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2022年5月2日

生まれてすぐの脳卒中で障害が残るとADHD率が6倍

2022  4月  スウェーデン


ADHD(注意欠如・多動症)の病因には不明なことがおおく、たとえば脳性まひやてんかんの子どもでは一般集団にくらべてそのリスクは5-6倍と報告されている。

小児脳卒中でのADHDについての研究ではこれまで規模の小さいものしかなかったので、一般住民を対象に大規模にくわしくしらべてみたそうな。

2022年9月13日

注意多動性障害ADHDで脳出血2倍

2022  9月  スウェーデン


注意欠如・多動性障害(ADHD)の成人での有病率は2.5%とされている。

ADHDと脳卒中など心血管疾患との関連についての研究はほんのわずかなので、大規模にしらべてみたそうな。

2018年10月18日

子供時代の脳卒中と認知 学力


Predictors of Cognitive and Academic Outcome following Childhood Subcortical Stroke
2018  10月  カナダ

成人まえの脳卒中は、周産期(妊娠20週-出生後28日)と子供時代(1ヶ月後-18歳)の2つに区分できる。

脳梗塞の発生率は周産期の1/2500に対し、子供時代では0.6-13/100000と非常にまれであるため詳しい調査がすくない。

子供時代の脳卒中の予後は周産期のそれよりも知能面で良好であるという報告があるものの、他の認知能力や学力の点でよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。


子供時代に脳卒中になって、大脳基底核に損傷のある32人と視床損傷の12人ついて神経心理テスト等をおこなったところ、


次のことがわかった。

・彼らの知能は歳相応だったが、作業記憶力はあきらかに低かった。

・健常者にくらべ脳卒中経験者は読解力、算数能力、注意力、とくに遂行能力がはっきりと劣っていた。

・大脳基底核グループは視床グループよりも作業記憶が弱く、ADHD(注意欠陥多動性障害)と診断されやすかった。

・損傷部位のおおきさが作業記憶力ともっともよく関連していた。

子供時代に脳卒中を経験すると作業記憶力や学力、遂行能力があきらかに低かった、


というおはなし。

図:子供脳卒中の作業記憶

感想:

たしかにADHDは周産期の報告しかみなかったわ。↓
周産期脳梗塞のこどもの注意欠陥 多動性障害

周産期脳卒中やった子供はADHDが徐々に進む

2016年10月1日

周産期脳卒中やった子供はADHDが徐々に進む


Attention and executive functioning profiles in children following perinatal arterial ischemic stroke.
2016  9月  アメリカ

周産期(妊娠22週から出生後7日未満)の脳卒中を経験した子供の多くは運動、言語、認知機能に後遺症を抱えるという。

彼らの注意 遂行能力について詳しく調べてみたそうな。


周産期動脈性脳梗塞を経験した3-16歳の子供40人について注意 遂行能力を調べ、両親への聞き取り調査も行ったところ、


次のことがわかった。

・周産期脳卒中を経験した子供の注意 遂行能力は、作業記憶を除いて 健常な場合よりも明らかに低下していた。

・しかし作業記憶も年齢が進むにつれ低下していった。

・テスト時に年長者ほど注意欠陥多動性障害(ADHD)の症状が目立つようになっていた。

・性別はこれらパフォーマンスに関連がなかった。

医療者、家族、教育者は周産期脳卒中を経験した子供の後遺症について理解しておくべきだろう、


というおはなし。
図:脳卒中の子供とADHD


感想:

これ↓思い出した。
小児の脳卒中 最悪の発症時期は、、

2023年1月26日

「気分変動」は脳内出血の原因だった

2023  1月  中国


脳内出血には気分変動やうつ、不安などの精神的特性が関連するという指摘がある。

しかしその因果関係はわかっていないので、メンデルランダム化解析をつかってくわしくしらべてみたそうな。

2017年3月14日

周産期脳梗塞のこどもの注意欠陥 多動性障害


Clinical Predictors of Attention and Executive Functioning Outcomes in Children After Perinatal Arterial Ischemic Stroke.
2017  1月  アメリカ

周産期(妊娠28週から出産後7日まで)に脳梗塞になったこどもはのちに認知 行動面で障害を抱えるリスクが高い。どういった要因が影響しているのかしらべてみたそうな。


生後28日未満の新生児期脳梗塞28人と、周産期脳梗塞12人について3-16歳までフォローして神経心理テストをおこない両親の報告も分析したところ、


次のことがわかった。
・周産期脳梗塞、おおきな梗塞、てんかんがあると注意力、遂行機能が低かった。

・これら要因があるケースでは 両親が注意欠陥・多動性障害(ADHD)として気づいていることが多かった。

・梗塞の位置や右脳左脳の違いは結果に影響しなかった。

周産期脳梗塞で特に梗塞がおおきく てんかんをけいけんした子供はのちに注意力 遂行機能の障害をもつリスクがたかかった。就学年齢に達するまえに神経心理評価をおこない適切な治療をおこなう必要があるだろう、


というおはなし。

図:周産期脳梗塞の注意力

感想:

ADHDの原因は さかのぼるとその時期になにかあったのかもしれんね、、

2016年9月19日

カイロプラクティックで脳卒中の件 Twitterでの評判は...


Chiropractic and Spinal Manipulation Therapy on Twitter: Case Study Examining the Presence of Critiques and Debates.
2016  9月  カナダ

カイロプラティックなど脊椎徒手整復術の効果や脳卒中の危険性について Twitter(ツイッター)上でどのくらい話題になっているものか調べてみたそうな。


2015年12月の関連ツイート31339件からボットやスパムを除いた20695件について分析したところ、


次のことがわかった。

・全体の2.68%のツイートが懐疑的、批判的な内容だった。

・ADHDや免疫システム、血圧への効果に関するツイートのほとんどすべてが好意的なものだった。

・脳卒中や椎骨動脈乖離の危険性についてのツイートは全体の0.1%にすぎなかった。

カイロプラティックなど脊椎徒手整復術についてのツイートは健康上のメリットを示すものがほとんどで、その効果に対する疑いや脳卒中リスクに関するものは皆無に等しかった、


というおはなし。

図:カイロプラティック in Twitter


感想:

ツイッターは敷居が高い。いくつかアカウント持ってはいるものの 怖くて1度も返信したことがない。フェイスブックにいたっては いまだ友達ゼロ…
[動画]カイロプラクティックに行って脳梗塞で死んでしまった若者にまつわるストーリー

カイロや整体院で首をボキボキッってやるやつ あれ脳卒中のもとかもよ

2010年4月1日

メラトニンが脳を護る


Protective Effect of Melatonin upon Neuropathology, Striatal Function, and Memory Ability after Intracerebral Hemorrhage in Rats.



ねずみでの研究。

脳内出血を起こさせた後に
メラトニンを毎日数日間投与したところ、
脳組織の壊死と機能低下がかなり抑えられたとのこと。
図:メラトニンの脳卒中治療効果


メラトニンには抗酸化作用があって

調べてみると やたらいろんなものに効果がある
と考えられているようだ。

たとえばアルツハイマー病、ADHD、ガン、胆石など。



病院では 暇さえあれば昼寝している患者が多かったが、
背景にはこんな理由があったのかもしれない。

2019年12月1日

小児脳卒中と「心の理論」


Pediatric Stroke Impairs Theory of Mind Performance
2019  11月  アメリカ

小児期に脳卒中を経験した者の50-60%は長期にわたり運動 認知 行動に問題を抱えるという。

しかしこれまで社会認知(social cognition)機能についての研究はほとんどなかった。

心の理論(Theory of Mind:ToM)は他者の信念や意志を推し量り関係を構築する能力を指し社会認知機能の1側面をなす。

自閉症スペクトラムや外傷性脳損傷、ADHD、認知症でToMの障害がみられるとする報告がある。

そこで小児脳卒中経験者のToMについて健常者とくらべてみたそうな。

2020年4月12日

小児脳卒中の年齢別の回復


Predicting Recovery and Outcome After Pediatric Stroke- Results from the International Pediatric Stroke Study
2020  3月  アメリカ

小児の脳卒中からの回復に関係する因子および年齢についてくわしくしらべてみたそうな。

2025年4月26日

「本来は別の病気用」な薬たちが、いま脳卒中リハビリの主役になりつつある件

2025  4月  アメリカ


脳卒中は運動障害、失語、認知障害、疲労、うつなど、さまざまな後遺症をもたらす疾患である。これらの後遺症は患者の生活の質を著しく低下させ、社会復帰を困難にする要因となっている。

従来のリハビリテーションに加えて、薬物による機能回復の補助が模索されており、その一環として神経刺激薬(neurostimulant)が注目されている。

これらの薬剤は本来、パーキンソン病やADHD、ナルコレプシーなど他の疾患に用いられるが、その中枢神経系への作用を活かして、脳卒中後の神経可塑性を高める可能性があると考えられているので、成果をまとめてみたそうな。

2022年2月22日

小児脳梗塞の長期認知機能

2022  2月  スイス


小児脳梗塞はまれなため、その転帰予測に関する知見が十分にない。

発達過程にある小児の脳は損傷の影響を受けやすいいっぽう、可塑性が高く回復能力が高いとする相反した報告が得られている。

そこで 脳梗塞後長期の認知機能との関連を、発症時の年齢別にくわしくしらべてみたそうな。

2019年9月9日

食事マグネシウムと脳卒中の関係


The Effect of Magnesium Intake on Stroke Incidence- A Systematic Review and Meta-Analysis With Trial Sequential Analysis
2019  8月  中国

食事からのマグネシウムの不足は アルツハイマー病、喘息、ADHD、糖尿病、高血圧、心血管疾患、片頭痛、骨粗鬆症、がん、などと関連しているという。

しかしマグネシウムと脳卒中については食事ガイドラインで適量を勧められるほどには用量関係があきらかになっていない。

そこで最新の研究もふくめたメタアナリシスに逐次解析(trial sequential analysis)を適用してマグネシウムと脳卒中の用量関係をあきらかにしてみたそうな。

2022年8月7日

脳卒中後の時間知覚障害

2022  7月  ポルトガル


時間知覚の評価は、明示的または暗示的タイミングを必要とする課題に分けられる。

たとえば前者はリズムを覚えてそれを再現する、後者は車が近づく状況で道路を渡って安全かどうかを判断する、といった能力に関係する。

パーキンソン病、統合失調症、うつ病、自閉症、ADHDなどの神経精神疾患において時間知覚の障害が数多く報告されているが、

脳卒中患者については研究が少ないのでシステマチックレビューをこころみたそうな。

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