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2026年3月18日

脳梗塞のあとに始まる「6つの痛み」 その正体を知っているか

2026  3月  チェコ


脳梗塞のあとに問題になるのは、まひや言葉の障害だけではない。実は「痛み」に悩まされる人も少なくない。脳卒中後の痛みは、日常生活のしづらさ、仕事や社会復帰の妨げ、睡眠や気分の悪化などにつながることが知られている。

しかし、これまでの研究では年齢も重症度もさまざまな患者がまとめて扱われることが多く、とくに働き盛りの世代で痛みがどのくらい問題になるのかは、あまりはっきりしていなかった。

そこで、18~65歳の脳梗塞患者を対象に、発症3か月の時点で残っている痛みが、その後の生活の質や「どのくらい回復したと感じているか」にどう関わるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2026年3月13日

脳卒中後に音楽を聴く意味 気休めでは済まない研究結果

2026  2月  スペイン


脳卒中をはじめとする後天性脳損傷では、運動まひだけでなく、注意、記憶、感情、意欲、コミュニケーションなど、日常生活に直結する多くの機能が長く障害されうる。

既存の神経リハビリテーションは重要であるが、なお回復が不十分にとどまる例は少なくない。

音楽は単なる娯楽ではなく、聴覚、運動、注意、記憶、情動、報酬系にまたがる広範な脳ネットワークを同時に動員しうる刺激である。こうした性質は、脳損傷後の可塑性や代償を引き出すうえで理にかなっている。しかし、これまでの研究は、対象疾患、介入法、評価項目がばらばらで、全体像が見えにくかった。

そこで、薬物に依存しない補助的介入として、音楽をあらためて体系的に評価してみたそうな。

2026年3月5日

「聴くだけリハ」は本当か:脳卒中×バイノウラルビート最前線

2026  2月  アメリカ


脳卒中や外傷性脳損傷は死亡や後遺症の主要因であり、新しいリハ手段が求められている。

そこで、音楽療法・いわゆるヒーリング周波数・バイノウラルビートといった「聴覚刺激」が脳卒中の回復にどう関与しうるかを、既存研究を幅広く集めて整理してみたそうな。

具体的には、PubMed/MEDLINE/Google Scholarで関連語を組み合わせて検索し、臨床試験から症例報告、理論やレビューまで含めて「運動・認知・情動・生理指標(神経修復や可塑性)」に関する知見を統合する設計である。

2026年2月2日

その点鼻薬、本当に安全?――花粉症の市販薬と脳卒中の意外な接点

2026  1月  マレーシア


花粉症や鼻炎のときに使う点鼻薬や飲み薬の鼻づまり改善薬は、「鼻だけに効く安全な薬」というイメージが強い。

しかし実際には、これらの薬は血管を収縮させる作用を持ち、理論上は全身の血管、特に脳や心臓の血管にも影響する可能性がある。これまでにも、こうした薬の使用後に脳卒中や心筋梗塞を起こしたという報告は散発的に存在していたが、まとまって整理されることは少なかった。

そこで、交感神経刺激性の鼻づまり薬と、心臓や脳の重いトラブルとの関係を、これまでの臨床報告を集めて見直してみたそうな。

2026年1月23日

たった2回の運動イメージで、麻痺した脳は“学習モード”に入る

2026  1月  カナダ


脳卒中後の上肢麻痺では、実際に動かすリハビリだけでなく、頭の中で動作を思い描く「運動イメージ(Motor Imagery, MI)」が脳の回復を促す手段として注目されている。

運動イメージは、実際の運動と同様に一次運動野や体性感覚野を活動させることが知られているが、「繰り返しイメージすることで脳活動がどのように変化するのか」はこれまで十分に検証されていなかった。特に、慣れや熟達によって脳内表現が洗練されるのか、それとも単に活動量が増えるだけなのかは不明であった。

そこで、脳卒中後の患者が同じ運動イメージを繰り返したとき、脳活動の空間的な分布がどのように変化するかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年12月28日

軽症を拾っただけ?BE FASTで成績が良く見える理由

2025  12月  中国


脳卒中は、発症してから治療までの時間が予後を大きく左右する病気である。にもかかわらず、症状が軽かったり典型的でなかったりすると、受診が遅れやすいという問題がある。

従来のFASTは有名だが、ふらつきや視覚異常といった後方循環の症状を拾いにくい弱点がある。そこで、BalanceとEyesを加えたBE FASTが提唱されてきた。

ただし、BE FASTを使うことで本当に治療や結果が良くなるのか、それとも単に軽い患者を多く拾っているだけなのかは、はっきりしていなかった。そこで、実際の医療現場データを用いて、BE FASTが臨床成績にどのような影響を与えているかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年12月22日

高血圧と心房細動は脳ネットワークが原因?遺伝学が示した意外な上流因子

2025  12月  中国


脳卒中の重要な危険因子として、高血圧や心房細動があることは広く知られている。
これらは一般に心臓や血管の病気として説明されるが、なぜ人によってなりやすさが違うのか、その根本的な理由は十分に分かっていなかった。

近年、安静時fMRIという方法により、脳は個々の部位ではなく、複数の領域がまとまって働くネットワークとして機能していることが分かってきた。代表的なものとして、デフォルトモードネットワークやsalience networkが知られている。これらは思考、注意、感情、自律神経調節とも関係している。

しかし、脳のネットワークの変化が高血圧や心房細動の原因なのか、それとも病気の結果として生じる変化なのか、その因果関係ははっきりしていなかった。

そこで、遺伝情報を利用したMendelian randomization解析を用いて、脳の機能ネットワークと循環器疾患との因果関係をくわしくしらべてみたそうな。


2025年12月15日

機械的血栓回収、期待外れ? 回復も救命も変わらなかった理由

2025  12月  イタリア


遠位中等血管閉塞(DMVO)は、脳のやや細い血管が詰まるタイプの脳梗塞である。
血管が細いためカテーテルが入りにくく、治療が難しい一方、詰まる場所によっては失語や手足の麻痺など大きな後遺症を残すことがある。

そのため「機械的血栓回収MT)で取るべきか?」「薬だけの治療(BMT)で十分か?」という議論が続いてきた。
そこで、どちらが本当に良いのかを、過去の研究をまとめて検証してみたそうな。

2025年12月10日

脳内出血の手術、ほんとうに必要なのか? STICH 以降に揺れる“血腫除去”の真実

2025  11月  中国


脳内出血(ICH)に対して血腫を取り除く手術は、STICH や STICH II といった大規模試験で効果がはっきり示されず、長いあいだ積極的には行われてこなかった。

しかし近年、体への負担を減らした「低侵襲手術(MIS)」が登場し、条件をしぼれば効果があるのではないかという研究が増えてきている。

そこで、これまでの手術成績をまとめて比較し、「結局どの手術がどこまで役に立つのか」をくわしくしらべてみたそうな。

2025年12月9日

異常率が高すぎる――コロナが脳に残す痕跡とその不可解な沈黙

2025  10月  中国


COVID-19 は当初、主に肺の病気として知られていたが、近年は脳や神経にも大きな影響を与えることがわかってきた。

とくに、脳卒中につながりうる血管障害や白質のダメージ、微小出血などの報告が増えている。しかし、それらがどの程度の頻度で起こるのか、全体像ははっきりしていなかった。

そこで、COVID-19 患者や回復者の脳画像データを幅広く集め、脳がどのように影響を受けているのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年12月1日

脳卒中後に食べ物が「まずい」と感じる理由―嗅覚と味覚の異常が回復を遅らせる

2025  11月  スイス


脳卒中というと手足の麻痺や言語の問題ばかりが注目されるが、実は「嗅覚」と「味覚」の低下がよく起こる。これらの感覚の低下は、食べる楽しさを奪い、食欲低下や栄養状態の悪化につながる可能性が高い。

しかし、脳卒中が嗅覚・味覚にどれほど影響するのかについては、まだ十分に研究されていない。特に、食べ物を「おいしい」と感じる気持ち(食の好み)がどれほど変化するのかも不明であった。

そこで、脳卒中患者の嗅覚・味覚能力と食の好みを、健康な人と比較してみたそうな。

2025年11月14日

くも膜下出血が狂犬病に化ける日:国際報告システムの盲点

2025  11月  インド


狂犬病といえば「脳が炎症を起こして死亡する病気」というイメージが強い。

しかし、ごくまれに血管が炎症を起こしたり、破れたりして「くも膜下出血」などの脳卒中の形で現れることがあると言われてきた。

じっさいに、そのような珍しいケースがあったそうな。

2025年11月11日

「それでも人は不健康を選ぶ」──脳卒中リスクを“擁護”してみた

2025  11月  中国


脳卒中は今も世界中で多くの人が苦しむ重大な病気である。
とくに中国では、ここ数十年で脳卒中の発症が増え続けており、その背景には高齢化だけでなく、生活習慣の変化もあると考えられている。

食事、喫煙、飲酒、運動、体重管理などは、日々の心がけ次第で変えられる要素である。
しかし、これらを「まとめて」調べた地域データはまだ少なく、どの習慣の組み合わせが危険なのか、どの程度リスクが上がるのかははっきりしていなかった。

そこで、中国北部の地域住民を対象に、生活習慣全体と脳卒中リスクとの関係をくわしくしらべてみたそうな。

2025年11月5日

なぜこんなに褒められるのか──血管内治療という名の時代の寵児

2025  8月  パキスタン  


脳の血管がつまって起こる脳梗塞(急性虚血性脳卒中)のうち、およそ3割は太い血管が詰まる「大血管閉塞(LVO)」というタイプである。これは重い後遺症や死亡につながる危険が高い。

血管内で血栓を取り除く治療(EVT)は、発症から90日までの短期的な回復を助けることが知られているが、「その効果が長く続くのか」「安全なのか」についてはよく分かっていなかった。

そこで、発症から90日を過ぎたあとでもEVTの効果や安全性が続くのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年10月20日

全身麻酔なしで脳にカテーテル? その“常識外れ”が命を奪う

2025  10月  アメリカ


急性期の脳梗塞に対して行われる血栓回収療法(EVT)は、詰まった血管を再び開けて脳への血流を取り戻す治療であり、重症の脳梗塞患者の回復に大きく貢献している。

しかし、この治療を行う際にどの麻酔方法を選ぶべきか、すなわち「全身麻酔でしっかり眠らせるのか」「鎮静で少し意識を残したまま行うのか」という点については、これまで結論が出ていなかった。

全身麻酔は患者が動かず手技が安定する一方で、導入に時間がかかり血圧低下の懸念がある。一方、鎮静ではすぐに治療を始められるが、患者が体を動かしたり呼吸が乱れたりして、繊細な血管内手技が不安定になることがある。

そこで、どちらの麻酔法がより良い回復につながるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2025年9月22日

脳卒中歩行リハにロボット導入、実は有効でない“張りぼて戦略”

2025  9月  インド


ロボット支援歩行訓練(Robot-Assisted Gait Training, RAGT)は、脳卒中後のリハビリで「最新のテクノロジー」として期待されてきた。

しかし、これまでの臨床試験や総合的な研究レビューの結果は一貫しておらず、本当に役立っているのかどうかには疑問が残っている。

特に、従来から行われてきた「課題指向型歩行訓練(Task-Oriented Gait Training, TOGT)」に比べてどれだけ追加の効果があるのかがはっきりしていない。そこで、RAGTのエビデンスをあらためて批判的に検討し、その臨床的な価値を見直してみたそうな。

2025年8月22日

くも膜下出血治療に異変?クラゾセンタンが効く“隠れた患者層”とは

2025  8月  日本


くも膜下出血(aSAH)では、脳血管れん縮(スパズム)が遅れて起きて脳梗塞や機能障害につながることが大きな問題である。

クラゾセンタン(エンドセリン受容体拮抗薬)は、過去の臨床試験で「血管れん縮を減らす」効果は見せてきた。
しかし「最終的な生活の自立度(mRSなどの機能予後)」の改善は一貫して示されず、国際的には効果が疑問視されてきた。

一方で日本の実臨床では「効いているのでは?」と感じられる症例もあり、なぜRCTと現場の感覚が食い違うのかが課題であった。
そこで、従来の平均値比較ではなく「一人ひとりの予後予測と実際の転帰を比べる」という新しい枠組み(PAOE)を用い、クラゾセンタンが本当に役立つ患者層を明らかにしようとしてみたそうな。

2025年8月21日

脳卒中リハビリにおける音楽療法とバイノウラルビート

はじめに

脳卒中は運動機能や認知機能の障害に加え、情動面(うつや不安)や睡眠障害など様々な問題を引き起こします。近年、音楽療法がこうした脳卒中後のリハビリに有益であることが報告されており、飲み込み障害や失語症の改善、認知・運動機能の向上、気分の改善、神経学的回復の促進につながるとされています。音楽は脳の情動・認知・記憶・運動に関わる領域を広範囲に活性化しうるため、リハビリ治療への応用が期待されています。

本稿では、バイノウラルビート(binaural beats)を用いた音楽療法に注目し、その脳卒中後リハビリへの活用可能性を医学論文に基づき検討します。バイノウラルビートは左右の耳にわずかに異なる周波数の音を聞かせることで脳内に特定周波数の拍動音を知覚させ、脳波を誘導・同期させる方法です。この手法は聴覚的ニューロモジュレーション(音刺激による神経調整)の一種で、非侵襲かつ簡便に脳活動へ影響を及ぼせる点が注目されています。以下、バイノウラルビートが脳卒中患者の認知機能、運動機能、神経可塑性(脳の柔軟な適応能力)、睡眠、情動調整に与える可能性について、関連研究や音楽療法全般の知見も踏まえて整理します。

2025年8月12日

笑いも泣きも止まらない──橋脳卒中が壊す“右脳ネットワーク”と、その立て直し方

2025  7月  韓国


病的笑い・泣き(Pathological Laughing and Crying:PLC)は、脳卒中のあとに突然こらえきれない笑いや泣きが出てしまう症状である。感情そのものがおかしくなるわけではなく、その出し方を調節する仕組みが壊れることで起きる。

なかでも橋(pons)という脳幹の一部を傷めた脳卒中では、PLCが比較的よく見られることが知られている。しかし、橋の損傷がなぜPLCにつながるのか、特に脳のどこに代謝の異常が出ているのかははっきりしていなかった。

そこで、橋脳卒中患者を対象に、脳の糖代謝を調べるPET検査を使ってPLCの背景をくわしくしらべてみたそうな。

2025年7月29日

爪を押すだけで、脳が動き出す――感覚刺激が目覚めさせる可塑性

2025  7月  中国


脳卒中後の片麻痺は、多くの患者にとって長期にわたる運動障害の原因であり、生活の質(QOL)を著しく損なう。従来のリハビリテーションは、筋力トレーニングや運動学習に重点が置かれてきたが、感覚系への介入は比較的軽視されてきた。

近年、感覚刺激によって脳機能が再編成されるという知見が注目されており、なかでも中国で開発された機械的指部感覚刺激(MDSS)は、簡便で非侵襲的な方法として臨床応用が進められつつある。これは、麻痺した指の爪床に機械的な圧刺激を加えるという極めてシンプルな手法である。

そこで、MDSSが実際に脳の活動に変化をもたらし、運動機能の回復を促進するかどうかを、安静時fMRIと臨床機能評価を用いて検証してみたそうな。

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