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2025年8月28日

歩行改善の夢は幻?──ボツリヌス注射に揺れる期待と失望

2025  6月  イタリア


脳卒中のあとによく見られる「つっぱり(痙縮)」は、とくに足首やふくらはぎに出やすく、足先がつま先立ちや内側にねじれたような形になる。こうした状態は歩きにくさや転びやすさを招き、介護する人の負担にもなる。

そこで、筋肉のつっぱりをやわらげる治療として「ボツリヌス毒素(BoNT)注射」が広く使われてきた。けれども「つっぱりが減っても、歩けるようになるのかどうか」ははっきりしていなかった。そこで、その点を改めてくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月2日

注射の陰に隠れた治療法――痙縮手術が受けられない構造的理由

2025  3月  スウェーデン


脳卒中によって痙縮を生じる患者は多く、約4割が何らかの痙縮症状を呈するとされている。痙縮により筋緊張が高まり、疼痛や拘縮、変形、衛生面の困難が生じ、日常生活の質が著しく低下する。

その治療にはボツリヌス毒素A(BoNT-A)注射や手術が用いられるが、臨床の現場ではBoNT-Aへの依存が高く、手術の適応が十分に検討されていないとの指摘がある。

そこで、スウェーデンにおけるBoNT-A治療および痙縮軽減手術の実施状況を、全国規模の登録データを用いて12年間にわたりくわしくしらべてみたそうな。

2024年12月29日

高価な無駄!?ボトックス治療が慢性期脳卒中に効かない現実

2024年  11月  オーストラリア


脳卒中後の上肢痙縮に対するボトックス治療は広く行われているが、慢性期脳卒中患者における効果は明確でない。

特に、重度の上肢障害を抱える患者に対する有効性については不明な点が多いのでくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月30日

ボトックス治療の限界!効果が薄れ5年以内に脱落の事実

2024  9月  イタリア


脳卒中後に生じる痙縮は、多くの患者にとって大きな課題である。

この筋肉の硬直は日常生活に支障をきたし、生活の質を低下させる。

ボトックス(ボツリヌス毒素A)は、この痙縮を緩和する治療法として広く使用されているが、その長期的な効果は不明確な部分が残っている。

そこで、ボトックス治療が長期間にわたってどのように効果を発揮するのかを検証するため、最大14年間にわたる患者のデータをくわしくしらべてみたそうな。

2024年9月28日

脳卒中後の痙縮と拘縮に革命!知られざる外科的再建術が機能回復のカギ

2024  9月  香港


脳卒中後に生じる痙縮や拘縮は、リハビリの大きな障害となるが、外科的再建術が効果的な手段として知られている。

しかし、非手術療法が優先されるため、この治療法は十分に活用されていない。

その有効性と手術の重要性についてレビューをこころみたそうな。

2023年2月28日

痙縮の理学療法の質 アンブレラレビュー

2023  2月  アメリカ


脳卒中後の痙縮にかんする理学療法にはおおくの種類があり、システマチックレビューも増えている。

そこで、質の高いエビデンスを見極めるべく、システマチックレビューのシステマチックレビューであるアンブレラレビューをこころみたそうな。

2023年1月3日

脳卒中のあとの頻尿、尿失禁への対策

2022  12月  イラク


頻尿、切迫感、尿失禁などの排尿障害である「過活動膀胱」症状は、脳卒中やパーキンソン病、脊髄損傷、等の神経疾患患者におおくみられる。

これら神経疾患が原因の過活動膀胱にたいする治療法の有効性についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年4月28日

ボツリヌス注射+集中リハビリの長期結果

2022  4月  オーストラリア


ボツリヌス毒素の注射は痙縮を軽減する効果が示されているが、注射だけでは日常生活動作の改善にはつながらないことがメタアナリシスであきらかになっている。

そして、注射後にリハビリ介入した場合の改善可能性を検証するランダム化比較試験 InTENSEフェイズ3の長期結果がでたそうな。

2020年8月10日

ボツリヌス注射と上肢運動パフォーマンス

2020  7月  アメリカ


脳卒中経験者の20-40%は痙縮を経験し、その97%は中等度以上の痙縮レベルという。

痙縮があると筋力が低下し、運動能力も低下する。

ボツリヌス神経毒(BoNT)注射は局所的な痙縮に対する第一選択の治療法として考えられている。

そこで、脳卒中経験者での痙性上腕二頭筋の力制御に対するBoNT注射の効果を定量評価してみたそうな。

2020年6月13日

後ろ歩きトレッドミルとボツリヌス療法


2020  5月  イタリア


神経疾患患者の歩行でのCPG(central pattern generator)メカニズムの改善のために、後方歩行が推奨されている。

また、ボツリヌス毒素A型は、脳卒中後の痙縮に対する有効でかつ安全な治療法と考えられている。


そこで、ボツリヌス毒素A型治療を受けている慢性脳卒中患者の歩行障害を、後方トレッドミルトレーニング(BTT)と標準的な前方トレッドミルトレーニング(FTT)で比較してみたそうな。

2020年4月22日

上肢麻痺ボツリヌス療法のメタアナリシス


Botulinum Toxin Type A for Upper Limb Spasticity in Poststroke Patients- A Meta-analysis of Randomized Controlled Trials
2020  4月  中国

脳卒中のあとの痙縮の発生率は3ヶ月時点で20%、12-18ヶ月では36%に見られるという。

痙縮治療のための全身投与薬たとえばバクロフェンなどは正常な筋力の低下をもたらし効果も長続きしない。

ボツリヌス毒素A型の注射は肘、手首、指などの特定の筋肉にたいし筋緊張を軽減する効果があり脳卒中後の痙縮治療に期待されている。

そこで、ボツリヌス毒素A型の痙縮治療効果について、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年1月6日

ボツリヌス療法にダイナミックスプリントは意味無し


Effects of dynamic lycra orthosis as an adjunct to rehabilitation after botulinum toxin-A injection of the upper-limb in adults following stroke: A single-blinded randomized controlled pilot study
2019  12月  トルコ
脳卒中後の上肢の痙縮にたいして、ボツリヌス毒素の注射とリハビリテーションの組み合わせが効果的であるとすすめられている。

しかしどのようなリハビリを組み合わせるべきはよくわかっていない。

ダイナミックスプリントの一種であるライクラ軟性装具(dynamic lycra orthosis)は その素材による保温性、圧力、ストレッチ力により筋緊張を調整し 感覚運動機能を改善する効果があると考えられている。

そこでボツリヌス毒素注射にライクラ軟性装具を組み合わせたリハビリをおこなったときの効果を実験してみたそうな。

2019年12月11日

Stroke誌:ボツリヌス注射+上肢訓練=効果ゼロ


Effect of Additional Rehabilitation After Botulin Toxin-A on Upper Limb Activity in Chronic Stroke
2019  12月  オーストラリア

メタアナリシスによると ボツリヌス毒素Aには痙縮を和らげる効果はあるが日常生活動作の改善には結びつかないという。

臨床ガイドラインではボツリヌス注射後のリハビリ訓練を勧めている。しかしこの指針の科学的根拠は確認されていない。

そこで、ボツリヌス注射後に3ヶ月間の運動リハビリを追加したときの効果をきっちりと検証してみたそうな。 InTENSE (Intensive Therapy Efficacy After Neurological Spasticity Treatment)トライアルのフェーズ3に相当する。

2019年11月24日

ボツリヌス療法の二重盲検ランダム化比較試験


Exploratory Randomized Double-Blind Placebo-Controlled Trial of Botulinum Therapy on Grasp Release After Stroke (PrOMBiS)
2019  11月  イギリス

脳卒中後の痙縮は屈筋の過剰収縮によりおきる。

これまでボツリヌス毒素A型(onabotulinumtoxinA)が痙縮をやわらげるという報告がいくつもあった。しかしいずれも比較対照群を設けず盲検にもなっていない調査ばかりであった。

この効果を確定するべく、二重盲検のランダム化比較試験 PROMBISトライアルをおこなっていみたそうな。

2019年6月27日

瞑想で痙縮を改善できるのか?


Mindfulness Meditation Effects on Poststroke Spasticity- A Feasibility Study
2019  6月  アメリカ

脳卒中患者のおよそ30%は痙縮を経験するという。

痙縮の治療法としてボツリヌス療法など薬物をつかったものや作業療法、理学療法があるがいずれもコストが高くしかも満足のゆく結果はえられていない。

低コストで効果的な痙縮対策がもとめられている。

痙縮が「不安」といった感情ストレスと関係しているという報告がある。

そこで自宅でおこなう短時間の瞑想で痙縮がよくなるものか、実験してみたそうな。

2019年1月14日

痙縮がウザいので足を切断した 今はマラソンが趣味☆


Woman, 32, CHOSE to have her leg amputated after shock stroke left her with foot spasms - Daily Mail Online
2019  1月  アメリカ
画期的な方法で足の痙縮問題を解決した女性について。

・2013年8月 サラ・カーリー27歳は右脳の梗塞で入院した。

・とくに後遺症もなかったので翌日には退院できた。

・しかし2週間後、左足に痙攣を感じはじめた。やがてつま先が内側に曲がり、頻繁につまずくようになった。

2018年7月4日

ボツリヌス療法で上肢機能は改善するのか?


Does botulinum toxin treatment improve upper limb active function?
2018  6月  イタリア

脳卒中後の痙縮は機能障害や能力障害のおもな原因であり、とくに上肢での影響がおおきい。

痙縮はボツリヌス毒素の筋肉注射により局所的に緩和できる。しかしこれによって上肢機能が改善するかどうかについては結論がでていない。

そこでこれまでの研究を総括してみたそうな。

2018年1月11日

ボツリヌス療法の歩行改善エビデンス


A systematic review: efficacy of botulinum toxin in walking and quality of life in post-stroke lower limb spasticity.
2018  1月  オーストラリア

脳卒中経験者にとって歩行の改善はもっとも関心のたかいテーマである。下肢痙縮へのボツリヌス療法の歩行とQoL改善効果についてはいまだあきらかでない。

そこでこれまでの研究についてシステマチックレビューをおこなってみたそうな。

2015年12月25日

ボツリヌス療法、痙縮、疼痛の関連


Relationship Between Botulinum Toxin, Spasticity, and Pain: a Survey of Patient Perception.
2015  12月  カナダ

痙縮と疼痛のある脳卒中患者へのボツリヌス療法の効果を調べてみたそうな。


痙縮のある131人の患者について、疼痛の強さ、痙縮との関連、ボツリヌス療法後の主観的改善程度を評価したところ、

2015年7月27日

覚せい剤アンフェタミンをキメると半側空間無視が治る可能性について


The Time-Dependent and Persistent Effects of Amphetamine Treatment upon Recovery from Hemispatial Neglect in Rats.
2015  7月  アメリカ

半側空間無視は右脳損傷患者のおよそ40%に見られる神経心理学的な障害である。

ネズミの無顆粒皮質を破壊すると人の半側空間無視と同様の症状を作り出すことができる。

一方、動物実験ではアンフェタミンが脳の可塑性をうながし、非損傷側からの軸索成長により脳ダメージが大きく回復するという報告がある。

そこで、アンフェタミンが半側空間無視に効くのか、その治療タイミングについて動物で実験してみたそうな。


次のようになった。

・アンフェタミンを5日以内に注射したグループは食塩水グループよりもずっと早く半側空間無視が治った。

・注射タイミングが7日ほど遅れても効果はあった。

・回復効果は少なくとも60日間持続した。


半側空間無視にはアンフェタミンが効くかもしれない、


というおはなし。

アンフェタミン

感想:

「キメる」って言葉を使ってみたかっただけ。 ボツリヌス毒素とどっちが危険かねぇ、、

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