2017年9月20日

熊本地震のあとの脳梗塞の特徴


Clinical characteristics of patients with ischemic stroke following the 2016 Kumamoto earthquake.
2017  9月  日本

おおきな震災のあとには深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症、脳卒中などが増加するという報告がすくなからずある。

2016年4月の熊本地震のあとの脳梗塞患者数と彼らの特徴についてしらべてみたそうな。


震災のあとに済生会熊本病院に入院した脳梗塞患者について、過去の同時期の患者と詳しく比べたところ、


次のことがわかった。

・熊本地震のあと12週間に入院した脳梗塞患者は194人で、過去3年間の同時期の平均は165人だった。

・震災前後で患者の病歴や身体的特徴、血液検査の結果に違いはなかった。

・避難所もしくは自家用車での寝泊まり経験のある患者はそれぞれ 13%と28%だった。

・27%の患者は震災直後の2週間を避難所でくらしていた。

熊本地震のあと脳梗塞患者が増加したが、それ以前の患者と臨床上あきらかな違いはみあたらなかった、


というおはなし。
図:熊本地震前後の脳梗塞件数

感想:

避難所や車中泊が原因って言いたかったみたいなんだけど、患者がすくなすぎてあきらめたようだ。

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