Correlation analysis between post-stroke constipation and brain injury.
2013 1月 中国
脳卒中のあとの便秘について調べてみたそうな。
10の病院施設に入院中の脳卒中患者723人について便秘のアンケートを行い、
診断データとの関連を解析したところ、
Correlation analysis between post-stroke constipation and brain injury.
2013 1月 中国
Neighborhood socioeconomic disadvantage and mortality after stroke.
2013 1月 アメリカ
・806件の脳卒中があった。
・そのうち20%は30日以内に死亡、34%が1年以内に死亡した。
・近隣住人の社会経済状況が悪いと、1年後の死亡危険率が8割増しになった。
Supine sleep and positional sleep apnea after acute ischemic stroke and intracerebral hemorrhage. 2012 12月 ブラジル
・78.8%に睡眠時無呼吸症が見られた。
・1時間当たりの平均無呼吸回数は30回だった。
・66.7%はずっと仰向けで眠っていた。
・仰向け寝のときに無呼吸になる患者の割合は23.1%だった。
・仰向け寝の時間と神経症状の重症度との間に関連が見られた。
Therapeutic effects of mechanical horseback riding on gait and balance ability in stroke patients.
2012 12月 韓国
・乗馬マシングループではバランス能力の著しい改善があった。
・歩行能力については両グループ間で差がなかった。
Shoulder taping reduces injury and pain in stroke patients: Randomized controlled trial.
2013 1月 インド
・14日時点で、テーピンググループでのみ
2種類の痛み指標でのスコアの若干の低下が見られた。
High dietary fiber intake prevents stroke at a population level.
2012 12月 イタリア
・食物繊維を多く摂ると脳卒中リクスが低下した。
・可溶性食物繊維なら一日に25g以上、
・不溶性食物繊維なら47g以上摂ると
・脳卒中のなりやすさが半分以下になった。
【ひじき推奨】 食物繊維を多く摂る日本人女性は脳卒中になりにくい
食物繊維の脳卒中予防効果が明らかに
・損傷脳の体積は上肢機能の障害程度と関連がなかった。
・損傷脳の体積と上肢機能の回復程度との間には、ほんの微かな関連が見られた。
Sexuality after stroke: patient counseling preferences.
2013 1月 アメリカ
・38人からの回答があった。
・71%がセックスを重要な問題と考えていた。
・47%が脳卒中後に性機能の低下を意識していた。
・81%は脳卒中後のセックスについての知識が不足していると感じていた。
・26.5%は退院前のセックスカウンセリングを心中で希望していた。
・60-70%がセックスカウンセリングについて好意的で、すぐに受けたいと思っていた。

Concerns about medications mediate the association of posttraumatic stress disorder with adherence to medication in stroke survivors.
2013 1月 アメリカ
・PTSDのある脳卒中経験者は薬物治療におおきな不安を感じていた。
・彼らの3人に1人は服薬を勝手に中止していた。
・テロメアの短い人はアテローム血栓性脳梗塞および脳出血のなりやすさが4-5割高かった。
・家族歴があるとそのリスクはさらに、各々2.5倍ほどになった。
・再発率とテロメアとの関連は見られなかったが、
・テロメアが短いと、アテローム血栓性脳梗塞の死亡率が69%高かった。
・白血球と血管内膜細胞のテロメア長に相関のあることも確認できた。
A pilot evaluation of on-road detection performance by drivers with hemianopia using oblique peripheral prisms.
2013 1月 アメリカ
・半盲側への危機対処成功率は特注眼鏡にすることで30%→80%に上がった。
・半盲でない側への反応は両者同じだった。
Relationship of lycopene intake and consumption of tomato products to incident CVD.
2013 1月 アメリカ
・トマトを食べる量が増えると心血管疾患、冠動脈疾患のリスクが低下した。
・トマトを食べる量と脳卒中との関連はみられなかった。
・脳内出血発生率は、冬が10万人中45.5人でもっとも高く、夏が24.1人だった。
・この傾向は男女とも同じだった。
・年齢にも依らなかった。
・高血圧、糖尿、喫煙の有無などにも依らなかった。
New technique helps stroke victims communicate
2013 1月 アメリカ
Seven capital devices for the future of stroke rehabilitation.
2012 12月 イタリア
上下肢の外骨格ロボットなど。
脳波や近赤外線をつかった装置。
磁気刺激や直流電気刺激など。
FES(機能的電気刺激装置)など。
加速度計などの装置。
Total and specific fruit and vegetable consumption and risk of stroke: A prospective study.
2012 12月 スウェーデン
・この間に4089件の脳卒中があった。
・内訳は、脳梗塞3159件、脳内出血435件、クモ膜下出血148件だった。
・果物、野菜を多く摂る人の脳卒中リスクはほとんど摂らない人より13%低かった。
・高血圧がないとこの関連はより顕著だった。
・特に、リンゴや梨、緑葉野菜が多いと脳卒中リスクが低下した。
Heme Iron Intake and Risk of Stroke: A Prospective Study of Men.
2013 1月 ポーランド
・この間に3097件の脳卒中があった。
・2482件が脳梗塞、450件が脳内出血だった。
・ヘム鉄を多く摂る人の脳卒中危険率は約2割増しだった。
・肥満でない人に限定すると、その危険率は4割増しになった。
・非ヘム鉄の摂取量と脳卒中との関連は見られなかった。
・7500件の脳卒中事例を含む、400万人年の被験者記録が得られた。
・玉子の摂取量と脳卒中の発生との間に線形的な関連はなかった。
・脳出血に限定すると、玉子をたくさん摂る人の脳出血リスクは25%低下した。
Seasonal Variation in 30-Day Mortality After Stroke: Teaching Versus Nonteaching Hospitals.
2013 1月 アメリカ
・51.7%は教育研究病院に入院していた。
・院内死亡率に季節的な変動が見られた。
・冬に高く、夏に低いという傾向が毎年見られた。
・しかし、7月に小さな死亡率のピークがみられた。
・年を経るごとに死亡率は減少したが同様の季節変動は見られた。
・この季節変動は教育目的の病院も、研修医を採らない病院も同じだった。
脳梗塞の季節がやってまいりました。 水分、すいぶん
3月の月曜、カラッとした晴天日には脳梗塞に注意
1月の憂うつな月曜日には脳卒中に注意
脳出血が増える季節 それは...
Depressed stroke survivors may face triple the risk of death
2013 1月 アメリカ
・73人は脳卒中になったがウツはなかった。
・48人は脳卒中になり、ウツにもなった。
・8138人は脳卒中にもウツにもならなかった。
・2291人は脳卒中にならず、ウツになった。
・関連する要因を考慮にいれて解析の結果、
・脳卒中後ウツになった人は、脳卒中でもウツでもない人に比べ
・何らかの原因で間もなく死んでしまうリスクが3倍、
・脳卒中が原因で死ぬリスクは4倍だった。
・この間に4089人が脳卒中になった。
・3159人が脳梗塞、435人が脳内出血、148人がクモ膜下出血だった。
・紅茶の摂取量が多いと脳卒中リスクが低下した。
・一日に4カップ以上飲むと、飲まない人に比べて脳卒中リスクが2~3割低かった。
・ちょっと飲むくらいでは効果はなかった。
Disappearing bacterium may protect against stroke
2013 1月 アメリカ
・胃がん死亡率が40倍になった。
・脳卒中死亡率が55%低下した。
・肺癌死亡率も45%低下した。
HALが歩行リハビリに向いていないと思うわけ
Stroke caused auditory attention deficits in children.
2013 1月 ブラジル
・注意力が健常人と大きく異なっていた。
・脳の病側と反対側の聴覚、方向注意力が低下していた。
・テストによっては左右耳によらず聴覚低下が見られた。

半側空間無視が音楽で治った
Neural interface of mirror therapy in chronic stroke patients: A functional magnetic resonance imaging study.
2012 12月 インド
・すべての患者で上肢機能が向上した。
・8週間後、病側脳の一次運動野、運動前野の活動が活発になった。
ミラーセラピーが脳に働きかける説は 文字通り "幻" かも
・148人の急性期脳梗塞患者があった。
・21.6%が喫煙者だった。
・喫煙者は若く、女性が少なく、血糖が高く無く、脳の還流低下が大きかった。
・脳の再還流、血管の再開通のしやすさは、喫煙者の方が非喫煙者よりも5倍前後高かった。
・3ヶ月後の自立度も、喫煙者のほうが良い状態だった。
A systematic review of the effectiveness of bowel management strategies for constipation in adults with stroke.
2012 12月 シンガポール
→通常のリハビリに加えビデオベースのイメージトレーニングを行う。
→通常のリハビリに加え、神経促通運動を行う。
・両グループ共に、2種類のテストスコアが改善した。
・"Frenchay arm test"でイメトレグループのみ著しいスコアアップがあった。
・とは言うものの、両グループ間でトレーニング成果の明らかな違いがあるとは言えなかった。
Gender and being born overseas influences the amount of acute stroke therapy.
2012 12月 オーストラリア
・1日にだいたい40分間のPT,OTを受けていた。
・女性はPT,OTの時間がトータルで2割ほど短かった。
・外国生まれの患者は高強度のPT,OT時間が2割ほど短かった。
・重症な患者ほどPT,OT時間が長かったが、高強度訓練は減った。
・年齢との関連はなかった。
Interhospital helicopter transport for stroke.
2013 1月 アメリカ
・2003-2008に、脳卒中患者347人のヘリコプター移送があった。
・病名内訳は、脳内出血44%、クモ膜下出血24%、硬膜下血腫14%、脳梗塞,TIA9% だった。
・到着後、28%で血管撮影が、32%で神経外科手術、血腫除去、動脈瘤クリップが行われた。
・この間に、脳梗塞やTIAで運ばれてくる患者は3倍に増えた。
・移送前に血栓溶解(tPA)治療を受けている患者も大幅(0%→3%)に増えた。
Analysis of multiple risk factors for the recurrence of nondisabling stroke.
2012 8月 中国
・1時間以上続く症状
・言語障害
・手足の筋力低下
・BMI25以上
・脳血管障害歴
・超音波検査での頸動脈プラーク