元2025 7月 中国
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2025年8月8日
脳卒中を防ぐのは“発酵”の力──効いたのはヨーグルトだけだった!
脳卒中は、死や重度の後遺障害を引き起こす深刻な疾患であり、個人と社会に大きな負担を与えている。食事を含む生活習慣の改善は、脳卒中予防の鍵となる。その中で発酵乳製品、特にヨーグルトは腸内環境を整える食品として知られており、脳と腸の相互作用「脳腸軸」を通じて脳卒中リスクに影響を与える可能性がある。
しかし、これまでの研究では発酵乳製品と脳卒中との関連について一貫した結果が得られておらず、特にアメリカ国内の大規模データに基づいた検証が不足していた。
そこで、発酵乳製品の摂取が脳卒中リスクに与える影響を明らかにするため、全国規模の健康栄養調査データを用いてくわしくしらべてみたそうな。
2019年3月17日
脳梗塞を防ぐに最適な乳製品は
元
Substitutions between dairy products and risk of stroke- Results from the EPIC-NL cohort
2019 2月 デンマーク
高血圧予防のための食事ガイドライン DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)ダイエットでは全脂肪の乳製品を控えて低脂肪のそれをすすめている。
その後の改訂DASHの試みでは全脂肪乳製品を勧めて同程度の効果を得ている。
さいきんの18の研究のメタアナリシスでも全脂肪乳製品の使用が脳卒中リスクを下げるという結果が得られている。
またチーズなどの発酵乳製品が脳卒中リスクをさげるという報告も得られている。
そこで、乳製品の種類と脳卒中リスクとの関連を大規模にしらべてみたそうな。
デンマークの男女36886人に食事アンケートをおこない脳卒中の発生を15年間フォローした。
乳製品は、ミルク、バターミルク、ヨーグルト、チーズ、バターのそれぞれについて全脂肪と低脂肪の区別をして、カロリーを揃えた量で置換解析をおこなった。
次のことがわかった。
・この間に884人が脳卒中になった。
・全脂肪ヨーグルトの代わりに低脂肪ヨーグルトを摂ると脳梗塞リスクは2.58倍になり、
・全脂肪ヨーグルトを他の乳製品の代わりに摂ると脳梗塞リスクは0.33-0.36倍になった。
・脳出血との関連はまったくみられなかった。
全脂肪ヨーグルトは脳梗塞予防の観点から他のいずれの乳製品よりもすぐれていた、
というおはなし。

感想:
全脂肪乳にふくまれるリノール酸および ヨーグルト菌がプロバイオティクスに適していることの2つが理由ではないか、と言ってる。
2018年10月1日
ランセット誌:乳製品の脳卒中予防効果
元
Association of dairy intake with cardiovascular disease and mortality in 21 countries from five continents (PURE)- a prospective cohort study
2018 9月 カナダ
乳製品はこれまで 飽和脂肪酸をおおく含むというそれだけの理由で摂取を最小限にするよう勧められてきた。
乳製品には他の不飽和脂肪酸や腸の働きを整えるプロバイオティクスもおおく含まれていて、そのトータルの働きを見直す研究成果がつぎつぎと得られている。
しかしこれら研究のおおくは欧米のものに偏っているので広く大規模にしらべてみたそうな。
5大陸21カ国の35-70歳の住民136384人を対象として、
食事アンケートを行い、牛乳、ヨーグルト、チーズ、バターの摂取頻度をしらべ、
心血管疾患(心筋梗塞、脳卒中、心不全)の発生を9.1年間フォローして関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・この間に5855件の心血管疾患があった。
・乳製品をまったく摂らない場合と比べて1日2回以上摂る場合の心血管疾患リスクは0.78倍で、とくに脳卒中では0.66倍だった。
・心筋梗塞とのあきらかな関連は見られなかった。
・乳製品の種類別ではチーズとバターとの関連が弱かった。
・地域によらずこれら同様の関連がみられた。
乳製品をおおく摂ると心血管疾患リスクが低下した。とくに脳卒中リスクがおおきく下がった、
というおはなし。
感想:
これ↓思い出した。
高血圧のヨーグルト脳卒中予防効果は
脳卒中になりやすいミルク なりにくいミルク
脳卒中を防ぐヨーグルトの量がわかった
乳製品は脳卒中的にアジア人にもいいの?
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
2015年3月8日
乳製品は脳卒中予防になりますか?
元
Dairy consumption and risk of cardiovascular disease: an updated meta-analysis of prospective cohort studies.
2015 3月 中国
乳製品と脳卒中など心血管疾患との関連を調べてみたそうな。
医学研究データベースから関連する過去の研究を厳選し、データを統合、再解析したところ、
次のことがわかった。
・22件の研究が見つかった。
・乳製品を多く摂るほど脳卒中など心血管疾患のリスクが低下した。
・特に、脳卒中は低脂肪乳やチーズでリスクが大きく低下した。
乳製品を多く摂ると心血管疾患リクスが低下する。特に低脂肪製品とチーズは脳卒中予防になる、
というおはなし。
感想:
ヨーグルトは毎日たべてるけどね、、
乳製品関連の過去記事
脳卒中を予防する乳製品の特徴とは
牛乳をよく飲む日本人女性は脳卒中にならない
チーズを もりもり食べると脳卒中予防になることが判明
2024年4月18日
チーズが救う命!肉の脂から乳製品へのシフトで脳卒中リスクが激変⁉
元2024 4月 イギリス
観察データから、肉類の飽和脂肪酸(SFA)を乳製品に置き換えた場合の脳卒中をふくむ心血管疾患(CVD)発症率の低下が報告されている。
しかし、肉の種類別SFAおよび種類別乳製品とのCVDリスクの関連は不明なので、くわしくしらべてみたそうな。
2021年1月20日
nature.com:乳製品と脳梗塞のメタアナリシス
元2021 1月 デンマーク
乳製品はその種類(牛乳、ヨーグルト、チーズ、バター)により動脈硬化性の心血管疾患との関連が異なる可能性がある。
そこで、各乳製品摂取量と心血管疾患との関連を、これまでの研究のメタアナリシスからしらべてみたそうな。
2012年4月24日
脳卒中を予防する乳製品の特徴とは
元
乳製品の摂取と脳卒中との関連を調べたそうな。
74961人の健常人について
食生活アンケートを行い、
脳卒中の発生を10年間追跡調査した。
この間に3159件の脳梗塞、
583件の脳出血、347件のその他脳卒中が発生した。
解析の結果、
乳製品を選ぶ時は "低脂肪" にしましょう、
というおはなし。
感想:
どうも納得がゆかない。
じぶんは低脂肪乳はうまいと思わないし、
お腹を壊し易い印象を持っている。
こんなものがよいはずがない、と思う。
Yahoo知恵袋より
Dairy Consumption and Risk of Stroke in Swedish Women and Men.
2012 4月 スウェーデン
乳製品の摂取と脳卒中との関連を調べたそうな。
74961人の健常人について
食生活アンケートを行い、
脳卒中の発生を10年間追跡調査した。
この間に3159件の脳梗塞、
583件の脳出血、347件のその他脳卒中が発生した。
解析の結果、
・低脂肪乳製品を多く摂る人は脳卒中リスクが1割以上低くかった。
・この関連は全脂乳製品、ヨーグルト、チーズ、クリームなどでは見られなかった。
乳製品を選ぶ時は "低脂肪" にしましょう、
というおはなし。
感想:
どうも納得がゆかない。
じぶんは低脂肪乳はうまいと思わないし、
お腹を壊し易い印象を持っている。
こんなものがよいはずがない、と思う。
Yahoo知恵袋より
・低脂肪乳というのは脱脂粉乳にクリームと水を混ぜて作ったもので本来の牛乳とは違...
・低脂肪牛乳ってあまり良くないと聞いたのですが・・・・ 本当のところどうなのでし...
2016年8月2日
乳製品は脳卒中的にアジア人にもいいの?
元
The association between dairy product intake and cardiovascular disease mortality in Chinese adults.
2016 7月 中国
乳製品と脳卒中など心血管疾患死亡率との関連をアジア人で調べてみたそうな。
シンガポールの中国人63257人について食事内容調査を行い、その後の死亡原因をフォローしたところ、
次のことがわかった。
・過去に心血管疾患の経験がなく 乳製品の摂取がもっとも少ない(~1.32g/day)グループに対するもっとも多い(~252g/day)グループの心血管疾患死亡率は0.95倍で、
・脳卒中に限定すると、男性で0.71倍、女性0.86倍だった。
・心血管疾患歴があるとこれらの明らかな関連はなくなった。
乳製品を多く摂るアジア人の脳卒中死亡リスクは低く 特に男性で顕著だった、
というおはなし。

感想:
効きが白人と違うみたいなんだよね、、
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
2012年12月9日
牛乳をよく飲む日本人女性は脳卒中にならない
元
牛乳など乳製品の摂取量と脳卒中との関連を調べたそうな。
日本中から募集した30歳以上の男女9243人について、
1980年から24年間追跡調査した結果、
次のようになった。
牛乳など乳製品の摂取量が増えるほど日本人女性の脳卒中が減ることがわかった、
というおはなし。
牛乳など乳製品の摂取量と脳卒中との関連を調べたそうな。
日本中から募集した30歳以上の男女9243人について、
1980年から24年間追跡調査した結果、
次のようになった。
・この間に417人が脳卒中で死亡した。
・乳製品をほとんど摂らない女性は、たくさん摂る女性に比べ脳卒中リスクが3割増しになった。
・乳製品の摂取量が一日に100g増えるごとに女性の脳卒中リスクが2割減少した。
・男性については乳製品との関連はみられなかった。
牛乳など乳製品の摂取量が増えるほど日本人女性の脳卒中が減ることがわかった、
というおはなし。
2021年10月25日
牛乳と脳卒中の因果関係
元2021 10月 オランダ
牛乳の摂取量がおおいほど、脳卒中リスクがわずかに低くなることが報告されている。
しかしこの因果関係はあきらかになっていない。
操作変数解析に一塩基多型を媒介させた、いわゆるメンデルランダム化解析で因果関係の有無をたしかめてみたそうな。
2011年12月20日
チーズを もりもり食べると脳卒中予防になることが判明
元
一般に乳製品の摂取量が増えると
脳卒中になりにくくなる、と言われている。
乳製品のどの成分が関連しているのかを調べたそうな。
脳卒中になりやすい高血圧ネズミを使って、
を それぞれ摂らせて観察した。
その結果、
乳製品由来のタンパク質を摂るネズミで
明らかに脳卒中の発生が遅くなった。
他の食品由来のタンパク質や、アミノ酸、脂肪では
このような効果はまったく見られなかった。
乳製品に含まれるタンパク質が脳卒中予防に
役に立つことがわかった、
というおはなし。
Delay ofStrokeOnset by Milk Proteins inStroke-Prone Spontaneously Hypertensive Rats.
2011 12月 日本
一般に乳製品の摂取量が増えると
脳卒中になりにくくなる、と言われている。
乳製品のどの成分が関連しているのかを調べたそうな。
脳卒中になりやすい高血圧ネズミを使って、
・乳製品、大豆、卵由来のタンパク質、
・これらを構成する同等のアミノ酸、
・バター、牛脂、ココアバター由来の脂肪
を それぞれ摂らせて観察した。
その結果、
乳製品由来のタンパク質を摂るネズミで
明らかに脳卒中の発生が遅くなった。
他の食品由来のタンパク質や、アミノ酸、脂肪では
このような効果はまったく見られなかった。
乳製品に含まれるタンパク質が脳卒中予防に
役に立つことがわかった、
というおはなし。
2017年6月16日
脳卒中になりやすいミルク なりにくいミルク
元
Substitutions of dairy product intake and risk of stroke: a Danish cohort study.
2017 6月 デンマーク
低脂肪乳製品は脳卒中予防になると考えられているが、確かなエビデンスがあるわけでもない。
乳製品の細かい種類別に脳卒中リスクとの関連をしらべてみたそうな。
50-64歳の健康な男女55211人に食事調査を行い、脳卒中の有無を13年ほどフォローした。
次のことがわかった。
・この間に脳梗塞が1870件(大血管アテローム硬化318、ラクナ839、心塞栓102 他)、
・脳出血389件(脳内出血273、くも膜下出血116)があった。
・成分調整した発酵乳やチーズを摂ると脳梗塞になりやすかった。
・成分無調整の発酵乳は、低脂肪乳や成分無調整乳 バターミルクにくらべ脳梗塞リスクが低かった。
・脳出血と乳製品との関連はみられなかった。
成分無調整の発酵乳が脂肪含有率にかかわらず脳梗塞リスクがもっとも低かった、
というおはなし。
感想:
そういえば加工乳の類をのむと高確率でお腹壊す。共通するものがあるのかもしれない。
2012年4月20日
乳製品は脳卒中予防になるか?
元
乳製品の摂取と脳卒中との関連を調べたそうな。
33625人の男女について、
その食習慣をアンケートし、
脳卒中の有無を13年間追跡調査した。
この間に531件の脳卒中が発生した。
解析の結果、
・乳製品の摂取と脳卒中との間に明らかな関連は見られなかった。
ただし、チーズ、ヨーグルトなどの発酵製品については
若干の脳卒中リスク低下が期待できた、
というおはなし。

Dairy intake and coronary heart disease or stroke-A population-based cohort study.
2012 4月 オランダ
乳製品の摂取と脳卒中との関連を調べたそうな。
33625人の男女について、
その食習慣をアンケートし、
脳卒中の有無を13年間追跡調査した。
この間に531件の脳卒中が発生した。
解析の結果、
・乳製品の摂取と脳卒中との間に明らかな関連は見られなかった。
ただし、チーズ、ヨーグルトなどの発酵製品については
若干の脳卒中リスク低下が期待できた、
というおはなし。
2025年4月16日
新たな健康常識!?肉をやめるとラクナ梗塞になるメカニズムとは
元2025 4月 ギリシャ
肉や乳製品などの動物性食品を控えることが、健康にどんな影響を与えるのかはよく話題になる。特に、糖尿病や心臓病、脳卒中との関係が注目されている。
しかし、こうした食事の変化が人の体の中でどんな風に働いているのか、特に脳卒中との関係では、まだよくわかっていなかった。
そこで、ギリシャ正教の「断食」の習慣を持つ人たちを対象に、体の中の変化を詳しく調べてみたそうな。
2016年5月28日
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
元
Dairy Consumption and Risk of Stroke: A Systematic Review and Updated Dose-Response Meta-Analysis of Prospective Cohort Studies.
2016 5月 オランダ
牛乳やチーズなど乳製品の摂取量と脳卒中リスクとの関連を調べてみたそうな。
関連する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・762414人を対象にした29943件の脳卒中事例を含む18の研究が見つかった。
・全体的に 1日に200g牛乳摂取量が増えるごとに脳卒中リスクが7%低下した。
・この関連は東アジア人であきらかだった。
・チーズの摂取も脳卒中リスクの低下に関連があった。
・ヨーグルトやバターと脳卒中リスクとの関連はなかった。
・1日に牛乳125gとチーズ25gがリスク低下にもっとも効果的な組み合わせだった。
乳製品のうち牛乳とチーズは摂るほど脳卒中リスクが低下した、
というおはなし。

感想:
ヨーグルト効果なしはショックだわ。
2017年11月19日
脳卒中に影響ある食物 まとめのまとめ2008-2015
元
Stroke and food groups: an overview of systematic reviews and meta-analyses.
2017 11月 中国
これまで脳卒中と食物との関連を調べた研究が数多くなされてきた。
各食物についての研究内容を厳選 吟味して得られたシステマティックレビューを さらにあつめて脳卒中リスクに影響する食物の種類をまとめてみたそうな。
13種類の食物:ナッツ、豆、果物や野菜、精製穀物、全粒穀物、乳製品、玉子、チョコレート、赤肉や加工肉、魚、お茶、加糖飲料、コーヒー
と脳卒中リスクについてのシステマティックレビューやメタアナリシス論文を厳選して内容をまとめたところ、
次のことがわかった。
・2008-2015の論文が18件みつかった。
・ナッツ、果物や野菜、乳製品、魚、お茶、コーヒー、チョコレートを多く摂ると脳卒中予防になった。
・いっぽう、赤肉(家畜肉)や加工肉を多く摂ると脳卒中リスクが高かった。
・精製穀物、加糖飲料、豆、玉子、全粒穀物は脳卒中に影響なかった。
こんかいのシステマティックレビューのまとめにより、脳卒中に影響のある食物の種類を高エビデンスレベルであきらかにすることができた、
というおはなし。
感想:
ピーナッツは豆科だからたくさんたべても意味ないかもね。
追記:
ピーナッツの脳卒中予防効果があきらかに
2021年1月19日
毎日牛乳飲むと動脈硬化
元2020 6月 中国
頸動脈のアテローム性動脈硬化(Carotid atherosclerosis:CA)は全身血管の動脈硬化を反映しており、脳梗塞や認知障害と関連している。
中国では牛乳の消費量が増加しているものの、牛乳とCAリスクとの関連についての研究はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。
2025年4月8日
肉じゃダメ!?脳卒中リスクを下げる“神アミノ酸”は穀物と乳製品にあった!
元2025 3月 イギリス
近年、タンパク質摂取と脳卒中リスクとの関連が注目されているが、食品単位での議論が中心であり、タンパク質を構成する個々のアミノ酸の役割については明らかになっていなかった。
また、虚血性脳卒中と出血性脳卒中では発症メカニズムが異なり、それぞれに異なるリスク因子が関与している可能性がある。そこで、22種類のアミノ酸と脳卒中リスク(虚血性・出血性・総合)の関連をくわしくしらべてみたそうな。
2015年1月17日
野菜 果物をよく食べる日本人の脳卒中リスクは
元
Fruit and vegetable intake and mortality from cardiovascular disease in Japan: a 24-year follow-up of the NIPPON DATA80 Study.
2015 1月 日本
野菜、果物と脳卒中など心血管疾患との関連をアジア人で調べた研究は少ない。
日本人で調べてみたそうな。
1980年の栄養調査記録から9112人を24年間追跡調査した結果、
次のことがわかった。
・野菜、果物を多く摂るひとは、年齢が高く、魚や乳製品、大豆製品をよく摂り、肉は少ない特徴があった。
・野菜、果物を多く摂るひとの心血管疾患リスクは0.74倍、脳卒中では0.80倍、冠動脈疾患は0.57倍だった。
日本人が野菜、果物を多く摂ると脳卒中など心血管疾患のリスクが著しく低くなる、
というおはなし。
感想:
でも長生きするのは肉をよく食べる人だったりするんだよね。
2014年2月9日
太っていても健康に気を遣えば脳卒中にならないの?
元
Is the Association between Healthy Lifestyle Behaviors and Cardiovascular Mortality Modified by Overweight Status? The Japan Collaborative Cohort Study.
2014 1月 日本
過体重な人がヘルシーな生活をしたばあい 脳卒中を含む心血管系疾患での死亡率に影響があるのか調べてみたそうな。
40-79歳の男性18730人、女性24216人ついて、健康的な生活習慣(果物、魚、乳製品の摂取、運動、嫌煙、適度な飲酒、十分な睡眠)と心血管系疾患との関連を約20年間追跡調査した。
次のようになった。
・この間に2412人の心血管系疾患での死亡があった。
・健康生活習慣スコアが高いほど脳卒中など心血管系疾患の死亡率が低かった。
・この関連は過体重(BMI25以上)であっても同様に見られた。
・健康生活習慣スコアの高い人の心血管系疾患死亡リスクは、過体重でないと0.44で、過体重だと0.56だった。
生活習慣の改善による心血管系疾患の予防効果は過体重の人にも期待できる、
というおはなし。
感想:
肥満パラドックスの類かと思ったら、フツーの話だった。
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