元2022 6月 中国
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2022年7月4日
脳卒中後の睡眠の質とうつ不安
2023年12月9日
良好な転帰の裏に隠れた真実:くも膜下出血の心の闘い
元2023 12月 韓国
2020年8月26日
発症まえの睡眠時間と脳卒中後うつ
元2020 5月 アメリカ
2025年8月21日
脳卒中リハビリにおける音楽療法とバイノウラルビート
はじめに
脳卒中は運動機能や認知機能の障害に加え、情動面(うつや不安)や睡眠障害など様々な問題を引き起こします。近年、音楽療法がこうした脳卒中後のリハビリに有益であることが報告されており、飲み込み障害や失語症の改善、認知・運動機能の向上、気分の改善、神経学的回復の促進につながるとされています。音楽は脳の情動・認知・記憶・運動に関わる領域を広範囲に活性化しうるため、リハビリ治療への応用が期待されています。
本稿では、バイノウラルビート(binaural beats)を用いた音楽療法に注目し、その脳卒中後リハビリへの活用可能性を医学論文に基づき検討します。バイノウラルビートは左右の耳にわずかに異なる周波数の音を聞かせることで脳内に特定周波数の拍動音を知覚させ、脳波を誘導・同期させる方法です。この手法は聴覚的ニューロモジュレーション(音刺激による神経調整)の一種で、非侵襲かつ簡便に脳活動へ影響を及ぼせる点が注目されています。以下、バイノウラルビートが脳卒中患者の認知機能、運動機能、神経可塑性(脳の柔軟な適応能力)、睡眠、情動調整に与える可能性について、関連研究や音楽療法全般の知見も踏まえて整理します。
2025年7月21日
音楽療法と脳卒中リハビリ – 聴く音楽がもたらす驚きの回復効果
脳卒中からのリハビリテーションに「音楽療法」が注目されています。音楽療法(特に音楽を聴くリスニング療法)は、クラシック音楽や自然音、患者さんの好きな曲、さらにはバイノウラルビートなど幅広い音を活用し、脳と心身にポジティブな刺激を与えるアプローチです。実は近年の医学論文で、音楽を取り入れることで運動機能や認知機能の回復、感情面の安定、睡眠の質向上、疼痛(痛み)緩和など様々な効果が報告されています。ここではエビデンスに基づき、音楽療法が脳卒中患者にもたらす驚きの効果を前向きな論調で解説します。
2025年12月6日
脳動脈瘤の本当の恐怖は“説明”から始まる。最新研究が示した心理ダメージ
元2025 12月 ハンガリー
2025年11月25日
脳卒中後のうつは再発のガチリスク―甘えではなかった
元2025 11月 トルコ
2026年1月6日
脳卒中経験者に朗報―認知症を防ぐ「運動」と「睡眠時間」の関係が見えてきた
元2025 12月 中国
2024年1月13日
脳卒中治療にゲームの力!「マリオパーティー」が不安を
元2024 1月 スペイン
2019年6月6日
脳卒中後うつと死亡率
元
Post stroke depression and risk of stroke recurrence and mortality- A systematic review and meta-analysis
2019 3月 中国
脳卒中後うつは、強い不安、睡眠障害といった自律神経兆候、活力の低下、認知障害、社会的孤立、自殺などと関連があるとされる精神症状で脳卒中患者の30%にみられるという。
脳卒中後うつと再発または死亡との関連について これまでいくつかのメタアナリシスがあるが一致した見解が得られていない。
最新の知見をふくめてあらためてメタアナリシスを試みたそうな。
2024年1月23日
脳卒中患者に朗報!ラベンダーアロマでうつと睡眠質向上
元2024 1月 中国
2019年7月9日
軽い脳梗塞で認知障害の率とその後
元
The development of cognitive and emotional impairment after a minor stroke. A longitudinal study
2019 7月 ノルウェー
脳梗塞のほとんどを占める軽症(NIHSS 5以下)の患者は感覚運動症状も軽く 急速に回復する。
さいきんこれらの軽症患者であっても認知機能の低下がながく続くとする報告が増えてきた。
さらにうつや不安といった心理症状も多いことがわかってきたが、それら認知機能低下や心理症状の3ヶ月を超えた回復についての報告はほとんどない。
そこで軽い脳梗塞のあとの認知障害の率とうつ 不安などの3ヶ月から12ヶ月にかけての改善可能性についてくわしくしらべてみたそうな。
軽症脳梗塞患者324人について複数の認知機能テストと、うつ 不安 疲労をしらべるアンケートを3ヶ月後、12ヶ月後に行った。
次のようになった。
・認知障害を示すテスト項目数の平均値はこの間に有意に改善(1.8→1.7)していた。
・しかしほとんどの患者は12ヶ月後も認知障害を示し その率は35.4%だった。
・認知機能テストのいくつかの項目は高血圧や喫煙とあきらかな関連をしめした。
・うつの率は増加傾向にあった。
・疲労を示す率は12ヶ月後も29.5%と高いまま変わらなかった。
軽症脳梗塞の認知機能は3ヶ月以降も改善傾向にあったものの、認知障害をしめした患者の率は高いままだった。さらにうつは増加傾向にあり 疲労率は高いままだった、
というおはなし。

感想:
どうやら minor stroke と mild stroke は別で、重症度的には minor<mild のようだ。
軽度なのに認知障害→睡眠が短かった
無職で軽い脳卒中 2年後の認知障害
軽症なのにすぐにボケてしまう脳卒中患者を簡単に判別する方法が判明
2020年9月10日
Stroke誌:睡眠時間と脳卒中の因果関係は?
元2020 9月 スウェーデン
2024年11月14日
見逃される脳卒中後の非運動性問題ー13の闇とその実態
元2024 10月 イギリス
2015年1月8日
アパシー(無気力)の原因は睡眠リズムにあった
元
Circadian sleep/wake rhythm abnormalities as a risk factor of a poststroke apathy.
2014 12月 フランス
脳卒中患者の19-55%はアパシー(無気力)を経験するという。
患者の睡眠・覚醒の概日リズムとアパシーとの関連を調べてみたそうな。
46人の脳卒中患者の退院時に睡眠と覚醒を記録する装置アクチグラフを装着させて7日間記録した。 その後、発症3ヶ月時点でのアパシー度を調べ関連を解析した。
次のことがわかった。
・3ヶ月時点で10人(22%)がアパシーと評価された。
・この10人は実験招集時には睡眠やアパシー、不安、ウツについてまったく自覚はなかった。
・しかし退院時のアクチグラフには睡眠の大きな変化が記録されていた。
・アパシーになる患者は睡眠効率(ベッドに居る時間に対する実睡眠時間の割合)が低く、
・睡眠断片化指数も高かった。
・脳損傷の位置や微小梗塞、微小出血の数との関連はなかった。
脳卒中後にアパシーになる患者には、早い段階で睡眠・覚醒リズムに変化が見られた。これはアクチグラフを使うと簡単に調べることができるよ、
というおはなし。
アクチグラフの例
感想:
上記写真のアクチグラフは10万円ほど。スマホアプリなら無料。
いびきを記録するアプリを使ったときは衝撃を受けたなぁ。
2018年3月31日
脳梗塞で影響をうける健康関連領域トップ3
元
The most affected health domains after ischemic stroke
2018 3月 アメリカ
脳卒中が軽くすんで日常生活動作が自立できていたとしても、目につかない隠れた障害を抱えて生活の質が低下している患者はすくなくない。
これら健康に関係する複数の領域(身体機能、社会参加、遂行機能、疼痛、疲労、不安、うつ、睡眠 の8領域)が一般人とくらべてどのていど影響をうけているものなのか調べてみたそうな。
脳梗塞患者1195人(平均年齢62、白人81%)について、被験者の主観的な健康度をPROMIS (Patient-Reported Outcomes Measurement Information Syste)という指標を用いて評価したところ、
次のことがわかった。
・一般人にくらべあきらかなスコア低下の患者の割合は、睡眠の28%から身体機能63%におよんだ。
・もっとも影響をうけた領域は、身体機能>社会参加>遂行機能の順だった。
・身体障害、低収入、女性、が低スコアの関連要因だった。
・年齢は身体機能の低下と関連していたが、不安 うつ 睡眠障害との関連は低かった。
脳梗塞患者は複数の領域におよぶ健康問題をうったえていた。身体機能、社会参加、遂行機能がもっとも影響をうけた、
というおはなし。
感想:
うつや疲労 疼痛よりも遂行機能への影響がおおきいところが新鮮だ。
[遂行機能]の関連記事
2015年11月28日
脳卒中で注意力が低下する原因
元
Sleep disturbance and deficits of sustained attention following stroke.
2015 11月 オーストラリア
脳卒中後の注意力不足に影響する睡眠障害やうつなどの関連を調べてみたそうな。
平均年齢68、22人の脳卒中患者と20人の健常者について、
主観的な 日中の眠気や 睡眠の質の低下、うつ、疲労について調べ、
持続的注意力を精神覚醒反応時間(PVT)検査で測定し、関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・脳卒中患者はうつ、疲労の程度が高く、
・持続的注意力が低かった。
・特にPVT検査の反応時間が長く、エラーも多く、反応時間のバラつきが大きかった。
・不注意度に睡眠の影響は少なく、うつ症状が反応時間の延長、疲労がバラつきに関連していた。
脳卒中患者の持続的注意力の低下が PVT検査によって知覚運動スピードの低下として捉えられた。どうやら うつや疲労がこれに関連しているようだ、
というおはなし。
PVT検査の例
感想:
注意力の低下は 最初のころは認めたくなかったけど、車の運転してるといやでも気付かされる。だからいつもスピード遅くて煽られまくり。
でもそのおかげで人生初のゴールド免許取れたんだ。
2022年12月26日
Neurology誌:不眠症は脳梗塞の転帰不良の原因だった
元2022 12月 中国
2022年4月21日
失語症患者のメンタル異常
元2022 3月 スペイン
2024年8月29日
未破裂脳動脈瘤が引き起こす精神疾患の闇:診断がもたらす脅威とは?
元2024 8月 韓国