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2025年7月28日

「吊るして歩かせるリハビリ」──効くのか?信じられるのか?

2025  中国  3月


脳卒中は、成人における代表的な長期障害の原因であり、特に歩行障害は多くの人に残る問題である。歩けなくなることで活動量が減り、生活の質も低下する。

このため、歩行機能を取り戻すことはリハビリの中心的な目標とされてきた。

近年注目されているのが、体重を一部支えながら行う「ボディウェイトサポート(BWS)」を活用した歩行訓練である。
ハーネスなどを使って体を部分的に支え、安全かつ早期に歩行練習を行える点が特徴である。

しかし実際のところ、BWSが従来のリハビリに比べて本当に効果があるのか、また装置の違いによって結果が変わるのかといった点について、統一的な答えは出ていなかった。
とくに、歩く力だけでなく、健康に対する実感や生活の質といった主観的な部分まで改善されるのかどうかについては、これまで明確な検証がされていなかったのでくわしくしらべてみたそうな。

2025年6月21日

その頭痛、脳動脈瘤のサインかも…前兆あり・なしで分かれる危険度

2025  6月  中国


頭痛は多くの人が一度は経験する症状であり、慢性的な頭痛は日常生活に大きな影響を与える。一方で、脳動脈瘤は破裂するとくも膜下出血(SAH)という命にかかわる脳卒中を引き起こすことがある。

これまでの観察研究では、頭痛と脳動脈瘤には何らかの関連があるかもしれないと考えられてきたが、因果関係があるかどうかははっきりしていなかった。

そこで、遺伝情報を使った「メンデルランダム化(MR)」という方法を用いて、頭痛と脳動脈瘤のあいだに本当に因果関係があるのかをくわしくしらべてみたそうな。

2024年2月28日

起立性低血圧:脳卒中再発と降圧治療の新たな見解

2024  2月  スウェーデン

 
起立性低血圧(OH)に対する恐怖や心血管(CV)イベントのリスク増加の関連性が報告されていることから、脳卒中後の降圧治療が制限される可能性がある。

NAILED試験では,140/90mmHg未満の目標を立て、降圧薬の漸増により血圧が低下し,脳卒中発症率が低下した。

そこで、脳卒中(脳梗塞、脳出血)またはTIA集団におけるOHとCVイベントまたは死亡との関連、およびNAILED試験におけるOHリスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2023年12月30日

スクリーン中毒が脳卒中リスクを倍増?衝撃の研究結果!

2023  12月  中国


1日の座位時間と脳卒中に関する研究はいくつかあり、両者の密接な関連が示されている。

しかし、テレビやコンピュータ、ゲーム画面に向き合う時間(スクリーンタイム)と脳卒中との関連についての研究は限られているのでくわしくしらべてみたそうな。

2023年12月29日

体幹トレーニングの真実:脳卒中リハビリの未来?

2023  12月  イギリス


効果的な体幹のコントロールは、座位や立位でのバランスに不可欠な要素であり、頭部や四肢を動かし、機能的な作業を遂行するために重要である。

脳卒中では、体幹のコントロールが障害されることがあり、脳卒中に関連したバランス、筋機能、協調性、位置感覚の障害の影響を受ける。

体幹コントロールの回復は、脳卒中リハビリテーションの重要な目標であるので、その有効性をくわしくしらべてみたそうな。

2023年2月8日

脳卒中入院時の「栄養不良」と体幹機能

2023  1月  日本


脳卒中入院時の「栄養不良」が体幹機能および下肢筋力におよぼす影響をくわしくしらべてみたそうな。


栄養不良はGLIM基準で、

入退院時の体幹コントロールテスト(trunk control test:TCT)と モトリシティインデックス(Motricity Index:MI)を評価し、関連を解析した。

2023年1月31日

嚥下障害対策 シェイカー vs チンタック

2023  1月  中国


嚥下障害は脳卒中患者の37-78%が経験するとされ、おおくは14日以内に自然消失するものの6ヶ月後でも少なからぬ割合が継続する。

そのリハビリテーションには、ヘッドリフトにより舌骨上筋を強化する「シェイカー運動」が一般的におこなわれている。

しかし仰向けに寝てヘッドリフトを維持するのは高齢患者には困難でもあり、改善策として Chin tuck against resistance(CTAR:チンタック)運動が開発された。

これは座位で顎の下にゴムボールをはさみ圧迫するものである。

そこで、CTARとシェイカー運動の効果をメタアナリシスでくらべてみたそうな。

2023年1月16日

脳卒中ボクシングの体幹効果

2023  1月  タイ


脳卒中患者では体幹の安定性が低下し、転倒リスクの増加や社会参加の減少につながる。

さいきん、多発性硬化症やパーキンソン病などの神経疾患にボクシングトレーニングを取り入れてバランスや体幹パフォーマンスが向上したという報告がある。

脳卒中患者へのボクシングトレーニングの効果については研究がすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2022年11月7日

脳卒中になる座りっぱなしの時間

2022  9月  中国


近年、日常生活における座りっぱなし行動は増加の一途をたどっており、脳卒中など心血管疾患の危険因子であることが報告されている。

そこで、座位時間と脳卒中リスクとの用量関係をあきらかにするべく、メタアナリシスをこころみたそうな。

2022年10月10日

短下肢装具は前方支柱型にするべき理由その2

2022  9月  台湾


脳卒中後の片麻痺により麻痺脚への重心シフトは減少する。

そのためバランスを崩しやすく転倒リスクが高くなると考えられる。

特に座位からの立ち上がり動作に際しては姿勢制御に困難をきたしやすい。

そこで、プラスチック製の短下肢装具について前方支柱型と後方支柱型の立ち上がり動作への影響の違いをくわしくしらべてみたそうな。

2022年1月21日

脳卒中経験者が座りっぱなしの時間帯

2021  11月  オーストラリア


脳卒中患者の退院後の運動行動の1日のパターンを1年間フォローしてみたそうな。

2022年1月19日

脳卒中の日本人は女性のほうがよく動く

2021  7月  日本


脳卒中のあとは運動不足になりがちである。

脳卒中後の身体活動量の男女での違いを日本人についてくわしくしらべてみたそうな。

2021年10月12日

身体が傾くプッシャー症候群を瞬時に正す方法

2021  9月  中国


プッシャー症候群は脳卒中後に現れる姿勢制御障害であり、患者は座位でも立位でも麻痺側に強く傾く。

プッシャー症候群は脳卒中患者の10%に発生するとされ、日常生活動作の回復が遅れる。

これまでの研究からプッシャー症候群と半側空間無視との関連が推測されている。

左右の視空間情報の競合が空間知覚のアンバランスをもたらすとする考え方に則って、視空間情報を制限することで姿勢障害を改善できるものかためしてみたそうな。

2021年5月8日

食後血糖をさげる運動の間隔は

2021  5月  オーストラリア


糖尿病は脳卒中の再発のリスクになる。

長時間の座位を中断して軽い運動をはさむことで食後の血糖上昇を抑えることが期待できるが、

脳卒中経験者でのその用量反応効果についてはあきらかになっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年12月2日

脳卒中のあと座りっぱなしだと血糖あがる?

2020  11月  ノルウェー


座りっぱなし(Sedentary behaviour)は血管疾患のリスク因子であり、脳卒中患者はとくに座位の時間が長い。

座位行動の結果としての血糖値との関連はあきらかになっていないので、脳卒中経験者について長期の関連性をしらべてみたそうな。

2020年10月29日

ボバース療法を選ぶ理由

2020  10月  オーストラリア


脳卒中患者へのボバース療法、とくに成人下肢への効果についてシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年5月26日

脳卒中後の疲労対策は「歩く」


2020  5月  ノルウェー

脳卒中後の「疲労」について、亜急性期から慢性期にかけてその有病率の変化と、活動内容との関連をしらべる
ランダム化比較試験 Life After STroke (LAST)研究をやってみたそうな。

2019年9月11日

痙縮が強くなる姿勢


Influence of positional changes on spasticity of the upper extremity in poststroke hemiplegic patients
2019  9月  中国

痙縮は脳卒中経験者の20-40%にあらわれるという。

上肢の痙縮は寝ているときよりも立って歩いているときに よりわかりやすい。

片麻痺患者の姿勢と上肢の痙縮についての報告はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2019年8月31日

半側空間無視を瞬時に正す方法


Impact of eliminating visual input on sitting posture and head position in a patient with spatial neglect following cerebral hemorrhage- a case report
2019  8月  アメリカ

半側空間無視は損傷脳半球と反対側への注意が極端にすくなくなる症状で、視覚症状について検査されることがおおい。

視覚以外の聴覚、触覚、深部感覚でも半側空間無視は観察される。

また、頭部や体幹、視線の偏りによっても半側空間無視を知ることができる。

これまで 視覚からのフィードバックを減らすことで半側空間無視の症状を軽くできたとする報告がいくつかある。

そこで実験的に半側空間無視の患者の両目を塞いだところ症状が即座に改善した事例があったそうな。



・右脳の基底核と前頭葉に出血をおこした53歳の女性がリハビリ入院してきた。

・左側の麻痺と、視線の右方への強い偏り および姿勢の右方へのきつい傾きをしめしリハビリの実行が困難だった。

・首の可動域は正常。コミュニケーションと認知機能に障害があり視覚検査ができなかったが日常生活の観察から「半側空間無視」と診断された。

・両目遮蔽(binocular occlusion)の直後、頭部位置および体重分布が自発的に左方へもどり、座位での臀部の接地対称性も改善した。

・両目遮蔽を取り除くと3分後には頭部、体重分布、臀部の右方への偏りが戻ってしまった。

・その後は、両目遮蔽をしているほうがリハビリに積極的に参加してくれた。

両目を塞ぐと一時的ではあるものの 半側空間無視患者の姿勢の対称性を瞬時に改善する効果があった、


というおはなし。

図:両目遮蔽と半側空間無視



感想:

作業記憶容量の低下により視覚刺激を処理しきれないため半側空間無視の症状がひどくなる説↓はただしい。
刺激密度が高いときの半側空間無視

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