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2018年11月30日

脳卒中後うつで抗うつ薬飲んでいる割合


Depression treatment use among stroke individuals with depression- A cross-sectional analysis of the Medical Expenditure Panel Survey
2018  11月  アメリカ

脳卒中患者のおよそ3分の1はうつ症状をしめし、うつがあると死亡率が50%高くなるという。

この対策として抗うつ薬や認知行動療法が適用されることがあるが その頻度はよくわかっていないのでしらべてみたそうな。

2022年7月9日

抗うつ薬を処方された若年脳梗塞の再発率3倍

2022  7月  フィンランド


脳卒中後のうつは、脳卒中患者の3分の1近くを占め予後を悪化させる。

脳卒中後の抗うつ薬の使用による高死亡率、高再発率の報告がある。

しかしこれら報告のほとんどが高齢者を対象としており、若年者の研究は限られている。

そこで、脳卒中後に抗うつ薬を始めた若年患者の再発可能性について、くわしくしらべてみたそうな。

2024年3月20日

衝撃の真相:抗うつ薬が脳卒中回復に与える予想外の影響

2024  3月  イギリス


一般的に抗うつ薬として知られているフルオキセチン(fluoxetine)を、脳卒中回復に応用した3つの大規模ランダム化比較試験が実施された。

そこで、これらの患者データを統合してメタアナリシスを試みたそうな。

2018年12月8日

ランセット誌:脳卒中の抗うつ薬は役に立たない


Effects of fluoxetine on functional outcomes after acute stroke (FOCUS)- a pragmatic, double-blind, randomised, controlled trial
2018  12月  イギリス

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)のフルオキセチンは脳卒中患者への抗うつ薬としてよく用いられている。

これまでのいくつかの研究で、フルオキセチンが患者の脳の可塑性を高め神経新生をうながし機能回復が進むとする報告がなされている。2011年には100人規模の臨床試験も行われていて期待できる結果が得られている。

脳卒中患者への抗うつ薬フルオキセチンがほんとうに機能回復に役立つものかどうか、大規模にしらべてみたそうな。


2012-2017の急性脳卒中患者1564人にフルオキセチン20mg/日を与え、同人数の偽薬グループと6ヶ月後の生活自立度mRSスコアを比較したところ、

2024年3月19日

脳卒中回復の新たな希望と警告: 運動が骨を守り、抗うつ薬がリスクを高める!最新メタ分析

2024  3月  香港


麻痺側の骨粗鬆症は脳卒中の二次的合併症として一般的である。

脳卒中後の骨健康のための薬剤に関する系統的レビューでは、指針となるような効果量の大きさと精度を推定したものはないのでくわしくしらべてみたそうな。

2019年6月14日

Stroke誌:くも膜下出血のあと精神病になる割合


Antipsychotic Use Among 1144 Patients After Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage
2019  5月  フィンランド

くも膜下出血は55歳前後の若年者におおく、脳動脈瘤の破裂によるものがほとんどを占める。

脳動脈瘤は一般人口の3%にみられおおくは破裂にいたらないが年間10万人あたり7-12人がくも膜下出血をおこす。

くも膜下出血では頭蓋内出血、脳室内出血、遅延性脳虚血、水頭症、頭蓋内圧亢進症や再出血予防手術による合併症などにより脳の損傷がおきる。

くも膜下出血患者の長期の精神疾患と抗精神病薬の使用についての研究はなさそうなので大規模にしらべてみたそうな。



くも膜下出血後12ヶ月間生存できた1144人と年齢性別のいっちする一般人3432人について、その後の抗精神病薬の使用を9年前後フォローしたところ、



次のことがわかった。

・患者の12%がくも膜下出血のあとに抗精神病薬をはじめた。いっぽう一般人では4%だった。

・抗精神病薬の利用率は1年後6%、5年後9%で、一般人では順に1%、2%だった。

・回復良好患者(mRS0-1、シャントなし、脳内出血や脳室内出血なし)での抗精神病薬の5年後利用率は2%で、

・シャントや水頭症だった患者の抗精神病薬の5年後利用率は23%だった。

・抗精神病薬利用者の63%は抗うつ薬と抗てんかん薬を同時にのんでいた。

くも膜下出血を経験した患者は一般人にくらべあきらかに高率で抗精神病薬をのんでいた。かれらは抗うつ薬や抗てんかん薬もいっしょに飲んでいた。脳への直接のダメージがなかった者はこれらの薬を飲む割合が低かった、


というおはなし。

図:抗精神病薬 くも膜下出血後の



感想:

メンタルの不調をうったえるといろんな薬をもらえるんだな。

2011年3月7日

『片麻痺治りますよ、抗うつ薬飲みましょうね』って言われたらどうする?


Effect of Antidepressants on the Course of Disability Following Stroke.
2011 2月 日本



脳卒中後に
フルオキセチン(プロザック)などの抗うつ薬を3ヶ月間与えたグループと
偽薬を与えたグループとで1年後の回復具合を比較したそうな。



期待通り 抗うつ薬を投与されたグループでは、
機能回復の程度が著しく優れていた。



この効果はうつ症状の有無に依らないようである。

抗うつ薬は脳卒中後の脳機能回復を促すなにかの
働きを担っているのかも知れない、

というおはなし。

図:抗うつ薬と脳卒中回復度

2025年8月26日

脳卒中経験者は“薬漬け”!?──減薬で命と生活を守る新常識【ポリファーマシー研究からの警告】

2025  8月  アメリカ


脳卒中を経験した高齢の人は、多くの薬を同時に飲む「ポリファーマシー」になりやすい。薬が増えると、副作用や飲み合わせによるトラブルが起こりやすくなり、転倒や認知機能の低下、入院のリスクも高まることが知られている。

こうした問題を避けるために「減薬(デプリスクリプション)」という考え方が広がってきたが、実際に脳卒中を経験した人が減薬についてどう感じているのかは、まだはっきりしていなかった。その実態をくわしくしらべてみたそうな。

2011年1月15日

抗うつ薬が片麻痺にも効くって本当ですか?


・Fluoxetine for motor recovery after acute ischaemic stroke (FLAME): a randomised placebo-controlled trial.
・Prozac shows promise in recovery from stroke
2011 1月 フランス




脳梗塞直後の患者への
抗うつ薬:フルオキセチン(商品名 プロザック)
の投与が運動機能の回復に効果があるかどうかを調べたそうな。


118名の脳梗塞で片麻痺の患者に、
発症後10日以内にフルオキセチンまたは偽薬の投与を始め、
3ヶ月間継続した。



偽薬グループではその回復の程度が24ポイントであったのに対し、
フルオキセチンのグループでは34ポイントとなり
圧倒的に良い成績を収めた。



フルオキセチングループには自立できた患者が多く、
うつ患者も少なかった。
また、副作用も大したことのないものばかりだった。



通常、脳卒中後には うつ になることが多いので
あらかじめ抗うつ薬を投与することで
うつ対策 と運動機能の回復ができるのであれば一石二鳥、

というはなし。

プロザックで脳卒中回復?


抗うつ薬で自殺率増加、なんて話もよく耳にするので
こういう治療法はあまり歓迎したくない気持ち。

2011年3月19日

抗うつ薬を飲んだ2週間後あたりは脳卒中に注意

Association of Cerebrovascular Events With Antidepressant Use: A Case-Crossover Study. 2011 3月 台湾


抗うつ薬と脳血管障害との関連を調べたそうな。
24000人余りの脳卒中患者のデータを解析した。


その結果、
脳卒中発症の2週間ほど前に抗うつ薬を摂っていた患者は、 脳卒中になる危険性が48%高くなることがわかった。

特に、セロトニン阻害タイプの抗うつ薬が脳卒中リスク上昇に 関連することがわかった、

というおはなし。

2024年2月22日

脳卒中回復の神話を打ち砕く!エビデンスで裏付けられた唯一の薬とは?

2024  1月  台湾


脳卒中の負担は、生産性の低下を伴う長期にわたる介護を必要とする障害によるところが大きい。

そこで、脳卒中後の障害または障害を改善する治療法として、様々な登録薬理療法に関する研究を同定、評価をこころみたそうな。

2020年6月2日

室頂核への乳様突起電気刺激とうつ

2020  5月  中国


脳卒中後のうつは患者のおよそ30%が経験するとされ、治療としてSSRI系の薬が用いられることもあるが十分な効果は得られていない。

小脳の室頂核への刺激 fastigial nucleus stimulation (FNS) は脳虚血にたいする神経保護効果や抗炎症効果が報告されていて、動物実験でうつや認知機能の改善効果も期待されている。

FNSを非侵襲的におこなう percutaneous mastoid electrical stimulator (PMES:乳様突起電気刺激) は中国では脳血管機能療法の専用装置として使用されている。

しかしPMESの脳卒中後うつについての報告はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2024年4月21日

隠れた痛み:脳卒中患者の慢性顔面痛の衝撃的な真実

2024  3月  インド


脳卒中後の疼痛はよくみられるが、過小評価の可能性がある。

そこで、脳卒中患者にみられる持続性「顔面」痛(PFP)についてくわしくしらべてみたそうな。

2011年8月15日

うつ経験のある女性は脳卒中になりやすい


Depression and IncidentStrokein Women.
2011  8月  アメリカ



うつと脳卒中発症との関連をしらべたそうな。

59-79歳の女性80574人ついて

うつ症状の有無を隔年で確認しながら6年間追跡調査した。


この間に1033件の脳卒中が発生した。
(538人:脳梗塞、124人:脳出血、371人:原因不明)


分析の結果、


うつ症状履歴があるひとは脳卒中のなりやすさが

3割増しになった。


これはうつの診断状況に関わらず、抗うつ薬を飲んでいる

というだけで脳卒中リスクが上昇することがわかった、


というおはなし。






感想:

以前も似たような話があった。(これ←





そんで 脳卒中の後にも うつになって

また抗うつ薬をもらって 再発して…   またうつになって…




うつから抜け出すためには薬を飲まない

ってことも選択肢にあると思った。

2013年8月30日

お腹にお灸すると脳卒中後ウツが治る


Post-stroke depression treated with acupuncture and moxibustion: an evaluation of therapeutic effect and safety
2013  7月  中国

脳卒中後ウツが鍼や灸で治るものなのか、調べてみたそうな。


123人の患者について、以下の3グループに分けて4週間治療を行ったところ、

著しい効果のあった割合は、各々

・鍼+灸、→69%
・抗うつ薬のみ→65%
・鍼+抗うつ薬→71%
だった。


鍼と灸による脳卒中後ウツ治療は抗うつ薬治療に匹敵する効果があることがわかった、


というおはなし。



灸の場所はお腹

2024年12月26日

薬を減らす勇気!日本人脳卒中患者の回復に隠された真実

2024  12月  日本


脳卒中後の患者は、再発予防や後遺症管理のために複数の薬剤を必要とする場合が多い。

しかし、これが運動機能や認知機能の回復を妨げる可能性があることも指摘されている。

そこで、薬剤数を減らすことがリハビリ成果にどのような影響を与えるかをくわしくしらべてみたそうな。

2022年7月11日

リハビリ中は抗精神病薬を使ってはいけない Japan

2022  7月  日本


抗精神病薬の使用はリハビリテーション中の日常生活動作に影響するとの報告がある。

しかし高齢で筋肉量が減少したサルコペニアの脳卒中患者への影響についてはわかっていないので、日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2018年3月7日

脳卒中で薬が増えた患者の末路


The association of increased drugs use with activities of daily living and discharge outcome among elderly stroke patients.
2018  3月  日本

脳卒中で入院する患者のほとんどは高齢者で 複数の薬を飲んでいることがおおい。

入院してから増えたくすりの量と回復度にかんする研究はほとんどないのでしらべてみたそうな。


65歳以上の脳卒中でリハビリ病院に入院した患者417人の記録について、

入院中にあらたに増えた薬の種類と
機能的自立度FIM、退院先、
との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・平均年齢は78.8、自宅へ退院が226人 自宅以外が191人で、FIM中央値は77だった。

・入院中ふえた薬の種類とFIMの増分は逆相関にあった。

・また 薬の種類が増えると自宅へ退院できる可能性が低下した。

・抗凝固薬は入退院時いずれでも もっともおおく使われ、睡眠薬 抗精神病薬 抗うつ薬 便秘薬が入院中あきらかに増加していた。

脳卒中でリハビリ入院中にあらたに薬の種類がふえた患者ほど回復が悪く自宅へ戻れなかった、


というおはなし。
図:脳卒中の退院までにふえた薬の種類

感想:

「なら 出された薬を飲まなければいいんだ!」
   ↑
これが冗談に思えない。

2024年6月8日

糖尿病の薬が動脈瘤破裂を防ぐ!?意外な予防効果を解明

2024  6月  オランダ


くも膜下出血(aSAH)を防ぐためのコイルやクリップによる侵襲的な脳動脈瘤治療のベネフィットは、治療による後遺症や死亡のリスク(最大8%)を上回ることはない。

そのため、ほとんどの脳動脈瘤は治療されないままになっている。

一般的に処方されている薬で、くも膜下出血の発生率を低下させうるものがあるならば、それらを新たな予防薬として再利用することも考慮できる。

そこで、一般的に処方されている薬とくも膜下出血の発生率との関連を系統的に調査するために、薬物の広範な関連研究(drug-wide association study :DWAS)をこころみたそうな。

2010年4月18日

抗うつ薬+tPAで脳梗塞の予後悪し


Effect of selective serotonin re-uptake inhibitors (SSRIs) on functional outcome in patients with acute ischemic stroke treated with tPA.



抗うつ剤が脳卒中になった脳細胞を守ったり可塑性を促したりするって話はときどきあるようで、
例:Antidepressants could lessen stroke severity



tPA治療をする人たちについても 抗うつ剤と回復の程度を調べたところ、
抗うつ剤を使っていた人たちは予後がよくなかったそうな。





アスピリンが万能薬のように使われていたころに通じるものを感じる。

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