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2021年7月31日

日本人は気温が高いほど脳卒中が起き〇〇い

2021  7月  日本


大気汚染や気圧、気温が脳卒中に与える影響についておおくの研究がある。

日本は四季による気温の変動がおおきい。

そこで、日々の気温と脳卒中発生率との関連を、日本人について住民ベースで大規模にしらべてみたそうな。

2021年7月30日

nature.com:抗血小板薬で再発予防のカラクリ

2021  7月  台湾


脳梗塞の再発予防に抗血小板薬のアスピリンがよく用いられる。

アスピリンにより脳梗塞の再発を46-53%減少できるという報告がある。

いっぽうで、再発しやすい患者というのはそれ以前に、たとえば脳出血などの脳血管疾患で死亡しやすいとも考えられる。

その場合、脳梗塞の再発率の低さは、別の脳血管疾患での死亡率の高さを物語っている可能性がある。

これを確かめるべく、初回脳梗塞から脳血管死に至るまでの、脳梗塞の再発の有無および抗血小板薬の有無との関連を長期にくわしくしらべてみたそうな。

2021年7月29日

Stroke誌:ワクチンで血小板減少症から脳静脈血栓症

2021  7月  アメリカ


重症コロナウイルス疾患COVID-19により、すでに300万人以上が亡くなっている。

COVID-19患者は血栓性合併症のリスクが高く、患者の3分の1が心筋梗塞を発症し、15-30%が静脈血栓塞栓症を、1-5%が脳梗塞を発症することが報告されている。

これらの合併症により死亡率は季節性インフルエンザの3倍となっている。

そして現在、5つのワクチンが緊急使用を認められている。

これらワクチンのうち2つで、まれな血栓性の合併症が報告されているのでまとめてみたそうな。

2021年7月28日

Stroke誌:抗血小板薬のリスクとベネフィット

2021  7月  オランダ


一過性脳虚血発作や非心原性の脳梗塞のあとは、再発予防のための抗血小板薬による治療が勧められている。

この治療により脳梗塞の再発リスクを20-25%低下できるとされている。

さらなるリスク低減のために抗血小板薬の組み合わせが検討されているが、出血リスクの増大が効果を相殺してしまう可能性が考えられる。

そこで、個人の出血リスクに応じた抗血小板薬の組み合わせの可能性についてくわしくしらべてみたそうな。

2021年7月27日

アルテメテルで脳梗塞治療の可能性

2021  7月  中国


脳梗塞の治療には事実上 rt-PAしかなく、しかも 3-8.5%の患者しか適応にならないため別の治療方法が求められている。

アルテメテルは抗マラリア薬として知られているが、抗がん、抗炎症、抗アレルギー、抗ウイルス効果をしめし、血液脳関門も通過する。

アルテメテルが脳梗塞に及ぼす影響についてはまったくわかっていないので、動物実験をこころみたそうな。

2021年7月26日

再発予防によい抗血小板薬の組み合わせ

2021  7月  韓国


脳梗塞後の再発予防に抗血小板薬が用いられる。

このときの抗血小板薬の種類と組み合わせの効果の違いはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2021年7月25日

脳の動脈瘤で統合失調症になる?

2021  7月  中国


脳動脈瘤を治療したとたん、長年わずらってきた統合失調症が治ってしまった男性がいたそうな。

2021年7月23日

脳卒中で嚥下障害の6ヶ月後

2021  7月  日本


脳卒中後の嚥下障害の回復経過をあきらかにするべく、

入退院時および6ヶ月後の嚥下障害者の割合と、関連要因をしらべてみたそうな。。

2021年7月22日

ワクチン後に巨大脳内出血の女性がユニークな点

2021  7月  ブラジル


COVID-19パンデミックを食い止めるためにワクチンが承認された。

このワクチン(ChAdOx1 nCoV-19)は組み換えアデノウイルス技術でつくられており、血栓性の血小板減少症などの副作用が報告されているものの、ワクチンのベネフィットはこれら有害事象を上回るというコンセンサスはできあがっている。

しかしこれまで巨大脳出血の経験はなかったので報告する。

2021年7月21日

運転中のくも膜下出血で事故った日本人の割合

2021  7月  日本


排便時のいきみなど日常の活動がくも膜下出血のきっかけになることが知られている。

自動車運転時にはストレスにより血圧が20mmHgも上昇しうるという。しかし運転がくも膜下出血のきっかけになるというエビデンスはない。

そこで、運転中にくも膜下出血になった頻度と、その後ドライバーが車を止めて事故を回避できたのかについて、くわしくしらべてみたそうな。

2021年7月20日

一過性全健忘が脳梗塞の割合

2021  7月  ドイツ


一過性全健忘(Transient Global Amnesia)は、前向性の健忘が突然発症して24時間以内に消失する神経疾患である。

一過性全健忘のメカニズムは完全にはわかっていないので、海馬での脳梗塞の有無との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2021年7月19日

アジア人の再発予防に適した抗血小板薬は

2021  5月  韓国


抗血小板療法は非心原性脳梗塞やTIA患者の再発予防によく用いられる。

しかし、推奨される薬の種類はほとんどが欧米人の臨床試験結果に基づいている。

アジア人は欧米人よりも動脈硬化性の狭窄や小血管閉塞の頻度が高い。
小血管閉塞のおおさはまた、脳出血を起こしやすいことを意味する。

そこで、アジア人に適した抗血小板薬の種類をあきらかにするべく、メタアナリシスをこころみたそうな。

2021年7月18日

フローダイバーターのくも膜下出血治療8年

2021  7月  フィンランド


脳動脈瘤の治療には、クリップやコイルが用いられることがおおい。

しかし、解離性、水疱状の瘤にたいしてはフローダイバーターが使用されることがある。

フローダイバーターは効果が現れるまで数ヶ月間を要することや、血栓症や出血による合併症のリスクが懸念されているものの、データが少なくよくわかっていないので くわしくしらべてみたそうな。

2021年7月17日

音楽に長時間さらされると脳が復活する?

2021  7月  中国


音楽が心拍数や血圧に影響することがわかっている。また、音楽療法により聴覚野、運動野、海馬を活性化できるとする報告もある。

さらに音楽療法は脳卒中後の言語障害、運動障害、認知 気分障害に良い影響を与えると考えられている。

しかし、その最適な用量とメカニズムについてはよくわかっていないので、動物実験でくわしくしらべてみたそうな。

2021年7月16日

ワクチンからの血小板減少症で脳の梗塞や出血

2021  7月  カナダ


コロナウイルス感染症COVID-19パンデミックで用いられることになったワクチンによる血栓性の血小板減少症は、まったく予期されていなかった。

このまれな副作用の病態、症状、診断、治療についてこれまでの報告のレビューをこころみたそうな。

2021年7月15日

コロナ後の脳梗塞治療の遅れは何分?

2021  7月  中国


急性脳梗塞の治療には発症からの時間が短いことが重要である。

COVID-19パンデミックにより実施されているソーシャルディスタンス、検疫、病原体検査などの予防戦略が、急性脳梗塞の治療に及ぼす影響をくわしくしらべてみたそうな。

2021年7月14日

コイルとクリップ 未破裂瘤の長期治療効果

2021  3月  デンマーク


くも膜下出血の破裂動脈瘤の研究では、コイリング治療の長期転帰はクリッピングよりも良好であるとするものがある。

未破裂脳動脈瘤についてはどうか、これまでの研究のシステマチックレビューをこころみたそうな。

2021年7月13日

新型コロナのくも膜下出血はコブがちいさくて...

2021  7月  アメリカ


COVID-19パンデミックは公衆衛生上の緊急課題である。

ほとんどの症例は重篤には至らないが、誘発された炎症が動脈瘤などを悪化させるというエビデンスが増えつつある。

そこで、COVID-19患者におけるくも膜下出血の特徴をあきらかにするべく、くわしくしらべてみたそうな。

2021年7月12日

nature.com:肥満の脳卒中は前頭葉が...

2021  7月  韓国


肥満は脳卒中のリスク因子であるが、生存率は肥満患者のほうが高いとする いわゆる「肥満パラドックス」が報告されている。

脳卒中後の認知機能障害への肥満の影響についてはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2021年7月11日

脳内出血と新型コロナ

2021  7月  アメリカ


新型コロナウイルス感染症COVID-19では抗凝固薬療法の必要性が高まっていることから、脳内出血のリスク評価が求められているもののデータは少ない。

そこで、COVID-19患者が脳内出血になりやすいのかどうか、くわしくしらべてみたそうな。

2021年7月10日

未破裂瘤治療 何歳までオッケー?

2021  7月  韓国


高齢化と画像診断装置の進歩によって未破裂脳動脈瘤がおおく見つかるようになった。

未破裂瘤の治療にともなう合併症は、高齢になるほど深刻化すると考えられるので、その年齢の限界を探るべく、リスクをくわしくしらべてみたそうな。

2021年7月9日

Stroke誌:脳内出血の再発を予防できる血圧は

2021  7月  イギリス


血圧のコントールは1980年代以降おおきく進歩し、脳内出血の一次予防につながった。

しかし、再発予防効果についてはデータが少ないので、時期のことなる2つの住民研究から傾向をくわしくしらべてみたそうな。

2021年7月8日

サラサラ薬のんでるとコロナ罹っても血栓できないの?

2021  6月  スペイン


新型コロナウイルス感染症COVID-19は、おもに呼吸器症状の疾患であるが、血液凝固系や血小板活性の変化により脳などに静脈血栓塞栓症が高率に見られるという。

その治療法のひとつとして抗凝固薬の投与が勧められている。

そこで、COVID-19発症以前に予防目的で抗凝固療法を受けていた患者の転帰について、くわしくしらべてみたそうな。

2021年7月7日

降圧薬で128mmHg以下にするとボケが進む

2015  4月  イタリア


軽度認知障害(MCI)は認知症の前段階と考えられ、65歳以上の25%に見られる。

降圧薬による積極的な高血圧治療と認知症リスクとの関連はいまだよくわかっていないので、MCIとの関連もふくめてくわしくしらべてみたそうな。

2021年7月6日

コロナワクチンで脳血栓症になるひとの特徴

2021  6月  台湾


コロナワクチンの接種後に、重篤でまれな有害事象である血小板減少症候群をともなう脳静脈洞血栓症が報告されている。

この問題についての研究データからレビューをこころみたそうな。

2021年7月5日

認知症の病因に占める脳卒中の割合

2021  6月  スイス


人口増加にともない認知症患者数も増えている。しかし認知症治療の進展はみられない。

認知症の剖検調査では、神経炎、神経斑、アルツハイマー病などの神経原線維変化、小血管障害などが主な病因として指摘されている。

しかし、他の臨床疾患、たとえば脳卒中やパーキンソン病、などが病因となる認知症の割合についてはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2021年7月4日

nature.com:再発予防に向いていない運動パターンは

2021  6月  中国


脳梗塞の再発率は16-29%と考えられている。

運動は血圧や血糖値、体重を下げ、炎症を抑える効果が期待できる。

これまでの研究では、運動による脳卒中の一次予防効果が示唆されている。

しかし再発との関連についての長期的な研究はすくないので、くわしくしらべてみたそうな。

2021年7月3日

36歳女性ワクチン後に脳の血栓から左腕麻痺そして死亡

2021  6月  サウジアラビア


従来、ワクチン開発はいくつもの臨床試験を経て進められ、完成までにかなりの時間を要するものであった。

しかし、COVID-19でのワクチン開発は、かつてないほどのスピードで進められ使用に至った。

さらにRNAやDNAワクチンなどのあらたな技術が初めて使用されてもいる。

コロナワクチンの初回投与後に発症した、血栓性血小板減少症の致命的な症例があったそうな。

2021年7月2日

脳梗塞の位置と生活の質

2021  6月  ドイツ


脳卒中は生活の質(QoL)に悪影響を及ぼす。

しかし、脳の損傷位置とQoL低下との関連についてはわかっていないので、病変-症状マッピングでくわしくしらべてみたそうな。

2021年7月1日

日本人の身長別なりやすい脳卒中の種類

2021  6月  日本


1960年代から2000年代にかけて、ラクナ梗塞や脳内出血の発生率は低下したが、アテローム血栓性脳梗塞や心塞栓性脳梗塞の発生率は変わらなかった。

いっぽうこの間に日本人の平均身長は一斉に伸びた。

そこで、身長との関連を脳卒中の種類別にくわしくしらべてみたそうな。

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