2025 4月 アメリカ
脳卒中は運動障害、失語、認知障害、疲労、うつなど、さまざまな後遺症をもたらす疾患である。これらの後遺症は患者の生活の質を著しく低下させ、社会復帰を困難にする要因となっている。
従来のリハビリテーションに加えて、薬物による機能回復の補助が模索されており、その一環として神経刺激薬(neurostimulant)が注目されている。
これらの薬剤は本来、パーキンソン病やADHD、ナルコレプシーなど他の疾患に用いられるが、その中枢神経系への作用を活かして、脳卒中後の神経可塑性を高める可能性があると考えられているので、成果をまとめてみたそうな。

