いことが報告されている。

しかし、脳梗塞の種類別の身長との関連についてはわかっていないので、メンデルランダム化解析でくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月29日

脳梗塞が重症化しない中性脂肪値

2022  4月  インド


脂質異常は冠動脈疾患の危険因子としてよく知られているが、脳梗塞との関連はあきらかになっておらず、いまだ議論の余地がある。

そこで、入院時の中性脂肪(TG)値が脳梗塞重症度を反映するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2022年4月28日

ボツリヌス注射+集中リハビリの長期結果

2022  4月  オーストラリア


ボツリヌス毒素の注射は痙縮を軽減する効果が示されているが、注射だけでは日常生活動作の改善にはつながらないことがメタアナリシスであきらかになっている。

そして、注射後にリハビリ介入した場合の改善可能性を検証するランダム化比較試験 InTENSEフェイズ3の長期結果がでたそうな。

2022年4月27日

エナジードリンク飲みすぎて脳動脈解離した少年

2022  4月  ギリシャ


小児の急性脳梗塞はまれであり、さらにその7.5-20%は動脈解離によるものである。

動脈解離は椎骨動脈と脳底動脈でもっともおおくみられる。

エナジードリンクの過剰摂取後に動脈解離を発症した小児例があったそうな。

2022年4月26日

うつで脳卒中になりやすいアジア人の特徴

2022  3月  中国


うつと脳卒中など心血管疾患との関連についてはこれまでおおくの報告がある。

しかしその因果関係には疑問がおおく、たとえば男性と女性での関連のちがい、65歳未満での関連のなさが指摘されている。

また、アジア人での研究も少ないので中国人を対象にうつと心血管疾患との関連を大規模にしらべてみたそうな。

2022年4月25日

高血圧性の脳内出血の見分け方

2022  4月  アメリカ


脳内出血は脳卒中全体の15%を占めるにすぎないが、死亡率は非常に高い。

治療には病因をあきらかにすることが必要で、それら病因には 高血圧性、アミロイドアンギオパチー、抗血栓薬、肝硬変、血小板減少症、などが挙げられる。

これらのうちおよそ半数を占める高血圧性の患者を容易に判定できれば不要な検査をへらすことができる。

そこで、高血圧性の脳内出血を特定するための方法をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月24日

短下肢装具は前方支柱型にするべき理由

2022  3月  台湾


脳卒中で片麻痺の患者には歩行支援のために短下肢装具がよく用いられる。

短下肢装具には、従来の後方支柱型やさいきんでは前方支柱型がある。

前方支柱型にはストレッチ効果が期待されているがその優劣には結論がでていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2022年4月23日

脳梗塞で tPAが間に合うのに使わない理由

2022  4月  ノルウェー


急性脳梗塞への血栓溶解療法であるtPAの投与は、発症から4.5時間以内とされている。

スカンジナビア地域では急性脳梗塞患者の18-25%が血栓溶解療法を受けている。

血栓溶解療法の時間遅れ以外の禁忌条件として、抗凝固薬の使用、185/110mmHgを超える重症高血圧、中大脳動脈域の1/3を超える梗塞、がある。

しかしこれらの条件にあたらない場合でも、かなりの割合で血栓溶解療法がおこなわれていないことが報告されているのでその理由をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月22日

【日本発】指が開く?電マ握り療法とは

2022  4月  日本


脳卒中で上肢の手指機能が麻痺した患者での、伸筋活動を促進する効果的なリハビリテーション方法はみつかっていない。

いっぱんに筋肉へ振動刺激を与えたときに、その筋肉が収縮し拮抗する筋肉が抑制される、または振動を与えた側と拮抗する筋肉の活動が促される現象が知られていて、それぞれTVR、AVRと呼ばれている。

そこで、脳卒中患者の手のひらに振動刺激を与えたときの伸筋と屈筋の反応をくわしくしらべてみたそうな。

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