検索キーワード「認知 低下」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示
検索キーワード「認知 低下」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示

2026年9月9日

もやもや病の再建術は本当に効くのか――『成功率99%』の裏にRCTなし

2026  8月  イラン


小児もやもや病は、脳の主幹動脈が徐々に狭くなり、TIAや脳梗塞を繰り返す病気である。特に幼い子どもでは進行が速く、認知機能低下も問題になる。

現在は血行再建術が標準治療とされているが、間接バイパス、直接バイパス、両者を組み合わせた手術のどれが最適なのか、また誰をいつ手術すべきかについては議論が続いている。

そこで、近年の小児もやもや病の手術成績を整理し、治療選択の考え方をまとめてみたそうな。

2026年8月31日

「脳卒中は増えなかった?」――ファイザーワクチン8研究をまとめた最新メタ解析

2026  8月  韓国


ファイザー製COVID-19ワクチンBNT162b2の接種後に、脳卒中リスクが高まるのではないかという懸念がある。

これまで個別の観察研究は存在したが、BNT162b2に限定し、自己対照ケースシリーズ(SCCS)研究だけをまとめたメタ解析はなかった。

そこで、接種後の短期間に脳卒中リスクが上昇するかを統合して評価してみたそうな。

2026年8月25日

意識清明で搬送された42歳日本人女性が3か月後に死亡――ステントが血管壁を突き破っていた

2026  7月  日本


内頸動脈のblood blister-like aneurysm(BBA:血豆状動脈瘤)は、血管壁が非常にもろく、くも膜下出血を起こしやすい特殊な病変である。

近年はステント併用コイル塞栓術などの血管内治療が行われるようになったが、重篤な合併症も問題となる。

こんかい、治療後しばらくしてステント端から致死的な血管破裂を起こした症例を、剖検所見からくわしくしらべてみたそうな。

2026年8月16日

左側が見えないのではない?――半側空間無視は『脳の処理落ち』かもしれない

2026  8月  イタリア


半側空間無視(unilateral spatial neglect:USN)は、脳卒中後に起こる神経心理学的な障害である。典型的には、脳の損傷した側とは反対側の空間にあるものに気づきにくくなったり、注意を向けにくくなったりする。

特に右半球の脳卒中後に多く、右半球損傷者の約38%、左半球損傷者の約18%に認められるとされる。右脳卒中では発症1週間以内の約45%にみられ、1年以上経過しても約20%に残存するという報告もある。

半側空間無視がある患者では、脳卒中そのものが重症であることが多いだけでなく、入院期間が長く、退院時の障害や依存度が高く、死亡率や施設入所率も高い。ところが、その臨床的重要性に比べて、発症早期には見逃されることも多い。

そこで、脳卒中後の半側空間無視について、どのように評価すればよいのか、そして現在どのようなリハビリ方法があり、どこまで効果が期待できるのかを整理してみたそうな。

2026年8月15日

痛みが5.6→3.4に――たった30分の『5Hz』バイノウラルビート

2026  9月  インド


バイノウラルビートは、左右の耳にわずかに異なる周波数の音を聞かせ、その差に相当する周期的な音を知覚させる方法である。

これまで痛みや不安、認知機能への効果が報告されてきたが、研究ごとに用いる周波数が異なり、シータ帯(4~8Hz)だけの効果は十分に整理されていなかった。

そこで、シータ帯バイノウラルビートが成人の痛み、不安、認知機能にどの程度有効なのかを系統的に検証してみたそうな。

2026年8月7日

眠れない脳卒中経験者に朗報? 3ヘルツのバイノウラルビートで深睡眠が2倍

2026  7月  イラン


睡眠の質は、ストレス、心理状態、痛み、さまざまな疾患などによって低下する。睡眠薬は短期的には有効である一方、依存、翌日の眠気、認知機能低下、転倒リスクなどの問題があるため、薬を使わずに睡眠を改善する方法が求められている。

睡眠中の脳波は、眠りが深くなるにつれてアルファ波、シータ波、デルタ波へと変化し、深いノンレム睡眠であるN3ではデルタ波が多くなる。そこで研究者らは、左右の耳にわずかに異なる音を聞かせて差分周波数を知覚させるバイノウラルビートにより、睡眠中の脳波をデルタ帯域へ同調させれば、深睡眠を増やせるのではないかと考えた。 

先行研究では、3 HzのバイノウラルビートによってN3睡眠が増える可能性が示されていた。しかし、研究デザインや測定方法に限界があり、入眠直後の睡眠段階にどのような変化が起きるのかは十分にわかっていなかった。

そこで、健康な若年成人を対象として、3 Hzのデルタ・バイノウラルビートが、入眠と睡眠維持、特に最初の120分間のN3睡眠に及ぼす影響をくわしくしらべてみたそうな。

2026年7月30日

「元気だから60分」を「60分だから元気」に変えた日本の早期リハビリ絶賛論文

2026  7月  日本


脳卒中後の早期リハビリは推奨されているが、開始時期や1日あたりの実施時間については、各国のガイドラインでも見解が一致していない。

そこで、日本の医療データを用いて、急性期脳梗塞に対する早期リハビリの開始時期と実施量が、院内有害事象に与える影響をくわしくしらべてみたそうな。

2026年7月23日

アルツハイマー脳は40Hzで変わる?――3週間のバイノウラルビートで記憶力が改善

2026  2月  イラン


アルツハイマー病では、記憶や注意、実行機能に関係する約40Hzのガンマ波活動が乱れることが知られている。

そこで、40Hzのバイノウラルビート刺激によって脳のガンマ活動を整えれば、認知機能を改善できるのではないかと考え実験してみたそうな。

2026年7月21日

右脳をやられると、人の気持ちがわからなくなる?――55年分の研究が示した“見えない言語障害”

2026  7月  アメリカ


脳卒中による言語障害というと、左半球の損傷による失語症がよく知られている。しかし、右半球の脳卒中でも、比喩や冗談、相手の感情、会話の意図などを理解しにくくなることがある。

そこで、右半球脳卒中後に生じるこうしたコミュニケーション障害について、過去55年間の研究を整理してみたそうな。

2026年7月18日

眼底に出た異変は、脳の警報だった――網膜症で脳卒中リスク1.9倍

2026  6月  中国


網膜の血管は、脳の細い血管と構造や性質がよく似ている。糖尿病や高血圧によって網膜の毛細血管が傷む「網膜症」は、脳内でも同様の微小血管障害が進んでいるサインかもしれない。

しかし、網膜症と脳卒中リスクの関係については研究ごとに結果が一致していなかった。そこで、これまでの研究を統合し、網膜症が脳卒中リスクとどの程度関連するのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年7月16日

「脳卒中経験者は10年短命」――余命が3年延びても、一般人口との差はなお約10年

2026  7月  アメリカ


脳卒中は、米国における主要な死亡・障害原因の一つである。急性期治療や再発予防は進歩してきたが、脳卒中を経験した人の長期的な余命が、過去20年間でどの程度変化したのかは十分に分かっていなかった。

そこで、50歳以上の米国人を対象に、脳卒中歴のある人の平均余命を1996~2006年と2008~2018年で比較し、男女差についても検討してみたそうな。

2026年7月14日

フロスをすれば脳卒中を防げる?――繰り返される歯科研究の都合のいい結論

2026  7月  韓国


歯周病や歯の喪失など、口腔内の状態が悪い人では脳卒中リスクが高いことが知られている。

しかし、歯磨きだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシまで使用することで、脳卒中リスクがさらに低下するかは明らかではなかった。
そこで、日常的な口腔ケア習慣と脳卒中発症との関係をくわしくしらべてみたそうな。

2026年7月13日

若くして脳卒中――5年後も消えない“見えない障害”と失われた自分

2026  7月  イギリス


脳卒中は高齢者の病気と思われがちだが、若い世代でも発症し、その後の人生に長く影響を残す。とくに若年脳卒中では、仕事、子育て、人間関係、経済的責任など、現役世代特有の問題が重なる。

しかし、従来の研究や医療では、歩行や麻痺など目に見える障害が重視され、疲労、認知機能低下、不安、感覚過敏といった「見えない障害」や、自己喪失感については十分に調べられてこなかった。

そこで、若年脳卒中から5〜8年後の人々が、実際にどのような生活を送っているのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年7月9日

脳動脈瘤「塞げば安心」は本当か?知らされない予防治療の代償

2026  6月  ノルウェー


未破裂脳動脈瘤は、画像検査の普及によって偶然見つかることが増えている。一方で、くも膜下出血の発生率は低下しており、未破裂瘤から実際に破裂へ進むリスクは、以前考えられていたより低い可能性がある。

そのため、未破裂瘤を「予防的に治療する」ことの利益と危険を、あらためて冷静に評価する必要がある。そこで、北ノルウェーの一定地域で実際に治療された未破裂脳動脈瘤の治療成績をくわしくしらべてみたそうな。

2026年7月7日

認知症は「脳出血の結果」ではなく「原因」だった!?

2026  6月  中国


精神疾患と脳出血の関係はよく知られているが、その多くは「脳出血のあとにうつや不安、認知機能低下が起こる」という見方である。

しかし、精神疾患が脳出血のリスクを高めるのか、つまり「脳出血の前からある精神・認知の病態が出血を招くのか」は十分に調べられていなかったので、
16種類の精神疾患と脳出血の因果関係を、メンデルランダム化解析と実臨床データの両方からくわしくしらべてみたそうな。

2026年6月29日

治療しないくも膜下出血は、なぜ予後がいいのか

2026  6月  オランダ


くも膜下出血というと、多くは脳動脈瘤破裂が原因として語られる。しかし実際には、出血しているのに原因となる動脈瘤が見つからない「非動脈瘤性くも膜下出血」も存在する。

このタイプは、動脈瘤性くも膜下出血に比べて予後がよいとされ、とくに中脳周囲型では「良性」と説明されることが多い。

しかし、本当に長期的にも問題が少ないのかを長期追跡し、機能予後、復職、生活の質、残存症状をくわしくしらべてみたそうな。

2026年6月16日

「心理的フレイル」が高い人は脳卒中リスク3倍――心のもろさは脳血管の警報か

2026  6月  中国


脳卒中、心疾患、糖尿病などの心血管代謝疾患は、中高年以降の健康を大きく左右する。

従来は高血圧、肥満、脂質異常、喫煙などが主要な危険因子とされてきた。しかし、それだけでは発症リスクを十分に説明できない。

近年、身体的なフレイルだけでなく、気分の落ち込み、不安、孤独感、記憶力低下、主観的な体力低下などを含む「心理的フレイル」が注目されている。そこで、心理的フレイルが将来の脳卒中を含む心血管代謝疾患と関連するかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年6月10日

5Hzは左脳、15Hzは右脳? 音で言語ネットワークを揺さぶる研究

2026  6月  イラン


脳のリハビリでは、損傷部位だけでなく、脳内ネットワークのつながり方が重要である。発達性ディスレクシア(失読症)でも、音を言葉として扱う音韻意識の低下と、皮質ネットワークの結合異常が関係すると考えられている。

この研究では、左右の耳にわずかに異なる音を聞かせて脳内に特定のリズムを生じさせるバイノウラルビートが、音韻意識とEEGコヒーレンスに影響するかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年6月4日

症状のない脳動脈瘤を治療して、1年後も10人に1人が悪化:日本の高齢者397例の研究

2026  5月  日本


高齢者では、検査でたまたま未破裂脳動脈瘤が見つかることが増えている。未破裂脳動脈瘤は、破裂すると重いくも膜下出血につながることがある。

一方で、高齢者では体力の低下や持病があるため、治療したほうがよいのか、慎重に見守ったほうがよいのかの判断が難しい。

そこで、高齢者の未破裂脳動脈瘤治療において、体の弱り具合であるフレイルや、脳MRIで見える白質病変が、治療後の経過に関係するかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年6月1日

気分屋は脳卒中のもと?遺伝解析が示した因果関係

2026  6月  中国


気分の浮き沈みや情緒不安定は、これまで心の問題として扱われることが多かった。しかし、精神状態の不安定さは脳卒中や頭痛などの神経疾患とも関係する可能性がある。

従来の観察研究では、生活習慣や持病などの影響を完全には除けないため、「気分の不安定さが原因なのか、病気の前ぶれなのか」ははっきりしなかった。

そこで、遺伝情報を使って因果関係を推定するメンデルランダム化解析でくわしくしらべてみたそうな。

ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *