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2026年3月2日

不眠は脳卒中を呼ぶのか?770万人解析で見えた“ガチ不眠”の危険度

2026  2月  ペルー


脳卒中は、命に関わるだけでなく後遺症も残しやすい大きな病気である。

睡眠不良な人ほど脳卒中になりやすいのでは、という話はよくあるが、睡眠時無呼吸(OSA)ほどは「不眠」の証拠がまとまっていなかった。

そこで、不眠が脳卒中のリスクと関係するのかを、これまでの研究をまとめて確認してみたそうな。

2026年2月27日

無益再開通が多いのに、それでも血管内治療で全身麻酔を選ばない理由は本当にあるのか?

2026  2月  アメリカ


脳の太い血管が詰まるタイプの脳梗塞に対する血管内治療(EVT)では、治療中の麻酔を全身麻酔(GA)にするか、全身麻酔を使わない方法(非GA鎮静)にするかが、以前から議論になっている。

これまでのランダム化比較試験(RCT)では、GAのほうが血管を再開通させやすい可能性は示されてきたが、90日後の生活機能(自立度)まで良くなるかどうかは、結果がそろっていなかった。

そこで、最新のRCTを追加してメタ解析を行い、GAと非GAの差をあらためてくわしくしらべてみたそうな。

2026年2月21日

脳梗塞の原因は心原性とは限らないのに…“抗凝固薬もっと使え”論の穴

2026  1月  フィンランド


心房細動(AF)は脳梗塞の主要な危険因子であり、抗凝固療法(OAC:ワルファリンやDOAC)で予防できることが知られている。

それにもかかわらず、初めて脳梗塞を起こすAF患者の中に「発症時点でOACを使っていない人」が相当数いる。

そこで、どのような患者背景やパターンが「OAC非使用」と結びついているのかを、全国規模のデータでくわしくしらべてみたそうな。

2026年2月19日

転倒したから脳出血?それとも脳出血したから転倒?日本の抗凝固薬研究の“語り”に注意

2026  2月  日本


高齢の心房細動(非弁膜症性:NVAF)では、血栓塞栓症(脳梗塞など)を防ぐために抗凝固療法が必要になりやすい一方で、出血(とくに頭蓋内出血)リスクも高く、「予防」と「出血」の板挟みになりやすい集団である。

さらにフレイルは血栓塞栓症・出血・死亡のリスク因子として知られているが、フレイルの指標の一つとしての「転倒歴」が、実臨床の大規模高齢NVAF集団で2年間の転帰にどう影響するかは十分に整理されていなかった。

そこで、日本人心房細動患者について、転倒歴と、その後2年間の臨床転帰の関連をくわしくしらべてみたそうな。

2026年2月9日

無症候性モヤモヤ病の手術は必要か:その「推し」、比較がズルくないか

2026  1月  アメリカ


無症候性のモヤモヤ血管症は、近年はMRIなどの画像検査で偶然見つかることが増えている。

しかし、無症候性の段階でバイパス手術をするのがよいのか、様子見がよいのかははっきり決まっていない。

そこで、バイパス手術を受けた人を集め、無症候性と症候性で手術の安全性やその後の脳卒中の起こりやすさに差があるかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年2月7日

脳卒中の幹細胞治療は効くのか――最新メタ解析でわかった希望と限界

2026  1月  スイス


虚血性脳卒中では、血栓を溶かす治療や血栓回収で血管が開いても、後遺症が残る人が少なくないのが現実である。傷んだ脳の回復を直接うながす治療はまだ限られており、再生医療、とくに幹細胞治療が新しい選択肢として注目されている。

ただし、これまでの臨床試験の結果はバラつきがあり、「本当に効くのか」「安全なのか」ははっきりしていない。

そこで、質の高い比較試験(ランダム化比較試験)だけを集めて、幹細胞治療の効果と安全性をまとめて検証してみたそうな。

2026年1月26日

あなたの脳は何歳に見えるか? 脳卒中が加速する形態老化の衝撃

2026  1月  ノルウェー


脳卒中後の予後を左右する最大の因子の一つは年齢である。しかし同じ暦年齢でも、回復の速さや認知機能の保たれ方には大きな個人差がある。この差は「脳そのものの老化度合い」が影響している可能性がある。

近年、MRI画像から機械学習で推定する「脳年齢」という指標が、生物学的老化の代理マーカーとして注目されているが、脳卒中後にその脳年齢が時間とともにどう変化するのか、また将来の認知機能をどこまで予測できるのかは十分に検証されていなかった。

そこで、脳卒中が脳の老化速度を加速させるのか、そして急性期の脳年齢が長期の認知予後を予測しうるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年1月21日

ガイドラインより医師のエゴと縄張り争い──くも膜下出血治療という“無法地帯”

2024  9月  ギリシャ


破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血は、死亡率が高く、救命できても重い後遺症を残すことが多い重篤な脳卒中である。

にもかかわらず、同じ病態でも施設や主治医によって治療方針が大きく異なり、その差が予後に影響している現実がある。

そこで、患者を死に追いやっている最大要因は出血そのものや血管攣縮ではなく、「診療科の壁とエゴによる治療選択の歪み」ではないか、という点に問題意識を置き、これまでの研究をまとめてみたそうな。

2026年1月14日

脳卒中は本当に“時間との戦い”なのか? ――医療者の“脳卒中恐怖症”の正体

2026  1月  ナイジェリア


脳卒中は世界的にみて主要な死亡原因・要介護原因であるが、実際の医療現場では「難しそう」「自信がない」「関わるのが怖い」と感じる医療者が少なくない。

このような心理的な壁は、神経内科全般に対する恐怖(neurophobia)と同様に、脳卒中領域に特化したものとして「strokophobia(脳卒中恐怖)」と呼ばれている。

そこで、このstrokophobiaが医学生や研修医だけでなく、看護師、救急隊員、一般臨床医、さらには患者家族や政策立案者にまで広く存在し、その結果として診断や治療が遅れ、予後を悪化させている可能性についてまとめてみたそうな。

2026年1月11日

日本人心房細動患者の8割が抗凝固薬使用中―それでも起きた認知機能低下

2025  12月  日本


心房細動は脳梗塞の大きな原因のひとつであり、現在では抗凝固薬によって脳梗塞の発症はかなり防げるようになってきた。

しかし最近、脳梗塞を起こしていない心房細動患者でも、認知機能が低下しやすいことが報告されている。
その理由として、無症候性脳梗塞や微小出血など、MRIで見える脳の傷が関係しているのか、それとも別の仕組みがあるのかははっきりしていない。

そこで、心房細動患者の認知機能低下が、脳MRIで確認できる脳病変と関係しているのかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年1月6日

脳卒中経験者に朗報―認知症を防ぐ「運動」と「睡眠時間」の関係が見えてきた

2025  12月  中国


脳卒中を経験した高齢者では、その後に認知症を発症したり、寿命が短くなったりするリスクが高いことが知られている。

運動習慣や睡眠が、一般の高齢者では認知症や死亡の予防に関係することは報告されてきたが、脳卒中を経験した高齢者に限ったデータは多くない。

とくに、運動と睡眠を「別々」ではなく「組み合わせて」評価した研究はほとんどなく、運動が寿命を延ばす仕組みの中で、認知症がどの程度関係しているのかも十分に分かっていなかった。

そこで、中国の大規模調査データを用い、高齢の脳卒中経験者において、運動や日常活動、睡眠が認知症と死亡にどう関係するのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年12月12日

血管内治療中の攣縮で予後悪化、その予防薬は日本だけ未承認

2025  12月  ドイツ


脳の太い血管がつまったときに行う血管内治療(カテーテルで血栓を取りにいく治療)は、いまや標準治療になっている。

ところが、その手技の途中でときどき起こる「血管攣縮」(血管がキュッと細く締まってしまう現象)が、どのくらい患者の予後を悪くしているのかは、はっきりしていなかった。

また、攣縮が起きたときにカテーテルから直接ニモジピンという薬を流すと本当に効果があるのかも、十分なデータがなかった。そこで、「どんな人に攣縮が起こりやすいのか」「攣縮が起こるとその後の生活の質や死亡にどれくらい影響するのか」「攣縮に対するニモジピン動注は役立つのか」をひとまとめにくわしくしらべてみたそうな。

2025年12月8日

未破裂脳動脈瘤の「予防手術」は本当に必要か──10人に1人が重い障害を負う現実

2025  12月  


未破裂の脳動脈瘤は、破裂するとクモ膜下出血を起こし、命に関わる非常に危険な状態になる。そのため、破裂する前に治療するべきかどうかを判断するときには、「自然に破れる確率」と「治療自体のリスク」の両方を比べる必要がある。

しかし、これまで一般に広まっていた手術リスクの数字は、一部の専門施設や優れた術者によるデータに偏りがちで、世界全体の実情を反映しているとは言いにくかった。特に開頭クリッピングは「昔より安全になった」と語られてきたが、その裏付けとなる大規模データは不足していた。

そこで、世界20施設・3705例という大規模な国際データを用いて、未破裂脳動脈瘤の予防的手術が現在どれほど安全なのかを実際の数値としてしらべてみたそうな。

2025年11月21日

高齢者のスタチンは害しかない?最新研究が突きつけた不都合な真実

2025  11月  ドイツ


スタチンは、心臓病や脳卒中の予防に役立つ薬として長年使われてきた。しかし、認知症をもつ高齢者でも同じように効果があるのかどうかについては、十分なデータがなかった。

実際の現場では「これまで飲んでいたから」「一般的に良い薬だから」という理由で続けられている場合が多く、本当に役立っているのかは分からないままであった。

そこで、スタチンが認知症の高齢者にとって心臓や脳の病気による入院を減らす効果があるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年10月3日

脳梗塞を防いだはずが…サラサラ薬が招く“出血地獄”

2025  10月  アメリカ


慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)は、高齢者に多くみられる病気である。頭の中にじわじわ血がたまって脳を圧迫し、物忘れや歩行のふらつき、認知症に似た症状を起こすことがある。

その大きな原因のひとつが、脳梗塞や心臓病の予防に使われる「血液サラサラ薬(抗血栓薬=AT)」である。こうした薬は必要な人には大切だが、本当に必要かどうか曖昧なまま処方され続けている場合もある。

そこで、慢性硬膜下血腫で治療を受けた人の中で「不要な抗血栓薬」がどれくらい使われていたのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年9月7日

「130が限界」ランセットが示した厳格降圧の落とし穴

2025  8月  中国


高血圧は脳卒中の大きな原因のひとつである。近年は「できるだけ血圧を下げたほうがよい」と言われることが増えてきたが、その一方で腎臓の障害や失神といった副作用が心配されている。

そこで、「血圧を厳しく下げることは本当に利益になるのか、それとも害の方が大きいのか」をくわしくしらべてみたそうな。

2025年8月26日

脳卒中経験者は“薬漬け”!?──減薬で命と生活を守る新常識【ポリファーマシー研究からの警告】

2025  8月  アメリカ


脳卒中を経験した高齢の人は、多くの薬を同時に飲む「ポリファーマシー」になりやすい。薬が増えると、副作用や飲み合わせによるトラブルが起こりやすくなり、転倒や認知機能の低下、入院のリスクも高まることが知られている。

こうした問題を避けるために「減薬(デプリスクリプション)」という考え方が広がってきたが、実際に脳卒中を経験した人が減薬についてどう感じているのかは、まだはっきりしていなかった。その実態をくわしくしらべてみたそうな。

2025年8月25日

ラクナ梗塞は軽くなかった──10年後には10人に1人が認知症

2025  8月  イギリス


ラクナ梗塞は小さな脳梗塞として知られ、比較的軽症で予後も良いと考えられてきた。
一方、皮質梗塞は脳の表面で起きるタイプで、大血管や心臓からの血栓が原因になることが多い。

しかし、本当にラクナ梗塞は安心できるのか、長期的に比較した研究はこれまでほとんど存在しなかった。
特に認知症の発症や再発、死亡、生活の質がどう変わるのかを10年近い長いスパンで追跡したデータは乏しかった。

そこで、小血管病と大血管病の違いを明らかにし、患者の予後や治療方針を考える手がかりを得るべくくわしくしらべてみたそうな。

2025年8月21日

脳卒中リハビリにおける音楽療法とバイノウラルビート

はじめに

脳卒中は運動機能や認知機能の障害に加え、情動面(うつや不安)や睡眠障害など様々な問題を引き起こします。近年、音楽療法がこうした脳卒中後のリハビリに有益であることが報告されており、飲み込み障害や失語症の改善、認知・運動機能の向上、気分の改善、神経学的回復の促進につながるとされています。音楽は脳の情動・認知・記憶・運動に関わる領域を広範囲に活性化しうるため、リハビリ治療への応用が期待されています。

本稿では、バイノウラルビート(binaural beats)を用いた音楽療法に注目し、その脳卒中後リハビリへの活用可能性を医学論文に基づき検討します。バイノウラルビートは左右の耳にわずかに異なる周波数の音を聞かせることで脳内に特定周波数の拍動音を知覚させ、脳波を誘導・同期させる方法です。この手法は聴覚的ニューロモジュレーション(音刺激による神経調整)の一種で、非侵襲かつ簡便に脳活動へ影響を及ぼせる点が注目されています。以下、バイノウラルビートが脳卒中患者の認知機能、運動機能、神経可塑性(脳の柔軟な適応能力)、睡眠、情動調整に与える可能性について、関連研究や音楽療法全般の知見も踏まえて整理します。

2025年8月14日

「75歳からの血圧革命」──130mmHg未満で本当に寿命は延びるのか?

2025  8月  日本


高齢になると血圧は上がりやすくなり、それが心筋梗塞や脳卒中などの心血管病、さらには死亡のリスクを高めることが知られている。一方で、血圧を下げすぎると腎臓の働きが悪くなったり、立ちくらみや転倒、認知機能の低下といった副作用が出ることも心配されている。

2019年の日本高血圧学会ガイドラインでは、75歳以上の人の目標は「収縮期血圧(SBP)140mmHg未満」だった。しかし、その後の研究で「130mmHg未満」を目指す厳しめの血圧管理でも、心血管病や死亡を減らせる可能性があることが分かってきた。
特に日本は超高齢社会であり、この年齢層でどのくらいの血圧を目標にするのがよいかを明らかにすることはとても重要である。

そこで、75歳以上の高血圧の人で、SBP<130mmHgを目指すことが本当に効果的で安全かどうかを、過去の臨床試験をまとめてくわしくしらべてみたそうな。

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