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2023年10月8日

くも膜下出血のミステリー:動脈瘤なしでも大丈夫?

2023  9月  フィンランド


くも膜下出血(SAH)の85%は動脈瘤が出血源であり、5%はAVMや動脈解離などで、残り10%は出血源不明のままである。

出血源不明のSAHは、非動脈瘤性SAHとよばれ、さらに中脳周囲にのみに出血するタイプと広く出血する非中脳周囲タイプとに分けられる。

そこで、非動脈瘤性SAH患者の経過と転帰について、大規模にくわしくしらべてみたそうな。

2024年1月5日

アンギオ陰性くも膜下出血の予後からわかること:新たな治療アプローチの可能性

2023  12月  中国


アンギオ検査で動脈瘤がみつからないアンギオ陰性くも膜下出血(an-SAH)は、くも膜下出血全体の10-15%を占め、その出血パターンにより中脳周囲型(pan-SAH)と拡散型(dan-SAH)とに分類される。

pan-SAH患者は動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)よりもあきらかに予後が優れていることがわかっている。

いっぽう、dan-SAHはaSAHと同様の出血分布を示すがその予後についてはさまざまな結果が報告されている。

そこで、拡散型アンギオ陰性くも膜下出血(dan-SAH)とaSAHの転帰をくらべてみたそうな。

2023年9月8日

脳卒中の闇を暴く!非動脈瘤性SAH治療の不都合な真実!

2023  9月  イタリア


非外傷性くも膜下出血(SAH)は脳卒中全体の5%を占める。

そのおおくは脳動脈瘤の破裂によるもので、他に動静脈奇形などを含む。

そこで、動脈瘤性および非動脈瘤性のくも膜下出血に関する過去10年間の傾向をくわしくしらべてみたそうな。

2022年9月12日

動脈瘤がないくも膜下出血のきっかけは

2022  9月  フィンランド


脳動脈瘤がみつからないタイプ(非動脈瘤性)のくも膜下出血は、全体の15%を占める。

これはさらに中脳周囲タイプと非中脳周囲タイプに分けられる。

中脳周囲タイプは非中脳周囲タイプにくらべて合併症もすくなく回復もよい。

これらの病因と危険因子はほとんどわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2022年9月22日

動脈瘤の見つからないくも膜下出血の特徴は

2022  9月  中国


くも膜下出血の15%ほどは動脈瘤がみつからず、そのおおくは中脳周囲へ出血するタイプである。

非動脈瘤性の中脳周囲くも膜下出血(PNSAH)は1985年に報告され、2000年以降いちじるしく増加している。

PNSAHは予後が非常に良い。しかしその病因は不明であるので、現況のレビューをこころみたそうな。

2022年12月27日

動脈瘤がないくも膜下出血の合併症率

2022  12月  ドイツ


外傷によらないくも膜下出血のうち85%には動脈瘤がみつかり、10-20%には動脈瘤が確認できない。

この非動脈瘤性くも膜下出血には中脳周囲にだけ出血しているタイプとそれ以外のタイプに分けられる。それぞれのタイプ別に合併症の発生率をくらべてみたそうな。

2023年2月24日

たまたまみつかった「瘤」を出血源とする根拠

2023  1月  スイス


くも膜下出血患者の約15%では、初回アンギオ検査で出血源となる動脈瘤がみつからない。

これらの非動脈瘤性くも膜下出血の患者は中脳周囲(PM)タイプと非中脳周囲(NP)タイプに分類できる。

NPタイプでは、原因となる動脈瘤を探すためのフォローアップアンギオ撮影をおこなう習慣になっているが、その最適な時期や頻度は決まっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月13日

出血源が見つからない方が安全?アンギオ陰性くも膜下出血患者の驚きの事実!

2024  8月  オーストリア


くも膜下出血(SAH)は脳卒中の一部であり、高い罹患率と死亡率を伴う。

多くのSAH患者では動脈瘤が原因だが、約15%は初回の血管造影(DSA)で出血源が特定できない。

初回検査で出血源が見つからない場合、追加の検査で出血源を特定できるかどうかが診断上重要となる。

初回の血管造影で出血源が見つからなかったSAH患者に対し、再検査(DSAやMRI)の診断的価値および遅延した診断が患者の転帰に与える影響をくわしくしらべてみたそうな。

2025年1月20日

動脈瘤が見つからない幸運?非動脈瘤性くも膜下出血の驚くべき転帰差!

2024  12月  ポルトガル


くも膜下出血の多くは動脈瘤の破裂が原因であるが、中には破裂動脈瘤が特定されないものも存在する。これを「非動脈瘤性くも膜下出血(naSAH)」と呼ぶ。

naSAHは、出血の場所や広がり方によって2つのタイプに分類される。

一つは脳幹周囲に限局する「pnSAH(pretruncal SAH)」で、もう一つは出血が広範囲に広がる「npnSAH(non-pretruncal SAH)」である。

これら2つのタイプの患者の特徴と予後について詳しくしらべてみたそうな。

2022年4月14日

アンギオ陰性くも膜下出血の出血源内訳

2022  3月  アメリカ


くも膜下出血患者の20%ほどは初回のアンギオ検査で出血位置を特定できていない。

そこで、これらくも膜下出血のCTでの出血パターンと、アンギオ検査の繰り返しで出血源を特定できる割合をくわしくしらべてみたそうな。

2018年2月22日

くも膜下出血に特徴的な血液型があきらかに


Influence of ABO blood type on the outcome after non-aneurysmal subarachnoid hemorrhage.
2018  2月  ドイツ

くも膜下出血全体のうち非動脈瘤性のものは30%を占め、脳動脈瘤破裂によるものとくらべて再出血や死亡率が低く回復もよい。

いっぽうABO血液型は止血や血栓のしくみと関係することから脳梗塞との関連が報告されている。また 脳動脈瘤破裂のくも膜下出血と血液型との関連はみつかっていない。

そこで、非動脈瘤性のくも膜下出血と血液型との関連を調べてみたそうな。


外傷性でも脳動脈瘤破裂でもないくも膜下出血の患者81人と
脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血患者470人の記録を解析したところ、


次のようになった。

・ドイツの一般人および脳動脈瘤破裂のくも膜下出血患者にくらべ、非動脈瘤性のくも膜下出血にはAB型患者があきらかにおおかった。

・シャントの必要、血管攣縮、遅発性脳梗塞の点で非動脈瘤性のAB型患者は脳動脈瘤破裂の患者と同程度に後遺症が重かった。

非動脈瘤性のくも膜下出血であってもAB型患者の後遺症は脳動脈瘤破裂の患者と同程度に重かった。AB型患者には注意が必要だ、


というおはなし。
図:非動脈瘤性くも膜下出血と血液型

感想:

B型だからひと安心。

[血液型]の関連記事

2021年11月29日

アンギオ陰性くも膜下出血からわかること

2021  11月  インド


くも膜下出血(SAH)はくも膜下腔に血液が漏れ出ている状態を指す。

SAHのもっとも一般的な原因は外傷である。非外傷性の場合は脳動脈瘤の破裂が主であり症例の85%を占める。

ときおり画像検査で出血源を特定できない場合があり、原因不明(特発性:ideopathic)SAHまたはアンギオ陰性(angio negative)SAHと呼ばれる。

アンギオ陰性SAHの発生率は2~24%とされ研究により異なる。

そこで、アンギオ陰性SAHの90日後の転帰とリスク因子についてくわしくしらべてみたそうな。

2022年9月9日

ビタミンDとくも膜下出血との関係

2022  8月  中国  


くも膜下出血の診断はCTや脳脊髄液検査でおこなうことができる。

さらに動脈瘤の有無はデジタルサブトラクションアンギオグラフィー(DSA)などでわかる。しかし1回目の検査では瘤が写らないことがあるので、瘤の有無を示すマーカーが必要とされている。

ビタミンD値は炎症マーカーとして脳卒中後に低値を示すことが報告されているが、脳動脈瘤破裂との関連についての研究がほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2022年2月23日

COVID-19での非動脈瘤性くも膜下出血の例

2022  1月  インド


COVID-19では患者の4.4%に頭蓋内出血がみられるという。

くも膜下出血の報告もすくなくない。

COVID-19での血液の凝固亢進や炎症による血管内皮細胞への障害がくも膜下出血の発症に関与していると考えられている。

インドではじめてのCOVID-19関連の「非動脈瘤性」くも膜下出血の事例があったそうな。

2025年8月1日

「その動脈瘤、本当に治療が必要ですか?」 ―自然閉塞した11例が問いかける、医療の常識―

2025  7月  チリ


くも膜下出血の中には、原因となる動脈瘤が見つからないまま経過するものがある。とくに中脳のまわりに出血が限局するタイプでは、一般的に「原因不明の出血」として扱われることが多い。

だが近年、その一部に「脳幹穿通枝動脈瘤(BAPA)」と呼ばれる、非常に小さな動脈瘤が関与している可能性が報告されている。

この動脈瘤は検出が難しく、治療すべきかどうかの判断も定まっていない。そこで、BAPAの患者に対して保存的な治療(つまり何もせずに経過を見る方法)の結果と有効性をくわしくしらべてみたそうな。

2022年6月5日

3mm未満の極小瘤くも膜下出血の割合

2022  5月  日本


未破裂の小さな動脈瘤が破裂することはまれであるが、くも膜下出血の臨床現場ではおおくの患者が小さな脳動脈瘤、とくに3mm未満の極小動脈瘤の破裂がみられる。

そこで、極小動脈瘤が破裂したくも膜下出血患者の割合と臨床的特徴についてくわしくしらべてみたそうな。

2021年12月31日

出血源不明くも膜下出血のうち非中脳周囲タイプの予後

2021  12月  韓国


出血源を特定できないアンギオ陰性くも膜下出血は中脳周囲にみられることがおおく、転帰は良い。

出血が中脳周囲でない場合の転帰と関連因子についてくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月5日

動脈瘤の位置とくも膜下出血の予後

2022  3月  ドイツ


動脈瘤破裂によるくも膜下出血の予後は、年齢や瘤の大きさ、位置、高血圧の既往などが影響すると考えられる。

とくに瘤の位置については、後方循環系の場合に予後不良の可能性が高いとされているものの、その他の血管領域についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2023年12月9日

良好な転帰の裏に隠れた真実:くも膜下出血の心の闘い

2023  12月  韓国


mRSや Glasgow outcome scale, Barthel Index をもちいて評価すると、くも膜下出血患者の3分の2は良好な転帰をしめす。しかし、これらの指標では情緒的、認知的な健康をあつかうことができず、必ずしも患者のQoLを反映していない可能性がある。

そこで、「良好な転帰」に分類される動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)患者の健康関連QOL(HRQoL)を理解し、関連要因を明らかにするべくくわしくしらべてみたそうな。

2021年12月9日

出血源不明のくも膜下出血の予後

2021  12月  フィンランド


くも膜下出血(SAH)は脳卒中全体の2-9%を占める。

くも膜下出血の85%は動脈瘤の破裂によるもの、5%は脳動静脈奇形、のこり10%は出血源を特定できないアンギオ陰性である。

回復良好者はアンギオ陰性SAHの83-100%におよぶいっぽう動脈瘤破裂SAHでは59%にすぎないという報告がある。

アンギオ陰性SAHのおおきな研究はほとんどないので、フィンランド最大の大学病院でくわしくしらべてみたそうな。

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