元2025 7月 韓国
脳卒中のあと、多くの人が手や足の動きに障害や痙縮を抱える。リハビリである程度は回復するが、それだけでは不十分なことが多い。
補助的治療法として磁気を使って脳の神経を刺激する「反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)」が注目されてきた。しかし研究によって結果がまちまちで、本当に効果があるのかどうかはっきりしていなかった。
そこで、過去の臨床試験をまとめて分析し、rTMSの効果をくわしく検証してみたそうな。
元2025 7月 韓国
脳卒中は運動機能や認知機能の障害に加え、情動面(うつや不安)や睡眠障害など様々な問題を引き起こします。近年、音楽療法がこうした脳卒中後のリハビリに有益であることが報告されており、飲み込み障害や失語症の改善、認知・運動機能の向上、気分の改善、神経学的回復の促進につながるとされています。音楽は脳の情動・認知・記憶・運動に関わる領域を広範囲に活性化しうるため、リハビリ治療への応用が期待されています。
本稿では、バイノウラルビート(binaural beats)を用いた音楽療法に注目し、その脳卒中後リハビリへの活用可能性を医学論文に基づき検討します。バイノウラルビートは左右の耳にわずかに異なる周波数の音を聞かせることで脳内に特定周波数の拍動音を知覚させ、脳波を誘導・同期させる方法です。この手法は聴覚的ニューロモジュレーション(音刺激による神経調整)の一種で、非侵襲かつ簡便に脳活動へ影響を及ぼせる点が注目されています。以下、バイノウラルビートが脳卒中患者の認知機能、運動機能、神経可塑性(脳の柔軟な適応能力)、睡眠、情動調整に与える可能性について、関連研究や音楽療法全般の知見も踏まえて整理します。
元2025 7月 中国
元2025 5月 アメリカ
元2025 2月 中国
元2025 1月 イタリア
元2024 8月 中国
元2022 10月 中国
元2021 4月 インド
元2020 8月 中国
元2020 5月 ブラジル
元
40-Hz Binaural beats enhance training to mitigate the attentional blink
2020 4月 カナダ
元
Central Nervous System Electrical Stimulation for Neuroprotection in Acute Cerebral Ischemia
2019 9月 アメリカ
・350の実験動物をふくむ21の急性脳虚血への電気刺激についての研究がみつかった。
・全体として、電気刺激なしに比べて梗塞体積は37%減少した。
・刺激方法ごとに効果はことなり、とくに虚血脳半球への刺激では陰極半球刺激(cathodal hemispheric stimulation:CHS)でのみあきらかな梗塞体積の減少(27%)がみられた。
・虚血域からはなれた核への刺激方法3つはすべてで梗塞体積が半分ほどになっていた。
・臨床応用へはCHSがもっとも有望と考えられた。
tDCSってホントに脳を刺激してるの?
元
Systematic Review Investigating the Effects of Nonpharmacological Interventions During Sleep to Enhance Physical Rehabilitation Outcomes in People With Neurological Diagnoses
2019 4月 アメリカ
・脳卒中患者等を対象とした 持続陽圧呼吸療法:CPAP(continuous positive airway pressure )に関するRCT論文のみがみつかった。
・長期に外来患者をフォローしたものもあったが、
・効果測定の方法が障害、身体活動、社会参加など研究ごとにおおきくことなっていた。
・しかし早期の脳卒中の回復に有効であるとする研究も複数みられた。
・具体的リハビリ方法やCPAPの順守率についての情報が欠けていた。

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元
Subacute stroke physical rehabilitation evidence in activities of daily living outcomes: A systematic review of meta-analyses of randomized controlled trials
2019 2月 スペイン
・被験者13787人を含む314のRCT、21種類(ロボット、スリング、Nintendo Wii、tDCS、灸、鍼、CI療法、mCI療法、仮想現実、FES、繰り返し訓練、両手訓練、拡張現実、イメージ訓練、電気鍼、太極拳、水中訓練、ミラー療法、rTMS、サーキット、末梢電気刺激)の介入方法についての55のメタアナリシス論文がみつかった。
・仮想現実、CI療法、拡張現実、tDCS と理学療法の組み合わせでは異質性の低いわずかながらの改善効果がみられた。
・灸、太極拳、鍼(はり)はもっとも高い効果が得られていたが、異質性が高かった。
・これらのなかで鍼と理学療法の組み合わせのみが勧められるレベルにあった。
元
Rethinking interhemispheric imbalance as a target for stroke neurorehabilitation
2019 2月 アメリカ
・指の運動に際する半球間抑制は急性期や亜急性期には正常レベルにあり、その異常は慢性期にのみ確認することができた。
・半球間抑制の影響は運動能力が回復するにしたがいひどくなった。
・さらにこの半球間抑制の程度は運動機能の種類(FMA、力、器用さ)のいずれとも関連を示さず、
・慢性期に向かって半球間抑制のアンバランスさが目立つにつれ、指の器用さの回復幅もわるくなっていった。
元
Swallowing therapy for dysphagia in acute and subacute stroke
2018 10月 イギリス
・被験者2660人を含む41の臨床試験がみつかった。
・嚥下治療の種類として、鍼、行動介入、投薬、神経筋電気刺激、咽頭電気刺激、物理刺激、tDCS、TMS があった。
・これら嚥下治療は死亡者や障害者数を減らす効果はなかった。
・嚥下機能スコア "Penetration-Aspiration Score" を改善する効果もなかった。
・ しかし、入院日数が短くなったり、肺炎になりにくかったり、嚥下障害が軽くなったりした患者がいないわけではなかった。
・どの治療法がもっとも効果的かはあきらかでなかった。
・エビデンスレベルは非常に低かった。

元
Robotic Arm Rehabilitation in Chronic Stroke Patients With Aphasia May Promote Speech and Language Recovery (but Effect Is Not Enhanced by Supplementary tDCS)
2018 10月 アメリカ
・ぜんたいとして運動性発話能力(ディアドコキネシス)があきらかに改善した。
・失語症の 意味カテゴリー語想起(Category naming)と失語症評価(Western Aphasia Battery)スコアも改善した。
・tDCSは失語症の改善度にまったく関連しなかった。
左手を動かすと半側空間無視が改善するしくみをしらべてみた
左手を動かしてあげる → 半側空間無視対策
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Transcranial Direct Current Stimulation vs Sham Stimulation to Treat Aphasia After Stroke- A Randomized Clinical Trial
2018 8月 アメリカ
・呼称テストの正答数は、リアルtDCSで13.9、偽tDCSは8.2、脳卒中で失語症患者へのtDCSに可能性を感じる、さらなる研究をすすめるべき、
・その差5.7は70%の改善を示しており、すくなくともtDCSが「無効」ではないことを示していた。
・有害事象はなかった。
Stroke誌:tDCSは失語症治療に効果なし
元
Transcranial Direct Current Stimulation Does Not Improve Language Outcome in Subacute Poststroke Aphasia
2018 3月 オランダ
・両グループともにテストスコアは改善したが、
・グループ間のあきらかな差はまったくみられなかった。