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2023年9月1日

週4回の大豆、脳卒中リスク削減

2023  8月  中国


アジア諸国では大豆とその製品が広く消費されている。

大豆食品は、血管の健康を改善し、骨密度を維持し、腎機能を改善し、更年期症状を軽減すると考えられている。

しかしその摂取頻度と脳卒中など心血管疾患との関連はあきらかになっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2023年4月1日

NATTO 大豆摂取と脳卒中リスク

2023  3月  中国


大豆には必須アミノ酸がすべて含まれ、動物性タンパク質よりも分子鎖アミノ酸(BCAA)が少ないため、肥満や糖尿病、がんが起きにくいとされている。

とくに大豆をつかった発酵食品は消化がよく、抗酸化、抗炎症、脂質低下などの効果がある。

大豆摂取と脳卒中など心血管疾患リスクとの関連についておおくの研究があるが結論が一貫していないので、メタアナリシスをこころみたそうな。

2014年4月8日

豆腐は脳卒中にいいのか


Dietary Soy Intake Is Not Associated with Risk of Cardiovascular Mortality in Singapore Chinese Adults.
2014  4月  シンガポール

大豆食品は脳卒中や心臓病にイイと聞く。

そこで大豆蛋白質やイソフラボンの心血管系疾患死亡率との関連を長期的に調べてみたそうな。


シンガポールに住む45-74歳の中国人63257人について食事アンケートをとり追跡調査した結果、


次のようになった。

・大豆蛋白質の摂取量の中央値は1日あたり5.2gで、豆腐87gに相当した。

・大豆蛋白質を摂る量と心血管系疾患死亡率とのあいだにほとんど関連はなかった。

・同様に、イソフラボンや豆腐摂取量とも関連が見られなかった。

・脳卒中と冠動脈疾患を分けても関連がなかった。


大豆食品と脳卒中や心臓病死亡率との関連はほとんどないことがわかった、


というおはなし。


感想:

そんな説があるのか、と思って調べてみたら あった。
豆腐,納豆,味噌など大豆食品を多く食べると脳梗塞や心筋梗塞になる危険度が1/3以下に.しかし男性には効果無しと厚生労働省


2020年9月8日

nature.com:納豆は女性を脳卒中から守る

2020  9月  日本


大豆摂取が脳卒中など心血管疾患および がんのリスクを下げるという報告がある。

しかし発酵大豆食品についての報告はほとんどないので日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2024年11月13日

大豆を食べるだけではダメ!?エクオール生成が脳卒中予防と回復のカギだった

2024  10月  日本


近年、大豆製品の摂取によって体内で生成される成分「エクオール」が脳卒中や心血管疾患に予防効果を持つ可能性が注目されている。

しかし、エクオールは誰もが生成できるわけではなく、生成できるかどうかがリスク軽減のカギを握るとされる。

そこで、エクオールを生成できない人と脳卒中の種類別および機能回復と関連をくわしくしらべてみたそうな。

2010年10月6日

脳卒中になったら豆腐、がんも、油揚げ


Soy protein diet increases skilled forelimb reaching function after stroke in rats.
2010 9月 アメリカ


大豆タンパクが脳卒中後の回復に与える影響を調べたそうな。


人為的に脳卒中にしたネズミを使って、
カゼインタンパクを与えたグループと
大豆由来タンパクを与えたグループとで障害の程度を
比較したとのこと。



大豆タンパクを摂っていたネズミは前脚で物を掴む動作への影響が少なく、

大豆タンパク質には脳卒中によるダメージから
脳組織をガッチリと保護する効果があるのではないか、という結論。

図:大豆たんぱく質の脳卒中リハビリ影響



納豆はビタミンKがどうのこうのみたいだから、
豆腐、がんもどき、油揚げをいっぱい食べなさい、ってことと理解。

2016年12月12日

納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査


Dietary soy and natto intake and cardiovascular disease mortality in Japanese adults: the Takayama study.
2016  12月  日本

大豆には脳卒中予防効果があるとする考え方があって、特に納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす作用がある。

そこで納豆と脳卒中との関連を大規模に調べてみたそうな。


岐阜県高山市の35歳以上の男性13355人 女性15724人を対象に食事調査を行い、脳卒中など心血管疾患での死亡事例を16年間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・この間に脳卒中677人 虚血性心疾患308人を含む 心血管疾患での1678人の死亡が確認された。

・納豆をほとんど食べないグループにくらべ納豆をいちばんよく食べるグループの心血管疾患死亡率は0.75倍だった。

・これは大豆総摂取量や大豆イソフラボン、大豆タンパク質とは関連がなかった。

・納豆と大豆タンパク質をもっとも多く摂るグループで脳卒中全体の死亡率が明らかに低下した(0.75倍)。

・納豆をいちばん多く摂るグループでは脳梗塞死亡率がはっきりと低下した(0.68倍)。

納豆を摂ると脳卒中など心血管疾患での死亡可能性が減る のかも、


というおはなし。
図:納豆と脳卒中リスク

感想:

どういうわけか脳出血にもかなりいいみたいなんだ。

きめた 全力で納豆たべる。

2015年8月10日

大豆イソフラボンは脳梗塞的にいいの?悪いの?


Dietary isoflavones, urinary isoflavonoids, and risk of ischemic stroke in women.
2015  8月  アメリカ

女性のホルモン療法は脳梗塞リスクを上げると言われている。大豆から摂れるイソフラボンは女性ホルモン様の作用を持ち、ホルモン療法の代替物としても販売されている。

そこで食事から摂るイソフラボンの量と脳梗塞リスクとの関連を調べてみたそうな。


40-70歳、66832人の中国人女性について食事調査をし、脳卒中の有無を10年間追跡したところ、


次のことがわかった。

・この間に3110件の脳梗塞があった。

・イソフラボンの摂取量と脳梗塞リスクの上昇度は関連があり、

・摂取量が増えるに従って リスクは1.00→1.05→1.10→1.11→1.24倍と大きくなった。

・対象を閉経女性に限定しても同様の関連が見られたが、

・イソフラボンの尿中排泄量との有意な関連はなかった。


大豆由来のイソフラボンを習慣的に多く摂る女性は脳梗塞リスクが明らかに高かった、


というおはなし。

豆腐納豆


感想:

これって 2007年の国立がん研究センターの発表内容と真逆の結論。イソフラボンを摂ると脳梗塞リスクが下がると言ってる。
イソフラボンと脳梗塞・心筋梗塞発症との関連について

どっちにも解釈できる程度にわずかな影響なんだろな、、

2024年11月7日

タンパク質が鍵!脳卒中後の認知力を劇的に改善する食事法とは?

2024  11月  オランダ


脳卒中後の患者は、認知機能の低下により生活の質が大きく損なわれる。特に、記憶力や集中力、実行機能といった日常生活に必要な能力の低下が深刻である。

このため、認知機能を維持・改善するための介入が求められている。最近の研究では、食事性のタンパク質の摂取が認知機能や脳の血流(脳血管機能)に影響を与える可能性が注目されているので、タンパク質介入研究のシステマチックレビューを試みたそうな。

2025年8月19日

薬より強い?食物繊維が“脳卒中後うつ”を遠ざける驚きのメカニズム

2025  7月  中国


脳卒中は世界で2番目に多い死因であり、多くの人が後遺症を抱えて生活している。その中でも「脳卒中後うつ(post-stroke depression, PSD)」は3人に1人が経験するとされ、リハビリの妨げや再発・死亡リスクの上昇につながる大きな問題である。特に女性は男性よりもうつになりやすく、症状も重くなりやすい。

一方で、これまでの研究では「食事と気分」の関係が注目されてきた。特に食物繊維は腸内環境を整える働きがあり、心の健康にもつながるのではないかと考えられている。しかし「食物繊維とうつ」を調べた研究は多くても、「脳卒中後うつとの関係」を調べたものはほとんどなかった。

そこで、米国の大規模調査NHANESのデータを使って、女性における食物繊維摂取とPSDの関係をくわしくしらべてみたそうな。

2025年11月28日

脳卒中リハビリの成果が変わる―回復を加速させる腸内細菌の育て方

2025  11月  ナイジェリア


脳卒中の後遺症には、手足の麻痺や歩行障害といった身体機能の問題だけでなく、抑うつや不安などの気分の問題、さらには記憶力や判断力の低下といった認知面の障害も多くみられる。
運動リハビリは回復に役立つことが示されているが、それだけでは十分ではない場合がある。

近年、腸内細菌と脳の働きが互いに影響し合う「腸‐脳相関」が注目されている。脳卒中により腸内細菌のバランスが崩れ、炎症や回復の遅れにつながる可能性が指摘されており、腸内環境を整えるプロバイオティクスにより回復が促される可能性がある。

しかし、運動とプロバイオティクスを組み合わせた場合の効果はこれまで十分に調べられていなかった。そこで、両者を併用することでより大きな改善効果が得られるかをくわしくしらべてみたそうな。

2021年6月28日

Stroke誌:脳動脈瘤を予防するダイゼインとエクオール

2021  6月  アメリカ


閉経後の女性には、脳動脈瘤やくも膜下出血の発生率が高いと言われている。

集団ベースの研究では、脳動脈瘤のある閉経後女性にエストロゲンなどのホルモン療法が有効であることが示唆されているものの、がんや脳梗塞の副作用もあるとされ推奨はできない。

大豆由来で、エストロゲン様作用をするダイゼインは、腸内細菌によりエクオールとなる。エクオールもまたエストロゲン受容体に作用する。

そこで、ダイゼインおよびエクオールが脳動脈瘤の形成予防に役立つ可能性について動物実験してみたそうな。

2024年5月27日

ビタミンB6で脳卒中リスクが激減?最新研究が明らかにした驚きの効果!

2024  5月  中国


ビタミンB6には抗炎症作用とホモシステイン降下作用がある。

しかし食事から摂るビタミンB6と脳卒中リスクとの関係については議論がある。

そこで、国民健康栄養調査 National Health and Nutrition Examination Survey(NHANES)のデータを用いて両者の関連をくわしくしらべてみたそうな。

2025年3月10日

脳動脈瘤の破裂に大腸菌が関与!?腸内細菌が脳を脅かす新事実

2025  2月  ブラジル


脳動脈瘤の破裂は、生命を脅かす危険な状態であり、その原因の解明が急務である。近年、腸内細菌や口腔内細菌が全身の血管に影響を及ぼす可能性が指摘されている。

動脈瘤の発生や破裂の背景には慢性炎症が関与していると考えられており、腸内環境や口腔内の細菌がどのように影響を及ぼすのかが注目されているので、破裂脳動脈瘤の動脈壁に存在する細菌DNAの有無をくわしくしらべてみたそうな。

2019年9月8日

ベジタリアンの脳卒中リスク


Risks of ischaemic heart disease and stroke in meat eaters, fish eaters, and vegetarians over 18 years of follow-up- results from the prospective EPIC-Oxford study
2019  9月  イギリス
健康、環境、動物愛護の観点からベジタリアンやビーガンになる人が増加している。

これまでの研究ではベジタリアンは虚血性心疾患のリスクが低いとされている。

しかし脳卒中との関連については報告がほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2019年3月20日

慢性期に効く「豆乳リハビリ」とは


Soymilk ingestion immediately after therapeutic exercise enhances rehabilitation outcomes in chronic stroke patients- A randomized controlled trial
2019  3月  台湾

慢性期の脳卒中患者の30-60%はリハビリをいくらがんばっても運動機能がまったく改善しないという。さらに筋肉の萎縮もすすむ。

いっぱんに身体トレーニングとタンパク質の摂取を組み合わせることで筋力と筋肉量を増強できることが知られている。

大豆由来のタンパク質は安価で高品質である。とくに豆乳はアジアでポピュラーでコレステロールフリーしかも種類豊富でコンビニでも手に入る。

そこで理学療法の直後に豆乳を飲むトレーニングセットを8週間続けたときの効果をくわしくしらべてみたそうな。



慢性期の脳卒中で自立歩行のできる外来患者22人を2グループにわけて、
いっぽうには訓練直後に豆乳を他方には水をそれぞれ500mlを2回に分けてあたえた。

理学療法訓練は1回120分x週3回x8週間 継続した。

この前後での筋肉量、身体パフォーマンス(short physical performance battery:SPPB)、歩行速度、筋肉量あたりの歩行パフォーマンス(8-fts walking performance per unit lean mass:WPPULM)、握力、6分間歩行距離
を測定したところ、



次のようになった。

・8週間のリハビリ訓練で両グループともに機能改善があった。

・とくに豆乳グループでは握力、歩行速度、筋肉量あたりの歩行速度、歩行耐久能 が水グループよりもあきらかにすぐれていた。

・しかし身体パフォーマンスと筋肉量に有意な差はなかった。

リハビリ訓練だけではなく、その直後に豆乳を飲むことで 歩行速度、耐久能、握力、筋肉機能のあきらかな改善が慢性期患者に見られた


というおはなし。

図:豆乳療法と慢性期脳卒中



感想:

うえのグラフみると豆乳パワーすごい。

でも豆乳はそんなに安くないし まめ臭い。湯豆腐ならいける。


メモ:
かきにあたった。つらい。

2024年12月5日

豆腐が脳内出血の原因!?遺伝研究が示す新たな警告

2024  10月  中国


脳卒中は世界中で主要な死因および障害原因であり、その予防と管理が非常に重要である。豆腐は健康食品として広く認識されており、大豆に含まれるイソフラボンや抗酸化物質が心血管疾患に有益である可能性が示されている。

しかし、脳卒中のサブタイプ(脳内出血、脳梗塞、くも膜下出血)に対する食事因子の因果関係は十分に解明されておらず、豆腐摂取がこれらのリスクにどう影響するかについても議論が続いている。

そこで、豆腐摂取と脳卒中リスクの因果関係を解明するため、遺伝的データを用いたメンデルランダム化解析をこころみたそうな。

2023年11月2日

マグネシウムが命を救う?脳卒中後の驚くべき新事実!

2023  10月  中国


集団ベースの研究では、マグネシウムの十分な摂取が脳卒中および全死亡リスクの低下と関連することが示されている。

マグネシウムの十分な摂取が「脳卒中後の」全死因死亡リスクを低下させるために重要であるかどうかはわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年8月4日

マグネシウムと認知障害

2020  7月  アメリカ


マグネシウムは中枢神経系におおくみられるミネラルで、記憶の保持に関わっている。

マグネシウムが欠乏すると学習や記憶、認知機能に障害がみられるという報告がある。

そこで、脳卒中のおおい地域の住民を10年以上フォローしたREGARDS研究をつかってマグネシウムと認知障害との関連をしらべてみたそうな。

2016年3月23日

日本人が脳卒中で死なないための食事がわかった


Quality of diet and mortality among Japanese men and women: Japan Public Health Center based prospective study
2016  3月  日本

食事と脳血管疾患リスクとの関連を大規模に調べてみたそうな。


日本全国の男女79600人について生活習慣および食事調査をし 15年間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・食事をバランス良く摂っている人は総死亡、循環器疾患死亡、脳血管疾患死亡のリスクが低かった。

・特に、肉、魚、卵、大豆をしっかり摂れている人ほど脳血管疾患死亡リスクが低かった。

バランスの良い食事を心がけている人は脳血管疾患で死亡するリスクが明らかに低かった、


というおはなし。

図:脳血管疾患死亡率


感想:

詳しくは国立がん研究センターの記事で↓
食事バランスガイド遵守と死亡との関連について

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