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2023年10月14日

偽りの重症をあばく:単純CTの挑戦

2023  10月  ドイツ


動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)患者において、世界脳神経外科学会連合(WFNS)スコアを決定する最適な時期は、依然として議論のあるところである。

そこで、aSAH患者においてWFNSスコアを決定する最も適した時期をあきらかにするべく、くわしくしらべてみたそうな。

2026年5月1日

「心停止くも膜下出血」は本当に絶望なのか――最重症でも社会復帰した患者たち

2026  4月  日本


くも膜下出血の中でも、WFNS Grade Vは最重症にあたる。さらに呼吸停止や心停止を伴う場合、これまでは「ほとんど助からない」と考えられ、積極的な治療の対象から外されることも多かった。

しかし救急医療の進歩により、呼吸停止や心停止を起こしても、いったん蘇生されて病院へ運ばれる患者が増えている。そこで、WFNS Grade Vをひとまとめにせず、発症時の心肺状態で分け、回復の可能性をくわしくしらべてみたそうな。

2019年12月5日

くも膜下出血の頭痛と生存率


Warning headache correlates survival rate in aneurysmal subarachnoid hemorrhage
2019  10月  台湾

くも膜下出血のグレード判定方法にはいくつかある(Hunt and Hessscale, Fisher scale, WFNS)。たとえグレードがわるくても積極治療により半数ちかくが回復良好に至るという報告もある。

突然の強い頭痛や激しい嘔吐、局所神経症状、けいれん発作などはくも膜下出血の警告症状とされているが、これらと予後との関係はあきらかになっていない。

そこでくも膜下出血の警告症状と死亡率、その関連要因についてくわしくしらべてみたそうな。

2024年5月17日

くも膜下出血の逆説:完全回復の影に潜むリスク

2024  4月  ノルウェー


動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)の生存者は、多くの場合、重篤な身体障害や認知障害を伴わずに回復する。

しかし、転帰がきわめて良好なくも膜下出血患者においても、就労への関与が著しく低いことが報告されている。

aSAH後の職場復帰(RTW)に関する知見やRTW不能の予測因子は依然として限られており議論の余地がある。

そこで、全重症度のaSAH患者において、発症後5年までの再就労率および予測因子をくわしくしらべてみたそうな。

2023年9月7日

頭痛だけで日本の病院に行くと…くも膜下出血で人生が!

2023  8月  日本


脳神経外科医は時折、ウォークイン(walk-in )SAHと呼ばれる自ら歩いて入院してくるくも膜下出血(SAH)症例に遭遇する。

しかし、その臨床的特徴は十分に理解されていない。

そこで、ウォークインSAH患者のいくつかの特徴を調査し、救急車で来院した軽症SAH患者の特徴と比較してみたそうな。

2024年6月15日

驚愕の事実!最重症くも膜下出血の割合が50年間で8倍に増加、その真相とは?

2024  6月  ドイツ


動脈瘤破裂によるくも膜下出血(aSAH)の発生率はよく研究されている。

しかし、くも膜下出血の重症度の傾向についてはほとんど知られていない。

そこで、経年的なくも膜下出血の重症度の推移をくわしくしらべてみたそうな。

2025年10月18日

軽症くも膜下出血の7.8%が悪化 その原因は“病気”ではなく“治療”か?

2025  10月  中国


くも膜下出血(aSAH)は「重い病気」という印象が強いが、実際には発症時に意識がはっきりしていて、頭痛だけで見つかるような軽症タイプ(good-grade:WFNS I〜III)が全体の約8割を占める。

このタイプの多くは回復が良いとされるものの、中には治療後に後遺症を残したり、思わぬ経過をたどる人もいる。

なぜ軽症のはずなのに悪くなるのか、その理由はこれまでよくわかっていなかった。
そこで、「軽症くも膜下の中で悪くなる人」にはどんな特徴があるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月23日

日本人グレードⅤくも膜下出血の3年後

2020  7月  日本


くも膜下出血でWFNS(世界脳神経外科連合)分類のグレードⅤに相当する患者の長期予後についての研究はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2022年6月14日

日本人で最重症くも膜下出血の転帰良好率

2022  6月  日本


世界脳神経外科学会(WFNS)基準でのグレードⅤのくも膜下出血患者は予後不良であることがおおい。

その機能転帰の予測因子はあきらかになっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2025年8月22日

くも膜下出血治療に異変?クラゾセンタンが効く“隠れた患者層”とは

2025  8月  日本


くも膜下出血(aSAH)では、脳血管れん縮(スパズム)が遅れて起きて脳梗塞や機能障害につながることが大きな問題である。

クラゾセンタン(エンドセリン受容体拮抗薬)は、過去の臨床試験で「血管れん縮を減らす」効果は見せてきた。
しかし「最終的な生活の自立度(mRSなどの機能予後)」の改善は一貫して示されず、国際的には効果が疑問視されてきた。

一方で日本の実臨床では「効いているのでは?」と感じられる症例もあり、なぜRCTと現場の感覚が食い違うのかが課題であった。
そこで、従来の平均値比較ではなく「一人ひとりの予後予測と実際の転帰を比べる」という新しい枠組み(PAOE)を用い、クラゾセンタンが本当に役立つ患者層を明らかにしようとしてみたそうな。

2023年3月25日

くも膜下出血の「ターソン症候群」の頻度ときっかけ

2023  3月  ドイツ


ターソン症候群(Terson Syndrome)はくも膜下出血後によくみられる合併症で、10-46%の割合でおきると報告されている。

頭蓋内圧の上昇により眼球内の静脈が破綻、出血した状態を指す。自然治癒しない場合には手術により大幅に症状改善できるという。

ターソン症候群の発生率の高さにもかかわらず、その認知度は低いので、予測因子についてくわしくしらべてみたそうな。

2022年6月11日

滋賀からみる日本のくも膜下出血の現状

2022  5月  日本


くも膜下出血は脳卒中のなかでも若年層に発症し、致死率も高い。

フィンランドと日本は世界の他の国とくらべてくも膜下出血の発生率が高いことがよく知られている。

最近の日本のくも膜下出血発生率をあきらかにするべく、人口140万人の滋賀県住民の調査記録を解析してみたそうな。

2025年6月5日

病院に行ったら後遺症!? 軽症くも膜下出血と“過剰治療”の落とし穴

2025  5月  日本


くも膜下出血(SAH)は、再出血や脳血管のけいれん(血管れんしゅく)などの合併症を防ぐため、できるだけ早く治療を始めるのがよいとされている。

でも実際には、すぐに病院へ行かない人もいて、発症から4日以上たってから入院するケースもある。こうした"遅れてやってきた人たち"に対して、どんな治療がされて、結果がどうなっているかは、これまであまりよくわかっていなかった。

そこで、日本の複数の病院から集めたデータを使って、その実態をくわしくしらべてみたそうな。

2023年8月15日

"命の選択" 日本のくも膜下出血治療 衝撃の事実

2021  4月  日本


くも膜下出血後の血管攣縮(れんしゅく)と正常圧水頭症の発生率にたいする破裂動脈瘤の治療法の影響については議論がある。

そこで、長崎県のくも膜下出血登録データから、治療法ごとでの血管攣縮と正常圧水頭症の発生率をくわしくしらべてみたそうな。

2025年10月24日

女性に多いのに、回復は男女で同じ?――くも膜下出血の治療パラドックス

2025  9月  ドイツ


くも膜下出血(SAH)は、脳の中の血管(動脈瘤)が破れて起こる病気で、女性のほうが男性より2倍以上多いことが知られている。

これまでの研究では「女性の方が重症になりやすい」「脳の血流が悪くなるDCIを起こしやすい」と言われてきたが、結果はまちまちだった。

そこで、「本当に男女で違いがあるのか?」「もしあるとしたら、どの段階(発症・治療・回復)で差が出るのか?」を、650人の患者データをもとにくわしくしらべてみたそうな。

2021年8月30日

くも膜下出血を迅速に治療すると生存率が低い

2021  8月  イギリス


グレードの悪いくも膜下出血であっても、数カ月後には神経認知機能が改善することがおおい。

しかし、動脈瘤手術のタイミングと長期転帰との関連についてはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年10月3日

軽いくも膜下出血なのに障害が残る理由

2020  9月  カナダ


動脈瘤性のくも膜下出血(aSAH)では重症度の低い患者は回復が良いと考えられるが、そうではない患者もいる。

そこで、重症でないのに回復不良になる aSAH患者の特徴をくわしくしらべてみたそうな。

2020年12月22日

くも膜下出血でもパンデミックだからと病院行かない日数

2020  12月  フランス


COVID-19パンデミックにより、心筋梗塞や脳卒中患者の足が病院から遠のいているという報告がある。

またさいきんは、くも膜下出血の患者が以前よりも重症化した状態で運ばれてくるという実感もある。

その理由を探るべく、フランスのリール大学病院での2020年のくも膜下出血患者についてくわしくしらべてみたそうな。

2022年9月3日

やがて元気になる重症くも膜下出血の特徴

2022  6月  オランダ


重症くも膜下出血は Hunt and Hessグレードまたは WFNSグレードがIV-Vと定義でき、患者全体の18-24%を占める。

瀕死な彼らへの介入の無益さとさらなる悪化を避けて、治療を控えてしまうことがしばしばある。

しかしさいきんのメタアナリシスでは、重症くも膜下出血の転帰はこれまで考えられてきたよりもずっと良好であることが示された。

そこで、重症くも膜下出血での転帰予測因子をくわしくしらべてみたそうな。

2019年1月5日

Stroke誌:高齢重症くも膜下出血を手術する理由?


Survival and Outcome After Poor-Grade Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage in Elderly Patients
2018  12月  スイス

高齢のくも膜下出血患者の治療に対する考え方はこの50年間で保存的治療から積極的治療(手術)にかわってきた。

しかしグレードの高い重症患者にたいしてはかならずしも一致していない。しかも判断材料になるデータがほとんどない状態でもある。

そこで、高齢のくも膜下出血患者に積極的治療をほどこしたときの回復可能性を大規模かつ長期にフォローしてみたそうな。


WFNSグレードⅣ Ⅴに相当する重度のくも膜下出血で60歳以上の患者146人について、退院時と6-12ヶ月後のmRSスコアを評価したところ、


次のようになった。

・高齢になるほどくも膜下出血の死亡リスクが高くなった。

・1歳あがると死亡リスクは6%上昇し、10歳あがると76%高くなった。

・平均生存期間は、60-69歳で56.3ヶ月、70-79歳では31.6ヶ月、80-90歳では7.6ヶ月間だった。

・6-12ヶ月後にmRS4-6の回復不良患者は年齢が高くなるほどおおはばにふえた。

高齢の重症くも膜下出血患者は年齢がたかくなるほど死亡または重度障害のリスクが高くなった。しかし79歳までなら治療による効果がある程度期待できた。80歳をこえると生存と回復可能性が著しく低下した、



というおはなし。

図:高齢くも膜下出血の回復可能性
ほとんどが生きて退院できないのに(グレー↑)手術する意義とは?


感想:

くも膜下出血のしゅうへんは、なにかがおかしい。

じつはくも膜下出血で早くに亡くなってしまう人たちに対してできることはほとんどない。

治療と称して行われている手術は再出血予防のためであって現状をすぐにどうにかしようとするものではない。

じっさい、24時間以内に手術をして手術が遅れても死亡率には影響がない。

しかも再出血予防手術を肯定するランダム化比較試験はいまだなく、手術を行うべきあきらかなエビデンスは存在していない。

拠り所としているのは60年代のCTもMRIもない頃に作成されたガイドラインを護りぬいてきた業界の「伝統と権威」だけ。

なるほど数十年まえは激しい頭痛があってもすぐに病院にゆく習慣がなかったので手術をしないこともおおく死亡率は極端に低かった。↓
Stroke誌:クモ膜下出血で手術をしなかったときの死亡率

定型的手術でかつたしかな収入源になるのでやめられないんだとおもう。

ほかにも臓器提供問題も絡んで↓いろいろと興味深い。
脳卒中患者から臓器を抜くための法改正の成果

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