元2026 2月 スペイン
脳卒中をはじめとする後天性脳損傷では、運動まひだけでなく、注意、記憶、感情、意欲、コミュニケーションなど、日常生活に直結する多くの機能が長く障害されうる。
既存の神経リハビリテーションは重要であるが、なお回復が不十分にとどまる例は少なくない。
音楽は単なる娯楽ではなく、聴覚、運動、注意、記憶、情動、報酬系にまたがる広範な脳ネットワークを同時に動員しうる刺激である。こうした性質は、脳損傷後の可塑性や代償を引き出すうえで理にかなっている。しかし、これまでの研究は、対象疾患、介入法、評価項目がばらばらで、全体像が見えにくかった。
そこで、薬物に依存しない補助的介入として、音楽をあらためて体系的に評価してみたそうな。