元
Variation in Risk-Standardized Mortality of Stroke among Hospitals in Japan.
2015 10月 日本
脳卒中の院内死亡率が病院規模でどう異なるのか調べてみたそうな。
日本の入院患者データベースから2012-2013の50床以上の894の病院施設、20歳以上の脳卒中患者176753人ぶんの記録を抽出し、病院の規模と院内死亡比との関連を解析した。
院内死亡比は 個々の患者の年齢や症状を考慮して病院ごとに期待される死亡者数に対する実際の死亡者数の比とした。
次のようになった。
・全体の院内死亡率は10.8%だった。
・院内死亡比が <0.50, 0.51-1.00, 1.01-1.50, 1.51-2.00, >2.00に対する病院数の割合は、それぞれ、3.9%, 47.9%, 41.4%, 5.2%, 1.5%だった。
・大学病院、脳卒中専門病棟、病床数の多さ、血管内治療設備があると院内死亡比が低かった。
・病院と患者住所との距離に 院内死亡比との関連はなかった。
脳卒中への備えのある病院ほど、死亡率が低かった、
というおはなし。
病床数と院内死亡比
感想:
グラフみると200床未満はちょっとアレかな、、