元
Factors, trends, and long-term outcomes for stroke patients returning to work- The South London Stroke Register
2019 3月 イギリス
脳卒中の4分の1は労働可能年齢者で、脳卒中を経験したかれらは一般人よりも失業する可能性が3倍になるという。
脳卒中ののち復職する者を長期にフォローをした調査はすくないのでやってみたそうな。
ロンドンの脳卒中患者データベースをつかって、
1995-2014の患者5609人について、1,5,10年後の就労状況を調べたところ、
次のことがわかった。
・940人が脳卒中の直前まで職に就いていて、かれらのうち19%が3ヶ月後に復職していた。
・その率は、1年後では18%、5年後12%、10年後3%に低下した。
・機能的に自立していて入院が短い患者は早くに復職していた。
・若い患者は 5年後、10年後に就労しつづけていることがおおかった。
・非肉体労働者は10年後の就労可能性がたかかった。
・早くに復職した者ほど5年後、10年後の就労可能性がたかかった。
・機能的に自立状態にあった患者のうち、1年後に48%、5年後42%、10年後28%が就労していた。
・不安やうつの程度がひくくQoLの高いことが1年後の就労と関連していた。
機能的に自立しているほど復職しやすいと考えられるいっぽう、かれらのうち非常におおくの者が復職していなかった、
というおはなし。
感想:
しごとやめたいけど踏ん切りがつかない、、とおもっている人にとって ほどほどの脳卒中は絶好の機会。だから復職しないのだとおもう。
復職後 なん年間仕事を続けられるのか 日本で