元2023 11月 イギリス
脳卒中経験者は、長期にわたり心理的回復に取り組み、それを重要事項であると考えている。しかし心理的転帰の発生頻度に関するデータは不足している。
認知障害、抑うつ/不安、疲労、無気力および関連する心理的転帰の有病率や、その割合が脳卒中後長期において安定しているかどうかはあきらかではないので、くわしくしらべてみたそうな。
元2023 11月 イギリス
元2023 6月 オランダ
脳卒中は運動機能や認知機能の障害に加え、情動面(うつや不安)や睡眠障害など様々な問題を引き起こします。近年、音楽療法がこうした脳卒中後のリハビリに有益であることが報告されており、飲み込み障害や失語症の改善、認知・運動機能の向上、気分の改善、神経学的回復の促進につながるとされています。音楽は脳の情動・認知・記憶・運動に関わる領域を広範囲に活性化しうるため、リハビリ治療への応用が期待されています。
本稿では、バイノウラルビート(binaural beats)を用いた音楽療法に注目し、その脳卒中後リハビリへの活用可能性を医学論文に基づき検討します。バイノウラルビートは左右の耳にわずかに異なる周波数の音を聞かせることで脳内に特定周波数の拍動音を知覚させ、脳波を誘導・同期させる方法です。この手法は聴覚的ニューロモジュレーション(音刺激による神経調整)の一種で、非侵襲かつ簡便に脳活動へ影響を及ぼせる点が注目されています。以下、バイノウラルビートが脳卒中患者の認知機能、運動機能、神経可塑性(脳の柔軟な適応能力)、睡眠、情動調整に与える可能性について、関連研究や音楽療法全般の知見も踏まえて整理します。
元
Effect of Cognitive Reserve on Risk of Cognitive Impairment and Recovery After Stroke
2019 12月 韓国
元2024 12月 韓国
元2025 2月 アメリカ
元2024 8月 オーストラリア
元2022 2月 スイス
元2020 5月 イギリス
元
Risk Factors for Poststroke Cognitive Decline
2018 3月 アメリカ
・この間に694人が脳卒中になった。
・認知機能全般、新規学習、言語記憶、遂行機能は脳卒中直後に急激に低下した。
・認知機能全般の急激な低下は黒人、男性、心原性またはアテローム血栓性脳梗塞でおおきかった。
・遂行機能の急激な低下は教育歴の短い者でおおきかった。
・脳卒中あと認知機能の長期の低下スピードは、認知機能全般と遂行機能で速く、新規学習、言語記憶では脳卒中前と変わらなかった。
・高齢、脳卒中ベルト(多発地帯)以外の住人、心原性脳梗塞 で認知機能全般の長期の低下スピードがおおきかった。
・遂行機能の長期の低下スピードは高齢、高血圧でない患者でおおきかった。
血圧が低いと死にたくなることが明らかに
元
Determinants, Prevalence, and Trajectory of Long-Term Post-Stroke Cognitive Impairment: Results from a 4-Year Follow-Up of the Auckland Stroke Regional Outcomes Study-IV Study.
2017 11月 ニュージーランド
・途中脱落者や死亡者を除き、257人(平均年齢68)でフォローアップが完遂した。
・ぜんたいとしてMoCAスコアは12ヶ月後に0.98ポイント低下し、48ヶ月後では2.8ポイント低下した。
・4年後、84%の脳卒中患者が認知症レベル(MoCAスコア平均20点)の認知障害を示していた。
・認知機能が低下する関連要因として、男性、冠動脈疾患、不整脈、社会からの孤立、非就労、があげられた。
元2023 3月 イギリス
元
Effects of combined intervention of physical exercise and cognitive training on cognitive function in stroke survivors with vascular cognitive impairment: a randomized controlled trial
2018 8月 中国
・79.56%がこの過程を完遂した。
・すべての認知機能評価で、認知訓練と運動を組み合わせたグループがあきらかな改善を示していた。
・特に認知機能改善度は認知訓練や身体運動を単体で行うばあいよりも有意にすぐれていた。
元2025 12月 日本
元
Increased risk for dementia both before and after stroke: A population-based study in women followed over 44 years
2018 6月 スウェーデン
・この間に362人が脳卒中に、325人が認知症になった。
・脳卒中と認知症の年齢ごとの発症パターンはほぼ同じだった。
・認知症の発症割合は 脳卒中を起こした者に 33.7% vs. 18.5% でおおかった。
・認知症リスクの上昇は脳卒中の5年前に始まっていて、
・脳卒中の1年後がもっともリスクが高く、
・11年以降もリスクが高い状態がつづいた。
元2025 12月 中国
元2024 3月 フィンランド
元
Long-Term Risk of Dementia Among Survivors of Ischemic or Hemorrhagic Stroke
2016 11月 デンマーク
・脳卒中経験者の30年間に認知症になる率は11.5%で、
・健常者に比べ1.80倍、脳梗塞では1.72倍、脳内出血で2.70倍、くも膜下出血では2.74倍だった。
・若年者の認知症リスクは脳卒中の種類によらず高齢者よりも高かった。
・65歳未満で認知症になった脳卒中経験者の40%は、脳内出血かくも膜下出血だった。

元2023 9月 イギリス