~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

検索キーワード「一人暮らし OR ひとり暮らし」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示
検索キーワード「一人暮らし OR ひとり暮らし」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示

2025年7月30日

食べていない人ほど死にやすい── 脳卒中を悪化させる“隠れ飢餓”の真実

2025  7月  中国


脳卒中は世界中で多くの命を奪い、たとえ助かっても重い後遺症が残ることが多い病気である。とくに高齢者では、命が助かってもその後の生活の質に大きな影響が出る。

そんな中で、最近あらためて注目されているのが「入院時点での栄養状態」である。脳卒中で救急搬送された時点で、すでに栄養状態が悪い人は少なくない。これは、年齢、持病、食欲不振、生活環境などによって、脳卒中が起きる以前から栄養不良がじわじわ進んでいたことを意味する。

そこで、入院直後の栄養スコアが、その後の生存率や後遺症の重さとどのように関係するかをくわしくしらべてみたそうな

2024年6月10日

一人暮らしは本当に危険なのか?くも膜下出血患者の衝撃の実態

2024  6月  日本


脳梗塞患者にとっては、一人暮らしは予後不良のリスク要因のひとつであることが示されている。その主な原因は、適切な治療が遅れることによる。

動脈瘤性くも膜下出血(SAH)患者においても、一人暮らしが予後不良と関連しているかどうかを評価するために単施設での患者記録をくわしくしらべてみたそうな。

2024年1月18日

衝撃報告!脳卒中再発予防薬の服用、副作用のはざまで

2024  1月  シンガポール


脳卒中の再発は、初発の脳卒中よりも障害や死亡率が高い。

しかし、脳卒中二次予防薬の服薬順守(アドヒアランス)は最適とはいえないことが報告されている。

そこで、急性脳梗塞後の降圧薬,抗血小板薬,スタチン系薬剤の服薬アドヒアランスを評価し,各薬剤別の非服薬行動に関連する因子をくわしくしらべてみたそうな。

2023年8月20日

孤独と怒り:脳卒中後のサイレント・バトル

2023  8月  ギリシャ


脳卒中は頻度の高い死因であり、障害やうつ病の最も一般的な原因のひとつである。

とくにうつ病は脳卒中患者の機能制限、セルフケアの低下、死亡率の上昇と関連している。

これらの患者ではしばしば「怒り」が生じ、回復の過程を阻害する可能性がある。

そこで、脳卒中患者の抑うつ症状の有無、怒りの表出、機能・自立の程度をくわしくしらべてみたそうな。

2023年6月4日

孤独への帰還:脳卒中患者の一人暮らし復帰

2023  6月  日本


脳卒中患者の退院の際には、日常生活動作の能力に加えて、年齢、性別、家族構成、居住地域、社会リソースなどの要因が考慮される。

一人暮らしだった脳卒中患者が再び一人暮らしに復帰するための基準を社会的要因をふくめて日本人についてくわしくしらべてみたそうな。

2023年2月26日

【写真】若年で脳梗塞になる日本人

2023  2月  日本


この数十年の間に、日本人の生活状況は劇的に変化している。

しかし、若年成人の生活状況と脳梗塞リスクとの関係を示すデータはほとんどない。

そこで、若年成人における生活状況や配偶者の有無、脳梗塞の危険因子、病因、転帰についてくわしくしらべてみたそうな。

2021年1月5日

脳卒中後の「孤立」で海馬の再生力が低下

2020  12月  アメリカ


社会的孤立と孤独は脳卒中のリスク因子である。
国勢調査では、65歳以の女性が一人暮らしをしている可能性が高いことが示されている。

しかし、高齢女性での孤立の影響メカニズムについては十分にわかっていない。

近年、社会的孤立がマイクロRNAの発現に反映されているとする報告が続いているので、脳卒中後の孤立との関連を動物実験でたしかめてみたそうな。

2020年11月15日

[日本人]一人暮らしや夫婦だけの脳梗塞予後

2020  11月  日本


日本人の高齢化にともない一人暮らしまたは配偶者とのみ同居の世帯が増えている。

これらが脳梗塞患者の短期予後に影響するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年3月28日

[日本人] 毎日風呂に浸かると脳内出血ふせげる


Habitual tub bathing and risks of incident coronary heart disease and stroke
2020  3月  日本

浴槽浴(tub bathing)は血行動態を改善することで脳卒中などの心血管疾患の予防効果があると考えられている。しかし、心血管疾患リスクに関して浴槽浴の長期的な効果の研究はないのでくわしくしらべてみたそうな。

2019年10月12日

Circulation誌:犬飼ってると脳卒中でも死なない


Dog Ownership and Survival After a Major Cardiovascular Event A Register-Based Prospective Study
2019  10月  スウェーデン

脳卒中など心血管疾患のあとの、うつや一人暮らし、社会的孤立で死亡リスクが高くなることが知られている。

犬などのペットを飼うと身体活動レベルが上がり、孤独やうつが癒やされ、血圧やストレスの低下につながると考えられる。

ペットを飼うことと心血管疾患による死亡リスクのこれまでの研究はサンプル数がすくなく結論も一致していない。

そこで、犬に限定して大規模にしらべてみたそうな。

2019年6月18日

恥ずかしくて病院にゆけない 脳卒中かもしれんけど


Reasons for delayed admission after stroke- results of a qualitative and quantitative survey
2019  5月  ドイツ

急性脳梗塞の再灌流治療には時間制限があって早ければ早いほど効果的と考えられる。

ひとつのタイムリミットである4.5時間以内に入院できる患者は全体の3分の1にとどまりその割合は20年間かわっていないという。

一人暮らしや症状が軽いばあいに病院到着が遅れがちであることがわかっていて、早期の入院をうながすための知識を啓発するキャンペーンがおこなわれている。

病院到着が遅れる患者の感情面での要因、たとえば 怖れ、拒絶、遠慮 などとの関連についてくわしくしらべてみたそうな。



まず病院到着に4.5時間以上かかった脳梗塞患者15人に面談して感情面でのテーマ分析をおこないアンケートを作成した。

このアンケートをつかって、
100人の患者(4.5時間以内30人、4.5時間超え70人)について定量評価をこころみた。



次のことがわかった。

・時間内到着にくらべ遅れてきた患者のおおくは、自分自身で症状に気づいていた。

・かれらにもっとも共通した感情は、確信のなさ(uncertainty)と恥ずかしさ(shame)だった。

・そして続くアクションとしてほとんどが 様子見(waiting)をえらんだ。

・彼らの脳卒中に関する知識レベルは中程度であったが知識に自信がないわけではなかった。

・脳卒中知識の情報源として雑誌が51%で医師からが26%だった。

・自由回答式ではない選択式の問いに関しては高い知識レベルを示していた。

自分自身で症状に気づいたあとの恥ずかしさと現状への確信のなさが病院へ遅れるおもな理由だった、


というおはなし。
図:はずかしい



感想:

「人様に迷惑をかけるな」「他人を巻き込まずに一人で氏ね」といったフレーズをさいきんよく目ににする。

だから手がしびれて舌がもつれるくらいで救急車は呼べない、恥ずかしくて。
nature.com:身内ほど救急車を呼ばないパラドックス

脳卒中なのに救急車を呼ばない理由

2018年9月23日

高血圧と認知症の関係


Hypertension and High Blood Pressure Are Associated With Dementia Among Chinese Dwelling Elderly- The Shanghai Aging Study
2018  9月  中国
高血圧症の罹患率は世界的に高く、成人の3分の1、65歳以上の3分の2に及ぶ。

いっぽう血圧が低いと認知症リスクが高まるとする報告もあり、高血圧と認知症との関連については結論がでていない。

そこで中国人を対象に血圧と認知機能との関連を大規模にしらべてみたそうな。


60-85歳の上海住民3327人について医療記録から高血圧症の診断の有無をしらべ、さらに早朝の血圧測定を行い、
認知機能テストの結果(正常、認知障害、認知症)との関連を解析したところ、


次のようになった。

・認知症患者に占める高血圧症の割合は76.5%とあきらかに高く、次いで認知障害の59.3%、認知正常の51.1%だった。

・年齢、性別、教育歴、一人暮らしなどの関連要因を考慮にいれてなお、高血圧歴、高血圧の期間、高血圧の重症度が認知症リスクと正の相関を示した。

・これらは早朝測定の収縮期/拡張期血圧についても同様の関連を示した。

高血圧だと認知症になりやすいのかも、、


というおはなし。

図:高血圧と認知症リスク


感想:

高すぎても低すぎてもいけないんだろね↓きっと。
脳梗塞のあと認知障害をふせぐ血圧がわかった

2018年8月5日

孤独感 社会的孤立と 脳卒中


Loneliness, social isolation and risk of cardiovascular disease in the English Longitudinal Study of Ageing
2018  8月  イギリス

孤独感や社会的孤立が脳卒中など心血管疾患のリスクを上げるとする報告が増えている。

孤独感や孤立による喫煙や運動不足、自己肯定感の低下、急性ストレスへの反応変化がそのメカニズムとして考えられている。

主観的な孤独感と客観的な人的関係量のどちらがよりおおきく影響するのか、
イギリス住民を対象とした大規模調査ELSAの記録からしらべてみたそうな。


50歳以上の男女5397人について2004-2010の脳卒中と心血管疾患の発生をフォローした。

孤独感(loneliness)スコアは、孤独感を感じる頻度に関する3種類の質問に1-3点で評価、最大9点。

社会的孤立(social isolation)スコアは、一人暮らし、 子や親戚、友人に会う機会が月1未満、なんらかの社会組織に属さないなどを評価し 最大が6点とした。


次のようになった。

・571人が心血管疾患になった。

・他の要因を考慮にいれても、孤独感があると心血管疾患リスクが1.27倍になった。

・社会的孤立スコアは心血管疾患リスクと関連はなく累積効果もなかった。

孤独感はそれだけで冠動脈疾患や脳卒中のリスクとなり得た、


というおはなし。
図:孤独

感想:

独りで寂しそうにみえるひとでも、本人が寂しいと思っていなければ脳卒中的には問題ではないってことか。

[孤独]の関連記事

2017年7月26日

くも膜下出血で突然死する人の特徴


Risk Factors of Sudden Death From Subarachnoid Hemorrhage
2017  7月  フィンランド

くも膜下出血患者の4人に1人は入院することなく突然に死亡するといわれている。
ところがくも膜下出血についての研究のおおくは入院患者について行われているため患者選択のかたよりが避けられない。

フィンランドでは突然死にはすべて検死解剖が義務付けられている。そこで くも膜下出血が原因で突然死した者と入院した患者とのリスク要因の違いをしらべてみたそうな。


フィンランド人65521人を20年ほどフォローした研究記録を解析したところ、


次のことがわかった。

・くも膜下出血で98人が突然死して445人が入院した。

・喫煙量が増えるにしたがい入院よりも突然死するリスクのほうが高くなった。

・同様に収縮期血圧が高くなるほど突然死リスクが上がった。

・一人暮らしは突然死リスクが高く、入院のリスクは上がらなかった。

・50歳未満で標準血圧 非喫煙者のくも膜下出血での突然死例はなかった。

くも膜下出血の突然死リスクは喫煙や高血圧、一人暮らしの者で高かった。50歳未満 標準血圧 非喫煙者での突然死は極めて稀といえる


というおはなし。
図:くも膜下出血で突然死 血圧と喫煙
右:突然死、実線:喫煙、黒:高血圧


感想:

病院へ間に合わなくて死亡するのではなくて、それまで動脈瘤はおろか何の心血管症状もなかった元気なひとがいきなりくも膜下出血で死ぬんだって。

ポックリ逝きたければ ひとり暮らしで高血圧は放置、たばこを吸いながらその時を待て ということ。
脳卒中で突然死 若年者のばあい

2016年12月16日

結婚回数と脳卒中後の生存率


Marital History and Survival After Stroke
2016  12月  アメリカ

脳卒中になったとき結婚しているかどうかがその後のサポートや予後に大きく影響すると言われている。

そこで結婚歴と脳卒中後の生存率との関連を調べてみたそうな。


脳卒中を経験した2351人について5年間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・この間に1362人死亡した。

・配偶者が健在の患者と比べたときの脳卒中死亡リスクは生涯独身者で1.55倍、再婚者で1.22倍、離婚で1.22倍、死別だと1.32倍だった。

・さらに死別や離婚を繰り返し結婚回数が増えると 現在の結婚状況にかかわらず生存率が明らかに低くなった。


脳卒中患者の結婚歴はその後の生存率と関連していた、


というおはなし。

図:結婚歴と脳卒中生存率

感想:

これ↓思い出した。
脳梗塞後の一人暮らし 早く亡くなるのは女か男か

2016年9月16日

脳卒中のあとのうつは最初の3ヶ月に集中する


Incidence of Depression After Stroke, and Associated Risk Factors and Mortality Outcomes, in a Large Cohort of Danish Patients
2016  9月  デンマーク

脳卒中後のうつの研究は これまで規模の小さいものが多かった。

そこで 脳卒中とうつとの関連を大規模に調べてみたそうな。


デンマークの脳卒中患者157243人と年齢性別の一致する健常者160236人について2年間フォローしたところ、


次のことがわかった。

・脳卒中患者の25.4%が、健常者の7.8%がうつと診断された。

・脳卒中患者のうつの半数以上は最初の3ヶ月間に集中し、この期間でのうつ発生率は健常者の8.99倍だった。

・年齢、女性、一人暮らし、糖尿病、うつ歴、重症度が脳卒中後うつに関連していた。

・うつに関連した死亡率は、健常者グループのほうが脳卒中患者よりも倍ちかく高かった。

脳卒中後のうつは珍しくなく はやい時期に集中し 死亡率の高さとも関連していた、


というおはなし。
図:脳卒中後うつ

感想:

椅子に座っているのに 床を突き抜けて身体全体が地面に沈んでゆくような気分の落ち込み、、しいて言えば。

2016年7月21日

脳梗塞後の一人暮らし 早く亡くなるのは女か男か


Living alone predicts mortality in patients with ischemic stroke before 70 years of age: a long-term prospective follow-up study.
2016  5月  スウェーデン

一人暮らしは心筋梗塞後の死亡率の上昇を招くことがわかっている。脳卒中ではどうか さらに男女での違いについて 調べてみたそうな。


平均年齢57、600人の脳梗塞患者と健常者600人について9年ほどフォローしたところ、


次のことがわかった。

・28%が一人暮らしだった。

・患者の一人暮らし死亡率は36%  同居人ありだと17%で、

・健常者ではそれぞれ 15%、9%だった。

・この関連は男性でのみ明らかで、女性では確認できなかった。

一人暮らしだと脳梗塞男性の長期的死亡率がおおきく上昇した、


というおはなし。

図:一人暮らしと脳卒中死亡率

感想:

なぜ女性は一人暮らしに強いのか?
脳卒中の高齢一人暮らしがすぐに死んでしまう理由

2016年5月2日

脳卒中の高齢一人暮らしがすぐに死んでしまう理由


Reversal of the Detrimental Effects of Post-Stroke Social Isolation by Pair-Housing is Mediated by Activation of BDNF-MAPK/ERK in Aged Mice.
2016  4月  アメリカ

社会的な孤立は脳卒中死亡率に関連する。

高齢者を想定して、高齢ネズミをつかってこのメカニズムを調べるべく実験してみたそうな。


3週間 2匹ずつペアで飼った高齢ネズミ計140匹を人為的に脳梗塞にして、

*1匹飼いの孤立グループと
*引き続きペアのグループに分けた。

3日後、3週間後の死亡率、神経症状、梗塞の体積およびシナプス可塑性に関する84種の遺伝子を調べたところ、


次のことがわかった。

・3日間死亡率 7.1% vs. 14.2%、 3週間死亡率 19.0% vs. 28.5% でいずれも孤立グループが高かった。

・梗塞の体積は明らかに孤立グループで大きかった。

・感覚運動障害および学習、記憶能力がペアグループで大きく改善した。

・シナプス可塑性に関するいくつかの遺伝子の発現が両グループで異なっていた。

・ペアグループでは脳由来神経栄養因子BDNFが増加しミエリン構成タンパク質を調整していた。

脳卒中のあとの社会的な孤立による死亡率の上昇、神経症状の悪化、梗塞の拡大、特徴的な遺伝子発現、BDNFレベルの低下が確認できた、


というおはなし。

図:BDNF同居

感想:

これ↓思い出した。
一人暮らしの男性脳卒中経験者はなぜ長生きできないのか?

2015年4月6日

脳卒中のあと自殺にトライした患者の特徴


Poststroke suicide attempts and completed suicidesA socioeconomic and nationwide perspective
2015  4月  スウェーデン

脳卒中のあと自殺を試みた患者の特徴を調べてみたそうな。


22万人あまりの脳卒中患者を4年間ほどフォローしたところ、

2015年2月22日

脳卒中のあと どんな人が抑うつを感じるのか


Acute phase factors associated with the course of depression during the first 18 months after first-ever stroke.
2015  2月  ノルウェー

脳卒中のあと18ヶ月間の抑うつレベルに影響する初期の要因について調べてみたそうな。


94人の脳卒中患者について、発症後15日および6,12,18ヶ月後に面談調査した結果、


次のことがわかった。

・抑うつレベルは18ヶ月間 ほぼ一定だった。

・急性期に身体機能の低い、発症時に一人暮らし または失業中の患者は 抑うつスコアが高かった。


脳卒中の早い段階からの精神心理的サポートが必要かも知れない、


というおはなし。
抑うつ


感想:

影響要因に「一人暮らし」や「失業中」が入っていると なんとなく解決可能な問題に思えてくる。

ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *