元
Physical activity habits and preferences in the month prior to a first-ever stroke.
2014 7月 オーストラリア
運動不足、身体不活動は脳卒中の大きな要因である。
脳卒中患者の発症まえの運動状況とその認識について調べてみたそうな。
81人の脳卒中患者について、発症1ヶ月前の身体活動状況、運動習慣についてアンケートをとり解析したところ、
次のことがわかった。
・全体の31%の患者のみが運動と脳卒中との関連を認識していた。
・多くの患者が日頃の運動を家事やショッピングなどの手段的日常生活動作(IADL)やウォーキングのことと捉えていた。
・また、定期的な運動の内訳のほとんどはIADLだった。
・運動不足の原因として、意欲の欠如、無関心、気力低下などを挙げていた。
定期的な運動が脳卒中予防に重要であることを認識している人は非常に少なく、その実行意欲も高くなかった、
というおはなし。
感想:
仕事や生活に余裕がないと健康を考えて運動する気になれない。
でもそういうこと言ってるから代償が高くつくんだよな、、、
Instrumental ADL :手段的日常生活動作 より複雑で高次な動作を指す
初めて聞いた。