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2025年3月4日

リハビリしないと骨が崩壊?脳卒中後の骨密度低下が止まらない理由

2025  2月  インドネシア


脳卒中後の片麻痺患者は、筋力の低下だけでなく、骨密度(BMD)の低下による骨折リスクの増加という問題にも直面する。

しかし、骨密度の減少がどの程度進行し、どの因子が影響を与えているのかについては、十分な研究がなされていない。特に、骨密度の減少速度やリハビリの効果についての知見は限られている。

そこで、片麻痺患者の骨密度の低下を予測する要因を明らかにするべくくわしくしらべてみたそうな。

2022年5月25日

片麻痺になると減少する骨密度の量は

2022  5月  フランス


おおくの研究が脳卒中と骨粗鬆症との関連を示唆していて、脳卒中患者には骨粗鬆症による骨折がおおい。

脳卒中患者では麻痺側の不使用や栄養不足、生理メカニズムの変化にともなう骨組織への機械的ストレスの減少などが原因で骨粗鬆症がすすむ可能性がある。

そして転倒のリスクも増加する。

そこで、脳卒中で片麻痺の患者の1年間の骨密度の変化をくわしくしらべてみたそうな。

2024年2月18日

脳卒中後の沈黙の危機:片麻痺側の大腿骨頸部で進む、予期せぬ骨密度の低下

2024年  2月  中国
 

脳卒中のあとは不動、神経障害、内分泌調節障害に起因して骨粗鬆症や骨折リスクが高くなる可能性を示すエビデンスが蓄積されている。

そこで、脳卒中が骨密度(BMD)に及ぼす影響を評価し、脳卒中後の骨粗鬆症や骨粗鬆症性骨折のリスクあきらかにするべくメタアナリシスをこころみたそうな。

2021年5月11日

骨密度の低下と女性の脳梗塞

2021  5月  韓国


女性の動脈硬化性の心血管疾患(心筋梗塞と脳梗塞)の予測に骨密度の評価が役に立つものか、くわしくしらべてみたそうな。

2018年1月20日

骨密度の低下をふせぐ立ち上がり動作とは


Upright activity and higher motor function may preserve bone mineral density within 6 months of stroke: a longitudinal study.
2018  1月  オーストラリア

脳卒中患者が発症後1年間に大腿部を骨折をするリスクは健常者の2-4倍という。骨折した患者の1ヶ月後の死亡率は高く ふたたび歩けるようになる可能性も小さい。

骨密度の低下は脳卒中患者でおおきく骨折要因の1つと考えられている。

そこで脳卒中発症後6ヶ月までの骨密度変化と関連要因をしらべてみたそうな。


平均年齢70の脳卒中患者37人の腓骨について、入院から2週間と3,6ヶ月後に二重エネルギーX線吸収法をもちいた骨密度測定を行った。

加速度計を着けて1日の運動状況もしらべた。
さらに骨代謝に関連するタンパク質も定量したところ、


次のことがわかった。

・6ヶ月間で麻痺脚での骨密度が健常脚にくらべ1.5%低下した。

・自立歩行ができるようになった患者は骨密度の低下傾向がちいさかった。

・入院初期に 1日の立っている時間ではなく 立ち上がり回数の多かった患者ほど骨代謝回転が低く骨密度が減少しにくかった。

運動 歩行能力の回復のよい患者ほど骨密度の低下は少なかった、



というおはなし。
図:立ち上がり動作

感想:

立ってる時間よりも立ったり座ったりする「回数」が骨密度にはいいみたい。

2022年10月24日

脳卒中でねたきり骨がもろくなる日本

2022  9月  日本


脳卒中により寝たきりで動けない状態が続くと骨密度が急速に減少すると考えられる。

その程度や関連因子についてあきらかにするべく日本人脳卒中患者でくわしくしらべてみたそうな。

2016年12月22日

高齢脳卒中経験者の骨密度 男女のちがい


Sex differences in the association between stroke and bone mineral density in elderly Koreans: The Korean National Health and Nutrition Examination Survey, 2008-2010.
2016  12月  韓国

高齢の脳卒中患者に骨粗鬆症がどのくらいいて、男女で差があるものかどうか調べてみたそうな。


韓国の健康栄養調査から男女3806人を抽出し脳卒中経験の有無を調べた。

また 3箇所の骨密度(腰椎、股関節、大腿骨頸部)を測定し
正常、骨質減少、骨粗鬆症のいずれかに分類した。


次のことがわかった。

・男性脳卒中経験者の骨密度グループは 正常<骨質減少<骨粗鬆症の順で多かったが、

・女性脳卒中経験者には骨密度グループに偏りはなかった。

・脳卒中経験のある男性は非経験者に比べ活発な運動が少なかった。

・脳卒中経験男性は 3箇所の骨密度がいずれも低かった。

・女性では脳卒中経験の有無で骨密度に差はなかった。

脳卒中を経験した男性には骨質減少または骨粗鬆症が多く、脳卒中非経験者よりも腰椎 股関節 大腿骨のすべてで骨密度が低かった、


というおはなし。
図:脳卒中男女の骨密度の違い

感想:

この台湾の研究↓と はなしが合わないんだよね。
脳卒中のあとに股関節骨折になる患者の割合

2012年6月15日

片麻痺で骨密度が低下、腕か 脚か


Bone Loss in Chronic Hemiplegia: A Longitudinal Cohort Study.
2012  6月  ブラジル



脳卒中片麻痺患者の骨密度の変化について調べたそうな。



発症後1年以上経過した慢性期脳卒中患者57人について

骨密度等の体組成調査を期間をあけて何度か行った。




次のことがわかった。

・麻痺のあるの骨密度が著しく低かった。

・大腿骨は麻痺側、健常側で骨密度の大きな違いはなかった。

・血液凝固阻止剤、抗てんかん薬を使っている患者の

大腿の骨密度は著しく低く、これは発症時期に依らなかった。






脳卒中患者の骨密度は減る傾向にあり、

特に脚よりも腕で顕著であることがわかった



というおはなし。

2024年3月19日

脳卒中回復の新たな希望と警告: 運動が骨を守り、抗うつ薬がリスクを高める!最新メタ分析

2024  3月  香港


麻痺側の骨粗鬆症は脳卒中の二次的合併症として一般的である。

脳卒中後の骨健康のための薬剤に関する系統的レビューでは、指針となるような効果量の大きさと精度を推定したものはないのでくわしくしらべてみたそうな。

2025年1月29日

骨密度と脳卒中の関係は“誤解”?因果関係を徹底検証!

2025  1月  中国


骨粗鬆症と脳卒中は、それぞれ健康に深刻な影響を及ぼす疾患である。これまでの観察研究では、骨粗鬆症の人が脳卒中リスクを高めたり、脳卒中後に骨粗鬆症が進行したりする可能性が示唆されてきた。

しかし、これらの関連が因果関係に基づくものなのか、または他の要因によるものなのかは明らかではなかった。

そこで、双方向メンデルランダム化(MR)解析という最新の手法を用いて、骨粗鬆症と脳卒中の因果関係をくわしく検証してみたそうな。

2016年11月26日

脳卒中後の骨折リスクが明らかに


Risk of fractures after stroke
2016  11月  カナダ

脳卒中はのちの骨密度の低下や転倒と関連が高く、骨折のリスクが高まると考えられている。健常者にくらべ骨折リスクが4倍に達するとの報告もある。

実際のところどうなのかTIAの場合についてもしらべてみたそうな。


2003-2012カナダの脳卒中患者データベースを使って脳卒中から24ヶ月間の骨折関連情報を抽出し関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・3万4000人あまりの患者記録から、骨折率は脳卒中で5.7%、TIAは4.8%、健常者4.1%だった。

・脳卒中経験者の骨折リスクはTIAに比べ1.32倍、健常者の1.47倍だった。

・骨折関連要因は、高齢、女性、中等度の障害、骨粗しょう症などだった。

脳卒中は骨折リスクの増加と関連する。 脳卒中で骨折のリスク要因を有する患者には骨密度検査と骨折予防治療が必要かも、、


というおはなし。

図:脳卒中後の骨折リスク

感想:

ぜんぜんたいしたことないのね。もっと骨折しまくりかとおもってた。

2024年9月4日

骨粗鬆症と脳卒中が互いに影響?双方向の因果関係が明らかに!

2024  8月  中国


骨粗鬆症(OP)という骨がもろくなる病気が、脳卒中とどのように関わっているかはよくわかっていない。

そこで、「Mendelian Randomization(MR)解析」という手法をもちいて、観察研究でよくある「どちらが原因でどちらが結果か分からない」という逆因果の問題を解決し、因果関係をあきらかにするべくくわしくしらべてみたそうな。

2018年1月21日

サポートつき立ちっぱなし訓練の効果


Passive standing as an adjunct rehabilitation intervention after stroke: a randomized controlled trial.
2015  7月  イタリア

脳卒中患者をサポートしながら立位を維持させる訓練は麻痺脚や体幹の筋肉を刺激し のちの歩行訓練にそなえさせる効果が期待できる。

これまでの研究ではサポート付き立位維持訓練の有用性について結論がでていない。

そこで よりくわしくしらべてみたそうな。


発症から4週間以内で歩行機能に重い障害のある脳卒中患者75人について、つぎの3グループに分けた。

*手すりサポート付き立位維持訓練を1日に40分間、
*朝晩20分ずつ、
*通常の理学療法のみ、

3ヶ月後の運動機能、自立度、歩行能力を評価 比較したところ、


次のようになった。

・有害事象はなかった。

・全グループで改善がすすんだが、

・すべての指標でグループ間のあきらかな差はなかった。

サポート付き立位維持訓練には特別な効果を確認できなかった、


というおはなし。
図:サポート付き立位維持訓練の効果

感想:

入院中暇すぎて、病室のベッドの柵に手をそえてひたすら立ち続ける修行をしていた。

けど突っ立っているだけだと骨密度低下の予防にもならない。
骨密度の低下をふせぐ立ち上がり動作とは
もしいま入院中なら、Netflixでアクション映画を観てるとおもう。
動作観察療法というのがあって、、、

2011年6月25日

たまにはパソコンから離れて日に当たれ


Sunlight exposure is important for preventing hip fractures in patients with Alzheimer's disease, Parkinson's disease, or stroke.
2011  6月 日本



日光浴による脳卒中患者の骨折予防について調べたそうな。


一般に、

栄養不良や日光の不足でビタミンD欠乏になり、

骨吸収が進んで骨密度が下がる。

その結果、転倒や骨折が起きやすくなる。



脳卒中、アルツハイマー、パーキンソン病患者の

骨折リスクと日光浴との関連についての過去の研究を探したところ、

信頼の置けそうな研究が3つ、みつかった。



それらを再解析したところ、



日光浴することで、股関節骨折のリスクが77%も下がることがわかった、

というおはなし。







感想:

最近の暑さは異常。

骨が強くなる前に熱中症で倒れる予感。

2019年5月13日

退院後なんども転ぶ患者の割合と特徴


Falls-Related EvEnts in the first year after StrokE in Ireland- Results of the multi-centre prospective FREESE cohort study
2018  9月  アイルランド

脳卒中ののち退院した患者の19-73%は転倒を経験し、5%は骨折などの重い怪我を負うという。

転倒のリスク要因として歩行障害やバランスの低下、鎮静剤、向精神薬、うつ、認知障害、転倒歴、生活自立度などが考えられるが、

転倒を繰り返す者の特徴はよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。



5つの病院の脳卒中患者128人(平均年齢69)を選び、

退院後、転倒日記をつけてもらい12ヶ月間フォローしたところ、



次のことがわかった。

・44.5%が転倒し、25.6%は転倒を繰り返した。

・転倒の回数は1-18回(中央値2回)で、5人が骨折した。

・転倒者の47%はすくなくとも1回屋外で転倒した。

・転倒者の10%が骨密度改善薬を摂っていた。

・生活自立度が低いまたは向精神薬を使用している者は複数回の転倒とつよく関連していた。

退院後1年間で4分の1の患者がおもに屋内で転倒をくりかえしていた。生活自立度が低いまたは向精神薬を使用する患者には注意が必要である、



というおはなし。
図:転倒



感想:

昨日転倒したので関心をもった。

屋内で体重15キロの近所の2才児がとつぜん左腕にぶらさがってきてバランスをくずした。
とっさに足をだすこともできたが子供を踏まないようにあえてべつの方向に派手に倒れた。

触覚や足首感覚がにぶいと反応するまでに時間を要する。気づいたときには手遅れだった。

けど高校は柔道部だったので受け身がとれた。

2011年3月14日

歩くスピードが遅い人を見たら高血圧症と思え!


High Blood Pressure Accelerates Gait Slowing in Well-Functioning Older Adults over 18-Years of Follow-Up.
2011 3月 アメリカ
高血圧と歩行スピードの低下との関連が
どういった要因に基づくものなのか調べたそうな。

2700人あまりについて18年ほど追跡調査した。


収縮期血圧の高さと歩行スピードの低下には関連があって、

高血圧歴の無い人と比較するとその違いが明らかであった。


また、
高血圧症で降圧薬治療の有無とその歩行スピード低下の割合には
違いがみられなかった。


このような傾向は、他の要因(活動レベル、認知機能、筋力、肥満、骨密度…)
の影響を考慮しても変わらなかった。

結局、どのようなメカニズムでこういった傾向が生まれるのかは不明。


写真:早く歩くこと


妙に納得した。

自分も 自分で心配になるくらいに 歩くスピードが遅い。

後ろの人に蹴られたり、舌打ちされたりするほど遅い。

もちろん片麻痺になる以前のこと。


でも最近はなぜか 速い。

2023年9月1日

週4回の大豆、脳卒中リスク削減

2023  8月  中国


アジア諸国では大豆とその製品が広く消費されている。

大豆食品は、血管の健康を改善し、骨密度を維持し、腎機能を改善し、更年期症状を軽減すると考えられている。

しかしその摂取頻度と脳卒中など心血管疾患との関連はあきらかになっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2018年9月26日

成長ホルモンの欠乏と脳卒中の回復


Growth Hormone Deficiency Is Frequent After Recent Stroke
2018  9月  オーストラリア

脳卒中からの回復に影響しそうな要素として脳下垂体機能の1つである成長ホルモンの分泌があげられる。

成長ホルモンが少なくなると 注意、記憶、認知、筋肉や骨密度の減少など脳卒中患者と同様の障害が生じる。じっさい外傷性の脳損傷では成長ホルモンが少なくなっていることがわかっている。

そこで脳卒中患者でも成長ホルモンの分泌低下がおきているものかたしかめてみたそうな。


発症から1週間以内の重症脳梗塞患者13人についてアルギニンや成長ホルモン放出ホルモンを与えたときの成長ホルモン分泌反応を測定したところ、


次のようになった。

・69%の患者で成長ホルモン分泌反応が悪く、54%が成長ホルモン欠乏症と診断された。

・他の脳下垂体機能(インスリン様成長因子、コルチゾール、卵胞刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなど)は正常範囲にあった。

脳梗塞患者の成長ホルモンレベルの低下は珍しくなかった。脳卒中の回復に関係しているかも、、


というおはなし。

図:脳卒中後の成長ホルモン欠乏症

感想:

「成長ホルモン」がテーマの報告はいままで記憶にない。おもしろみが少ないのか。

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