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2023年9月11日

運動不足で最軽症脳卒中が命取り?

2023  9月  スウェーデン


全脳卒中のうち、神経症状NIHSSスコアが5以下の軽症脳卒中が大多数を占める。

しかし、軽症脳卒中患者の3分の1は、3ヵ月後には重大な障害を示すという。

とくに、入院時のNIHSSが0点で定義される、おそらく最も軽症の脳卒中に関する研究は乏しいので、その特徴と転帰をくわしくしらべてみたそうな。

2015年3月14日

なぜ運動不足を放置し続けていたのか?脳卒中になるまで


Patients' knowledge regarding modifiable risk factors of stroke.
2015  1月  ポーランド

脳卒中になるリスク要因のうち運動不足は改善可能である。

脳卒中になったばかりの患者がこれをどの程度認識しているものか調べてみたそうな。


脳卒中で入院9日以内の患者96人に面談して、知っている脳卒中のリスク要因を挙げてもらった結果、


次のことがわかった。

・ほとんどの患者(87人)が答えたリスク要因は高血圧だった。

・運動不足を挙げた患者は7人のみだった。

・平均して女性が挙げたリスク要因はすくなかった。

・年齢と知っているリスク要因の数は関連がなかった。


脳卒中のリスク要因として、高血圧や心房細動はよく知られている一方で、運動不足を認識していた患者がほとんどいなかった、


というおはなし。
運動不足

感想:

耳が痛い。

容易に改善可能であるがゆえに無意識的に知らない振りをしているのではないかな。それ(運動不足)を認めてしまうと、脳卒中になったのは自業自得って言われかねないからね。

2023年9月9日

脳卒中経験者必見!運動不足の"致命的"リスクとは?

2023  9月  スペイン


脳卒中など心血管疾患の既往者における「身体活動」と、心血管疾患に関係した死亡率との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2025年11月11日

「それでも人は不健康を選ぶ」──脳卒中リスクを“擁護”してみた

2025  11月  中国


脳卒中は今も世界中で多くの人が苦しむ重大な病気である。
とくに中国では、ここ数十年で脳卒中の発症が増え続けており、その背景には高齢化だけでなく、生活習慣の変化もあると考えられている。

食事、喫煙、飲酒、運動、体重管理などは、日々の心がけ次第で変えられる要素である。
しかし、これらを「まとめて」調べた地域データはまだ少なく、どの習慣の組み合わせが危険なのか、どの程度リスクが上がるのかははっきりしていなかった。

そこで、中国北部の地域住民を対象に、生活習慣全体と脳卒中リスクとの関係をくわしくしらべてみたそうな。

2018年11月21日

脳卒中になるライフスタイルのうち特に危険なもの


Prevalence of five lifestyle risk factors among U.S. adults with and without stroke
2018  11月  アメリカ

心血管代謝リスクになる5つのライフスタイル(栄養不足、運動不足、喫煙、飲酒、肥満)が、脳卒中経験者にどのくらい特徴的なのか 最新の大規模データからしらべてみたそうな。


アメリカの健康状態および健康行動についての電話調査データ(Behavioral Risk Factor Surveillance System)2015-2017を用いて、

脳卒中経験者と非経験者のライフスタイル上の違いを解析したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中経験者37225人、非経験者851607人のデータがみつかった。

・運動不足(56.5% vs. 49.5%)と現在喫煙(30.1% vs. 16.6%)があきらかに脳卒中経験者に多く、

・大量飲酒者は(5.4% vs. 6.1%)脳卒中経験者に少なかった。

・野菜や果物を多く摂る食生活と肥満は関連要因を考慮に入れるとグループ間で有意な差はなかった。

・リスク要因を4-5つ持つケースは(9.0% vs. 5.3%)脳卒中経験者に多かった。

運動不足と喫煙、4-5個のライフスタイルリスクを持つ者が脳卒中経験者におおかった、


というおはなし。

図:脳卒中の5つのライフスタイルリスク


感想:

脳卒中をライフスタイルのせいにはしたくないけれど、運動不足とタバコだけは言い訳のしようがないみたいだ。

脳卒中は遺伝とライフスタイルのどっちが影響大?

2019年6月2日

ラクナ梗塞は運動不足のせいだったのか


Self-Reported Physical Activity and Cardiovascular Disease Risk Factors in Patients with Lacunar Stroke
2019  5月  デンマーク

運動不足は脳卒中などの心血管疾患のリスクでありながら改善可能な要因の1つである。アメリカ心臓協会やWHOは1日に中強度(2-3MET:歩行など)の運動を150分以上、高強度(4MET以上)の運動75分以上、相当を薦めている。

ラクナ梗塞の患者はおそらく運動不足であろうから、これをたしかめるべく、くわしくしらべてみたそうな。

2014年8月3日

運動不足は脳卒中の原因 わかってない人が多すぎる


Physical activity habits and preferences in the month prior to a first-ever stroke.
2014  7月  オーストラリア

運動不足、身体不活動は脳卒中の大きな要因である。

脳卒中患者の発症まえの運動状況とその認識について調べてみたそうな。


81人の脳卒中患者について、発症1ヶ月前の身体活動状況、運動習慣についてアンケートをとり解析したところ、


次のことがわかった。

・全体の31%の患者のみが運動と脳卒中との関連を認識していた。

・多くの患者が日頃の運動を家事やショッピングなどの手段的日常生活動作(IADL)やウォーキングのことと捉えていた。

・また、定期的な運動の内訳のほとんどはIADLだった。

・運動不足の原因として、意欲の欠如、無関心、気力低下などを挙げていた。


定期的な運動が脳卒中予防に重要であることを認識している人は非常に少なく、その実行意欲も高くなかった


というおはなし。
運動と脳卒中


感想:

仕事や生活に余裕がないと健康を考えて運動する気になれない。

でもそういうこと言ってるから代償が高くつくんだよな、、、


Instrumental ADL :手段的日常生活動作 より複雑で高次な動作を指す

初めて聞いた。

2017年6月19日

若年者が脳卒中予防のために改善すべき2つのこと


Contribution of Established Stroke Risk Factors to the Burden of Stroke in Young Adults
2017  6月  ドイツ

脳卒中のリスク要因で改善が可能なもののうち、およそ9割が 高血圧、脂質異常、糖尿病、冠動脈疾患、喫煙、飲酒、運動不足、肥満 の計8つで説明がつくといわれている。

脳卒中発症年齢が低下傾向にあることから、55歳以下の若年脳卒中患者のリスク要因にどういった特徴があるものかしらべてみたそうな。


26の脳卒中センターから18-55歳の患者2125人の記録を抽出し、健常者サンプル8500人と比較したところ、


次のことがわかった。
・改善可能な要因のうち、全脳卒中の59.7%を運動不足が、 27.1%を高血圧が占めていた。

・これら要因の集団寄与危険度は脳梗塞の種類ごとにほぼおなじで、高齢なほど高かった。

改善可能なリスク要因のうち、運動不足と高血圧で若年者の脳卒中原因のほとんどを説明できた、


というおはなし。
図:若年者の脳卒中リスクファクター8

感想:

運動不足 やばいな、、

2015年1月4日

のちに脳卒中になる男性の青年期の特徴


Risk Factors Assessed in Adolescence and the Later Risk of Stroke in Men: A 33-Year Follow-Up Study.
2014  12月  スウェーデン

高齢者を対象とした脳卒中リスクの研究は多い。
そこで、脳卒中のリスク要因を青年期の若者について調べてみたそうな。


1969-1989の徴兵時に収集された平均年齢18の男性81万人あまりの健康診断を含む登録情報を解析したところ、


次のことがわかった。

・33年前後の追跡期間中に6180件の脳梗塞と2104件の脳出血があり、発症年齢の平均は48歳だった。

・脳梗塞に関連の強い要因は、運動不足、肥満、糖尿病、飲酒、低所得、母方の脳卒中歴だった。

・脳出血も同様に、運動不足、肥満、飲酒、糖尿病、低所得がリスクとして挙げられた。


脳卒中のリスク要因はすでに青年期に明らかになっており、その代表的なものは運動不足、肥満、糖尿病、低所得、母方の脳卒中歴であった。それらのいくつかは十分に改善可能である、


というおはなし。


感想:

若かりし頃を思い出すに 運動不足、母方脳卒中歴、低所得 がガッチリ当てはまってた。

2025年8月30日

日本人は体重より腹囲で決まる──ウエストが示す脳卒中リスク

2025  8月  日本


心臓病や脳卒中といった心血管疾患は、日本人にとっても大きな死亡原因である。肥満がこれらのリスクを高めることはよく知られているが、従来使われてきたBMI(体格指数)だけではリスクを正しくとらえきれない場合がある。

とくに日本人は、体重が重くなくても「お腹だけ出ている」タイプが多く、脳卒中の危険を見逃してしまう可能性がある。そこで、腹囲に基づいた新しい体型指標であるBRI(Body Roundness Index)やWHtR(ウエストと身長の比率)が役立つかどうかを、日本人を対象に長期間追跡してくわしくしらべてみたそうな。

2018年9月15日

内臓脂肪がおおい運動嫌いが再発する


Moderate-to-vigorous physical activity and the risk of stroke recurrence in patients with a history of minor ischemic stroke in Japan
2018  9月  日本

脳卒中のあきらかなリスク要因として運動不足があげられる。

しかし脳梗塞の再発と運動不足との関連については研究例が限られていて、しかも運動強度が自己申告による主観指標を用いているものがおおかった。

そこで脳卒中患者に加速度計を着けての正確な運動強度測定と 再発の有無との関連をくわしくしらべてみたそうな。


平均年齢67、過去6年ほどの間に心原性でない軽い脳梗塞を経験した45人について、加速度計を10日間着けて運動状況をモニターし、内臓脂肪レベルも測定した。

医療記録からこれまでの再発の有無との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・9人が再発を経験していた。

・かれらはいずれも内臓脂肪レベルが高く、中レベル(3METS)以上の運動があきらかにすくなかった。

・他の要因を考慮にいれてなお内臓脂肪のおおさと中レベル以上の運動習慣が再発のあきらかなリスク要因だった。

軽い脳卒中を経験した 内臓脂肪がおおく中レベル以上の運動をあまりしない者は再発しやすい、


というおはなし。
図:運動量と内臓脂肪量と脳卒中再発

感想:

上のグラフがわかりやすくて気に入った。
「内臓脂肪のおおい運動嫌い」に再発が集中している。

2019年6月22日

歩けるのに運動しない理由3つ


Perceived barriers to exercise reported by individuals with stroke, who are able to walk in the community
2019  6月  ブラジル

脳卒中経験者の身体活動レベルがひくいままだと再発しやすくなる。

いっぱんに1日30分程度の中強度の運動を週5日こころがけるよう薦められているが、脳卒中経験者の77%は座ったままになりがちで運動不足という。

かれらの運動をさまたげる要因の調査は これまで慢性期患者についてのものがおおかった。

そこで、亜急性期で自立して歩行できる患者について 運動のさまたげになっている主観的要因をくわしくしらべてみたそうな。



軽度の脳卒中から4ヶ月前後で、退院して自立歩行速度0.8m/s以上の患者95人について運動状況について聞き取り調査した。

運動の29のベネフィットと14の障害について評価する exercise Benefits/Barriers Scale(EBBS) をもちいた。



次のことがわかった。

・運動のさまたげになる主な理由は、「疲労」「場所がない」「遠い」で、

・EBBS項目以外では「介助人がいない」「どう運動したらいいかわからない」が挙げられた。

・主観的な運動の妨げの程度はうつと社会経済的ステータスと関連していた。

歩行できるのに運動しないのは、疲労と利用できる場所 そこまでの距離がおもな理由だった、


というおはなし。

図:運動する理由としない理由



感想:

退院したてのころ、運動のためにひるま近所を散歩していると すれ違う小学生にやたら挨拶され、交差点の見守りじじいにあからさまに不審者を見る目で睨まれて、とてもこころが痛んだおもいで。

2017年7月24日

脳卒中経験者が活動している時間と死亡率


Accelerometer-Determined Physical Activity and All-Cause Mortality in a National Prospective Cohort Study of Adults Post-Acute Stroke.
2017  7月  アメリカ

脳卒中は虚血性心疾患に次ぐ世界第2位の死亡原因である。また 50歳以前に脳卒中になった男女の半数以上がその後8年間に死亡している。

運動不足が脳卒中の主な要因でもあることから、脳卒中経験者の日々の身体を動かしている時間を加速度計で客観的に測定し、死亡率との関連をしらべてみたそうな。


脳卒中経験者184人について加速度計を4日間装着させて1日あたりの身体を動かしている時間(分)を推定した。

そして6年前後フォローしたところ、


次のようになった。

・この間に53人が死亡した。

・身体を動かしている時間が1日あたり60分間増えると総死亡率が28%低下した。

脳卒中経験者は身体を動かしている時間が長いほど死亡する可能性が低下した、



というおはなし。
図:

感想:

「運動不足」ってあまりにもシンプルすぎて見過ごされてしまうけど、じつはいちばんの問題なんだな。

[運動不足]の関連記事

2020年1月11日

脳卒中有病率とリスク要因


Prevalence of stroke and stroke related risk factors- a population based cross sectional survey in southwestern China
2020  1月  中国

中国では年間300万件の初回脳卒中が発生している。

急激な経済環境変化の脳卒中への影響をフォローできている住民レベルでの大規模な調査はほとんどない。

脳卒中有病率は中国北部で高く南部で低い。しかし死亡率は南部が高いという。

そこでいまなお経済発展いちじるしい南部の住民について脳卒中の有病率とリスク要因を大規模にしらべてみたそうな。

2024年2月15日

驚きの発見!週90分未満の運動でも脳梗塞リスクが激減?最新台湾研究が示す新常識

2024  2月  台湾


運動不足は脳卒中の主要な危険因子であり、身体活動を増やすことで脳梗塞を予防できることがわかっている。

脳梗塞と運動不足の関係については、特にアジア人集団では限られた研究しかなされていない。

世界保健機関(WHO)は健康維持のために中強度の身体活動を週に少なくとも150分おこなうことを推奨している。

しかし台湾人口の70%以上は、この推奨レベルの身体活動をおこなっていない。

そこで、週に90分未満レベルの身体活動の脳梗塞予防効果を確かめてみたそうな。

2022年1月13日

脳出血を防ぐ運動時間は週に〇〇分未満でもOK

2021  12月  台湾


運動不足は脳卒中の主な危険因子の1つである。

しかし身体活動量と脳出血との関連について、とくにアジア人での研究はほとんどないので、台湾人でくわしくしらべてみたそうな。

2021年5月8日

食後血糖をさげる運動の間隔は

2021  5月  オーストラリア


糖尿病は脳卒中の再発のリスクになる。

長時間の座位を中断して軽い運動をはさむことで食後の血糖上昇を抑えることが期待できるが、

脳卒中経験者でのその用量反応効果についてはあきらかになっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2011年7月17日

やったことあるけど、Wiiボクシングはなかなかキツイ


Energy expenditure in chronic stroke patients playing Wii Sports: a pilot study.
2011  7月  オランダ



脳卒中により運動機能に制限を負ってしまうと

次第に運動不足の状態になり、さらなる病状の悪化を招くことになりかねない。


かといって運動を継続するのも容易ではない。



しかし、任天堂のWiiスポーツなら興味をもって運動を継続できるかも知れない。



そこでWiiスポーツでどの程度のエネルギー消費量が

期待できるものなのか、実際に計測してみたそうな。




自立歩行のできる慢性期脳卒中患者10人について、

Wiiスポーツのテニスとボクシングを、

それぞれ15分間ずつ、10分間の休憩を入れてプレイしてもらった。



この間、酸素消費量を計測するためのガスマスクを装着した。



座って安静にしている時の酸素消費量との比をもって運動強度(METs)とした。


中程度の運動が3-6METs、激しい運動は6METsより大とする。



結果は、 平均で、

テニスが3.7METs

ボクシングが4.1METs

であった。



Wiiスポーツのテニスとボクシングは、

健康維持に必要な運動量を得られることがわかった、



というおはなし。

2020年11月29日

身体活動レベルと脳卒中発症年齢

2020  11月  イラン


脳卒中患者における発症前の身体活動レベルと長期予後との関連についての研究はおおくないので、くわしくしらべてみたそうな。

2025年4月20日

脳卒中をまねく“ホントウの原因”が判明!見落とされがちな2つの危険因子

2025  4月  中国


脳卒中は世界的に死因・障害原因の上位を占め、発症年齢の若年化も進んでいる。これまで喫煙、運動不足、肥満などの生活習慣が脳卒中のリスク要因であることが知られていたが、これらの因果関係については研究によって結論が一致しておらず、交絡因子や逆因果の問題が存在していた。

そこで、大規模疫学データ(NHANES)と遺伝的因果推論手法(メンデルランダム化:MR)を組み合わせることで、生活習慣と脳卒中の関係を多角的にくわしくしらべてみたそうな。

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