元2021 10月 中国
ラクナ梗塞は深部穿通枝動脈の領域に検出される直径15mm未満の梗塞で、脳梗塞全体の20-35%を占める。
画像診断技術の進歩により症候性のラクナ梗塞に加えて、無症候性のラクナ梗塞がおおくみつかるようになった。
無症候性のラクナ梗塞からの再発率や死亡率についてはよくわかっていないので、中国50万人の研究からしらべてみたそうな。
元2021 10月 中国
元2024 3月 中国
元2022 8月 中国
元2025 8月 イギリス
元2022 3月 イギリス
元
Periodontitis as a risk indicator and predictor of poor outcome for lacunar infarct
2018 10月 スペイン
・歯周病はラクナ梗塞患者にあきらかにおおく見られた。
・回復不良はラクナ梗塞の25.8%(31人)にみられ、そのうち90.3%は歯周病だった。
・歯周組織の炎症表面積が727mm2以上だとまずまちがいなく回復不良だった。
Stroke誌:歯周病のグレードと脳梗塞リスク
元2023 10月 インド
元
Late functional improvement after lacunar stroke: a population-based study
2018 7月 イギリス
・234人がラクナ梗塞で、3ヶ月時点での機能評価で非ラクナ梗塞グループと差はなかった。
・しかし3-12ヶ月後までの機能回復度(mRSの減分)はラクナ梗塞グループであきらかに高かった(オッズ比1.64)。
・この関連は再発患者を除いても、他の評価基準 RMIやBIでも変わらなかった。
元2024 5月 中国
元2025 4月 ギリシャ
元2022 12月 中国
元2025 3月 ペルー
元
Chronic periodontitis is associated with lacunar infarct: a case-control study.
2016 7月 スペイン

脳卒中予防のためには早めに歯周病になっておいた方が良いとする根拠について
歯周病→ラクナ梗塞→痴呆 の可能性について
元
Lacunar Infarcts and Intracerebral Hemorrhage Differences
2016 12月 アメリカ
・高血圧、糖尿病、喫煙、肥満 がラクナ梗塞と強く関連していた。
・脳内出血は高血圧と関連し、糖尿病には依らなかった。
・脳内出血患者は一般人よりBMIが低く、
・特にBMIが20未満だと脳内出血のなりやすさ4倍だった。
・ラクナ梗塞患者はBMIが高く 肥満の割合も高く、
・BMI20未満だとラクナ梗塞のなりやすさは10分の1だった。
元
Risk Profile of Symptomatic Lacunar Stroke Versus Nonlobar Intracerebral Hemorrhage
2016 6月 イタリア
・平均年齢71、ラクナ梗塞1434人、深部微小脳出血497人を対象とした。
・現在喫煙者はラクナ梗塞に強く関連していた。
・一方、深部微小脳出血は高血圧、過度の飲酒、ワルファリンやスタチン使用者と関連していた。
・高コレステロール血症、糖尿病、抗血小板薬の使用はどちらかへの関連の偏りはなかった。

元
High Dietary Saturated Fat is Associated with a Low Risk of Intracerebral Hemorrhage and Ischemic Stroke in Japanese but not in Non-Japanese: A Review and Meta-Analysis of Prospective Cohort Studies.
2017 12月 日本
・脳内出血の5つの研究と脳梗塞の11の研究が見つかった。
・日本人の脳内出血(くも膜下出血を除く)リスクは飽和脂肪酸が増えるにつれ明らかに低下した。日本人以外ではそうはならなかった。
・日本人の脳梗塞リスクは飽和脂肪酸が増えるにつれゆるやかに低下した。日本人以外ではそうはならなかった。
・飽和脂肪酸の脳卒中リスク低下の効果量は脳内出血で強く48%、脳梗塞では18%だった。
ランセット誌:糖質で死亡、動物性脂肪は脳卒中予防
飽和脂肪酸は脳卒中予防になるの?
【ラクナ梗塞予防】日本人は飽和脂肪酸をたくさん摂るべし
元2021 3月 アメリカ
元
Association between Oral Health and the Risk of Lacunar Infarction in Japanese Adults.
2013 8月 日本
・61人にラクナ梗塞が見つかった。
・19人は、梗塞が7箇所以上あった。
・高齢、運動不足、高血圧、高脂血症、糖尿病、歯槽骨高さ低下がラクナ梗塞の数と関連があった。
・特に、歯周ポケットが深くなると、ラクナ梗塞の数も増えた。
元2023 6月 中国
元2021 7月 中国