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2016年12月23日

脳卒中経験者の時給がわかった


Lost Productivity in Stroke Survivors: An Econometrics Analysis.
2016  12月  カナダ

脳卒中の社会生産性への影響を推定するべく、単に労働時間だけでなく 雇用率、時給についてもしらべてみたそうな。


18-70歳を対象にしたカナダ国民健康調査の91633人の記録を解析したところ、


次のことがわかった。

・923人の脳卒中経験者がみつかった。

・彼らの被雇用率は一般人にくらべて 35.3% vs. 75.9% で低かった。

・時給も17.5%低かったが、

・労働時間に一般人との差はなかった。

・高齢、独身、合併症持ちだと雇用される可能性が低かった。


脳卒中経験者が雇用される可能性は低く、時間あたりの賃金も低かった、


というおはなし。
図:脳卒中経験者の時給の差


感想:

職種ぜーんぶひっくるめてだからねぇ 17.5%減、、こんなもんなのか?

2016年12月21日

日本の脳卒中復職率 20年前とくらべて


Comparison of the Time Course of Return to Work After Stroke Between Two Cohort Studies in Japan.
2016  12月  日本

この10年以上にわたり脳卒中治療とそのリハビリシステムは大きく進歩してきている。

そこで患者の復職スピードを過去と現在とでくらべてみたそうな。


1986-1990北九州で行われた調査結果と、2006-2007全国労災病院患者での結果を比較したところ、


次のことがわかった。

・復職率の時間変化は20年前と現在とでパターンがほとんど一緒だった。

・これは脳卒中リハビリの進歩が復職率にまったく影響していないことをしめす。

・つまりリハビリ進歩をはるかに上回る貢献要因が20年以上まえから存在するにちがいない。

医療の進歩にもかかわらず日本の脳卒中患者の復職率は20年前とほとんど変わらなかった。これはおそらく手厚い社会保障制度 とくに傷病手当金によるものと考える、


というおはなし。
図:日本の脳卒中復職スピード

感想:

じぶんは逆だな。
傷病手当金さえなければすぐに復職していたはず。

時間に余裕ができたおかげで 会社への関心が消し飛んでしまった。
\(^o^)/

2016年5月8日

脳卒中のメキシコ系アメリカ人が復職しにくい理由


Mexican Americans are Less Likely to Return to Work Following Stroke: Clinical and Policy Implications.
2016  4月  アメリカ

脳卒中後の復職のしやすさを人種間で比べてみたそうな。


メキシコ系アメリカ人および白人の脳卒中経験者729人について調査したところ、


次のことがわかった。

・27%が脳卒中発症時に仕事に就いていた。

・そのうち40%が90日以内に復職した。

・メキシコ系アメリカ人の復職率は白人の半分以下だった。

・この人種間の差は、神経症状の重さと教育歴を考慮すると小さくなった。

半数以上の脳卒中経験者が90日以内には復職していなかった。メキシコ系アメリカ人の復職率は白人に比べ低かったが、これは神経症状が重いことと学歴の低さによるものだった、


というおはなし。

写真:メキシコ系アメリカ人


感想:

ヒスパニック系アメリカ人のなかで最も多いのがメキシコ系ってことと理解。

これ↓思い出した。
生粋のヒスパニックは脳卒中に強い

2016年3月17日

なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?


Self-rated health and return to work after first-time stroke.
2016  3月  デンマーク

脳卒中のあとの主観的な健康度と復職との関連、および その後の仕事の継続状況を調べてみたそうな。


60歳未満の脳卒中患者590人について、発症後3ヶ月時点での健康度を自己評価してもらい1年後、2年後の復職状況との関連を解析した。


次のことがわかった。

・3ヶ月時点での主観的健康度と1年後 2年後の復職状況は強く関連していた。

・1年後、 50%は復職または求職しながら自活しており、11%は完全退職、39%は療養中だった。

・2年後、 48%が自活(復職or求職中)しており、36%が完全退職、16%が療養中だった。

・3ヶ月時点で療養中だった者の30%は 1年後、2年後には仕事ができるようになっていた。

・3ヶ月時点で復職できていた者の91%は1年後も自活していた。

脳卒中後、仕事ができるようになって自活している者は50%に過ぎなかった。3ヶ月時点での主観的健康度が1-2年後の復職状況に強く関連していた、


というおはなし。

写真:職場復帰

感想:

仕事から完全に退く人が1年間で11%→36%ってことは、差の25% つまり4人に1人は復職できたとしても1年持たない ってことなんだよな。

2016年2月14日

ADL自立の脳卒中患者の復職率がわかった


Return to work after stroke: The KOSCO Study.
2016  2月  韓国

脳卒中の後、機能的に自立レベルにある患者の職場復帰状況を調べてみたそうな。


脳卒中の発症から6ヶ月後、日常生活動作が機能的に自立状態(FIM>120)にある患者933人について調査したところ、


次のことがわかった。

・60.0%が復職していた。

・性別、年齢、教育レベル、合併症が復職に関係していた。

・65歳未満女性と65歳以上男性の復職率は同レベルだった。

・復職できた患者の情動状態は 復職できなかった者よりも良好だった。

機能的に自立状態にあっても復職していなかった脳卒中患者は少なくなかった。復職のためのリハビリテーションが必要だろう、


というおはなし。

図:復職率

感想:

ADL自立と仕事で要求される能力レベルには大きなギャップがあるからな、、

2016年2月1日

血栓溶解治療を受ければ復職できるという根拠


Return to Paid Work after Ischemic Stroke in Patients Treated with Intravenous Thrombolysis.
2016  1月  セルビア

脳梗塞の血栓溶解治療では大きな機能回復が期待できる。

そこで、復職までこぎつけたかどうかを調べてみたそうな。


もともと職に就いていて脳梗塞で入院した279人の患者のうち、
血栓溶解治療を受けた146人と受けなかった133人を約3年間フォローして復職の可否を調べたところ、


次のようになった。

・血栓溶解治療を受けた患者の復職率は42.1%で

・受けなかった患者では33.3%だった。

・関連要因を考慮にいれてなお、血栓溶解治療はフルタイム勤務復帰と関連があった。

血栓溶解治療を受けた脳卒中患者は復職できる可能性が高い、


というおはなし。

写真:復職

感想:

治療リスクに比べ回復メリットの大きそうな患者を厳選しているわけだから こういう結果になるのは当然だと思うんだけどなぁ、、、

2016年1月8日

日本人脳卒中患者の復職率と退職者の特徴


Sickness absence and return to work among Japanese stroke survivors: a 365-day cohort study.
2016  1月  日本

脳卒中で復職できた人 または退職を決断した人の特徴を調べてみたそうな。


脳卒中を経験した日本人労働者382人の医療記録から、発症後フルタイム勤務に戻れるまでの期間および患者の割合を求めたところ、


次のようになった。

・発症からの期間毎の復職率はそれぞれ、60日後→15.1%、120日後→33.6%、180日後→43.5%、365日後→62.4% だった。

・脳内出血は脳梗塞よりも復職までに時間がかかった。

・50歳以上だと若い患者よりも退職決断までの期間が短かった。

・肉体労働者よりもデスクワーカーのほうが退職の決断が早かった。

日本人脳卒中患者の復職率は、脳卒中の種類、年齢によって異なっていた、


というおはなし。

図:職場復帰


感想:

調査対象が大企業社員のみなんだって。世間は中小企業がほとんんどだから実際のところはどうなのかな。
デスクワーカーがサッサと辞める理由がわからないって書いてあった。オレにはわかる気がする、、

2015年11月2日

脳卒中で復職できる人 復職しない人


Factors predictive of return to work after stroke in patients with mild-moderate disability in India.
2015  10月  インド

脳卒中のあと復職すれば経済的 人生満足度的な改善が期待できる。

どんな脳卒中経験者が復職できるのか調べてみたそうな。


もともと職に就いていて、脳卒中の発症から3ヶ月-2年以内、18-60歳でかつ軽症-中等度の障害の患者141人について復職状況を調査したところ、


次のことがわかった。

・52.5%が復職した。

・発症3ヶ月後の生活自立度が高く、若くて 専門性の高い職もしくは会社員だった患者は復職しやすかった。

・不安やウツ、社会的サポートは復職に影響しなかった。


軽-中等度の障害を持つ脳卒中経験者の半数は復職しなかった。これは不安 ウツといった社会心理的な要因よりも障害の程度や職種の影響が大きかった、


というおはなし。

復職に際しての心配事

感想:

読んでて 「復職する意志」を重視しているようなニュアンスを感じて関心を持った。

軽症だからといってすべての脳卒中患者が元の職場への復帰を望んでいるとは限らない と思うんだよね。

2014年10月20日

仕事にもどれるよう療法士さんが職場に来てサポートしてくれるとしたら


The effect of a workplace intervention programme on return to work after stroke: A randomised controlled trial.
2014  10月  南アフリカ

脳卒中経験者の復職のための職場介入実験をやってみたそうな。


18-60歳の脳卒中経験者80人を、次の2グループに分けた。

*療法士(PT,OT,ST)による職場でのリハビリサポート
*病院での復職を想定した従来型リハビリ

それぞれを4週間行い、比較した。

職場介入は療法士が職場に赴き、各人の状況に則した復職サポートを行うプログラムを指す。


次のようになった。

・その後6ヶ月間フォローした時点での職場介入グループの復職率は60%、従来型リハビリでは20%だった。

・職場介入による復職のしやすさは5.2倍だった。

・職場介入グループは日常生活動作や認知機能、QOLのスコアも高かった。


療法士さんが職場におもむいて復職サポートすることで職場復帰の可能性が高まることがわかった、


というおはなし。

復職を諦めた理由
復職がかなわなかった理由の比較も、、


感想:

そこまでしてくれたら雇い主側も心強いだろうね。

2014年8月18日

若年脳卒中経験者の長期的な失業可能性について


Long-term increased risk of unemployment after young stroke: A long-term follow-up study.
2014  8月  オランダ

若年脳卒中経験者の失業リスクについて調べてみたそうな。


18-50歳で脳卒中(TIA,脳梗塞、脳内出血)を発症して入院した患者694人について、8年間の追跡調査をし、同年代の労働人口データと比較した。


次のことがわかった。

・若年脳卒中経験者は失業のリスクが高く、女性では一般人の2.3倍、男性では3.2倍に及んだ。

・特に、入院時の神経症状が重い、入院期間が長いと失業リスクが高かった。


若年脳卒中経験者を8年間フォローした結果、失業リスクが通常より2-3倍高いことがわかった。積極的な復職支援が必要である、


というおはなし。



感想:

案外 すんなり復職したという話をよく聞く。

一方で、復職後すぐに 退職せざるを得ない状況になったという話も耳にする。

2014年7月15日

病気の重大さをよく理解して自分で対処できると考えている患者ほど復職はむつかしい


Factors influencing return to work after aneurysmal subarachnoid hemorrhage.
2014  7月  アメリカ

クモ膜下出血は50歳前後の若年者にも影響を与えうる脳卒中の1つである。

復職は主な回復目標の1つではあるが達成率は低い。

そこで クモ膜下出血後の復職に影響する要因を調べてみたそうな。


クモ膜下出血発症後1-2年の患者134人について、病気認知(病気の重大さと自分の対処能力を見積もる認識度)および機能状態のアンケート調査を行い内容を解析した結果、


次のことがわかった。

・病気認知度が高いと復職可能性が低かった。

・高いレベルの病気認知は復職が失敗する要因だった。

・一方、結婚していることは復職が成功する要因でもあった。


クモ膜下出血患者の病気に対する認識の高さが復職の障壁になっている。復職をうながすためにはこの問題に取り組む必要があるだろう、


というおはなし。


病気認知アンケート(clickで拡大)



感想:

「目の前にこんなにも深刻な問題があって、頼りになるのは自分だけ」ってときに、のんきに通勤してる場合じゃねぇ!って考え方かな。

わかる気がする。

2014年4月25日

軽い脳卒中なのに復職しても仕事が困難になる人は…


Socioeconomic disparities in work performance following mild stroke.
2014  4月  アメリカ

軽度の脳卒中になった若年患者の復職と 社会経済状況との関連について調べてみたそうな。


21人の若年軽度脳卒中患者について認知機能、職種、労働環境等について発症から7ヶ月後までフォローしたところ、


次のようになった。

・単純労働に就く患者はスキルを要する職に就く患者に比べ認知機能評価スコアが明らかに低かった。

・単純労働に就く患者は社会サポート、仕事上の自律性、生産性が著しく欠けていると感じていた。


単純労働に就く社会経済レベルの低い軽度脳卒中患者は、高度なスキルを要する職に就く社会経済レベルの高い患者に比べ復職がより困難である。
障害の見られない軽症の脳卒中であっても 患者をフォローアップすることで復職後の仕事の継続性を改善できるかも知れない、


というおはなし。

写真:復職

感想:

軽い脳卒中だとすぐに復職できるけれど「いままでとなにか違う感」にさいなまれて 仕事の継続が困難になる、ってことなんだと理解。けど単純労働者にその傾向が顕著な理由がわからない。むしろ逆の気がする。単純に収入の問題なのかね。

2013年5月19日

1年半以内に復職できる患者の特徴とは


Functional and occupational characteristics predictive of a return to work within 18 months after stroke in Japan: implications for rehabilitation.
2013  5月  日本

脳卒中患者が1年半以内に復職できる条件を調べてみたそうな。


351人の脳卒中患者について調査したところ、

次のようになった。

・51%が1年半以内に復職できていた。

・復職に有利な要因は以下のとおり

*ホワイトカラー職であること

*失語症でないこと

*注意欠陥がないこと

*歩けること


個人の状況に合った復職リハビリが必要ではないか


というおはなし。




感想:

同じ研究者による日本語の資料があった。

脳卒中患者の復職に対するリハビリテーション科学の関わり
「13分野労災疾病等研究の知見より」

2012年9月14日

入院時 わけのわからないことを言っていた脳卒中患者は復職が難しい


The severity of cognitive deficits predicts return to work after a first-ever ischaemic stroke.
2012  9月  フィンランド




脳卒中後の復職可能性を認知機能の点から調べてみたそうな。



入院まえ就労していた平均年齢52、140人の脳卒中患者について

入院直後と6ヶ月後の神経心理状態を評価した。


それらと復職に関わる他の要因との関連を解析した。





次のことがわかった。




・彼らが教育を受けた期間は平均13年で、59%が男性だった。

・彼らの多くは神経的、機能的にもまったく重症でないにもかかわらず、

・6ヶ月時点での復職は41%のみだった。

・発症初期の認知障害の数だけが、この結果をよく反映していた。







脳卒中発症初期の認知障害が多いと

復職が難しくなることがわかった




というおはなし。

2012年8月3日

脳卒中後すぐに復職できる人の特徴


Returning to Paid Employment after Stroke: The Psychosocial Outcomes In StrokE (POISE) Cohort Study.
2012  7月  オーストラリア

復職できる脳卒中患者の特徴について調べたそうな。


17-65歳で発症1ヶ月以内の脳卒中患者441人について

12ヶ月以内に復職できたかどうかを追跡調査した。


次のことがわかった。

・仕事に就いていた者のうち、75%の患者が12ヶ月以内に同じ仕事に復職できた。


・若くて、発症から1ヶ月時点での日常生活動作が自立できている患者が復職していた。


・仕事のストレスや脳卒中後ウツと復職との関連は見られなかった。


日常生活動作(ADL)のレベルが高い人ほど復職が容易であることがわかった



というおはなし。
図:脳卒中後の日常生活自立度 と復職率

2012年4月27日

大企業の社員だったら復職は超簡単

Enterprise Size and Return to Work AfterStroke. 

2012  4月  デンマーク



脳卒中後の復職と企業規模との関連を調べたそうな。


13178人の脳卒中患者について、
発症直前に勤めていた会社の規模を従業員数で分類し、

・マイクロ法人:1-9人
・小企業:10-49人
・中企業:50-249人
・大企業:250人以上

2年間の復職率を調査した。



その結果、
勤め先の企業規模が大きくなるに従って 
明らかに復職の機会が増える
ことがわかった、

というおはなし。
企業規模と復職可能性

感想:
これを突き詰めると、
非正規雇用者が脳卒中になると
再就労の可能性は限りなくゼロに近くなる、
ということ と理解。

2012年3月14日

脳卒中後の復職を成功させるポイント


Returning to work after a stroke: A retrospective study at the Physical and Rehabilitation Medicine Center "La Tour de Gassies"
2012  2月  フランス




3年以内に脳卒中を経験した人の

復職可能性について調べたそうな。



発症時点で職に就いていた56人の脳卒中経験者に

アンケート調査を行い回答を得た。



次のことがわかった。

・発症時の平均年齢は48歳。

・32%が平均1年半ほどで復職していた。

・一人暮らし、重度の機能障害、言語障害があると復職の妨げになった。

・専門家や産業医の関与があると復職が促された。

・特に自動車運転と復職との関連が高かった。







専門家の助けがあると復職もスムーズになるかも、



というおはなし。

2011年11月21日

復職のための有効なリハビリは、これといって ない


The Effect of Vocational Rehabilitation on Return-to-Work Rates Post Stroke: A Systematic Review.
2011  10月  オーストラリア




脳卒中患者の20%は労働可能年齢である。

脳卒中患者の復職リハビリの効果について調べたそうな。



研究データベースを使って、

復職リハビリに関する信頼のおける研究成果を厳選した。



その結果、

462人の被験者を含む6件の復職リハビリの研究事例が見つかった。


その復職率は12%-49%と幅があり、


どのリハビリ法が効果的であるかについては

結論がでなかった。



復職リハビリについての規模の大きい研究が必要である、


というおはなし。


2011年9月20日

雇用主:仕事にならない奴をお情けで雇うつもりはない


Barriers and facilitators of return to work for individuals with strokes: perspectives of the stroke survivor, vocational specialist, and employer.
2011  8月  アメリカ



脳卒中経験者の復職を阻む要因について調べたそうな。




次の3つの視点から

復職で重視するものについて、意見の聞き取りをした。



・脳卒中経験者(10人)の考え:

運動、認知、コミュニケーションなどの神経機能の回復、

社会や周囲の理解が大切。






・職業専門家(21人)の考え:

障害の回復程度に加えて、

仕事の目的に対して現実的かつ柔軟に適応出来る

個人の能力を重視。






・雇用主(7人)の考え:


障害それ自体はまったく問題ではなくて、

仕事を遂行するための基本的要件を備えているかどうかを重視。







脳卒中経験者と雇用主とを仲介する

復職専門家の活躍が期待される、


というおはなし。







感想:

上の雇用主の考えは、

不当な差別と思われないための建前と思う。




リハビリ病院に居たときに

とても大柄な50代くらいの車椅子の男性が、


『これじゃぁ もう仕事ができない

どうやって生活すればいいんだ... 』  。゚(゚´Д`゚)゚。


って 涙を流していたのを思い出す。

2011年7月21日

若い脳卒中患者は回復が良く、原因はおもに心臓


Correlation of Causes and Outcomes in Stroke in the Young.
2011 7月  タイ




若年脳卒中患者の原因と予後を調べたそうな。


45歳未満(平均年令36歳)の脳卒中患者85人について

その回復具合を1年間追跡した。


・男性患者の4分の3は30歳以後に脳卒中になった。

・女性患者の発症年齢に偏りはなかった。

・53%の患者は心臓に原因(心房細動、僧帽弁狭窄)のある脳卒中だった。

・79%の患者は障害がほとんどないか完全復職することができた。




というおはなし。

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