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2024年6月26日

はちみつケア:脳卒中患者の口腔健康を劇的に改善!

2024  6月  韓国


脳卒中患者は脳の損傷により日常生活での多くの機能制限を経験する。

これには、唾液の分泌低下、食物残渣の除去困難、歯磨き効果の減少、口腔衛生管理の低下など、口腔機能の障害が含まれる。

口腔衛生は、脳卒中患者の健康状態や回復に重要な影響を与えるため、適切なケアが必要だが、その重要性は見過ごされがちである。

はちみつは、古くから抗菌作用と創傷治癒効果で知られており、口腔衛生にも多くの利点がある。

はちみつは幅広い細菌に対して有効であり、特に虫歯の原因菌であるStreptococcus mutansに対して効果的である。

また、はちみつは口腔内乾燥を防ぎ緩和する効果があり、その甘い味と香りが患者の不快感を軽減する。

そこで、蜂蜜ベースの口腔ケアが脳卒中患者の口腔健康に与える影響をくわしくしらべてみたそうな。

2024年11月21日

脳卒中で口がうんこ臭い患者は回復が悪い

2024  11月  中国


急性脳梗塞(AIS)は脳の血管が詰まる疾患であるが、回復には脳以外の全身的な要因も大きく関与する。

近年、腸内細菌が健康全体に及ぼす影響が注目されており、特に腸内細菌の異常(ディスバイオシス)が全身炎症を引き起こし、予後を悪化させる可能性が示唆されている。

そこで、腸内細菌と口腔内細菌の関係が、脳梗塞後の機能的回復にどのような影響を及ぼすかをくわしくしらべてみたそうな。

2024年7月25日

口腔衛生が鍵:日本人脳卒中患者の転帰に影響を与える重要性!

2024  7月  日本


脳卒中患者にとって、口腔衛生は重要な要素である。

急性期病院に入院した患者の91%が不良な口腔状態を持つことが報告されている。

特に歯周病(PD)は心血管疾患(CVD)や心房細動(AF)などと関連が深く、脳卒中患者においても重要なリスクファクターとなっている。

そこで、独自の口腔評価法である改訂口腔評価グレード(mOAG)を使用して、口腔状態と脳卒中の転帰および院内肺炎(HAP)との関連を日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2019年11月16日

左の口内だけ食べかすでいっぱい「口腔内半側無視」とは


Buccal hemineglect- is it useful to evaluate the differences between the two halves of the oral cavity for the multidisciplinary rehabilitative management of right brain stroke survivors? Across-sectional study
2019  11月  イタリア

半側空間無視は右脳損傷の脳卒中患者におおく、反対側からの刺激にたいして不注意になる。

口腔内半側無視(Buccal hemineglect)は2000年にはじめて報告され、口腔内はんぶんの感覚 味覚の消失、よだれ、咀嚼の非対称性が特徴である。

そこで、半側空間無視のある患者の口腔内半側無視を口腔衛生の観点からくわしくしらべてみたそうな。



右利き、右脳損傷の脳卒中で片麻痺の患者21人について、
半側空間無視の有無と、

口腔内の衛生状況を左右別々に
New Method of Plaque Scoring:NMPS
Oral Hygiene Index:OHI
Gingival Index:GI
Oral Food Debris Index:ODFI
Winkel Tongue Coating Index:WTCI
の各基準で評価したところ、



次のことがわかった。

・14人に半側空間無視が認められた。

・この14人の口腔内衛生は、すべての基準で左側が右側よりもあきらかに状態が悪かった。

・いっぽう半側空間無視のない残りの7人については、基準OHIとWTCIでのみ有意な「差」が見られた。

右脳損傷で半側空間無視の脳卒中患者の口腔内ひだり側の衛生状態はあきらかに悪かった、


というおはなし。

図:口腔内半側無視



感想:

感覚よわいのでガム噛んでると左の頬も噛んでしまい出血、血豆が絶えなかったおもいで。
口の中いっぱいの大腸菌!レンサ球菌!

2024年9月10日

口が不衛生な日本人は脳卒中リハビリで失敗する!?認知と身体機能への影響

2024  8月  日本


脳卒中後のリハビリテーションは、身体機能の回復だけでなく、認知機能の改善も重要である。

しかし、これまでの研究では、脳卒中後の患者の口腔(こうくう)健康が認知機能や身体機能に与える影響については十分に解明されていなかったのでくわしくしらべてみたそうな。

2026年7月14日

フロスをすれば脳卒中を防げる?――繰り返される歯科研究の都合のいい結論

2026  7月  韓国


歯周病や歯の喪失など、口腔内の状態が悪い人では脳卒中リスクが高いことが知られている。

しかし、歯磨きだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシまで使用することで、脳卒中リスクがさらに低下するかは明らかではなかった。
そこで、日常的な口腔ケア習慣と脳卒中発症との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2023年5月8日

口腔内細菌で脳梗塞の予後を予測

2023  4月  中国


いくつかの研究により口腔内の衛生状態と脳卒中との間に密接な関係があることが示されている。

そこで、口腔内細菌叢の多様性が脳梗塞の前後で変化するものか、さらに予後に影響するものかくわしくしらべてみたそうな。

2012年11月13日

脳卒中患者は口の中が汚いから清潔にね


A randomized clinical trial of oral health promotion interventions among patients following stroke.
2012  11月  香港



脳卒中患者への口腔衛生指導の効果を調べたそうな。



リハビリ病院に入院中の102人の脳卒中患者について、


・口腔衛生教育のみ

・口腔教育+クロルヘキシジンでうがい

・口腔教育+クロルヘキシジンでうがい+歯磨き指導

の3グループにわけて、


歯垢や歯ぐきの出血等の改善程度を評価した。





次のようになった。


・教育前は口腔衛生状態が非常に悪かった。

・クロルヘキシジンでうがいをする2つのグループでは歯垢が大幅に減った。

・クロルヘキシジンでうがいをするグループでは歯ぐきの出血も激減した。

・この間、肺炎の発生はなかった。





脳卒中患者にクロルヘキシジンをつかった歯磨き指導をすると

口腔衛生を良好にできることがわかった



というおはなし。





感想:

クロルヘキシジンって唯一歯周病予防効果が確認されている薬効成分らしいけれど、

それを含むデンタルリンス商品が見つからない。

一説によるとサンスターのデンタルリンスGUMが相当するらしい。


試してみるか…




同じ研究者の過去記事↓
脳卒中患者の口の中は病原菌でいっぱい


2020年1月23日

嚥下リハビリと腸内細菌の共起ネットワーク


Re-initiation of Oral Food Intake Following Enteral Nutrition Alters Oral and Gut Microbiota Communities
2019  12月  日本

脳卒中後の嚥下障害は6ヶ月時点で11-13%にみられ、肺炎や栄養不良の原因になる。これをさけるためにチューブを使った経管栄養が用いられる。

しかし長期に経管栄養をほどこすと下痢や便秘、微量栄養素の欠乏がおきる。

いっぽう健康には多くの微生物が関わっていてそれらの多様性とはたらきのネットワークの崩れ(dysbiosis)がおおくの病気を引き起こすとする報告が多数ある。

そこでリハビリによって嚥下障害を克服し経口摂取ができるようになった患者の口腔内と腸内の細菌叢の変化をくわしくしらべてみたそうな。

2026年4月11日

フロスする人は脳梗塞が少ない? 心原性脳塞栓症と心房細動に意外な差

2026  4月  アメリカ


これまでの研究で、口の中の感染や炎症は、脳卒中の新規発症や、心原性脳塞栓症の大きな原因である心房細動と関係することが示されてきた。

しかし、デンタルフロスのような予防的な口腔ケアの習慣が、脳卒中や心房細動の発症にどのように関わるのかは、まだ十分にはわかっていなかった。

そこで、フロス習慣と脳卒中の発症、とくにその病型、さらに心房細動との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2012年7月25日

脳卒中患者の口の中は病原菌でいっぱい


Effect of oral hygiene interventions on opportunistic pathogens in patients after stroke.
2012  7月  香港




脳卒中患者の口の中は病原菌でいっぱいらしい。

そこで口腔衛生指導の効果を検証してみたそうな。




脳卒中で入院中の102人の患者を次の3グループに分けて、

それぞれ

・口腔衛生教育のみ

・口腔衛生教育+1日2回殺菌剤でうがい

・口腔衛生教育+1日2回殺菌剤でうがい+週2回の歯磨き支援


を、3週間継続し、この前後での口腔内細菌の種類、数を調査した。





次のことがわかった。

・半数以上の患者で黄色ブドウ球菌など複数の病原菌がみつかった。

・介入前後で見つかった病原菌の種類、数は変わらなかった。

・3グループ間で病原菌の種類、数に 大した違いはなかった。







一所懸命歯を磨いたり、

ヒリヒリする薬でうがいをしても

大した効果はないことがわかった




というおはなし。







感想:

これ↓思い出した。

そういえば脳卒中になってから やたらと歯を磨くようになったわ

歯石を放置すると脳卒中になることが判明



2017年8月18日

nature.com:脳卒中やったら電動歯ブラシ使え


Oral health-related quality of life in patients with stroke: a randomized clinical trial of oral hygiene care during outpatient rehabilitation.
2017  8月  香港

脳卒中になると運動や感覚、認知機能の低下を経験するいっぽう 健康関連QoLにも影響がでる。

特に口や顔面関係の障害(舌や唇の麻痺、唾液の減少など)による口腔に関連したQoLの低下はおおきいと考えられる。

これらを改善するべく脳卒中の外来患者で実験してみたそうな。


脳卒中患者94人について、

*通常の歯ブラシ+歯磨き粉 グループ
*電動歯ブラシ+薬用マウスリンス グループ

に分けて、3ヶ月間の口腔衛生指導のあとさらに3ヶ月間 健康関連QoLと口腔関連QoLを複数の指標でフォローしたところ、


次のようになった。

・3ヶ月後および6ヶ月後の両時点で 電動歯ブラシグループであきらかに健康関連QoLと口腔関連QoLのスコアがすぐれていた。

電動歯ブラシと薬用マウスリンスをつかった口腔衛生指導を脳卒中患者におこなったところ、従来の歯ブラシと歯磨き粉を用いる場合にくらべ主観的健康度は明らかに向上した、


というおはなし。
図:電動歯ブラシ

感想:

入院中 見舞客と会話してるときにあからさまに顔をそむけられたことがあった。よほど口が臭かったんだろう。しばらく歯を磨けない日がつづいたからね。

2011年5月29日

そういえば脳卒中になってから やたらと歯を磨くようになったわ


Factor analysis on oral health care for acute hospitalized patients in Japan.
2011 5月 日本



急性期脳卒中患者を扱う病院の

口腔ケアに対する意識を調査したそうな。



日本の病院8000施設以上にアンケートを送り、

3割ほどの施設から回答を得た。




解析の結果、

・92%の病院が口腔ケアを日常の看護活動に取り入れている。

・91%の病院は口腔ケアが誤嚥性肺炎の予防になると考えている。

・口腔ケアの訓練を受けている看護師は全体の30%にとどまる。

・規模の大きい病院ほど口腔ケアの必要性を理解し、実行している。


というおはなし。






感想:

たしかに準集中治療室にいたころから歯磨きをやらされていた記憶がある。

水を入れたコップと桶をベッドまでもってきてくれて、

ここで歯を磨けと言う。



のんきに歯磨きしている場合じゃないだろぅ、と思ったが

やってみるととても爽快だった。




一般病棟へ移り、洗面所への車椅子の自走を認められていない頃、

しばしば歯磨きを省略されることがあった。



きっと看護師も面倒くさかったんだと思う。

2019年11月11日

口の中いっぱいの大腸菌!レンサ球菌!


The association between oral bacteria, the cough reflex and pneumonia in patients with acute stroke and suspected dysphagia
2019  11月  ニュージーランド

脳卒中で嚥下機能に問題をかかえると食事回数、唾液分泌、歯磨き機会の減少により口腔内や上気道に細菌が繁殖するようになる。

これが誤嚥性肺炎の原因になると考えられている。じっさい彼らへの口腔衛生指導により肺炎率や咳反射感受性が改善したという報告もある。

誤嚥性肺炎の原因菌はおもに、緑色連鎖球菌、肺炎連鎖球菌、黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌、大腸菌、緑膿菌、の6種類が知られている。

そこで、急性脳卒中での口腔内の細菌の種類と量、肺炎率と咳反射感受性との関連をくわしくしらべてみたそうな。



脳卒中で入院して嚥下障害が疑われる患者102人について、入院時、退院時、1ヶ月後に唾液サンプルをとりPCRで細菌の種類ごとに定量分析、また咳反射感受性を測定し 肺炎の発生との関連を解析したところ、



次のようになった。

・口腔内細菌レベルは入院時にもっとも低く、退院時にはやや増加した。

・1ヶ月後までには入退院時にくらべ桁違いにおおきな増加がみられた。

・緑膿菌と肺炎桿菌、大腸菌は健常者からは検出されないが、入院中の患者の22%にこれらが確認された。

・1ヶ月後の細菌レベルと肺炎率に関連が見られたが、咳反射感受性との関連は確認できなかった。

脳卒中患者の口のなかには呼吸器感染症のもとになる細菌がおおいに増殖していた。1ヶ月後の細菌レベルが肺炎リスクと関連があった、


というおはなし。
図:連鎖球菌レベル


感想:

しばらく歯磨きできなかったときのガムの差し入れがありがたかった思い出。

2020年5月22日

1日3回の歯磨きで脳卒中予防

2020  5月  韓国

歯周病や口腔衛生の不良は、脳卒中の仲介因子である局所感染、炎症、全身性炎症反応の原因となる可能性がある。

そこで、口腔衛生と脳卒中リスクとの関連を住民ベースで大規模に調査してみたそうな。

2017年1月15日

脳卒中患者がよだれをこぼす理由


Oral tactile sensitivity and masticatory performance are impaired in stroke patients.
2017  1月  スイス

脳卒中になると嚥下障害にならないまでも よだれや味覚低下がある。

そこで脳卒中患者の咀嚼(そしゃく)能力と口の触覚障害との関連をしらべてみたそうな。


脳卒中患者27人と健常者27人についてカラーガム等をつかった咀嚼能力テスト、唇や顎の筋力、触覚しきい値検査を行い比較したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中患者は口の渇きやたべものを口からこぼすことが多かった。

・口腔内のあきらかな触覚低下は脳卒中の反対側にみられた。

・脳卒中患者のくちびるは両側ともに触覚がにぶかった。

・咀嚼能力とくちびるのちからは脳卒中患者で低かったが、

・噛む力は健常者と同レベルだった。

・口腔内の触覚と咀嚼能力には関連があった。

脳卒中は反対側の口腔内触覚に影響して、咀嚼能力が低下すると考えられる、


というおはなし。
図:脳卒中の咀嚼筋能力

感想:

顔はんぶん触覚がにぶくガムを噛んでると左の頬も噛んで血が出ることがよくある。そういうことだとおもう。

2014年7月24日

床屋で顔にカミソリあてられてもあまり感じないんだよね


Orofacial functional impairments among patients following stroke: a systematic review.
2014  7月  香港

脳卒中患者の口腔顔面機能の低下についてしらべてみたそうな。


医学論文データベースから関連する研究を厳選して内容を再吟味したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中患者は健常人に比べ概ね 唇の力や唾液量、咀嚼機能が低下していた。

・麻痺側の咀嚼力や生活の質の変化の詳細についてははっきりしたことはわかっていない。


過去の調査を見直すことで 脳卒中患者の多くが口腔顔面機能の低下を経験していることがわかった。これらの機能低下が自発的に治ることは少ない。リハビリ的になにかできることはないだろうか…


というおはなし。

口腔顔面


感想:

いまだ顔左半分の触覚が鈍く、ご飯粒が付いても気づかない。ふと気を抜いたとき ヨダレが垂れることがある。ガムを噛んでいると 左頬の内側を噛んで血豆を作ることがよくある。

発症当初は顔が歪み、左目がとんでもない方向を向いていたことを考えると 現状は十分に満足すべき と考えている。


2025年2月25日

フロス1本で脳卒中予防!?口腔ケアが血管を守る驚きの研究

2025  2月  中国


脳卒中は、動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)の一部として含まれる疾患である。最近の研究では、口腔衛生の改善が脳卒中のリスク低減に関与する可能性が指摘されている。

そこで、アメリカのNHANESデータを用いた最新の研究を用いて、デンタルフロスの使用が脳卒中リスクに与える影響をくわしくしらべてみたそうな。

2025年3月10日

脳動脈瘤の破裂に大腸菌が関与!?腸内細菌が脳を脅かす新事実

2025  2月  ブラジル


脳動脈瘤の破裂は、生命を脅かす危険な状態であり、その原因の解明が急務である。近年、腸内細菌や口腔内細菌が全身の血管に影響を及ぼす可能性が指摘されている。

動脈瘤の発生や破裂の背景には慢性炎症が関与していると考えられており、腸内環境や口腔内の細菌がどのように影響を及ぼすのかが注目されているので、破裂脳動脈瘤の動脈壁に存在する細菌DNAの有無をくわしくしらべてみたそうな。

2022年2月18日

コロナ検査での鼻から綿棒が原因の脳梗塞とは

2021  7月  ドイツ


コロナウイルス感染症のPCR検査のために鼻から綿棒を入れる口腔咽頭ぬぐい(oropharyngeal swab)が原因と考えられる脳梗塞になった男性がいたそうな。

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