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2026年9月23日

血圧は『高いから下げる』で正しいのか――入院中の降圧薬で脳梗塞8.5倍、死亡2.36倍

元
2021  7月  アメリカ


入院中は、血圧が高くなると「必要時(PRN)」に降圧薬を追加することがよくある。

しかし、高血圧緊急症でもない患者の血圧を、その場の数字だけを見て下げることが本当に安全なのかは、よくわかっていなかった。

そこで、こうした降圧が血圧を急に下げすぎて、腎障害や脳梗塞などにつながる可能性をくわしくしらべてみたそうな。

2026年9月22日

医者も慎重になる『降圧治療』――脳梗塞、院内死亡“爆上がり”の衝撃

元
2026  9月  アメリカ


入院患者では、痛みやストレス、急性疾患などにより一時的に血圧が上昇することが多い。

しかし、症状や臓器障害を伴わない高血圧をどこまで治療すべきかについては質の高いエビデンスが乏しく、降圧薬の追加がむしろ有害となる可能性も指摘されている。

そこで、実際に病院勤務医がどのような基準で治療しているのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年9月5日

脳出血死の3割が抗凝固薬使用者――その7割は『不適切な抗凝固』だった

元
2026  8月  イギリス


心房細動患者では脳梗塞予防のため抗凝固薬が使われるが、致死的な頭蓋内出血が大きな問題となる。

特に高血圧は重要な修正可能リスク因子である。

そこで、抗凝固薬を服用中に頭蓋内出血で死亡した心房細動患者について、高血圧性血管障害がどの程度関与していたのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年8月28日

軽症患者を速攻で眠らせる――『死亡72%減』をうたう日本発くも膜下出血研究の危うさ

元
2023  10月  日本


動脈瘤性くも膜下出血では、破裂した動脈瘤からの再出血が致命的となることがある。

そこで、患者が救急室に到着した直後に全身麻酔を行う「即時全身麻酔(iGA)」によって、入院後の再出血や死亡を減らせるかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年5月19日

脳内出血の再発リスク、血圧160未満では大差なし?――ただし死亡と脳梗塞は別問題か

元
2026  5月  韓国


脳内出血を起こしたあと、再発を防ぐために血圧管理が大事であることはよく知られている。しかし、血圧をどのくらいまで下げればよいのかは、まだはっきりしていない。

血圧は低いほどよいと思われがちだが、低すぎると低血圧や腎機能の悪化などの問題も起こりうる。

そこで脳内出血後に生き残った人たちについて、その後の血圧と、死亡、脳梗塞、脳内出血の再発との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2026年4月25日

降圧にACE阻害薬を使うと血管性認知症の可能性が高まる?

元
2026  4月  イギリス


血管性認知症は、脳の血流障害が積み重なって進む認知症であるが、今のところ病気そのものの進行を止める治療はほとんどない。

そこで、すでに使われているコレステロールの薬、血圧の薬、炎症を抑える薬の中に、血管性認知症の予防に使えそうなものがないかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年4月24日

薄毛治療のつもりが脳梗塞? 20歳男性とフィナステリド

元
2026  3月  レバノン


フィナステリドは男性型脱毛症などで広く使われている薬で、ふつうは比較的安全と考えられてきた。

ところが近年、この薬とまれな血栓性合併症との関連を疑わせる報告が出てきている。ただし、その仕組みや臨床的な意味、とくに若くてふつうの脳卒中リスクをもたない人でどれほど問題になるのかは、まだはっきりしていない。

そこで、フィナステリドを飲んでいた若い男性に起きた虚血性脳卒中の症例を報告し、この薬が血栓を起こしやすい体質の人で発症に関わる可能性を検討してみたそうな。 

2026年4月15日

脳内出血は血圧を下げれば救えるのか? 深部出血でも葉性出血でも有意な利益なし

元
2026  4月  アメリカ


急性期の脳内出血では、血圧をしっかり下げることで、その後の重い後遺症を減らせる可能性があると考えられてきた。

しかし、脳内出血には深部出血と葉性出血という、生物学的にも臨床的にも性質の異なる2つの主なタイプがある。この降圧治療の効果が、両者で同じように現れるのかどうかは、はっきりしていなかった。

そこで、集中的な降圧治療が機能予後に与える影響が、出血部位によって異なるかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年3月26日

脳卒中のあと、服薬を守るほど死亡が少ないは信用できるのか?

元
2026  3月  スイス


脳梗塞やTIAを起こしたあとは、再発を防ぐために抗血小板薬、脂質低下薬、血圧の薬などを続けることが大切である。ところが実際には、退院後に薬を十分に続けられない人が少なくない。

薬を飲み続けることが、その後の再発や死亡とどう関係しているのかは重要な問題である。そこで、脳梗塞またはTIAのあとに再発予防の薬がどれくらい続けられているのか、また、それがその後の経過とどう関係するのかを大規模データでくわしくしらべてみたそうな。

2026年1月5日

血圧は正常なのに脳卒中?──“平均血圧92”の日本人に静かな危険

元
2025  11月  日本


高血圧は、脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患を引き起こす大きな原因である。これまで血圧の評価では、主に収縮期血圧(いわゆる「上の血圧」)と拡張期血圧(「下の血圧」)が重視されてきた。

しかし血圧は、一瞬の高さだけでなく、血管にどれくらいの圧がかかり続けているかという視点も重要である。平均血圧(MAP)は、心拍1回を通じた平均的な血圧を示す指標であり、血管や臓器にかかる持続的な負担を反映すると考えられている。

ただし、MAP・収縮期血圧・拡張期血圧・脈圧のうち、どれが将来の脳卒中や心血管イベントを最もよく予測できるのかについて、日本人を対象にした長期データは多くなかった。そこで、日本人一般集団において、これらの血圧指標と将来の脳卒中・心血管イベントとの関係をくわしくしらべてみたそうな。

2025年12月21日

130/80を信じすぎると危ない? 脳卒中後「下げすぎ血圧」と認知機能の意外な関係

元
2025  12月  中国


脳卒中のあとに起こる認知機能の低下(PSCI)は、とてもよくみられる後遺症であり、日常生活や社会復帰に大きな影響を与える問題である。

しかし、脳卒中後の血圧管理については「再発を防ぐこと」が重視される一方で、認知機能との関係はあまり注目されてこなかった。

とくに、拡張期血圧(下の血圧)が低すぎることが、回復期の脳にどのような影響を与えるのかについては、はっきりしたデータが少なかった。

そこで、脳卒中後のリハビリ期間における拡張期血圧と、認知機能障害との関係を、実際の診療データを使ってくわしくしらべてみたそうな。

2025年12月2日

再発は減る、でもボケる?──降圧薬が脳に与えるもう一つの代償

元
2025  11月  中国


急性期脳梗塞に対して降圧治療をいつ開始するべきかについては、いまだ明確な基準が定まっていない。

特に、治療の開始時期が発症後の認知機能に与える影響は十分に検証されていない。

そこで、降圧治療の早期開始と遅延開始による認知機能の違いをくわしくしらべてみたそうな。

2025年11月29日

日本人の達成率たった26.7%。それでも130/80を追い続けるのは誰のため?

元
2025  11月  日本


高血圧は脳卒中を含む心血管疾患の大きな危険因子であり、日本では数千万人が高血圧と推計されている。

新しい JSH2025 ガイドラインでは、年齢にかかわらず一律に「130/80mmHg 未満」が目標とされており、現場とのギャップがどの程度あるのかが問題となっている。

そこで、日本全国のデータを用いて
・降圧薬開始後、血圧がどの程度コントロールされているか
・都道府県間で目標達成率にどれくらい差があるか
・その差が脳卒中死亡率や医師の偏在と関係しているか
をくわしくしらべてみたそうな。

2025年11月17日

脳梗塞は、血圧を上げると助かる—その理由に世界が驚愕!

元
2025  11月  韓国


急性期の脳梗塞では、発症後に神経症状がさらに悪くなる「早期神経学的悪化(END)」がしばしば起こり、患者の予後を大きく悪化させる重要な問題である。

しかし、END が起きたあとにどのような治療を行うべきかについて、統一された基準は確立しておらず、現場の医師によって対応が分かれているのが実情である。

そこで、END に対して実際にどのような治療が行われているのかを調査し、それぞれの方法が神経症状や回復にどのような影響を与えるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年11月13日

台風のあと「脳出血」が増えるという日本衝撃のデータ

元
2025  11月  日本
 

台風が来たあとに「体がだるい」「頭が痛い」と感じる人は多いが、
実は脳卒中(脳出血や脳梗塞など)の発症が増えるのではないかという指摘がある。

海外ではハリケーンなどの後に脳卒中が増えたという報告もあるが、
結果はバラバラで、どのタイプの脳卒中が増えるのかまでははっきりしていなかった。

そこで、日本全国の入院データを使って、台風にさらされた地域で、どのように脳卒中の入院が変化するのかを詳しく調べてみたそうな。

2025年10月17日

小さい動脈瘤ほど破裂する?──定説をくつがえす最新研究

元
2025  10月  ドイツ


脳の動脈瘤は、血管の一部がふくらんでできる小さなこぶのような病変である。近年、MRIなどの画像診断の普及により、破裂していない小さな動脈瘤が見つかる機会が増えている。

これまで医療現場では「大きな瘤ほど危険で、小さい瘤は破裂しにくい」と考えられてきた。しかし、複数の動脈瘤をもつ患者では、実際には小さな瘤が破裂することがあるとの報告が相次いでいる。

過去の研究では、くも膜下出血を起こした患者の20~30パーセントで、最大の瘤ではなく小さいほうが破裂していたとされる。それにもかかわらず、小さな瘤がどのような条件で破裂するのかを系統的に調べた研究はこれまで存在しなかったので、
小さい瘤が破裂する要因を明らかにするべくくわしくしらべてみたそうな。

2025年9月27日

コクランが暴いた真実──血圧140未満のワナ

元
2025  9月  カナダ


血圧が少しだけ高い「軽症高血圧」(上が140〜159、下が90〜99)は、将来の脳卒中や心臓病につながると心配されている。

しかし、この段階から薬を飲み始めるのが本当に良いのかどうかは、はっきりしていなかった。とくに脳卒中を防げるのか、副作用の方が大きいのか、結論が出ていない。そこでCochraneレビューが最新の研究をまとめて検証してみたそうな。

2025年9月6日

脳梗塞は防げても、出血で命を落とす──抗凝固薬が突きつける矛盾

元
2025  9月  アメリカ


脳梗塞(虚血性脳卒中)の場合、「Time is Brain(時間が脳を救う)」という言葉が知られている。tPA点滴や血栓回収といった治療は、分単位で早いほど効果が大きいことが広く認識されている。

一方で、脳内出血(ICH)の治療においては、降圧(血圧を下げること)や抗凝固薬のリバース治療(中和)が基本であるにもかかわらず、「どれだけ早く行うか」が転帰に与える影響については十分に調べられてこなかった。そこで、ICHの初期治療のスピードが死亡率や回復にどう影響するかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年8月26日

脳卒中経験者は“薬漬け”!?──減薬で命と生活を守る新常識【ポリファーマシー研究からの警告】

元
2025  8月  アメリカ


脳卒中を経験した高齢の人は、多くの薬を同時に飲む「ポリファーマシー」になりやすい。薬が増えると、副作用や飲み合わせによるトラブルが起こりやすくなり、転倒や認知機能の低下、入院のリスクも高まることが知られている。

こうした問題を避けるために「減薬(デプリスクリプション)」という考え方が広がってきたが、実際に脳卒中を経験した人が減薬についてどう感じているのかは、まだはっきりしていなかった。その実態をくわしくしらべてみたそうな。

2025年8月14日

「75歳からの血圧革命」──130mmHg未満で本当に寿命は延びるのか?

元
2025  8月  日本


高齢になると血圧は上がりやすくなり、それが心筋梗塞や脳卒中などの心血管病、さらには死亡のリスクを高めることが知られている。一方で、血圧を下げすぎると腎臓の働きが悪くなったり、立ちくらみや転倒、認知機能の低下といった副作用が出ることも心配されている。

2019年の日本高血圧学会ガイドラインでは、75歳以上の人の目標は「収縮期血圧(SBP)140mmHg未満」だった。しかし、その後の研究で「130mmHg未満」を目指す厳しめの血圧管理でも、心血管病や死亡を減らせる可能性があることが分かってきた。
特に日本は超高齢社会であり、この年齢層でどのくらいの血圧を目標にするのがよいかを明らかにすることはとても重要である。

そこで、75歳以上の高血圧の人で、SBP<130mmHgを目指すことが本当に効果的で安全かどうかを、過去の臨床試験をまとめてくわしくしらべてみたそうな。

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