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2020年7月31日

脳卒中後うつ2020 レビュー

2020  7月  アメリカ


脳卒中後のうつ(PSD:Post-stroke depression)は一般的であり、うつを伴わない脳卒中にくらべて死亡率の上昇、回復の遅れ、認知機能の低下、生活の質の低下と関連する。

そこで、PSDのリスク因子、病態生理、評価、予防、治療について包括的かつ臨床的に有用なレビューをおこなってみたそうな。

2020年7月30日

高齢くも膜下出血の1年後

2020  7月  フィンランド


脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で集中治療をうける高齢者は増加している。

これら患者の長期の回復をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月29日

日中の過度な眠気と脳卒中 メタアナリシス

2020  7月  中国


日中の過度な眠気(EDS:Excessive daytime sleepiness)は成人の10-33%に見られ、加齢にともない増加する。

EDSは健康を損ねるといわれているが決定的ではない。

そこで、EDSと脳卒中など心血管疾患リスクとの関連についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月28日

視覚フィードバック療法の上肢機能への効果

2020  4月  中国


脳卒中患者の上肢機能回復と運動関連皮質機能の回復についての、

ミラーニューロン理論に基づく視覚フィードバック療法(VFT:visual feedback therapy)の効果をfMRIを用いてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月27日

プロトンポンプ阻害薬と脳梗塞

2020  7月  イスラエル


プロトンポンプ阻害薬(PPI:proton pump inhibitors)は胃薬としてよく用いられているが、高齢者の心血管疾患に関係するデータは少ない。

そこで、PPIの使用と高齢での初回脳梗塞の発生(FTIS:first-time ischemic stroke)との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月26日

rTMSの痙縮改善効果 メタアナリシス

2020  7月  中国


脳卒中後の痙縮にrTNS(反復経頭蓋磁気刺激)やiTBS(間欠的シータバースト)が有効であるとする報告がいくつかある。

これらRCTのメタアナリシスも存在するが最新の研究成果がふくまれていないので、あらためてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月25日

日光浴療法 うつと身体活動

2020  7月  台湾


これまでの研究では、脳卒中患者の30%近くが発症後5年以内にうつ症状を呈していることが示されている。

脳卒中後のうつ症状は身体的にも心理的にも患者におおきな影響を与えるため、リハビリテーション進展の妨げになる。

そこで、日光浴療法(sunlight exposure therapy)の脳卒中後うつとリハビリテーションへの効果を検証してみたそうな。

2020年7月24日

常夜灯で梗塞がおおきくなる

2020  7月  アメリカ


サーカディアンリズムは身体機能の最適化のために生理と行動を同期させる内因性の生体サイクルをさす。

これら体内リズムは日々の太陽光によって正確に24時間に設定されている。しかし夜間照明の普及はこれら生体機能の調節を乱す可能性がある。

入院患者はその生理学的脆弱性からとくに夜間照明の影響をうけやすいと考えられる。そこで、脳卒中の動物をつかってこの仮説を検証してみたそうな。

2020年7月23日

日本人グレードⅤくも膜下出血の3年後

2020  7月  日本


くも膜下出血でWFNS(世界脳神経外科連合)分類のグレードⅤに相当する患者の長期予後についての研究はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月22日

心房細動は腸内細菌のせい

2020  7月  日本


心房細動は脳卒中や心不全のきっかけになり生活の質を低下させる。

心房細動の発症と腸内代謝物との関連は、心房細動と腸内細菌叢の異常(ディスバイオシス)との因果関係を示唆しているが、その関係はまだじゅうぶんに理解されていない。

そこで、心房細動患者34人と年齢、性別、併存疾患のマッチする心房細動のない66人についてくらべてみたそうな。

2020年7月21日

いびきがうるさいほど脳卒中がおきやすい


2020  7月  オーストラリア


いびきと脳卒中など心血管疾患との関連はいまだあきらかになっていない。

そこで、閉塞性睡眠時無呼吸症候群と心血管疾患についての Sleep Apnea cardiovascular Endpoints (SAVE)トライアルをつかってくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月20日

COVID-19から脳梗塞になる割合

2020  7月  シンガポール


急性脳梗塞はCOVID-19の合併症の1つで命にかかわるという。そのメカニズムはいまだよくわかっていない。

そこで、COVID-19患者での急性脳梗塞の臨床的特徴についてシステマティックレビューをこころみたそうな。

2020年7月19日

鉄分と脳卒中死との関係 メタアナリシス


2020  7月  中国


食事からの鉄分摂取と脳卒中などの心血管疾患(CVD)による死亡との関連をしらべた研究は数多くあるが、その結論は一貫していない。

そこで食事から摂る鉄(トータル鉄、ヘム鉄、非ヘム鉄)の量と、CVDによる死亡の用量関係についてメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月18日

オメガ3脂肪酸サプリメントおおいと出血や心房細動

2020  7月  イタリア


オメガ3脂肪酸サプリメントによる脳卒中など心血管疾患への効果については一致した見解が得られていない。

そこで、メタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月17日

未破裂瘤の治療 コイルとクリップ 高齢者で

2020  6月  韓国


画像診断技術の進歩により高齢者にも未破裂脳動脈瘤がますますみつかるようになった。

彼らへの治療法としてクリップとコイルのどちらが適しているのかについてはいまだ結論がでていない。

そこで、75歳以上での未破裂脳動脈瘤の治療成績についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月16日

軽い脳卒中と認知障害 メタボとの関係


2020  7月  中国


メタボリックシンドローム(Mets:metabolic syndrome)は認知機能障害の危険因子群でもある。

TIAや軽度脳梗塞患者での認知機能障害とMetsとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月15日

女性は新月に脳梗塞になる

2020  7月  中国


脳卒中は死亡や障害の主な原因のひとつであり、これを防ぐ有効な治療法はいまのところない。

いっぱんに、月の満ち欠け(月相)は人間の生理、行動、健康に影響をあたえるとおおくの人が信じている。

そこで、月相が脳卒中(脳内出血、TIA、脳梗塞)の発生率にも影響するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年7月14日

心房細動を予防する方法

2020  7月  アメリカ


客観的身体活動レベルと心房細動との関連についてはあきらかになっていない。

そこで、REasons for Geographic and Racial Differences in Stroke(REGARDS)研究をもちいて、中等度-激しい運動(MVPA:moderate and vigorous physical activity)と心房細動との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月13日

収縮期だけ高血圧の脳卒中死亡リスク


2020  7月  イギリス


若年~中年にかけての 収縮期血圧だけが高い(収縮期血圧が140mmHg以上で拡張期血圧は90mmHg未満)孤立性の収縮期高血圧(ISH:isolated systolic hypertension)の予後についてはいまだよくわかっていない。

そこで、30-49歳のISHと脳卒中など心血管疾患リスクとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月12日

後方歩行訓練のメタアナリシス

2020  7月  中国

後方歩行(Backward walking)訓練は脳卒中リハビリテーションでますます用いられるようになってきてはいるが、その有効性はいまだあきらかになっていない。

そこで脳卒中患者への後方歩行訓練の効果のメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年7月11日

脳内出血 入院を急ぐ理由はなかった

2020  6月  スペイン


脳内出血のばあい、その診断と治療のタイミングが予後におおきく影響するかどうかは実はよくわかっていない。

そこで、脳内出血の発症から高度な治療のできる包括的脳卒中センター(comprehensive stroke centre)へ入院するまでの時間と回復度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月10日

脳卒中患者が重視する研究テーマ

2020  7月  スウェーデン


脳卒中はこの数十年間で治療も予防もできない病気から治療も予防も可能な疾患へと移行しており、高齢化の進展もあって脳卒中経験者のさらなる増加が予想されている。

脳卒中後の生活を改善するための研究がますます求められている。

そこで、脳卒中とその介護にあたる者が、脳卒中後の生活に関連した研究のうちどの分野により価値を見出しているのかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月9日

脳卒中後の認知機能 女性がよくないわけ

2020  7月  アメリカ


脳卒中から90日後の認知機能が、男性と女性とでどのていどことなるものか、住民ベースにくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月8日

感覚刺激で上肢麻痺を治す方法

2020  6月  イラン


脳卒中経験者のおおくは運動機能と感覚に障害を抱える。そのためとくに上肢では使用頻度が下がりQoLも低下する。

そこで、外受容感覚(exteroceptive)刺激と固有受容感覚(proprioceptive)刺激による介入が上肢運動機能、痙縮度、ADL に与える影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月7日

刺激豊富な環境による白質再編の仕組み

2020  6月  中国


刺激豊富な環境(EE:Enriched environment)は、感覚運動、認知、社会刺激を強化するための効果的なリハビリテーションプロトコルと考えられている。

EE介入後の脳神経の再編効果については、これまで組織観察による理解が主であり、生体での解明が求められている。

そこで、磁気共鳴画像法(MRI)と18F-FDGポジトロン断層撮影法(PET)を用いてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月6日

慢性期の上肢セルフリハビリテーションの効果

2020  6月  ベルギー


脳卒中患者の3分の2は上肢機能に障害がのこり、活動に制限が生じていてリハビリテーション上のおおきな課題となっている。

とくに途上国では低コストのリハビリテーションソリューションが求められている。

そこで西アフリカのベナンで、脳卒中後の上肢機能改善のためのセルフリハビリテーションプログラムの有効性を検証してみたそうな。

2020年7月5日

VRゴーグルを買う理由 ミラーニューロンシステム訓練

2020  7月  中国


脳卒中患者へのミラーニューロンシステム訓練(MNST:Mirror neuron system-based training)の上肢機能と認知機能の改善効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月4日

上肢ロボットリハビリ全種類効果なし

2020  6月  ドイツ


さまざまな種類のロボット支援上肢トレーニングの効果を、各種類の直接的な比較のみではなく間接的に得られる結果についても評価できる「ネットワーク・メタアナリシス」の手法をつかって検証してみたそうな。

2020年7月3日

大学病院と田舎の病院のくも膜下出血死亡率

2020  6月  アメリカ


病院が教育機能(teaching status)を兼ねていることやその立地条件と、くも膜下出血の予後をしらべた研究はほとんどない。

そこで、都会の大学病院と教育機能のない病院、地方の病院でのくも膜下出血の死亡率と機能回復度についてくわしくしらべてみたそうな。

2020年7月2日

ロボット支援上肢リハビリのメタアナリシス

2020  6月  香港


脳卒中経験者は上肢の運動機能に障害を抱えることがおおく、6ヶ月の後もその回復は限定的である。

そこで、ロボット支援の上肢リハビリ効果についてメタアナリシスを試みたそうな。

2020年7月1日

空気清浄機を買うべき理由

2020  6月  中国


これまでの研究から、浮遊粒子状物質2.5(PM2.5)への暴露が全身性の炎症をもたらし、視床下部-下垂体-副腎(HPA)軸を活性化させ、その両方が脳卒中の発生と死亡に関連していることが示されている。

しかし、フィルターで清浄化した空気(FA:filtered air)による介入が全身性の炎症とHPA軸の活性化に影響するものかについては、まだほとんどわかっていないので動物実験してみたそうな。

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